2021年05月30日

Snowpoet『Wait For Me』

UK男女デュオの3rd☆Snowpoet『Wait For Me』
snowpoet wait for me.jpg
発表年:2021年
ez的ジャンル:UKジャズ・ポップ・デュオ
気分は... :春は花 夏ほととぎす・・・

新作アルバムからUKの男女デュオSnowpoetの最新アルバム『Wait For Me』です。

Snowpoetはアイランド出身の女性ヴォーカリストLauren Kinsellaとマルチインストゥルメンタリスト/プロデューサーChris Hysonによるロンドンを拠点とする男女デュオ。あるいは彼らを中心としたユニットをさすのかもしれません。

2014年にEP「Butterfly」でデビュー。

これまで『Snowpoet』(2016年)、『Thought You Knew』(2018年)という2枚のアルバムをリリースしています。

3rdアルバムとなる本作『Wait For Me』は、アコースティックとエレクトロニックを融合させた美しくも幻想的な音世界で魅せてくれます。

プロデュースはChris Hyson
ソングライティングはすべてSnowpoetのオリジナル。

本作ではLauren Kinsella(vo)、Chris Hyson(p、syn)に加え、Matthew Robinson(p、syn)、Josh Arcoleo(sax)、Dave Hamblett(ds)という5名がSnowpoetメンバーとしてクレジットされています。

それ以外にLloyd Haines(ds)、Alex Haines(g)、Alice Zawadski (violin)がレコーディングに参加しています。

美しくも幻想的なサウンドスケープ的な音世界は、心を鎮め、安らぎを感じさせてくれます。

日本の禅を扱った「Floating Practice」のようなトラックもあり、侘び寂び的な美意識がお好きな人にもフィットするかもしれません。

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり

道元の句が似合いそうな1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Roots」
今ジャズ/次世代ネオソウルともリンクするサウンドとLauren Kinsellaの独特の存在感が印象的なオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=7-CqR30E918

「The Wheel」
幻想的なサウンドとポエトリー・リーディング的なLaurenのヴォーカルが織り成すビューティフル・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=SUgbRnwbWv8

「A Chance To Hear The Rain」
ピアノとシンセが織り成す浮遊サウンドがドリーミーでストレンジな音世界を展開します。
https://www.youtube.com/watch?v=51I0ZRQ5Qaw

「Sky Thinking」
ヴァイオリンを交えた美しいサウンドとポエトリー・リーディング的なLaurenのヴォーカルが織り成すサウンドスケープ的な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=H3Zae0w_EIw

「FaceTime」
Laurenの多重ヴォーカルとアコースティック・ギターを交えたフォーキー&エレクトロニックな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=gMfuiurYmcE

「Early Feelings」
ビートレスの幻想的な仕上がり。サウンドの中に溶け込んでしまいそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=wnoBm7H3xrA

「Tiers」
濃霧の中のサックス・ブロウといった雰囲気のインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=6WXsX1CYNtM

「With You」
アルバムの中で最もシンセ・ポップでキャッチーなダンサブル・チューン。KNOWERあたりがお好きな人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=MpPku1RuVOc

「Here’s The Thing」
ビートレスでミステリアスなサウンドとLaurenのヴォーカルが織り成す壮大な音世界が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=ojixJnov0kQ

「Burn Bright」
ピアノ、ヴァイオリンによる美しいサウンドとLaurenの透明感のあるヴォーカルがフィットしたデトックスのような仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=9ol89rj0rMA

「Floating Practice」
禅僧の視点から日本の四季のウツロイが歌われます。寒緋桜、山桜、フゲンゾウといった日本語の歌詞が聴こえてきます。禅的エレクトロニック・サウンドを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Zu-D-VWPURk

「Wool Cotton Lace & Snow」
ラストもサウンドスケープ的な幻想的サウンドで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EPwhgt80wx8

Snowpoetの他作品もチェックを!

『Snowpoet』(2016年)


『Thought You Knew』(2018年)
posted by ez at 02:28| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月23日

Sons Of Kemet『Black To The Future』

Shabaka Hutchings率いるユニットの4枚目☆Sons Of Kemet『Black To The Future』

発表年:2021年
ez的ジャンル:次世代UKジャズ/アフロ・ジャズ
気分は... :寛容であれ!

新作から注目のUKジャズ作品Sons Of Kemet『Black To The Future』です。

次世代UKジャズを牽引する最重要ミュージシャンの一人、Shabaka Hutchings率いるSons Of Kemetの紹介は、3rdアルバム『Your Queen Is A Reptile』(2018年)に続き2回目となります。

ここ数年の僕の音楽ライフにかなりの影響を与えているShabaka HutchingsおよびSons Of Kemet

年末恒例の『ezが選ぶ●●年の10枚』でも、3年連続で彼ら絡みの作品をセレクトしています。

『ezが選ぶ2018年の10枚』
Sons Of Kemet『Your Queen Is A Reptile』(2018年)
Your Queen Is A Reptile

『ezが選ぶ2019年の10枚』
Theon Cross『Fyah』(2019年)
ファイア

『ezが選ぶ2020年の10枚』
Shabaka And The Ancestors『We Are Sent Here By History』(2020年)
ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー

そんな流れでSons Of Kemetの新作への期待は高まるばかりでした。

前作『Your Queen Is A Reptile』(2018年)に続く4thアルバムとなる本作『Black To The Future』におけるSons Of Kemetのメンバーは、Shabaka Hutchings(ts、woodwinds)、Theon Cross(tuba)、Tom Skinner(ds)、Eddie Wakili-Hick(ds)という4名。

サックス、チューバ、ツイン・ドラムという編成は変わりませんが、ドラマーの一人がSeb RochfordからEddie Wakili-Hickに交代しています。

アルバムにはLV & Joshua Idehen名義等の作品リリースで知られ、前作も参加していたJoshua Idehen(vo)、アシッド・ジャズ期から活躍しているサックス奏者Steve Williamson(ts)、フィラデルフィア出身の詩人、ビジュアルアーティストであり、フリージャズ・バンドIrreversible Entanglementsでも活動するアーティストCamae Ayewaの変名Moor Mother(vo)、シカゴを拠点にDamon Locks Black Monument EnsembleJake Wark Quartetといったユニットで活動するコンポーザー/クラリネット奏者/シンガーAngel Bat Dawid(vo)、UKラッパーKojey Radical(vo)、ロンドンの人気グライムMC D Double E(vo)、SEED Ensembleのリーダー兼KokorokoNerijaのメンバーであるCassie Kinoshi(as)、メンバーTheon Crossの兄弟Nathaniel Cross(tb)、UKジャズの注目バンEzra CollectiveIfe Ogunjobi(tp)、USサックス奏者Kebbi Williams(ts)といったミュージシャンが参加しています。

本作『Black To The Future』の背景には、アメリカでのBlack Lives Matter運動への共感がある模様です。

また、Shabaka Hutchingsは本作でフルート音楽の掘り下げを試みています。具体的にはカリブ海のマルティニーク島出身のフルート奏者Max Cillaやブラジルの鬼才ミュージシャンであるHermeto Pascoalを意識したようです。

正直、僕の音楽嗜好でいえば、アッパーで扇動的な演奏が多かった前作『Your Queen Is A Reptile』がほうが好みですが、本作ならではのアンサンブルの面白さを楽しみたいと思います。

社会メッセージとジャズをバランスさせた本作のパワーを感じましょう。

全曲紹介しときやす。

「Field Negus」
Joshua Idehenのポエトリー・リーディングをフィーチャー。今も奴隷時代のように差別的な扱いを受ける黒人の過酷な立場をJoshuaが訴えます。Steve Williamson(sax)も参加し、不条理な現状を哀愁のジャズ・サウンドで表現します。
https://www.youtube.com/watch?v=ELXDbxKjx48

「Pick Up Your Burning Cross」
Moor MotherとAngel Bat Dawidのヴォーカルをフィーチャー。前作からの流れを汲むアッパーでパワフルなアフロ・ジャズですが、本作ならではのフルートの音色も聴こえてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=IpK1a1RqfFA

「Think Of Home」
カリブや中央アフリカを意識した本作らしい開放的で海と空と大地を感じるアンサンブルを楽しめます。さらにダビーな音響感も本作独特のものかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=A5_-BEVYZ9Y

「Hustle」
Kojey Radicalをフィーチャー。黒人の歴史をアフロ・ジャズと重ね、ダークで不穏な雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=PUNRnXXPylM

「For The Culture」
D Double Eをフィーチャー。さらにはSEED EnsembleのCassie Kinoshi(as)、Theon Crossの兄弟、Nathaniel Cross(tb)、Ezra CollectiveのIfe Ogunjobi(tp)も参加し、ホーン・アンサンブルの重層感を楽しめる演奏です。本作らしいフルートの音色によるアクセントも効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=8T5SGoQnMg4

「To Never Forget The Source」
ゆったりとしたリズムと哀愁サックスが印象的な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=1UGtH3t-QKg

「In Remembrance Of Those Fallen」
ミステリアスな雰囲気を醸し出す演奏です。多彩な木管楽器の音色によるアクセントも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=Emeclwix8Ig

「Let The Circle Be Unbroken」
メンバー4人のアンサンブルを楽しめる演奏です。穏やかな雰囲気から徐々にマッドな感じになるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-hjxrchhT5c

「Envision Yourself Levitating」
Kebbi Williams(ts)が参加。テンポを落としたリズムのなかでホーン・アンサンブルによる表情の変化を味わうのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1B8rN291JwA

「Throughout The Madness, Stay Strong」
Shabakaがサックス、クラリネット、フルートで楽しませてくれます。アッパーなのに扇動的ではないのが前作との違いかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=fH4baTgOALo

「Black」
ラストは再びJoshua Idehenをフィーチャー。Black Lives Matterへの共感をダイレクトに反映したJoshuaのポエトリー・リーディングをShabakaらの演奏が際立たせます。
https://www.youtube.com/watch?v=d6CADUV0QB0

Sons Of Kemetの他作品もチェックを!

『Burn』(2013年)
BURN

『Lest We Forget What We Came Here to Do』(2015年)
LEST WE FORGET

『Your Queen Is A Reptile』(2018年)
Your Queen Is A Reptile
posted by ez at 02:34| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月16日

Yotam Silberstein/Carlos Aguirre『En El Jardin』

イスラエル人ジャズ・ギタリストとの共演作☆Yotam Silberstein/Carlos Aguirre『En El Jardin』

発表年:2021年
ez的ジャンル:現代アルゼンチン音楽×イスラエル・ジャズ・ギター
気分は... :我逢人!

新作アルバムからアルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレ・シーンの巨匠Carlos Aguirreがイスラエル出身のジャズ・ギタリストYotam Silbersteinとコラボした最新作『En El Jardin』<です。

1965年アルゼンチン、エントレリオス州セギーの生まれのシンガー・ソングライター/ピアニスト/ギタリストCarlos Aguirreについて、当ブログでこれまで紹介したのは以下の3枚。

 『Orillania』(2012年)
 『Serpentina』(2017年)
 ※Andre MehmariJuan Quinteroとの共演
 『La musica del agua』(2019年)

Carlos Aguirreが今回コラボの相手に選んだのはイスラエル出身のジャズ・ギタリストYotam Silberstein。現在はN.Y,を拠点に活動しています。

Yotam Silbersteinのアルバム『The Village』(2016年)でCarlos Aguirre作品をカヴァーしたことで交流を持つようになり、2018年から制作を開始し、ようやく完成に至りました。

正直、これまでのYotam Silberstein作品を聴いたことがありませんが、Carlos Aguirreらしい澄み切った深遠な音世界に、Yotamが加わることでメロウな味わいが増しているように感じられます。

国内盤先行リリースですが、Aguirreが自ら撮った植物の写真のブックレットが付いています。曲タイトルと写真が対になっているので、写真を眺めながら曲を聴くと、さらに深みが増すかもしれません。

これまでのCarlos Aguirre作品がお好きな人であれば、間違いなく楽しめる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Fairytale」
Yotam Silberstein作。透明感に溢れる音色に魅了される美しいオープニング。聴いていると自然と心が浄化されていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=fIvDB_yXFuk

「Nuevos viejos amigos (a Yotam Silberstein)」
Carlos Aguirre作。CarlosのピアノにYotamのギターが寄り添う、現代音楽とジャズを融合させたAguirreらしい音世界を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=-e_SQP3OZdc

「Joao」
Yotam Silberstein作。Yotamの軽やかなながらも鮮やかなギターの音色に惹かれる、僕好みのブラジリアン・テイストのメロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=JRQO-LOlgfE

「En el jardin」
Carlos Aguirre作。Yotamのメロウ・ギターを中心に穏やかでゆったりとした音世界に癒されます。
https://www.youtube.com/watch?v=wHVRLJ2wZuQ

「Ga'aguim」
Yotam Silberstein作。雄大なランドスケープを感じさせる演奏です。ミステリアスな雰囲気があります。
https://www.youtube.com/watch?v=We04oW3_uB4

「Paisaje imaginario」
Carlos Aguirre作。現代音楽的な美しさと深遠さがあります。Aguirreらしい美がよくわかる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=ezmgjenZhjQ

「Madrugada」
Yotam Silberstein作。Aguirreのピアノが印象的なジャズ寄りの美しいバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=I4r_3MA7G38

「Tanto para agradecer (a Ivan Lins)」
Carlos Aguirre作。ラストはYotamのメロウ・ギター、Aguirreの美しいピアノが優しく包み込んでくれます。サンセットが似合う演奏です。終盤のアコーディオンによるアクセントもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=l_r6V4AR0b8

Carlos Aguirreの他作品もチェックを!

Carlos Aguirre Grupo『Crema』(2000年)
Carlos Aguirre Grupo(Crema)

『Rojo』(2004年)


『Caminos』(2006年)


『Violeta』(2008年)


『Orillania』(2012年)
Orillania

Andre Mehmari/Juan Quintero/Carlos Aguirre『Serpentina』(2017年)
Serpentina セルペンティーナ

『La musica del agua』(2019年)
LA MÚSICA DEL AGUA / ラ・ムシカ・デル・アグア 〜 水の音楽
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2021年05月09日

Raquel Rodriguez『Sweet Side』

L.A.出身の女性R&Bシンガーの日本独自アルバム☆Raquel Rodriguez『Sweet Side』

発表年:2021年
ez的ジャンル:L.A.女性R&B
気分は... :スウィート&エレガント!

新作アルバムから女性R&B作品、Raquel Rodriguez『Sweet Side』です。

Raquel RodriguezはL.A.出身のメキシコ系アメリカ人R&Bシンガー。

Gwen StefaniAnderson .Paakらのバック・シンガーを務め、PJ MortonSnoop DoggLizzoらのオープニング・アクトも務めた経歴を持っています。

自身のアルバムとしては、これまで『Miss Me』(2014年)、『310』(2019年)という2枚のアルバムをリリースしています。

本作『Sweet Side』は昨年リリースしたEP『Sweet Side A』、今年4月リリースしたEP『Sweet Side B』を合体させた日本独自アルバムです。ただし、元々『Sweet Side』というタイトルでのアルバム・リリースを予定していたらしいので、それが日本で実現したといったところでしょうか。

「Crybaby」では女性Hip-HopアーティストIll Camilleがフィーチャリングされ、オーストラリア出身のプロデューサーMXWLLがプロデュースを手掛けています。また、「Leave Me Behind」はL.A.のシンセ・ファンク系ミュージシャンDUXとの共同名義でリリースしたシングル曲です。

それ以外に、長年の音楽パートナーSam BrawnerMoonchildAmber NavranAndris MattsonJamiroquaiMatt JohnsonNate WilliamsLettuceAdam DeitchButcher BrownMorgan Burnett等のミュージシャンが参加しています。

Moonchildメンバーが関与したメロウ・チューン「Sweet Side」やstrong>「I Know, I Know」、80年代ブラコン・テイストの「Nobody Else」「Read the Room」、軽快なディスコ・ファンクの「Leave Me Behind」「Undone」「Last Night」、しっとりとしたアーバンなメロウ「Don't You Know」あたりがおススメです。

バラード系、アップ系共に充実した、かなり僕好みの女性R&B作品です。

全曲紹介しときやす。

「Intro」

「Sweet Side」
タイトル曲はMoonchildのAndris Mattsonらがソングライティングを手掛けています。まさにスウィートなムードに包まれたメロウR&Bに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=6Zv_6bcwYL8

「Nobody Else」
JamiroquaiのNate Williamsとのコラボ曲。80年代ブラコン、90年代R&Bのエッセンスを取り入れたメロウ・ミディアム。僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=WpzuchPBpAs

「Crybaby」
Ill Camilleをフィーチャーし、MXXWLLがプロデュースを手掛けた曲。本作の中では話題曲かもしれませんが、正直、このトラックに限っては僕好みではありません。
https://www.youtube.com/watch?v=dAkFmbijn-4

「I Know, I Know」
MoonchildのAmber NavranとRaquelの共作。Moonchildモード全開の陽だまりの次世代ネオソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=67pDWsEYwU0

「Daydream(Interlude)」
次曲のインタールード。

「Daydream」
L.A.のベーシストNick Campbellとの共作。ベースの効いたミディアム・ファンク。程良くメロウネスも効かせているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Q1LEi40qCx0

「Leave Me Behind」
DUXとの共同名義で2019年にシングル・リリースした楽曲。鮮やかなシンセの音色が印象的なブギー・ファンク。L.A.ディスコ/ファンク/ブギーがお好きな人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=ysSmQvcv4B4

「Undone」
シングル向きのキャッチーなダンサブル・チューン。突き抜けた分かりやすさが魅力のディスコ・ファンクです。アルバムで一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=RwUsHbNjx-U

「You」
丁寧に歌い上げるメロウ・ミディアム。僕のお気に入りのAdriana Evansの雰囲気に通じるところがあるトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZDv6oHIl0tQ

「Lisa (Intro)」
次曲のイントロ。

「Read the Room」
80年代ブラコンのテイストを感じるアーバンなメロウ・ミディアム。このあたりのサウンド・センスも本作の魅力ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=m32f5MzPH14

「Last Night」
ヴォコーダー入りの軽快なディスコ・ファンク。現行ディスコ/ブギー好きの人であれば気に入るであろう華やかなパーティー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=RmHYLClZzHU

「Don't You Know」
しっとりとしたアーバンなメロウ・バラード。甘く切ない雰囲気がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=_jh8r-vk-ps

「I Want It All (Original Version)」
『310』収録曲のオリジナル・ヴァージョン。『310』ヴァージョンよりもライヴ感のある仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=InTH8GMbqlc

「Read the Room (Alternate Version)」
「Read the Room」の別ヴァージョン。デモ・ヴァージョン的な面白さがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=GkvXAdyT4OM

ご興味がある方はRaquel Rodriguezの他作品もチェックを!

『Miss Me』(2014年)


『310』(2019年)
posted by ez at 01:26| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月02日

STR4TA『Aspects』

BlueyとGilles Petersonによる新ユニット☆STR4TA『Aspects』

発表年:2021年
ez的ジャンル:UKジャズ・ファンク・ユニット
気分は... :レジェンド×レジェンド!

新作からIncognitoBlueyとUKを代表するDJ/プロデューサーGilles Petersonによる新ユニットSTR4TAのアルバム『Aspects』です。

二人は、80年代のUKソウル/ファンク・バンドCentral LineやUKジャズ・ファンク・バンドAtmosfearからインスパイアされて、STR4TAの音創りに取り組んだ模様です。

プロデュースはBlueyGilles Peterson
さらに曲によって、元OutsideMatt CooperRichard BullPaul Boothが関与しています。

Bluey(g、vo、Instruments)以下、Matt Cooper(key、ds)、昨日紹介したばかりのThe K-CreativeSki Oakenfull(key)、Richard Bull(Instruments)、Paul Booth(sax、fl)、Francis Hylton(b)、Francesco Mendolia(per)、Ben Epstein(b)、Pete Biggin(ds)、Randy Hope-Taylor(b)、Francesco Mendolia(ds)、Joao Caetano(per)、前述のAtmosfearの元メンバーPeter Hinds(key)、

基本は80年代ジャズ・ファンク/フュージョンをBluey/Gillesのセンスで2020年代仕様にアップデートしたようなサウンドがズラリと並びます。

また、AOR/シティ・ミュージック風やディスコ・ファンク調のトラックもあります。

音自体に特段目新しさはありませんが、洗練されたサウンドに仕上げるセンスはBluey/Gillesならではですね。

レジェンド×レジェンドのコラボを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Aspects」
タイトル曲はBlueyらしいジャズ・ファンク/フュージョンとGillesらしいダンシング・ジャズのエッセンスが融合した、懐かしくて新しい進化形ジャズ・ファンク/フュージョンで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wxtnkyaF5ug

「Rhythm In Your Mind」
80年代ジャズ・ファンク/フュージョン・テイストを2020年代仕様にアップデートしたような1曲。ラテン・フレイヴァーをうまく取り入れて点は、昨日紹介したThe K-Creativeあたりとも共通しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=LUKaRPAvFt4

「Dance Desire」
Gillesらしいセンスを感じる切れ味のあるハイブリッド・ブラジリアン・フュージョン。コズミックな雰囲気もあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VUOCNFyU8e4

「We Like It」
Incognitoモードの爽快サマー・ジャズ・ファンク。涼しげなギター・カッティングとコズミックなシンセの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=xp6UWG5xXik

「Steppers Crusade」
この演奏も参加メンバーも含めて、ほぼIncognitoといった雰囲気のサマー・フュージョンに仕上がっています。後半からはブラジリアン・フュージョンへと展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=LRFV8HxYYJU

「After The Rain」
Bluey/Gilles流シティ・ミュージックといった雰囲気の仕上がり。目新しさはありませんが、洗練度合いが流石Bluey/Gillesって感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=6RgUq1XqWro

「Give In To What Is Real」
疾走感が心地好い爽快メロウなディスコ・フュージョン。ディスコ・ファンクとフュージョンのバランス感覚が絶妙ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Eulw4s2Y2G4

「Kinshasa FC」
80年代ディスコ・ファンクがベースで、それをフュージョン・テイストを加味してモダンにアップデートした感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=KVIz_YV1Jn0

「Vision 9」
Gillesらしいクラブジャズ/ボッサ感覚のブラジリアン・フュージョン。Paul Boothのフルートが涼しげです。
https://www.youtube.com/watch?v=kKfYd5WvqVc

「Aspects (Demus Dub)」
CDボーナス・トラック。「Aspects」のダビーなリミックス。個人的にはオリジナル以上に面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0JE6U3YzZM

ご興味がある方は、Bluey/GillesがインスパイアされたCentral LineAtmosfearの作品をチェックするのも楽しいのでは?

Atmosfear『En Trance』(1981年)


Central Line『Central Line』(1981年)
posted by ez at 00:07| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする