発表年:1976年
ez的ジャンル:コンテンポラリー系ファンク
気分は... :ホップ・ステップ・ジャンピングー♪
昨日は仕事の後に、新橋のホールで某落語家の独演会を鑑賞。
約2時間笑いと巧みに溢れた楽しい時間を堪能してきました。
昨日は人前で話をする仕事の後だっただけに、話術や仕草の巧みさはかなり勉強にもなりましたねぇ。
しかも、独演会終了後の後援会の呑み会にまで参加してしまい、師匠本人と会話する機会にも恵まれラッキーでした。
さて、今回は2回目の登場となるThe Commodoresです。
今日紹介するのは、1976年リリースのアルバム『Hot on the Tracks』☆
ファンク・グループThe Commodoresの魅力は、ご機嫌なファンク・ナンバーと美しいスロウのバランスにあると思います。
そんな魅力を最も堪能できるのが、今日紹介する『Hot on the Tracks』(1976年)、前回紹介した『Commodores』(1977年)の2枚なのでは?
「Still」、「Lady (You Bring Me Up) 」といったバラード・ヒットの印象が強い後期やLionel Richieのソロ活動は、あまり好きではありません。
それらと比較すると、『Hot on the Tracks』、『Commodores』の仕上がりは格別という気がします。
個人的には、『Hot On The Tracks』には「Just to Be Close to You」、
『Commodores』には「Easy」という名曲が収録されている要因がかなり大きいのですが(笑)
「Just to Be Close to You」は、この曲を巡る恋愛話だけで記事が一本書けるほど、個人的に思い出深い1曲です。聴いているだけで、特別な感情がグッと押し寄せてきます。
結果的に、「Just to Be Close to You」の大ヒットが、Lionel Richieのバラード・モードにスイッチを入れることになります。
ただし、本作においてスロウ・チューンは僅かで、基本的にはファンク・アルバムに仕上がっているのでご安心を!
オススメ曲を紹介しときやす。
「Let's Get Started」
ディスコ・チャートにもランクインしたファンキー・チューン。難しいことを考えずに、頭の中を空っぽにして踊りましょう!
「Girl, I Think the World About You」
「Just to Be Close to You」に続く僕のお気に入り曲。Hip-Hopファンには、De La Soul「Buddy」のサンプリング・ネタとしてお馴染みの曲ですね。De La Soulも大好きな僕としては、このイントロを聴いただけでグッときますねぇ!純粋に曲としても、魅力的なミッド・チューンに仕上がっています。
「High on Sunshine」
ビタースウィートな仕上がりのメロウ・チューン。甘さをこの程度に抑えているLionel Richieはいいですね。De la Soul「Sunshine」、Fat Joe「Walk on By」、A Tribe Called Quest feat. Erykah Badu「ICU (Doin' It) 」でサンプリングしています。
「Just to Be Close to You」
本作のハイライト。シングル・カットされ、R&Bチャートの第1位、ポップ・チャート第7位のヒットとなりました。学生の頃、オリジナル・ヴァージョン以上にライブ・ヴァージョンが好きで、よくテープで聴いていたのを思い出します。当時はブートレッグからの録音と聞かされていたのですが、今思うと『Commodores Live! 』(1977年)のヴァージョンだったのかも?
Al Hudson、Trey Lorenz等がカヴァーしていますね。個人的にはAl Hudsonのカヴァー(1993年)をよく聴きました。
「Fancy Dancer」
最高にカッチョ良いファンキー・モードのミッド・グルーヴ。シングル・カットされ、R&Bチャートの第9位となりました。Commodoresを敬遠している人にぜひ聴いて欲しい1曲です!
「Come Inside」
「Captain Quickdraw」
「Can't Let You Tease Me」
Commodoresって意外と粘っこいグルーヴ感が魅力だと思います。そんな魅力を堪能できるファンキー・グルーヴ3曲。(エド・はるみ風に)♪ホップ・ステップ・ジャンピングー♪グーググーググーd(^ ^)b
ジャケはダメダメなのが残念ですね(笑)
そこから「Machine Gun」まで遡って聴いたときはカッコ良くてビックリした記憶がありますね〜。
あと、大声で言えないんだけど実はLionel Richieのバラードも大好きだったりします!(「Lady」はバラードなのかなぁ)
それと、ウ〜ン、このジャケは確かにダメダメだ。恐ろしく中途半端ですねえ。なんかC級ロックバンドみたいだな。
ありがとうございます。
僕の場合、「Machine Gun」はザ・ファンクスのテーマ「スピニング・トゥ・ホールド」として、子供の頃聴いていました(笑)
> 実はLionel Richieのバラードも
大声で言ってくださいね(笑)
僕が後期CommodoresやLionel Richieに馴染めない理由は、バラードのウエイトが高いという点です。なので、楽曲自体はそれほど悪いとは思いません。僕には甘さが少し強すぎますが。