2021年07月25日

Jam & Lewis『Volume One』

なんとこれが1stアルバム☆Jam & Lewis『Volume One』

発表年:2021年
ez的ジャンル:名プロデュース・チーム系R&B
気分は... :動くピクトグラムにハマる!

五輪が開幕し、昨日から本格的に競技がスタートしましたが、僕が一番夢中になっているのは開会式の動くピクトグラムのパフォーマンス。YouTubeで何度もリピート視聴しながらニヤニヤしています。

お金をかけるだけがすべてじゃない!
アイデア次第で世界中の人々を笑顔にできる!
世界に向けた素晴らしいメッセージの発信だったと思います。
記事書き終わったら、もう一度観ようっと(笑)

新作アルバムから人気プロデュース・チームプロデュース・チームJam & Lewis(Jimmy Jam/Terry Lewis)の1stアルバム『Volume One』です。

80年代からJam & Lewis名義でプロデュース/ソングライティングを手掛けてきた彼らですが、意外にもJam & Lewis名義のオリジナル・アルバムって無かったんですね。

その1stアルバム『Volume One』ですが、彼らがプロデュースを手掛けてきたアーティストを中心に、Jam & Lewisと豪華アーティストとの共演アルバムといった内容になっています。その意味で、かなり企画色の強いアルバムですが、今さらアーティスト性が云々ということを語るべきアーティストではないので、逆にこういった企画色が強いほうが楽しめていいのでは?

気になるのは共演する豪華ゲストですが、
Sounds of BlacknessMary J. BligeBoyz II MenMariah CareyBabyfaceToni BraxtonHeather HeadleyCharlie WilsonUsherMorris DayJerome BentonThe Rootsという面々です。

プロデュースは勿論Jam & Lewis
ソングライティングはJam & Lewisとゲストらとの共作。

細かなことは考えず、Jam & Lewisと豪華アーティストとの共演を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Til I Found You」
2019年にシングル・リリースしていた楽曲。コンテンポラリー・ゴスペル・グループSounds of Blackness(Ann Nesby、Lauren Evans、James "Big Jim" Wright等)をフィーチャー。Sounds of Blacknessといえば、Jam & Lewisが1991年に旗揚げしたPerspective Record 第一弾アーティストとしてお馴染みですね。『The Evolution Of Gospel』(1991年)、『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)、『Africa to America: The Journey of the Drum』(1994年)といったアルバムをJam & Lewisがプロデュースしています。相変わらず、Jam & LewisとSounds of Blacknessの相性の良さを感じる感動的なコンテンポラリー・ゴスペルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_NHLOc8So-w

「Spinnin」
Mary J. Bligeとの共演・共作です。Jam & LewisはMJBの『Share My World』(1997年)、『Mary』(1999年)、『No More Drama』(2001年)といったアルバムをプロデュースしています。本曲は成熟したオトナR&Bといった雰囲気のミディアムに仕上がっています。MJBのヴォーカル・ワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cX91GvWjkXw

「The Next Best Day」
男性R&BグループBoyz II Menとの共演・共作です。Jam & LewisはBoyz II Menの『II』(1994年)、『Evolution』(1997年)、『Full Circle』(2002年)といったアルバムをプロデュースしています。彼らの素晴らしいヴォーカル・ワークを活かしたビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=5G7O66eNy4s

「Somewhat Loved (There You Go Breakin' My Heart)」
(僕の大嫌いな)Mariah Careyとの共演・共作です。これまでJam & Lewisは『Rainbow』(1999年)、『Glitter』(2001年)、『Charmbracelet』(2002年)といったアルバムをプロデュースしています。哀愁ミディアムですが、生理的にMariahは受け付けないのでスルーさせてもらいます。
https://www.youtube.com/watch?v=DuX3K0FJ8qQ

「He Don't Know Nothin' Bout It」
2020年にシングル・リリースしていた楽曲。Babyfaceとの共演・共作です。曲自体は完全にBabyfaceスタイルですね。メロディアスなBabyfaceワールドを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=IONf2lNZ4ao

「Happily Unhappy」
Toni Braxtonとの共演・共作です。スケールの大きなビューティフル・バラード。聴いているだけで胸に込み上げてくるものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=z491tTQW_Hk

「Maybe I've Changed (Or Did You)」
Heather Headleyとの共演・共作です。彼女の1stアルバム『This Is Who I Am』(2002年)、2ndアルバム『In My Mind』(2006年)にJam & Lewisがプロデューサーとして参加しています。味わい深いソウルフル・バラード。曲単位でいえば、コレが一番好きかも?
https://www.youtube.com/watch?v=xpRHtoVKT20

「Do What I Do」
The Gap BandCharlie Wilsonとの共演・共作です。当ブログでも紹介した『Forever Charlie』(2015年)でJam & Lewisがプロデュースしていました。オートチューンやプログラミングを駆使したプロダクションが逆にJam & Lewisらしさを楽しめるかもしれません。曲調はCharlie Wilson色が強く、大物同士の共演らしいがっぷり四つな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yj-ifwERF6o

「Do It Yourself」
Usherとの共演・共作です。これまでJam & Lewisは『8701』(2001年)、『Confessions』(2004年)といったアルバムをプロデュースしています。Usher色の強い仕上がりですが、それこそが名プロデュース・チームJam & Lewisらしい仕事ぶりだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=CHUt4JuR5Wc

「Babylove」
The TimeThe Original 7ven)の同僚であるMorris Day、Jerome Bentonとの共演。さらには最強Hip-HopバンドThe Rootsも参加しています。The Rootsがいなければ、The Original 7ven的な雰囲気にあるのでしょうが、The Rootsが加わることでケミストリーを起こしているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3Nrkj_GLTlM

個人的には、80年代のTabu RecordsJam & LewisがプロデュースしたAlexander O'NealCherrelleThe S.O.S. Bandからセレクトした『The Best of JAM & LEWIS Works on Tabu Records』がおススメです。

『The Best of JAM & LEWIS Works on Tabu Records』
posted by ez at 01:07| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月18日

Kucka『Wrestling』

満を持したデビュー・アルバム☆Kucka『Wrestling』

発表年:2021年
ez的ジャンル:エレクトロニカ/シンセ・ポップ
気分は... :コケティッシュ!

新作から期待のアーティストKuckaのデビュー・アルバム『Wrestling』です。

Kucka(本名:Laura Jane Lowther)はUKリヴァプール生まれの女性アーティスト/プロデューサー。

オーストラリアを経て現在はL.A.を拠点としています。

2012年から活動を開始し、これまで何枚かのEPをリリースし、 FlumeVince StaplesASAP Rockyといったアーティストとして共演してきましたが、ようやくデビュー・アルバムがリリースされました。

プロデュース&ソングライティングはKucka自身。

VegynFlumeExmoor EmperorNosaj Thingが共同プロデュース&共作で参加しています。

アルバム全体としては、コケティッシュなヴォーカルを活かしたエレクトロニカ/シンセ・ポップといった印象です。

不思議な存在感を放つ「Contemplation」、フットワーク/トラップのエッセンスも感じる「Drowning」、コケティッシュなシンセ・ポップ「Ascension」、不可思議な哀愁シンセ・ポップ「Afterparty」、ヴィヴィッドな「Sky Brown」、ダンサブルでキャッチーな「No Good For Me」、チルな「Real」あたりが僕のお気に入り。

あなたもKuckaワールドにハマってみては?

全曲紹介しときやす。

「Wrestling」
タイトル曲はジンワリと滲み出てくるようなエレクトロニカがオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=l0skyRcjUQI

「Contemplation」
Vegynとの共同プロデュース&共作。Kuckaの不思議な存在感が際立つエレクトロ・ポップ。Kuckaのコケティッシュなヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=eIw--Bqmzo8

「Drowning」
Flumeが共同プロデュースで参加。フットワーク/トラップのエッセンスも感じるトラックはアルバム構成上のいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=WTKDPhRiKGo

「Ascension」
Kuckaのポップ・センスを感じる1曲。コケティッシュな声をサウンドの1つとして巧みに操っています。
https://www.youtube.com/watch?v=d4G2KBs4DFI

「Afterparty」
不可思議な哀愁シンセ・ポップといった趣がいいですね。美しいのにどこか歪んでいるような感覚に陥ります。
https://www.youtube.com/watch?v=1wj5w9QsEfY

「Joyride」
自身のコケティッシュな声を音源の1つとして上手く活用し、少しトライバルなリズムと組み合わせています。
https://www.youtube.com/watch?v=4rjSlGMx0E0

「Your World」
哀愁R&B調の仕上がり。切ない歌声とシンセ・サウンドの組み合わせがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3oVpdQM3h4E

「Sky Brown」
Exmoor Emperorとの共同プロデュース&共作。ヴィヴィッドなシンセ・ポップ。音の余白・余韻もいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=yLDpqczZ7tk

「No Good For Me」
Nosaj Thingとの共同プロデュース&共作。ダンサブルでキャッチーな哀愁シンセ・ポップ。Kuckaの切ないヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uL575PoQ5qg

「Real」
コケティッシュ・ヴォーカルの魅力を最大限に生かしたチルな仕上がり。サウンド的にはリアルというより非リアルといった雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=hUJxtWpfezo

「Eternity」
寂しげなエレクトロニカ。フェードアウト気分な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=4V0tTO7L6R8

「Patience」
ラストは神秘的なエレクトロニカ。癒しのサウンドが耐える力を与えてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=M60sGQccBp4

五輪前のサッカーのテスト・マッチ「日本対スペイン」は面白い試合でしたね。

日本代表の実力云々より、本気で金メダル獲りを狙ってきたスペインの豪華メンバーにウキウキしてしまいました。

posted by ez at 00:38| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

Emma-Jean Thackray『Yellow』

UK新世代ジャズ、期待の新星のデビュー・アルバム☆Emma-Jean Thackray『Yellow』

発表年:2021年
ez的ジャンル:UK新世代ジャズ
気分は... :コンヴィヴィアリティなジャズ?

今回はUK新世代ジャズ、期待の女性アーティストEmma-Jean Thackrayのデビュー・アルバム『Yellow』(2021年)です。

Emma-Jean Thackrayは、ヨークシャー出身、現在はロンドン拠点で活動をするマルチ奏者/プロデューサー/ヴォーカリスト。

これまで5枚のEPをリリースしていますが、本作『Yellow』(2021年)がデビュー・アルバムとなります。

これまで当ブログで紹介した作品でいえば、UK新世代ジャズ・プロジェクト作品Neue Grafik Ensemble『Foulden Road』(2019年)、UK新世代ジャズ・アーティスト等がBlue Noteに残されたジャズ名曲をカヴァーした企画作品『Blue Note Re:Imagined』(2020年)の2枚にEmma-Jean Thackrayが参加しています。

特に『Blue Note Re:Imagined』(2020年)でのWayne Shorterの名曲カヴァー「Speak No Evil(Night Dreamer)」は印象的でした。
Emma-Jean Thackray「Speak No Evil(Night Dreamer)」
 https://www.youtube.com/watch?v=-9WjBVuykF0

本作『Yellow』(2021年)は、彼女の持つ多様な音楽性が1枚に凝縮された玉手箱のようなUK新世代ジャズ作品に仕上がっています。

主要なレコーディング・メンバーはEmma-Jean Thackray(vo、tp、syn、b、g、org、vibe、per)、Lyle Barton(el-p)、Dougal Taylor(ds)、Ben Kelly(sousaphone)、Elliot Galvin(syn)。

UK新世代ジャズ的でありながら、UKクラブジャズ/クロスオーヴァー好きの人も気に入りそうなトラックも多数あるのがいいですね。

かなり僕好みの1枚です。これはハマりそう!

全曲紹介しときやす。

「Mercury」
コズミック/スピリチュアルなオープニング。コズミックなジャズ・ワールドの中をEmma-Jeanのトランペットが駆け抜けていきます。

「Say Something」
彼女の持つポップな側面を象徴するトラック。ヴォーカル・ワークを凝らしたポップなジャズ・ダンシングはジャズ好き以外の人も楽しめるピースフルな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=kvh2OSrghEA

「About That」
ドラム以外はすべてEmma-Jeanの演奏という一人ジャズ・セッション的な演奏です。

「Venus」
UK新世代ジャズらしいヴォーカル入りのトライバルなクロスオーヴァー・ジャズ。クラブジャズ好きの人も楽しめる演奏だと思います。

「Green Funk」
ホーン・アンサンブルを凝らしたEmma-Jean流ジャズ・ファンクを楽しめます。

「Third Eye」
UKクロスオーヴァー・ソウル的な仕上がり。UK新世代ジャズ好きより、UKクラブジャズ好きの人にフィットしそうな1曲ですね。

「May There Be Peace」
殆どヴォーカルのみのスピリチュアルな小曲。

「Sun」
UK新世代ジャズらしいジャズ・ファンク・グルーヴ。キャッチーな躍動感がいいですね。

「Golden Green」
ドリーミーなメロウ・ソウルといった雰囲気です。マルチ奏者としての彼女のプレイも存分に楽しめます。

「Spectre」
UK新世代ジャズらしい雰囲気の哀愁メロウ・グルーヴ。荘厳なストリングスがEmma-Jeanのジャズ・ワールドを深めてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=L2AFBRzvlZQ

「Rahu & Ketu」
70年代クロスオーヴァー・ジャズを2021年UK新世代ジャズ仕様にアップデートさせたような格好良い演奏です。

「Yellow」
オルガンとパーカッションのみの演奏にヴォーカル・ワークを凝らしたゴスペル調の仕上がり。

「Our People」
僕の一番のお気に入り。ダイナミックでリズミックでトライバルなUK新世代ジャズらしいジャズ・ダンシング。Emma-Jeanのソウルフル・ヴォーカルやDougal Taylorのドラミングもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=0qWCfwc1tms

「Mercury (In Retrograde)」
オープニングの「Mercury」のリプライズでコズミックな余韻に浸りながら本編は幕を閉じます。

「Road Trip To Saturn」
国内盤ボーナス・トラック。本編にはないスウィンギーなヴォーカル・チューンで楽しませてくれます。

Various『Blue Note Re:Imagined』(2020年)
posted by ez at 01:59| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月04日

Hiatus Kaiyote『Mood Valiant』

6年ぶり新作はBrainfeederから☆Hiatus Kaiyote『Mood Valiant』

発表年:2021年
ez的ジャンル:フューチャリスティック&ハイブリッド系オージー・バンド
気分は... :ローズ・ウォーター・・・

新作アルバムから、オーストラリアのフューチャリスティック・ハイブリッド・バンドHiatus Kaiyoteの3rdアルバム『Mood Valiant』です。

2011年にオーストラリア、メルボルンで結成されたグループHiatus Kaiyoteの紹介は、1stアルバム『Tawk Tomahawk』(2013年)、2ndアルバム『Choose Your Weapon』(2015年)に続き3回目となります。

過去2作が紅一点のヴォーカルNai Palmの圧倒的な存在感と唯一無二のハイブリッド・サウンドで各方面から高い評価を得たHiatus Kaiyote

前作から『Choose Your Weapon』(2015年)から約6年ぶりにリリースされた3rdアルバム『Mood Valiant』。その間にNai Palmのソロ・アルバム『Needle Paw』(2017年)のリリースもあったので、6年も間隔が空いた感じはなかったのですが・・・

本作でも過去2作同様、Nai Palm(vo、g)、Paul Bender(b)、Simon Mavin(key)、Perrin Moss(ds)という4人のメンバーは不動です。

本作でまず注目すべきは、Flying Lotus主宰のBrainfeederからのリリースという点です。

さらにブラジル音楽の名アレンジャー/コンポーザーのArthur Verocaiをゲストに迎えたリオ・デジャネイロでのレコーディングが含まれている点にも注目です。

また、Nai Palmが乳癌を患い、その治療を要したことや、新型コロナの影響もあってリリースが遅れてしまったようです。

プロデュースはHiatus Kaiyote自身。
ソングライティングもArthur Verocaiとの共作も含めて、すべてメンバーによるオリジナルです。

Arthur Verocaiをフィーチャリングした先行シングル「Get Sun」、刺激的なフューチャー・ソウル「Chivalry Is Not Dead」、Brainfeederっぽい「All The Words We Don't Say」Nai Palmのヴォーカルが存在感を示す「Rose Water」「Red Room」Arthur Verocaiがストリングス・アレンジを手掛けたビューティフル・バラード「Stone Or Lavender」Hiatus Kaiyoteらしい世界観を楽しめる次世代ネオソウル「Sparkle Tape Break Up」等充実の全13トラック(ボーナス・トラック含む)です。

6年待った甲斐がありました!

全曲紹介しときやす。

「Flight Of The Tiger Lily」
Arthur Verocaiとの共作。美しいストリングスによるアルバムのプロローグ。
https://www.youtube.com/watch?v=8CUVkuNKIrY

「Sip Into Something Soft」
次世代ネオソウルらしいメロウ&ミステリアス&ソフトリーな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=esFJgq5MZPk

「Chivalry Is Not Dead」
ファンの期待に応えてくれた刺激的なフューチャー・ソウル。バンドらしい臨場感とハイパーなアクセントのバランスが絶妙です。特にベースが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aaNm48wiezs

「And We Go Gentle」
コズミックな次世代ネオソウル。ゴジラ映画シリーズの第9作『怪獣総進撃』(1968年)に登場するムーンライトSY-3号が歌詞に登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=lzdtOzsn94E

「Get Sun」
Arthur Verocaiをフィーチャリングした先行シングル。Verocaiがアレンジを手掛けたホーン&ストリングスが印象的なダイナミックで、フューチャリスティック&ハイブリッドなファンク・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=uWjkfSrZK5Y

「All The Words We Don't Say」
ある意味Brainfeederっぽいサウンドです。メロウ路線になる前のThundercat作品に通じる質感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=6ywsOjATovE

「Hush Rattle」
インタールード的な小曲。素朴な仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=XknI3m9N91s

「Rose Water」
Nai Palmのヴォーカルの魅力を満喫できます。ペトラの古代都市が登場する歌詞も含めてミステリアスな雰囲気が漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=NXfnPzTOzjY

「Red Room」
乳癌との闘病生活を経てきたNai Palmの心の叫び声のように聴こえてきます。派手さはありませんがグッとくるものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=p46Tm9-7i7E

「Sparkle Tape Break Up」
Hiatus Kaiyoteらしい世界観を楽しめる1曲。次世代ネオソウル好きの人であれば、彼らの唯一無二の魅力に惹かれるはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=dk1z-WxZMvA

「Stone Or Lavender」
Arthur Verocaiがストリングス・アレンジを手掛けたビューティフル・バラード。Nai Palmの詠は聴く者に希望と勇気を与えてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Z8EEalYiYNQ

「Blood And Marrow」
本編ラストは歌詞も含めてミステリアスな雰囲気で締め括ってくれます。人知の及ばない大自然のパワーのようなトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=LF109EBJyrw

「Stone And Lavender (Duet Version)」
国内盤ボーナス・トラック。「Stone And Lavender」のピアノ弾き語りヴァージョン。オリジナルにはないシンプルな魅力があります、

Hiatus Kaiyoteの他作品もチェックを!

『Tawk Tomahawk』(2013年)
Tawk Tomahawk

『Choose Your Weapon』(2015年)
Choose Your Weapon

Nai Palm『Needle Paw』(2017年)
posted by ez at 00:55| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月27日

Mndsgn『Rare Pleasure』

メロウマッドネスな最新作☆Mndsgn『Rare Pleasure』

発表年:2021年
ez的ジャンル:Stones Throw系メロウマッドネス
気分は... :メロウマッドネスの桃源郷へ・・・

新作アルバムからL.A.を代表するインディ・レーベルStones Throw期待のアーティストMndsgnの最新作『Rare Pleasure』です。

1988年サンディエゴ生まれ、現在はL.A.を拠点とするプロデューサー/ビートメイカー/シンガー・ソングライターMndsgn(本名:Ringgo Ancheta)の紹介は、『Body Wash』(2016年)に続き2回目となります。

本作『Rare Pleasure』は、『Yawn Zen』(2014年)、『Body Wash』(2016年)に続くStones Throwからの第3弾アルバムとなります。

前作『Body Wash』(2016年)は、ブギー/ファンク路線が印象的でしたが、本作はプログラミングを最小限に抑えた生音重視のメロウ・サウンドが特徴です。

Mndsgn(vo、prog、syn、mellotron)以下、Carlos Nino(per)、Kiefer Shackelford(p、key)、Swarvy(g、b)、Will Logan(ds)、Keith Askey(g)、Anna Wise(vo)、Foushee(vo)、Jon Bap(vo)、Devin Morrison(vo)、Miguel Atwood-Ferguson(strings)等のミュージシャンがレコーディングに参加しています。

楽曲はすべてMndsgnのオリジナルです。

最初から最後まで幻想的でドリーミーなメロウ・ワールドで貫かれています。美しくも切なく儚い感じがたまりません。

きっと、近年のThundercat作品がお好きな人なんかはフィットするのでは?

しばらくハマりそうな1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Rare Pleasure I」
「Rare Pleasure」のパート1。本作らしいメロウなプロローグといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=1xlNevlJSrw

「Truth Interlude」
1分強の小曲ですが、メロウ好きにはたまらないスウィートな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=-19uicYB_kA

「3hands/Divine Hand I」
Anna Wiseがヴォーカルをとるメロウ・ソウル調の仕上がり。近年のThundercat作品に通じるものがありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=SZgEYqlCK0E

「Hope You're Doin' Better」
Mndsgn自身がヴォーカルをとる、甘く切ないポップ・チューン。この儚いメロウネスがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=8-Kk0a3IAY0

「Rare Pleasure II」
「Rare Pleasure」のパート2。メロウ・ワールドにゆっくりと包み込まれる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fWTlsJIer-0

「Slowdance」
Devin Morrisonがヴォーカルをとるアーバン・メロウ。このトラックも儚いメロウネスが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=woDi0Ow_GxI

「Abundance」
ロマンティックなインタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=RPM622L1TWg

「Masque」
MndsgnとAnna Wiseがヴォーカルをとるドリーミー・ソウル。聴いているだけでドリーミー・サウンドの中に溶け込んでしまいそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=7VhlriPtvCk

「Rare Pleasure III」
「Rare Pleasure」のパート3。Will Loganのドラムを強調したメロウ・トラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FwGnHZsL4sE

「Medium Rare」
本作らしいドリーミーな音世界にKieferのピアノが見事にハマっています。ハープの響きもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=iz43SIBV79Q

「Rare Pleasure IV」
「Rare Pleasure」のパート4。いきなりのブラジリアン・グルーヴの驚かされます。
https://www.youtube.com/watch?v=zC9T6ZIThuk

「Colours of the Sunset」
サンセットのような美しく幻想的な仕上がりです。ゆっくり陽が沈んでいく光景が浮かんできます。
https://www.youtube.com/watch?v=xcWkeftL3V8

「Divine Hand II」
「Divine Hand」のパート2。Miguel Atwood-Fergusonがストリングスを手掛けます。幻想的なサウンドですが、前半には生音らしいエキサイティンな演奏でメリハリをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=PdP6gmqR5Gg

Stones Throwでの他のMndsgn作品もチェックを!

『Yawn Zen』(2014年)
Yawn Zen

『Body Wash』(2016年)
Body Wash

Prophet(& Mndsgn) 『Wanna Be Your Man』(2018年)


『Snaxx』(2019年)
posted by ez at 00:20| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする