2008年03月15日

Toby Beau『My Angel Baby』

Eagles、Pocoあたりがお好きな方へオススメ!☆Toby Beau『My Angel Baby』

発表年:1978年
ez的ジャンル:Eaglesフォロワー系カントリー・ロック
気分は... :イナたい音がキキタイデス!

今週はバタバタ状態で、ブログもさぼり気味です。
今月末まではこんな状態が続くのかも?

忙しいということは、仕事が回っている証拠なので大変有り難いのですが、それでブログを更新できないと何かスッキリしないし、寝つきが悪かったりします(笑)

きっと、趣味ブログの記事を書いていると、その瞬間は仕事のことを忘れて好きな音楽のことに没頭できるので、脳内から快楽ホルモンが出まくり、気持ちもリセットできるのでしょうね。その意味では、忙しくても記事を書くくらいのゆとりが持てればいいのですが...なかなか難しいですな。

今日はなんかのんびりした音楽が聴きたいですね。
ということでセレクトしたのが、Toby Beauのデビュー・アルバム『My Angel Baby』(1978年)です。

今時Toby Beauを聴く人は、あまりいないのかもしれませんね。

Toby Beauは、テキサス出身の5人組ロック・グループ。1978年にデビュー・アルバム『My Angel Baby』(オリジナルのタイトルは『Toby Beau』)が全米ポップ・チャート第13位のヒットとなり、注目を浴びました。

この時点のメンバーは、Balde Silva(vo、g)、Danny McKenna(g)、Steve Zipper(b)、Rob Young(ds)、Ron Rose(g、bango)の5人。

しかし、1979年の2ndアルバム『More Than A Love Song』リリース後にBalde Silva(vo、g)以外のメンバーは、グループを去ってしまいます。こうしてBalde Silvaのソロ・プロジェクトとなってしまったToby Beauは、1980年に3rdアルバム『If You Believe』をリリースして、その歴史にピリオドを打ちました。

AORファンの支持が高い『If You Believe』も悪くないですが、個人的には『My Angel Baby』がダントツに好きですね。特に、シングル「My Angel Baby」は(聴いたのは後追いですが)青春の思い出の1曲であり、思い入れが強いんですよね。今でもこの曲を聴くと、青春の甘酸っぱい味がしてきます。

アルバム全体としては、Eagles、Pocoをもう少しアーシーにした感じですかね。このイナたさがいいんですよねぇ。なんて書きながら、Eagles、Poco共に一度も記事にしたことがない僕がこのような説明をしても、あまり説得力がないのかもしれませんね(笑)Eagles、Pocoは、たまたま記事をエントリーする機会を逸しているだけなので、そのうち紹介します...

正直、僕の苦手なイモ臭いカントリー調の曲もありますが、古き良きウエスト・コースト・ロックの魅力を堪能できると思います(テキサスのグループですが)。

このデビュー・アルバム当時、メンバーの平均年齢は20歳より下だったらしいです。10代でこのサウンドは少し早熟って感じですな。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Moonshine」
オープニングは、ウエスト・コーストの香り漂うロック・チューン。聴いていると、気持ちが晴れ晴れとしてきます。

「Same Old Line」
美しいハーモニーを聴かせてくれるカントリー・ロック。平均年齢10代のグループというより、40代のグループが演奏しているようです(笑)

「Into The Night」
Eaglesが好きな人は気に入る曲なのでは?Glenn Freyあたりがリード・ヴォーカルをとるとピッタリな気がします。

「My Angel Baby」
僕にとって永遠の名曲。イントロのギターを聴いただけで涙が出てきそうでウルウルになります。サビの♪But you're my Angel Baby〜♪Yes, you're my Angel Baby〜♪ の部分では、さらに感情が高ぶってきますね。曲、演奏、ヴォーカル&コーラス全てが完璧なミラクルな1曲だと思います。

「Westbound Train」
アーシーな仕上がりのカントリー・ロック。この曲はウエスト・コーストというより、スワンプしていますね。

「Buckaroo」
ウエスト・コースト・ロック好きにはたまらない、爽やかなメロディ&コーラスのアコースティック・チューン。パーカッションの心地良いリズムも僕好み。

「Watching The World Go By」
この曲も(良い意味で)40代グループが演奏しそうな激シブのカントリー・ロック。

「Wink Of An Eye」
最初はのんびり、ゆったりムードのカントリー・ロックなのが、徐々に盛り上がってくる感じが好きです。

「Broken Down Cowboy」
ハーモニーの美しさを堪能できる1曲。ライブで聴いたら、かなりグッときそうな1曲ですね。

今回紹介した1stを聴きたいと思った方は、ベスト盤『My Angel Baby: The Very Best of Toby Beau』をゲットするのがお得かもしれません。ベストと言いつつ、本作『My Angel Baby』が全曲収録されており、それに2ndから2曲、3rdから2曲がセレクトされています。
My Angel Baby: The Very Best of Toby Beau
My Angel Baby: The Very Best of Toby Beau

機会があれば、3rd『If You Believe』も紹介しますね。
本作とは全然印象が異なるAORテイストのアルバムです。
posted by ez at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック