2021年01月18日

Foxy『Hot Numbers』

マイアミ・ディスコらしい1枚☆Foxy『Hot Numbers』
ホット・ナンバー [国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5605)
発表年:1979年
ez的ジャンル:T.K.系マイアミ産ディスコ
気分は... :ブリーズ対ブレイディ!

NFLはディビジョナル・プレーオフ突入。
まずはパッカーズ、ビルズが勝ち上がり。
特にパッカーズはQBロジャースの完璧な試合コントロールが印象的でしたね。

今日は残る2試合、チーフス対ブラウンズ、セインツ対バッカニアーズです。

チーフス対ブラウンズは、おそらくチーフスの勝利でしょうね。ビルズも破って順当にスーパーボウルまで進むと思います。

セインツ対バッカニアーズは、ディビジョナル・プレーオフで一番楽しみにしている試合。ブリーズ対ブレイディのQB対決が見ものですね。どちらが勝ち上がってもチャンピオンシップでのロジャースとの対決も見逃せないですね。

今回はマイアミ産ディスコ、Foxy『Hot Numbers』(1979年)です。

キューバ生まれのシンガー/ギタリストIsh Ledesmaを中心にフロリダで結成されたディスコ・バンドFoxyについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Foxy』(1976年)
 『Get Off』(1978年)
 『Party Boys』(1979年)

USシングル・チャート第9位、同R&Bシングル・チャート第1位となった大ヒット曲「Get Off」収録し、アルバム自体もUSアルバム・チャート第12位、同R&Bアルバム・チャート第3位のヒットとなった前作『Get Off』(1978年)に続き、勢いに乗って制作されたが3rdアルバムとなる本作『Hot Numbers』(1979年)です。

本作もUSアルバム・チャート第29位、同R&Bアルバム・チャート第10位とまずまずの成功を収めました。

他のFoxy作品と同じくT.K. Records傘下のDashからのリリースです。

本作におけるメンバーはIsh Ledesma(g、vo、syn、p)、Arnold Pasiero(b)、Tito Puenteの息子Richie Puente Jr.(per)、Charlie Murciano(key、back vo)、Joe Galdo(ds、per、back vo)の5名。

また、The Brecker BrothersがホーンでRhodes, Chalmers & Rhodesがバック・コーラスで参加しています。

プロデュースはFoxy自身。

USチャート第21位、同R&Bチャート第4位のヒットとなったタイトル曲「Hot Number」が目立ちますが、僕のおススメはディスコ・ブギー「Headhunter」、メロウ・ブギー「Devil Boogie」、メロウ・ソウルな「Nobody Will Ever Take Me Away From You」「Lady」、ファンキー&メロウ・グルーヴ「Give Me That Groove」あたり。

マイアミ産ディスコやFoxyの他作品がお好きな人であれば、間違いなく楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Headhunter」
Ish Ledesma作。Foxyらしいディスコ・ブギーがオープニング。「Hot Number」以上に僕のお気に入り。ディストーション・ギターのアクセントがいい感じ!
https://www.youtube.com/watch?v=Ty-466cpn5U

「Devil Boogie」
Ish Ledesma作。僕好みのメロウ・ブギー。このグループらしいラテン・フレイヴァーとBrecker Brothersのホーン・サウンドがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=meyXHFJGHLo

「Give Me A Break」
Ish Ledesma/Richie Puente作。ラテン・モード全開のインスト小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=bcpfTL8xId0

「Nobody Will Ever Take Me Away From You」
Ish Ledesma作。ラテン・フレイヴァーのメロウ・ソウル。マイアミのサンセットが似合いそうな素敵な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=nHZfc3zjZjU

「Chicapbon Chicapbon」
Ish Ledesma作。トロピカル・フュージョン調の軽快な仕上がり。ラテン・パーカッション全開な感じがいいですね・
https://www.youtube.com/watch?v=BqqSV327RGQ

「Hot Number」
Ish Ledesma作。タイトル曲はシングル・カットされ、USチャート第21位、同R&Bチャート第4位のヒットとなりました。Rhodes, Chalmers & Rhodesによるコーラスとド派手なギターが印象的なロッキン・ブギーです。
https://www.youtube.com/watch?v=f6Y8ZS3DELM

「Lady」
Ish Ledesma/Joe Galdo作。僕好みのメロウAOR。Ish Ledesmaのジェントルなハイトーン・ヴォーカルがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=G8KyyPcBMTs

「Give Me That Groove」
Charlie Murciano/Richie Puente作。これも僕好みのトラック。ラテン・フレイヴァーのファンキー&メロウ・グルーヴ。Brecker Brothersのホーンが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=fgz7_G78oRw

「Lady Of The Streets」
Charlie Murciano/Richie Puente作。本編ラストはトロピカルなレゲエ・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=8Nye6OXzRQI

「Call It Love」
国内盤CDボーナス・トラック。Ish Ledesma作。シングル「Hot Number」B面曲。前半はラテン・フレイヴァーのメロウ・チューンですが、中盤からラテン・パーカッション全開のリズミックな演奏となります。

ご興味はある方はFoxyの他作品もチェックを!

『Foxy』(1976年)
フォクシー[日本初CD化 / 国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5655)

『Get Off』(1978年)
ゲット・オフ

『Party Boys』(1979年)
パーティー・ボーイズ ![世界初CD化 / 国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き]

『Live』(1980年)
ライヴ[日本初CD化 / 国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5623)
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2021年01月14日

Various『Pigmaliao 70』

ブラジルTVドラマのサントラ☆Various『Pigmaliao 70』

発表年:1970年
ez的ジャンル:ブラジルTVドラマ・サントラ
気分は... :サントラならではのお楽しみ!

ブラジルTVドラマのサントラVarious『Pigmaliao 70』(1970年)です。

ブラジル音楽ファンには人気の高いサントラ作品です。

ドラマ・タイトルにもある"ピグマリオン"とは、ギリシア神話に登場するキプロス島の王の名。現実の女性に失望していたピグマリオンは、自ら理想の乙女像を彫刻し、その彫刻に恋をするようになります。そして、美の女神にそれが人間になることを願い、生を与えてもらい、妻に迎えるという話が残っています。

そんなピグマリオンの物語がモチーフになっているTVドラマが『Pigmaliao 70』と思われます。

アルバムにはErlon ChavesUmas & OutrasJackson Do PandeiroThe YoungstersEgberto GismontiClaudette SoaresBriamonte Orq.Wilson Das NevesGlobetesといったアーティストがアルバムに参加しています。

さまざまなタイプの楽曲が収録されているのがサントラならではのお楽しみですね。

女性コーラス・グループUmas & Outrasが歌ったMarcos Valle/Paulo Sergio Valle作品「Pigmaliao 70」、ハード・ドライビングなオルガン・グルーヴThe Youngsters「Tema De Kiko」、ストリングス、スキャットを配したアメリカン・ポップス調のEgberto Gismonti「Pendulo」、ジャズ・ワルツ調のClaudette Soares「Ao Redor (Tema De Amor)」、スキャット入りの軽快でハッピーなBriamonte Orq.「Tema De Cristina」あたりが僕のおススメです。

ジャケも含めて名サントラだと思います。

全曲紹介しときやす。

Umas E Outras「Pigmaliao 70」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。オープニングを飾るのは女性コーラス・グループUmas & Outras。当ブログでも紹介した彼女たちのアルバム『Poucas E Boas』(1970年)にもヴァージョン違いが収録されています。彼女たちのキュートなダバダバ・スキャットが映えるラブリーな仕上がり。作者Marcos Valleのヴァージョンは『Marcos Valle (1970)』(1970年)収録。
https://www.youtube.com/watch?v=Tq9gnw64wZA

Jackson Do Pandeiro「A Feira」
Monica Silveira/Nonato Buzar作。陽気でユーモラスな語り口が印象的な1曲。陽気なブラジル人気質が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=TohnA4IZGdg

Erlon Chaves「Tema De Cristina」
Jose Briamonte作。美しいストリングスによるドラマのヒロイン、クリスチナのテーマ曲。
https://www.youtube.com/watch?v=f6hufDIWVYE

The Youngsters「Tema De Kiko」
Erasmo Carlos/Roberto Carlos作。ハード・ドライビングでファンキーなオルガン・グルーヴ。UKロックの影響を感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=44IAmu0uAgk

Egberto Gismonti「Pendulo」
ブラジルの天才音楽家Egberto Gismontiの登場。彼自身のアルバム『Sonho 70』(1970年)にも収録されています。ストリングス、スキャットを配したアメリカン・ポップス調の仕上がりは意外です。
https://www.youtube.com/watch?v=b18myV_LvIg

Claudette Soares「Ao Redor (Tema De Amor)」
ボサノヴァの歌姫Claudette Soaresの登場です。当ブログでも紹介した『Claudette No. 3』(1970年)にも収録された1曲(Antonio Adolfo/Tiberio Gaspar作)。ジャズ・ワルツ調の楽曲で彼女のキュートな魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=HVn6XnF0BCs

Briamonte Orq.「Tema De Cristina」
3曲目に紹介したクリスチナのテーマ曲が再登場。こちらはスキャット入りの軽快でハッピーな仕上がりは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=0eBcjFZQcV8

Erlon Chaves「Tema De Nando E Candinha」
Luis Carlos Sa/Luhli/Sonia Prazeres作。オーケストレーションによる演奏。
https://www.youtube.com/watch?v=C9mqFlxE6X8

Wilson Das Neves「A Feira」
2曲目にも登場した楽曲を名ドラマーWilson Das Nevesの演奏で楽しめます。ブラスやギターが印象的なリズミックなインストに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=vHYRP06r_d4

Globetes「Ao Redor (Tema De Amor)」
6曲目にClaudette Soaresが歌った楽曲をスキャット入りのオーケストレーションで聴かせてくれます。

Erlon Chaves「Os Povos」
Marcio Borges/Milton Nascimento作。少しアヴァンギャルドな雰囲気もあるオーケストレーション入りの演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=AHf8WGfKDn4

Erlon Chaves「Pigmaliao 70」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。ラストは再びオープニング曲で締め括ってくれます。ジャズ・ワルツ調の演奏がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=hsa2PitmlkU

本作収録曲が収録されているアーティスト本人のアルバムもチェックを!

Umas & Outras『Poucas E Boas』(1970年)
ポウカス・イ・ボアス

Claudette Soares『Claudette No. 3』(1970年)
CLAUDETTE No 3 ヌメロ・トレス

Egberto Gismonti『Sonho 70』(1970年)
posted by ez at 01:22| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月09日

Eddie Russ『Take a Look at Yourself』

モダンなジャズ・ファンク☆Eddie Russ『Take a Look at Yourself』

発表年:1978年
ez的ジャンル:メロウ・エレピ系デトロイト・ジャズ・ファンク
気分は... :万華鏡のように・・・

今回はUSジャズ・キーボード奏者Eddie Russのレア・グルーヴ人気作『Take a Look at Yourself』(1978年)です。

単独CD化が実現しておらず、上記ジャケ(amazonへのリンク)は『See The Light』(1976年)との2in1CDです。

『Take a Look at Yourself』(1978年)のジャケはこんな感じです。
『Take a Look at Yourself』(1978年) ※アナログ盤


DEV LARGEのソロ『Dead Funky President』のジャケ・ネタにもなりました。
DEV LARGE<『Dead Funky President』(2000年)
dev large dead funky president.jpg

ピッツバーグ生まれ、デトロイトを拠点に活動していたキーボード奏者Eddie Russの紹介は、人気曲「The Lope Song」収録のレア・グルーヴ人気作『Fresh Out』(1974年)、『See The Light』(1976年)に続き3回目となります。

本作『Take a Look at Yourself』(1978年)は、『See The Light』(1976年)に続くMonumentの第2弾アルバムとなります。

プロデュースはBob Crawford

レコーディングにはEddie Russ(p、syn)以下、Bob Crawford(g)、Eddie Willis(g)、Ron English(g)、Greg Coles(b)、Ewell Jones(ds)、Marcus Belgrave(tp、flh)、Maurice Davis(tp、flh)、 Don White(tb)、Eddie Gooch(tb)、Kenny Garrett(as)、Wilton Machen(as、ss、ts)、Brandye(vo)、Jackie Holiday(vo)、Ken Peters(vo)、Renee Coles(vo)等のミュージシャンが参加しています。

ヴォーカル曲が多いので、Eddie Russ作品を初めて聴く人でもかなり聴きやすいと思います。

レア・グルーヴ的には「Take A Look At Yourself (Before You Point Your Bad Finger At Me)」「I Want To Be Somebody」の2曲がハイライト。

それ以外にEmotionsのカヴァー「Don't Ask My Neighbors」Quincy Jonesのカヴァー「I Heard That」、(多分)Brandyによるキュートな女性コーラスが映えるアーバン・ジャズ・ファンクの「Feelin' Fine」「Lay Back」もおススメです。

2in1CDでしか入手できませんが、『See The Light』(1976年)との2in1はかなりお買得だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Take A Look At Yourself (Before You Point Your Bad Finger At Me)」
Bob Crawford作。タイトル曲はレア・グルーヴ・クラシック。ファンキー・メロウな疾走感が心地好い、Jackie Holidayの女性ヴォーカル入りジャズ・ファンク。ジャケの通り、万華鏡のようなカラフルなサウンドがいいですね。Shuya Okino(沖野修也) feat. Divinitiがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZHaqe2dlGbc

「Don't Ask My Neighbors」
Skip Scarborough作。Emotionsのカヴァー。オリジナルは『Rejoice』(1977年)収録。Jackie Holidayの女性ヴォーカルをフィーチャーした素敵なメロウ・ソウルに仕上がっています。メロウ・エレピの響きがたまりません!
https://www.youtube.com/watch?v=QKdvCwEPc8Y
Emotions「Don't Ask My Neighbors」
 https://www.youtube.com/watch?v=3R8Ar4tm3kQ

「Tea Leaves」
Eddie Russ作。この時代らしいスペイシーなインスト・ジャズ・ファンク。やりすぎなシンセの音色が良くも悪くも印象に残ります。
https://www.youtube.com/watch?v=NJs4BS3LBaM

「Interlude」
インタールード。

「I Want To Be Somebody」
Eddie Russ/Gwen Crawford作。「Take A Look At Yourself」と並ぶ本作のハイライト。パーカッシヴなグルーヴが僕好みのモダンなアーバン・ダンサー。Eddie Russの鍵盤ソロも存分に満喫できます。(多分)Brandyによるキュートな女性コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=LT2tnJzzT3U

「Feelin' Fine」
Eddie Russ/Janice Jarrett作。鍵盤奏者らしいアーバンなジャズ・ファンク。今の時期より真夏に聴きたいサウンドですが・・・。あまり語られないトラックですが僕は大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=_4ksMuvNtq4

「I Heard That」
Dave Gursin/Quincy Jones作。Quincy Jonesのカヴァー。オリジナルは『I Heard That!!』(1976年)収録。ここではRenee Colesの女性ヴォーカルをフィーチャーした都会的なファンキー・サウンドが格好良いジャズ・ファンクを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=gZgKLnFcI6Q
Quincy Jones「I Heard That!!」
 https://www.youtube.com/watch?v=pAUij5zMga8

「Lay Back」
Eddie Russ/Janice Jarrett作。ファンキー・ホーン隊と(多分)Brandyによるキュートな女性コーラスが躍動するアーバン・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y2hVWMxBVio

『Fresh Out』(1974年)
FRESH OUT フレッシュ・アウト

The Mixed Bag『Mixed Bag's First Album』(1976年)
ミックスド・バッグズ・ファースト・アルバム [初回限定盤] [紙ジャケット仕様]
posted by ez at 01:29| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月05日

Kat Mandu『Kat Mandu』

カナディアン・ディスコ☆Kat Mandu『Kat Mandu』

発表年:1979年
ez的ジャンル:T.K.系カナディアン・ディスコ
気分は... :ディスコで気晴らし!

年明け早々、世の中に暗雲が立ち込めていますね。
こんな時にはディスコ・ミュージックで気晴らしを・・・

今回は70年代ディスコからKat Mandu『Kat Mandu』です。

Kat Manduは1978年にカナダ、モントリオールで結成されたディスコ・ユニット。

メンバーはDenis LepageJoe La GrecaJimmy Ray等。

グループは『Kat Mandu』(1979年)、『Get Crackin』(1980年)、『The Kat Is Back』(1983年)という3枚のアルバムをリリースしています。

1stアルバムとなる本作『Kat Mandu』(1979年)は、マイアミのソウル/ディスコ・レーベルT.K.傘下のMarlinからのリリースであり、ディスコ・クラシック「The Break」が収録されています。

プロデュースはDenis LepageJoe La Greca

その「The Break」をはじめ、ラテン・パーカッションを効かせたディスコ・チューンがズラリと並びます。

ブギー・ディスコ「Djaga Boogie Woogie」、イタロ・ディスコな「Don't Stop, Keep On」、メロウ・ディスコ「There's Only Been A Few」、哀愁ラテン・ディスコ「Mi Corazon」も楽しめます。

ある意味、マイアミのT.K.らしいディスコ作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「The Break」
Denis Lepage作。本作のハイライトとなるディスコ・クラシック。ラテン・パーカッションとスペイシー・サウンドが融合したド派手なファンキー・ディスコ。
https://www.youtube.com/watch?v=fl6kVK-B3OQ

The Energy Sectionがカヴァーしています。
The Energy Section「Break Me Up (The Break)」
 https://www.youtube.com/watch?v=8-9Vm-WtLbc

「Djaga Boogie Woogie」
Serge Lamarche作。バック・コーラスにはCissy Houstonらが参加。ラテン・パーカッションの効いたブギー・ディスコ。個人的には「The Break」以上にお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=K-EW4zT34WQ

「Don't Stop, Keep On」
Fritz Walton/John Farley/Peter Dowse作。イタロ・ディスコなハイエナジー・アッパー・チューン。Duane Eddy「Peter Gunn」の引用もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=Chw7Mb_XDu4

「There's Only Been A Few」
Serge Lamarche作。ラテン・パーカッションの効いたメロウ・ディスコ。少し哀愁ムードが漂うのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eNU5Dvv0U6E

「Mi Corazon」
Serge Lamarche作。ラストはマイアミ・モードの哀愁ラテン・ディスコ。ティンバレス乱れ打ちが僕好み!
https://www.youtube.com/watch?v=sScQjJEbQtc
同じCorazon繋がりでガラージ・クラシックLTG Exchange「Corazon」あたりとセットで聴くのも楽しいのでは?
LTG Exchange「Corazon」
https://www.youtube.com/watch?v=ozwsruUHtac

『The Kat Is Back』(1983年)
posted by ez at 02:58| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月30日

Ben Sidran『The Doctor Is In』

人気曲「Song For A Sucker Like You」収録☆Ben Sidran『The Doctor Is In』
ドクター・イズ・イン(紙ジャケット仕様)
発表年:1977年
ez的ジャンル:Dr.Jazzジャズ/AOR
気分は... :今年最後の1枚!

明日の大晦日は恒例の『ezが選ぶ2020年の10枚』をエントリー予定であり、作品のエントリーは今回は2020年最後です。

2020年締め括りの1枚は、"Dr.Jazz"Ben Sidran『The Doctor Is In』(1977年)です。

これまで当ブログで紹介したBen Sidran作品は以下の6枚。

 『Feel Your Groove』(1971年)
 『I Lead A Life』(1972年)
 『Puttin In Time On Planet Earth』(1973年)
 『Don't Let Go』(1974年)
 『A Little Kiss In The Night』(1978年)
 『The Cat And The Hat』(1980年)

本作『The Doctor Is In』(1977年)は、『Free in America』(1975年)に続くAristaからの第2弾アルバムとなります。

プロデュースはBen Sidran自身。

レコーディング・メンバーはBen Sidran(p)以下、Larry Carlton(g)、Phil Upchurch(b)、Richard Davis (b)、Chuck Domanico(b)、John Guerin(ds)、Tony Williams(ds)、Ray Armondo(per)、
Blue Mitchell(tp)、Gary Mallaber(tb)等。

ストリングス・アレンジはNick DeCaro

Horace Silverのカヴァー「Silver's Serenade」Charles Mingusのカヴァー「Good Bye Pork Pie Hat」、以外はBen Sidranのオリジナル。

シングルにもなった「Song For A Sucker Like You」がAOR方面からも人気ですが、基本的には"Dr.Jazz"らしいジャズ・センスを楽しむアルバムです。

その意味では、Horace SilverCharles Mingusというジャズ・ジャイアントのカヴァー2曲は、ジャズ・ミュージシャンとしてのBen Sidranを存分に楽しめます。

個人的には「Set Yourself Free」「Broad Daylight」といったジャジー・バラードや、「Get It Yourself」「One Way Grave」といった"Dr.Jazz"ならではのクロスオーヴァー感覚を楽しめるトラックもおススメです。

ちなみに、「Song For A Sucker Like You」「Set Yourself Free」の2曲は、Ben Sidran本人がプロデュースしたClementineによるBen Sidranカヴァー集『Sings Ben Sidran』(1993年)で取り上げられています。当ブログでも既にエントリー済みなので、こちらも同時チェックすると楽しいのでは?

Clementine『Sings Ben Sidran』(1993年)
パリス・ウォーク

"Dr.Jazz"の肩肘張らないジャズ・ワールドは年末モードにフィットするのでは?

全曲紹介しときやす。

「Get It Yourself」
"Dr.Jazz"ならではのジャズ・グルーヴにブルーアイド・ソウル的なテイストも加わったオープニング。聴いていて思わずニンマリしてしまうのが"Dr.Jazz"のセンスの良さですね。

「Song For A Sucker Like You」
邦題「世間知らずの歌」。シングルにもなった本作のハイライト。ブルーアイド・ソウル/AORな魅力があるメロウ・グルーヴ。軽快なリラックス感が心地好いですね。前述のようにClementineがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ktC4v5REfXM

「Broad Daylight」
小粋なジャジー・ソング。"Dr.Jazz"のピアノを楽しめます。少し着飾ったディナー・タイムのBGMといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=dNHvSTAKyhw

「One Way Grave」
ジャズ×R&B/ソウル×ロックな"Dr.Jazz"のクロスオーヴァー感覚を楽しめる1曲。ジワジワとDr.Jazzワールドが沁み渡ってきます。

「See You On The Other Side」
スウィンギーなヴォーカル・チューン。この語り口はDr.Jazzならではですね。変幻自在のピアノもいいですね。終盤にはBlue Mitchellのトランペット・ソロも楽しめます。

「Set Yourself Free」
僕好みのジャジー・メロウ・バラード。ハッピー・エンドの映画のエンディング・テーマといった趣です。ここでもBlue Mitchellのトランペットが盛り上げてくれます。この曲もClementineがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=nCFOhlA-2ak

「Silver's Serenade」
Horace Silver作品をカヴァー。オリジナルは『Silver's Serenade』(1963年)に収録されています。当ブログではGene Russellのカヴァーも紹介済みです。Richard Davis(b)、Tony Williams(ds)のリズム隊を従え、Blue Mitchellも参加した本格的なジャズ・サウンドを楽しめます。パーカッションも加わり、軽快さが増しているのが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=x9vDfAt2rrc

「Nobody's Fool」
ジャジー&ブルージーな仕上がり。こういう曲をサラッとやるところがDr.Jazzらしいのでは?

「Charlie's Blues」
リズム隊はRichard Davis(b)、Tony Williams(ds)。スウィンギーで小気味よい演奏がいい感じです。

「Good Bye Pork Pie Hat」
Charles MingusがLester Youngへの追悼で書いたスタンダードをカヴァー。Roland Kirk、Joni Mitchell、Jeff Beckもカヴァーしている楽曲です。当ブログではJudy Roberts Bandのカヴァーも紹介済みです。ジャズ・ピアニストとしてのBen Sidranを満喫できる感動的な演奏です。Chuck Domanicoのベースにもグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=-a0ZmGBwh7w

「Be Nice」
ラストはピアノの弾き語りによる小曲で締め括ってくれます。

Ben Sidranの他作品もチェックを!

『Feel Your Groove』(1971年)
夢の世界(紙ジャケット仕様)

『I Lead A Life』(1972年)
アイ・リード・ア・ライフ

『Puttin In Time On Planet Earth』(1973年)
プッティング・イン・タイム・オン・プラネット・アース

『Don't Let Go』(1974年)
ドント・レット・ゴー

『Free in America』(1976年)
フリー・イン・アメリカ(紙ジャケット仕様)

『A Little Kiss In The Night』(1978年)
ア・リトル・キッス・イン・ザ・ナイト(紙ジャケット仕様)

『The Cat And The Hat』(1980年)
ザ・キャット・アンド・ザ・ハット(紙ジャケット仕様)

『On The Cool Side』(1987年)
Ben Sidran - On The Cool Side

『Cool Paradise』(1990年)
Cool Paradise

Ben Sidran & Clementine『Spread Your Wings and Fly Now!!』(1988年)
スプレッド・ユア・ウィングス
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