2021年08月22日

XL Middleton & Delmar Xavier VII『XL Middleton / Delmar Xavier VII』

西海岸モダン・ファンク☆XL Middleton & Delmar Xavier VII『XL Middleton / Delmar Xavier VII』

発表年:2021年
ez的ジャンル:西海岸モダン・ファンク
気分は...:2回目ワクチン接種 完了!

昨日、2回目の新型コロナワクチン接種を完了。
副反応を覚悟していますが、今のところフツーにブログ書ける状態です。

新作から西海岸モダン・ファンクXL Middleton & Delmar Xavier VII『XL Middleton / Delmar Xavier VII』です。

XL Middleton(本名:Matthew Hudgins)はカリフォルニア州パサディナ出身のモダン・ファンカー。
2000年代初頭から25枚以上のアルバムをリリースしています。

最新作は新鋭Delmar Xavier VIIとの共同名義によるアルバム。

プロデュースはXL Middleton
「L.A. Holiday」のみDelmar Xavier VIIも共同プロデューサーとしてクレジットされています。

基本的にはモダン・ファンク+ラップという作りですが、80年代ファンク/ブラコン愛に溢れたトラックが本作の魅力です。僕もそこに惹かれて本作を購入しました。

僕のお気に入りは「L.A. Holiday」「Gardener」「Player Piano」「626 Since It Was 818」「Too Late」あたり。

メロウな「Lament For The Angels」「Fire (Storm)」「Perfect Time To Come Over」もいい雰囲気です。

ラップに抵抗がある方も、それほど気にならずに聴ける、80年代ファンク/ブラコン好きの方にも聴いて欲しい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「タイロン橋本 (Interlude)」
日本人ミュージシャン、タイロン橋本の名を冠したオープニング。

「Lament For The Angels」
メロウ・ファンクに乗ってラップする西海岸モダン・ファンクらしいトラック。

「Player Piano」
ラップを織り交ぜたキャッチーなモダン・ファンク。もっと長尺で聴きたい!

「626 Since It Was 818」
BlkwestとMoniqueaをフィーチャー。Moniqueaの女性ヴォーカルがいい感じのキャッチーなメロウG-Funkに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=zzRHxGPASpo

「L.A. Noir」
ベースラインにグッとくる格好良いトラック。ラジオのジングル風の作りがいい感じ。

「Gardener」
Dialtoneをフィーチャー。80年代ブラコンへのリスペクトを感じるメロウなモダン・ファンク。僕好みの1曲に仕上がっています。

「Only Luv (Interlude)」
メロウなインタールード。

「Strange Dance」
Young Sauをフィーチャー。コレも80年代ファンク愛を感じるヘヴィ・モダン・ファンク。

「Fire (Storm)」
メロウ・ソウル・トラックに乗ってラップするサマー・モードHip-Hop。シティ・ソウル的な雰囲気もあっていいですね。

「Perfect Time To Come Over」
AOR調のメロウ・トラックにラップを乗せたサンセット・モードの仕上がり。過ぎ行く夏といった雰囲気です。

「L.A. Holiday」
K-DeeとZackey Force Funkをフィーチャー。本作を象徴するキャッチーなモダン・ファンク。80年代ファンクを2021年仕様にアップデートした感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7Ryrc7ZnwLU

「Too Late」
ラストは80年代ブラコン調トラックで締め括ってくれます。キャッチーな女性コーラスもグッド!

XL Middletonの他作品もチェックを!

『Music 4 A Drunken Evening』(2004年)


『100 Proof Music: The Alcothology』(2006年)


『Drunken Evening Pt. 2: The Refill』(2006年)


『Barliament Drunkadelic』(2007年)


『Middle Class Blues』(2009年)


XL Middleton & Young Sau『There Goes The Neighborhood』(2010年)


『The Hedonistic Album』(2012年)


『Bright Lights Palm Trees』(2012年)


『From the Vaults Vol. 2』(2014年)


『G-Funk Vibes』(2015年)


『Tap Water』(2015年)


XL Middleton + Eddy Funkster『XL Middleton + Eddy Funkster』(2016年)


『All Day We Smash』(2016年)


『2 Minutes Till Midnight』(2019年)
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2021年08月15日

Erika De Casier『Sensational』

デンマークの才媛の2nd☆Erika De Casier『Sensational』

発表年:2021年
ez的ジャンル:デンマーク産オルタナティブR&B
気分は... :センセーショナル!

新作アルバムから、デンマーク出身の注目女性シンガーErika De Casierの2ndアルバム『Sensational』です。

Erika De Casierは、ポルトガル生まれのデンマーク人女性シンガー。

2019年にリリースしたデビュー・アルバム『Essentials』(2019年)が各国で評価され、注目されるようになります。

そして、UKの名門インディ・レーベル4ADとの契約し、制作された2ndアルバムが本作『Sensational』です。

プロデュースは前作も手掛けたデンマーク人プロデューサーNatal Zaks(El Trick)Erika De Casier自身。

Janet JacksonAaliyahに影響されたErikaのヴォーカルと、アンビエント、エレクトロニカ、UKクラブミュージックなどのエッセンスを取り込んだサウンド・プロダクションが調和した魅惑のオルタナティブR&Bに仕上がっています。

楽曲はすべてErikaのオリジナルです。

「No Butterflies, No Nothing」「Drama」「Polite」というシングル3曲に本作の魅力が凝縮されていると思います。

それ以外にキャッチーなダンサブル・チューンの「Busy」「Better Than That」、ソフトリーなビューティフル・チューン「Secretly」、僕好みのサウンド・プロダクションの「Someone To Chill With」「Call Me Anytime」、ミステリアスな
「Make My Day」もおススメです。

デンマークからのセンセーショナルな1枚をぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Drama」
シングルにもなったオープニング。少しコケティッシュなErikaのヴォーカルに魅せられるメロウR&Bがオープニング。少しガラージ調のサウンドと北欧らしいクールな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=kxX1fVBkOns

「Polite」
この曲もシングルになりました。ラップ調ヴォーカルを織り交ぜたメランコリック・チューン。少し気怠いラテン・フレイヴァーが印象的です。。
https://www.youtube.com/watch?v=xHnqo1t0zV0

「Make My Day」
(多分)タブラの響きがミステリアスな雰囲気を醸し出します。心の中の迷宮に入り込んでいく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=nAI9ME8vGLM

「All You Talk About」
気怠いキュート・ヴォーカルとミステリアスなサウンドが織り成す音世界に惹き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=__HBwqjTiLo

「Insult Me」
ビートレスなエレクトロニカをバックに、Erikaが切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=eXNuykq8DPk

「No Butterflies, No Nothing」
4ADからの1stシングル。美しくも儚いErikaのヴォーカルに魅せられるメロディアスな雰囲気の中に、さり気なく先鋭的なビートを織り交ぜているのがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=XK8RilMVd9U

「Someone To Chill With」
僕好みのサウンド・プロダクションの哀愁メロウ。哀愁ギターと無機質デジタル・ビートの組み合わせがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=iiQZ8WqrMV8

「Acceptance (intermezzo)」
ストリングスを用いたインタールード的な小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=v-EWCBt_dm8

「Better Than That」
キャッチーなダンサブル・チューン。クールなエレクトロニカ・サウンドは打ち水のようなヒンヤリ感があって涼めます。
https://www.youtube.com/watch?v=X_4nRJxmDTE

「Friendly」
ギター、デジタル・ビート、タブラによる哀愁チューン。クールで少し寂しげな語り口がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=qDtNJgXA3UA

「Secretly」
ソフトリーな語り口のビューティフル・チューン。心が浄化されると同時に、ジワジワと胸に感動が込み上げてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=K58xo8lfRJc

「Busy」
疾走感が心地好いダンサブル・チューン。数え歌のようなリズミックな歌い回しも含めて、Erikaのキュートな魅力が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=8lqmfv4PtKk

「Call Me Anytime」
ラストはアンビエント×ジャングルといった雰囲気の音世界がなかなか刺激的です。
https://www.youtube.com/watch?v=LNszZBmTAtY

<『Essentials』/strong>(2019年)
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2021年08月08日

Laura Mvula『Pink Noise』

シンセ・ポップ調の最新作☆Laura Mvula『Pink Noise』

発表年:2021年
ez的ジャンル:ゴスペルデリア系UK黒人女性SSW
気分は... :ポップに解き放て!

新作から注目のUK黒人女性シンガー・ソングライターLaura Mvulaの3rdアルバム『Pink Noise』です。

1987年バーミンガム生まれの黒人女性SSW Laura Mvulaの紹介はデビュー・アルバム『Sing To The Moon』(2013年)、2ndアルバム『The Dreaming Room』(2016年)に続き3回目となります。

"Gospeldelia"あるいは"Nina Simon Sings Beach Boys"とも称された多重ヴォーカルワークを駆使した独自の音楽スタイルを披露したデビュー・アルバム『Sing To The Moon』(2013年)がUKアルバム・チャートの第9位となり、さらには2013 BRIT AwardsのCritics' Choiceへのノミネート、BBC's Sound of 2013で第4位といった高評価を受け、一躍期待のアーティストとしてクローズアップされたLaura Mvula

Nile Rodgersも参加した2ndアルバム『The Dreaming Room』(2016年)から約5年ぶりにリリースされた最新3rdアルバム『Pink Noise』

プロデュースはLaura Mvula自身とDann Hume
Dann Humeは、NZで結成され、オーストラリアを拠点に活動するバンドEvermoreのメンバーです。

さらに過去2枚をLauraと共に手掛けたTroy Millerも半分の曲で上記2人と共同プロデュースしています。

本作では吹っ切れたようにポップな作風の1枚に仕上がっています。80年代シンセ・ポップ/エレクトリック・ファンクへのリスペクトが感じられます。

その意味では、これまでのアルバム以上にキャッチーで間口の広い1枚に仕上がっていると思います。

ゴスペルデリアなシンセ・ポップ・ワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Safe Passage」
Laura Mvula/Dann Hume/Troy Millerプロデュース。1stシングルにもなったオープニング。シンセを駆使したスケールの大きなポップ・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lt0w1LDMlqc

「Conditional」
Laura Mvula/Dann Hume/Troy Millerプロデュース。本作らしいシンセ・ポップを満喫できる1曲。無機質なヴォーカルと温もりのあるヴォーカルを対比させているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=E9dIbCZckUU

「Church Girl」
Laura Mvula/Dann Hume/Troy Millerプロデュース。2ndシングルにもなりました。80年代シンセ・ポップ/エレクトリック・ファンクのエッセンスを取り入れた仕上がり。実にキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=h-I5jF1fDcw

「Remedy」
Laura Mvula/Dann Hume/Troy Millerプロデュース。80年代エレクトリック・ファンクを現行ディスコ/ファンク調にアップデートさせた感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GIQ85h_nLAw

「Magical」
Laura Mvula/Dann Humeプロデュース。正にマジカルなドリーミー・ポップ。彼女の持つスケールの大きな歌世界とポップ・サウンドが調和した見事な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=aW7ex93evSQ

「Pink Noise」
Laura Mvula/Dann Humeプロデュース。タイトル曲は80年代エレクトリック・ファンク/ブラコンへのリスペクトを感じる僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=hqp2atHI1EA

「Golden Ashes」
Laura Mvula/Dann Hume/Troy Millerプロデュース。多重ヴォーカルワークが映えるバラード。従来からのファンも納得の仕上がりなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=8p_xeor1DSU

「What Matters」
Laura Mvula/Dann Humeプロデュース。Biffy ClyroやMarmaduke Dukeでの活動で知られるUKの男性シンガー/ギタリストSimon Neilをフィーチャー。シンセを駆使したビューティフル・ポップに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9rX3TFjduDw

「Got Me」
Laura Mvula/Dann Humeプロデュース。3rdシングルにもなりました。80年代シンセ・ポップへのオマージュといった感じですね。個人的にこの曲を聴いていたら、Queen「Body Language」を思い出してしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=CJohzGzstag

「Before the Dawn」
Laura Mvula/Dann Humeプロデュース。ラストは多重ヴォーカルワークを駆使した、スケールの大きなシンセ・ポップで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=n-69bAOMZ-s

Laura Mvulaの他作品のチェックを!

『Sing To The Moon』(2013年)
SING TO THE MOON

Laura Mvula with Metropole Orkest conducted by Jules Buckley『At Abbey Road Studios』(2014年)
Laura Mvula Withmetropole Orkestconducted: By Julesbuckley At Abbeyroad Studios (Live)

『The Dreaming Room』(2016年)
posted by ez at 01:30| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月01日

Cande Y Paulo『Cande Y Paulo』

アルゼンチン異色デュオのデビュー・アルバム☆Cande Y Paulo『Cande Y Paulo』

発表年:2021年
ez的ジャンル:アルゼンチン異色デュオ
気分は... :修羅の花!

昨日は新型コロナの1回目のワクチン接種を受けてきました。

地元住民向けの接種会場での接種でしたが、全く待つことなく、受付、問診、接種、今後の説明、会場待機と実にシステマティックにスムーズに進みました。時間に少し余裕を持って会場に着きましたが、会場での15分待機も含めて本来の接種時間前にすべて完了。あとは副反応が出ないことを願うばかりです。

キーボード奏者/コンポーザーでありサン・ファン国立大学教授・研究家のPaulo Carrizoと、女性コントラバス奏者/シンガーのCande Buassoというアルゼンチン人アーティスト二人のデュオ。

2017年に初共演した、詩人であり、アルゼンチン・ロック・アーティストのLuis Alberto Spinettaの名曲カヴァー「Barro Tal Vez」をYouTubeに公開したところ、1,200万再生を超えるなど世界中で話題となり、2020年に名門Deccaとの契約に成功します。こうして制作されたデビュー・アルバムが本作『Cande Y Paulo』です。

プロデュースは音楽ファンにはお馴染みの偉大なプロデューサーLarry Klein

レコーディングにはPaulo Carrizo(p、key、celesta、prog)、Cande Buasso(vo、double b)以外に、Larry Klein(b、key、)、Victor Indrizzo(ds、per)、Anthony Wilson(g)が参加しています。

すべてがカヴァー作品であり、ポピュラー・スタンダード、北米SSW作品、アルゼンチン/ブラジルのアーティストの作品など幅広いジャンルからのカヴァー・セレクトが本作の魅力かもしれません。

大きく括れば、ワールド・ジャズ的な作品かもしれませんが、ジャズ好きに限定しない間口の広いアルバムです。むしろ、本作の持つメロウ&センチメンタルな魅力は、ジャズ好きリスナーよりもSSW的作品がお好きな人にフィットすると思います。

異色デュオが生み出すセンチメンタル・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Treaty」
Leonard Cohen作品をカヴァー。オリジナルはアルバム『You Want It Darker』(2016年)に収録されています。Candeの美しくも少し儚いヴォーカルにグッとくるビューティフル・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Y08Y4LnYVWM

「Summertime」
George Gershwin/Ira Gershwin作のスタンダードをカヴァー。Candeのヴォーカルとダブルベース、Pauloのピアノが織り成す少しレイジーでスリリングな演奏を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=GJicVi7iixo

名曲「Summertime」に関して、当ブログではJohn ColtraneBig Brother & The Holding CompanyGabor SzaboDinah WashingtonEssra MohawkLambert, Hendricks & RossSheila Landis/Rick MatleFred JohnsonRosinha De ValencaStefania RavaThe Afro Blues Quintet Plus OneAntonio Nevesのカヴァーを紹介済みです。ご興味がある方はそちらの記事もご参照下さい。

「Limite En Tu Amor」
カナダの女性シンガーソングライターFeist「Limit To Your Love」のスペイン語カヴァー(Jason Beck/Leslie Feist作)。Candeの哀愁ヴォーカルがたまりません。打ち水のようなヒンヤリ感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=O7o3-XfUzgc

「Deja Atras」
Burt Bacharach/Hal David
作の名曲「Walk On By」のスペイン語カヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介したDionne Warwickヴァージョン。少し前に本曲のカヴァーを集めた記事を投稿したばかりですが、スパニッシュ・ヴァージョンは僕も初めて聴きました。その意味で本ヴァージョンは実に新鮮です。Anthony Wilsonのギターがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=DInTc9tDQms

名曲「Walk On By」に関して、当ブログではDionne Warwickヴァージョン以外に、Cal TjaderAverage White BandGloria GaynorThe Four King CousinsThe CarnivalPucho & The Latin Soul BrothersGimmicksChristopher ScottRobin McKelle & The FlytonesEnoch LightGabor SzaboThe Afro Blues Quintet Plus OneStanley TurrentineIsaac Hayesのカヴァーを紹介済みです。ご興味のある方はそれらの記事もご参照下さい。

「I Fall In Love Too Easily」
Frank Sinatra等でお馴染みのSammy Cahn/Jule Styne作のスタンダードをカヴァー。彼らはChet Bakerヴァージョンを意識してカヴァーしています。当ブログではAnita O'DayGregory Porterのカヴァーも紹介済みです。ここではフォーキー・ボッサ・ジャズとでも称したくなる僕好みの演奏で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EHQYXKLH5yk

「Tuyo」
ブラジル人アーティストRodrigo Amaranteの作品をカヴァー。郷愁感の漂う哀愁チューンをCandeがしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=m9_mH2SMnNQ

「Esperandote」
The Velvet Underground & Nico「I'm Waiting for the Man」をスペイン語カヴァー(Lou Reed作)。Candeのヴォーカルのコケティッシュな魅力に触れることができるアコースティック・メロウに仕上がっています。「Walk On By」同様に、スパニッシュ・ヴァージョンで聴く「I'm Waiting for the Man」が新鮮です。
https://www.youtube.com/watch?v=3RdW8p18rcA

「Sugar Mountain」
Neil Young作品をカヴァー。ピュアな魅力に溢れたビューティフル・フォーキーに仕上がっています。Candeの声を聴いているだけで癒されます。
https://www.youtube.com/watch?v=CU-yA5ruZ_0

「The Thrill Is Gone」
Lew Brown/Ray Henderson作のスタンダードをカヴァー。当ブログではLincoln Brineyのカヴァーを紹介済みです。ここではCandeがレイジーな雰囲気で歌い上げる哀愁バラードで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=sXBXkvHKI0U

「Barro Tal Vez」
詩人であり、アルゼンチン・ロック・アーティストのLuis Alberto Spinettaの名曲をカヴァー。前述のように、彼らが注目されるきっかけをつくったトラックです。勝手な僕の感覚ですが、実にアルゼンチンらしい雰囲気の哀愁バラードに仕上がっており、YouTubeで再生回数が増えたのも頷けます。
https://www.youtube.com/watch?v=s_-1C82J0Io

「Preguntan De Donde Soy」
アルゼンチンの偉大な音楽家Atahualpa Yupanquiの作品をカヴァー。このトラックもアルゼンチン人アーティストらしい雰囲気が伝わってくる感動バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=fE3Vuxgptu0

「En Blanco Estas」
Cat Stevens「Into White」をスペイン語カヴァー。オリジナルはアルバム『Tea For The Tillerman』(1970年)に収録されています。
https://www.youtube.com/watch?v=PA7tp7u-DZc

僕が保有するのは輸入盤ですが、国内盤にはボーナス・トラックとして「Shura No Hana(修羅の花) feat. 梶芽衣子」が追加収録されています。日本人には興味深いカヴァー・セレクトですね。

「Shura No Hana(修羅の花) feat. 梶芽衣子」
https://www.youtube.com/watch?v=6XKOw88M1HU
ちなみに梶芽衣子のオリジナルはこんな感じです。
梶芽衣子「修羅の花」
 https://www.youtube.com/watch?v=6MhvHosiy4M
posted by ez at 03:52| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月25日

Jam & Lewis『Volume One』

なんとこれが1stアルバム☆Jam & Lewis『Volume One』

発表年:2021年
ez的ジャンル:名プロデュース・チーム系R&B
気分は... :動くピクトグラムにハマる!

五輪が開幕し、昨日から本格的に競技がスタートしましたが、僕が一番夢中になっているのは開会式の動くピクトグラムのパフォーマンス。YouTubeで何度もリピート視聴しながらニヤニヤしています。

お金をかけるだけがすべてじゃない!
アイデア次第で世界中の人々を笑顔にできる!
世界に向けた素晴らしいメッセージの発信だったと思います。
記事書き終わったら、もう一度観ようっと(笑)

新作アルバムから人気プロデュース・チームプロデュース・チームJam & Lewis(Jimmy Jam/Terry Lewis)の1stアルバム『Volume One』です。

80年代からJam & Lewis名義でプロデュース/ソングライティングを手掛けてきた彼らですが、意外にもJam & Lewis名義のオリジナル・アルバムって無かったんですね。

その1stアルバム『Volume One』ですが、彼らがプロデュースを手掛けてきたアーティストを中心に、Jam & Lewisと豪華アーティストとの共演アルバムといった内容になっています。その意味で、かなり企画色の強いアルバムですが、今さらアーティスト性が云々ということを語るべきアーティストではないので、逆にこういった企画色が強いほうが楽しめていいのでは?

気になるのは共演する豪華ゲストですが、
Sounds of BlacknessMary J. BligeBoyz II MenMariah CareyBabyfaceToni BraxtonHeather HeadleyCharlie WilsonUsherMorris DayJerome BentonThe Rootsという面々です。

プロデュースは勿論Jam & Lewis
ソングライティングはJam & Lewisとゲストらとの共作。

細かなことは考えず、Jam & Lewisと豪華アーティストとの共演を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Til I Found You」
2019年にシングル・リリースしていた楽曲。コンテンポラリー・ゴスペル・グループSounds of Blackness(Ann Nesby、Lauren Evans、James "Big Jim" Wright等)をフィーチャー。Sounds of Blacknessといえば、Jam & Lewisが1991年に旗揚げしたPerspective Record 第一弾アーティストとしてお馴染みですね。『The Evolution Of Gospel』(1991年)、『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)、『Africa to America: The Journey of the Drum』(1994年)といったアルバムをJam & Lewisがプロデュースしています。相変わらず、Jam & LewisとSounds of Blacknessの相性の良さを感じる感動的なコンテンポラリー・ゴスペルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_NHLOc8So-w

「Spinnin」
Mary J. Bligeとの共演・共作です。Jam & LewisはMJBの『Share My World』(1997年)、『Mary』(1999年)、『No More Drama』(2001年)といったアルバムをプロデュースしています。本曲は成熟したオトナR&Bといった雰囲気のミディアムに仕上がっています。MJBのヴォーカル・ワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cX91GvWjkXw

「The Next Best Day」
男性R&BグループBoyz II Menとの共演・共作です。Jam & LewisはBoyz II Menの『II』(1994年)、『Evolution』(1997年)、『Full Circle』(2002年)といったアルバムをプロデュースしています。彼らの素晴らしいヴォーカル・ワークを活かしたビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=5G7O66eNy4s

「Somewhat Loved (There You Go Breakin' My Heart)」
(僕の大嫌いな)Mariah Careyとの共演・共作です。これまでJam & Lewisは『Rainbow』(1999年)、『Glitter』(2001年)、『Charmbracelet』(2002年)といったアルバムをプロデュースしています。哀愁ミディアムですが、生理的にMariahは受け付けないのでスルーさせてもらいます。
https://www.youtube.com/watch?v=DuX3K0FJ8qQ

「He Don't Know Nothin' Bout It」
2020年にシングル・リリースしていた楽曲。Babyfaceとの共演・共作です。曲自体は完全にBabyfaceスタイルですね。メロディアスなBabyfaceワールドを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=IONf2lNZ4ao

「Happily Unhappy」
Toni Braxtonとの共演・共作です。スケールの大きなビューティフル・バラード。聴いているだけで胸に込み上げてくるものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=z491tTQW_Hk

「Maybe I've Changed (Or Did You)」
Heather Headleyとの共演・共作です。彼女の1stアルバム『This Is Who I Am』(2002年)、2ndアルバム『In My Mind』(2006年)にJam & Lewisがプロデューサーとして参加しています。味わい深いソウルフル・バラード。曲単位でいえば、コレが一番好きかも?
https://www.youtube.com/watch?v=xpRHtoVKT20

「Do What I Do」
The Gap BandCharlie Wilsonとの共演・共作です。当ブログでも紹介した『Forever Charlie』(2015年)でJam & Lewisがプロデュースしていました。オートチューンやプログラミングを駆使したプロダクションが逆にJam & Lewisらしさを楽しめるかもしれません。曲調はCharlie Wilson色が強く、大物同士の共演らしいがっぷり四つな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yj-ifwERF6o

「Do It Yourself」
Usherとの共演・共作です。これまでJam & Lewisは『8701』(2001年)、『Confessions』(2004年)といったアルバムをプロデュースしています。Usher色の強い仕上がりですが、それこそが名プロデュース・チームJam & Lewisらしい仕事ぶりだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=CHUt4JuR5Wc

「Babylove」
The TimeThe Original 7ven)の同僚であるMorris Day、Jerome Bentonとの共演。さらには最強Hip-HopバンドThe Rootsも参加しています。The Rootsがいなければ、The Original 7ven的な雰囲気にあるのでしょうが、The Rootsが加わることでケミストリーを起こしているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3Nrkj_GLTlM

個人的には、80年代のTabu RecordsJam & LewisがプロデュースしたAlexander O'NealCherrelleThe S.O.S. Bandからセレクトした『The Best of JAM & LEWIS Works on Tabu Records』がおススメです。

『The Best of JAM & LEWIS Works on Tabu Records』
posted by ez at 01:07| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする