発表年:1979年
ez的ジャンル:チャーミング系女性シンガー
気分は... :僕の女神だったのかも???
Nicoletteは僕の女神だったのか?
急に思い出したんだけど、僕は中学時代、部屋にNicolette Larsonの特大ポスターを貼っていた。確か、CDの裏ジャケットと同じフォトを使ったものだったと記憶している。なんでアイドルや他のアーティストでもなくNicoletteだったのか、自分でもよく憶えていないr(・_・;)当時、彼女がとっても可愛らしくチャーミングな女性であったという印象はあるが、熱狂的なファンだったという自覚はないんだよねぇ。なんでだろう?
ポスターはともかく、昔から彼女の音楽のファンであったことは変わりはない。特に、彼女の明るくかつナチュラルな雰囲気とウエストコースト・サウンドのマッチングが好きだったんだと思う。アルバムで言えば、ヒット曲「Lotta Love」を含むデビューアルバム『Nicolette』(1978年)も好きだけど、僕の大のお気に入りは2nd『In The Nick Of Time』デス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Dancin' Jones」
オープニングにふさわしいゴキゲンなナンバー。ホーンセクションも含めてソウルフルな仕上がりデス。なんと元Doobie BrothersのTom Johnstonがコーラスで参加してマス。後述の「Let Me Go, Love」にはMichael McDonaldも参加しているし、Doobie Brothersファンには嬉しい限りデス。
「Let Me Go, Love」
このアルバムで一番のお気に入り☆Michael McDonaldとのデュエットによるメロウナンバー。僕が他人に無理やり聴かせる曲の1つデス。以前紹介したMichael McDonaldの1stソロ作『If That's What It Takes』(1982年)を予見するかのような見事な出来なんだよね!Nicoletteは、プロデューサーが同じTed Templemanということもあって、Doobie Brothersの大ヒット作『Minute By Minute』(1978年)収録の「Sweet Feelin'」にも参加してマス(この曲ではMichael McDonaldではなく、PatriK Simmonsとのデュエットだけど)。
「Rio de Janeiro Blue」
甘く危険な香りが漂うラテンフレイバーのお洒落なAORナンバー。
「Breaking Too Many Hearts」
タイトルからもわかるとおり失恋の歌なんだけど、Nicoletteが歌うと歌詞とは裏腹に傷心の心を明るく笑いとばしてしまう力強さがみなぎっている?
「Fallen」
微妙な女性の恋心の歌。とってもメロウ&スウィートでも切ない胸キュンナンバー。なんか思わず抱きしめたくなっちゃうよね!
「Back in My Arms」
Supremesの1965年の大ヒット曲のカヴァー。モータウンのヒット曲のキャッチーさとNicoletteの明るい雰囲気の相性バツグンです!
「Isn't It Always Love」
Karla Bonoffのカヴァー曲。オリジナルは彼女の1st『Karla Bonoff』に収録。竹内まりやも2ndアルバム『University Street』(1979年)でカヴァーしてます。Nicoletteはわりとライトタッチな仕上がりでカヴァーしてヤス。ちなみにKarla Bonoffの2ndアルバム『Restless Nights』も大好きなアルバムなので、近々紹介しますね。
「Trouble」
この年に死亡したLittle Feetの中心人物Lowell Georgeへの追悼曲。あまり湿っぽくならず、Nicoletteらしくサラっとと歌い上げるところがらしいです。
Nicoletteの歌声を聴いているうちに、やっぱりNicoletteは僕の女神様だったように思えてきた...男って単純だよね\(__ )