2005年11月06日

Angie Stone『Stone Love』

チャーミングでパワフルな歌う肝っ玉母さんAngie Stone『Stone Love』
ストーン・ラヴ
発表年:2004年
ez的ジャンル:肝っ玉母さん系ダイナマイトソウル
気分は... :年齢不詳?

他人からよく年齢不詳の奴だと言われる。(社交辞令も含めて)良く解釈すれば、“若々しい”ということだし、悪く解釈すれば、“年相応の深みがない”、“まだまだ青い”ということだと思う。見た目だけではなく、そういった面はこのブログの投稿でもあるのかもしれないね? 自分でも過去の投稿を読み返して、“XX歳の奴が書く文章じゃねぇなぁ”とよく思うことがある。でも、きっと死ぬまでこのキャラが直ることはないし、まっイイか!

年齢不詳と言えば、今日紹介するAngie Stoneも同じだ。一躍脚光を浴びたソロ・デビューアルバム『Black Diamond』の発表が1999年だし、D'Angeloの奥方だったんだから、そんな年齢でもないでしょ!と思う人もいるかもしれないけど、彼女は70年代後半には女性ラップグループの先駆け的存在Sequenceでデビューしている。D'Angeloが1974年生まれであることを考えると、何歳年上の姉さん女房だったの?とちょっと想像してしまう(;¬_¬)

まぁ、そんなゴシップネタは置いておいて、1st『Black Diamond』、2nd『Mahogany Soul』(2001年)、3rd『Stone Love』(2004年)と充実作を連発してくれる歌う肝っ玉母さんである(ちなみに1stアルバムのタイトルにあるDiamondとは彼女の娘の名前デス)。最近ベスト盤も出たけど、これだけオリジナルが充実しているんだから、ベストよりもオリジナルアルバムでしょ!どれもオススメですが、一番最近のアルバムということで『Stone Love』を取り上げマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「I Wanna Thank Ya」
Snoop Doggをフィーチャ−したシングルカット曲。ウェッサイ系らしいスムースなナンバー。Debarge「All This Love」 、Joyce Sims「Come Into My Life」ネタ。

「U-Haul」
Missy Elliottプロデュースのとってもコクのあるソウルナンバー。深いねぇ〜!

「Stay for a While」
若手実力派Anthony Hamiltonとの共演ナンバー。AnthonyとAngieのソウル魂を堪能できマス。

「Lovers' Ghetto」
アルバムで一番のお気に入りのとってもキャッチーな曲。Hip-Hopファンにはお馴染みDynasty「Adventures In The Land Of Music」ネタ。僕はカナリDynasty好きデス。

「You're Gonna Get It」
娘Diamond Stoneの参加のスロー。娘を前にしなやかなボーカルを披露してくれマス。Delfonicsの名曲「La La Means I Love You」ネタというのも嬉しい限り。

「You Don't Love Me」
Curtis Mayfield「We'Ve Only Just Begun」ネタの味わい深いスロー。サザン・ソウルの香りが漂いマス

「Remy Red」
ラテン・フレイバーのミディアムナンバー。ディープなナンバーが多い中で、このライト感覚の曲は箸休めのようにいいアクセントになってマス。

「That Kind of Love」
マイアミソウルの女王Betty Wrightをフィーチャーしたミディアム・ナンバー。こうした大物と共演しても、全然貫禄負けしないところがAngieの凄さ!Dramatics「(I'm Going By)The Stars In Your Eyes」ネタ。

Angieと別れたD'Angeloはすっかり堕落した日々を送っているらしい。Fleetwood Mac『Rumours』の時にも書いたけど、やはり女性の方が強くて、前向きなのかもね!
posted by ez at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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