録音年:1965年
ez的ジャンル:ファンキー・オルガン・ジャズ
気分は... :.なぎらサンに憧れマス
僕はB級グルメが大好きだ。
商店街の有名でもないラーメン屋で、一人でギョーザとメンマをつまみながら瓶ビールなんてパターンが大好きだ。これからの時期だと、新橋あたりでやきとん4〜5本と煮込みで熱燗2本程度を30分〜45分くらいでさっと飲み食いするのがお気に入りだ。家でも自分で変てこな激安オリジナルメニューを開発したりする。某テレビ局の節約グルメに対抗できるかも?
そんなB級グルメ好きの僕にとって、憧れの存在が“下町のB級グルメ王”なぎら健壱だ。B級グルメで一杯やりながら、日々自然体で楽しくユル〜く過ごしているカンジにとっても憧れる。テレビで観ている限り、単に飲むのが好きなオヤジなんだけど、その姿に飲んだくれの格好悪さが全然なく、とってもお茶目で粋なカンジなのが不思議なんだよねぇ。僕もあんなオヤジになりたいねぇ!
さて、久々のJazzデス。なんかオルガン・ジャズが急に聴きたくなってきた。
オルガン・ジャズっていうのも、下町グルメのようなB級感が感じられてイイよね!ジャズのオルガン・プレイヤーと言えば、Jimmy Smithが真っ先に頭に浮かぶかもしれない。僕も一番コレクション枚数が多いオルガン・プレイヤーは彼だ。でも、一番聴く回数が多いオルガン・ジャズのアルバムは“Big” John Patton『Let 'Em Roll』である。
正直、John Pattonついて大して知らなかったが、ギターにGrant Green、ヴィブラフォンにBobby Hutchersonという大好きなミュージシャン二人が参加していたのと、B級感溢れる怪しげなジャケットに惹かれて何となく購入した記憶がある。このアルバムはジャズの名盤ではないが、好アルバムだとは思う。Jazz好きには後回しにされやすいと思うけど、案外聴きやすくて、カッチョ良いアルバムだと思いマス。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Let 'Em Roll」
開放感タップリのファンキーなオープニング曲。いきなりとってもオルガン・ジャズっぽくてグッド!Grant Greenのギターも楽しげデス。
「Latona」
アルバムで一番お気に入りのラテンフレイヴァーな曲。この曲を聴きたくて、このアルバムを聴く回数が多くなるのだと思う。全体的に陽気なグルーヴ感がたまりません!特に、Bobby Hutchersonのお洒落なvibeがイイっす!
「Shadow of Your Smile」
アカデミー賞歌曲賞も受賞した映画「いそしぎ」の主題歌のカヴァー。甘く気だるいムードたっぷりなのが好きです。
「Turnaround」
Lee Morganの大ヒット曲「The Sidewinder」そっくりのジャズ・ロック・ナンバー。オリジナルはHank Mobley。John Pattonのオルガン・プレイを堪能できマス。
「Jakey」
疾走感溢れるカッチョ良いナンバー。昔のアクション映画のバックなんかに流れているとピッタリかも?刑事が犯人を追いかけているシーンなんか思い浮かぶねっ!
最近、ゆずみそにハマってます。誰かおすすめメニューを教えてチョ!
これはリラックスして聴くのに最高です。
オルガンにヴァイブを組み合わせる事を
考えた人偉い!!
ありがとうございます。
John Patton好き!という人に出会う機会が少ないので嬉しいです。
特に本作はGreenのギター、Hutchersonのヴァイヴも加わりサイコーですね。