2022年05月11日

Kenny Loggins『Keep The Fire』

Michael McDonald、Michael Jacksonも参加☆Kenny Loggins『Keep The Fire』

発表年:1979年
ez的ジャンル:AOR系男性シンガー・ソングライター
気分は... :後悔先に立たず・・・

今日はKenny Loggins『Keep The Fire』(1979年)です。

Jim MessinaとのデュオLoggins & Messinaとして活動し、ソロ転向後は「Footloose」(1984年)、「Danger Zone」(1986年)等のヒットを放った男性シンガー・ソングライターKenny Logginsの紹介は、2nd『Nightwatch』(1978年)、1stソロ『Celebrate Me Home』(1977年)に続き3回目です。

以前にも書いたように、僕がよく聴くKenny Loggins作品は1stソロ『Celebrate Me Home』(1977年)、2nd『Nightwatch』(1978年)というAOR的な2枚であり、その2作の次となる3rdアルバムの本作『Keep The Fire』(1979年)は、長らくスルーしたままでした。

別に毛嫌いしていたわけではありませんが、一方でKenny Logginsに特段の思い入れがあったわけでもないので、知らぬ間に欲しい作品リストから外れ、そのまま何十年も経っていました。僕のなかでは(AOR色が弱まり)ロック色が強まったアルバムというイメージが本作にあったのが、リストから外れてしまった要因かもしれません。

僕のようにアーティストやジャンルに特段の拘りがなく、幅広く作品を聴くスタイルの場合、欲しい作品群が多すぎるため、一度スルーという決断をしてしまうと、その作品の存在自体が記憶から薄れしてしまうため、再びリストに入るのは難しいのかもしれません。

そんな殆ど記憶の彼方にあった作品ですが、ある時、中古CDショップで本作のジャケを目にして、久々にその存在を思い出し、廉価だったこともあって特に迷うことなくカゴに入れて購入していました。

実際聴いてみると、思っていたよりもAOR色の残っていて、反対にそれ程ロック色は強くなかったので、結果程良くフィットしました。

前置きが長くなりましたが、本作『Keep The Fire』(1979年)は、1980年のグラミー受賞曲「What A Fool Believes」の共作コンビ、Michael McDonaldThe Doobie Brothers)との再タッグ、PagesRichard Pageとのタッグ、Stephen Bishopとの共作、スーパースターMichael Jacksonの参加などが注目の作品です。

こうやって書き出してみると、これだけでも聴きどころの多いし、スルーする理由がないですよね(笑)

アルバムはUSアルバム・チャート第16位となり、プラチナ・ディスクを獲得しています。

プロデュースはTom Dowd

レコーディングにはKenny Loggins(vo、g、vocoder)以下、Brian Mann(key、accordion、horn arr)、Michael McDonald(p、back vo)、Max Gronenthal(syn)、Mike Hamilton(g、back vo)、Fred Tackett(g)、George Hawkins(b、back vo)、Tris Imboden(ds、per)、Milt Holland(per)、Paulinho da Costa(per)、Jon Clarke(sax、fl、oboe、recorder、horn arr)、Vince Denham(sax、fl)、Michael Brecker(ts)、Richard Stekol(back vo)、Michael Jackson(back vo)、Richard Page(back vo)、Jeff Bouchard(back vo)といったミュージシャンが参加しています。

シングルにもなったMichael McDonaldとの共作曲「This Is It」Pagesヴァージョンでもお馴染みの「Who's Right, Who's Wrong」、カリプソ・テイストのトロピカル・ファンク「Junkanoo Holiday (Fallin'-Flyin')」、奥方Eva Einと共作した「Keep the Fire」「Will It Last」が僕のオススメです。

勝手な先入観のせいで、かなり遠回りしてしまった1枚ですが、今のタイミングで出会ったからこそ、よりフィットしている気もします!と思うようにします(笑)

全曲紹介しときやす。

「Love Has Come of Age」
Kenny Loggins作。オープニングは派手めのロック・チューン。本作が"ロック色の強い作品"と評されることが多いのはこのオープニングの印象が強いのかもしれませんね。

「Mr. Night」
Kenny Loggins/Richard Stekol作。コメディ映画『Caddyshack』(1980年)のサントラにも収録されています。同サントラにはTop10シングルとなったヒット曲「I'm Alright」も収録されています。本曲はコメディ映画のサントラが似合う軽快な演奏です。と言いつつ、少し芋臭い印象なので僕にはビミョーですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=ImdImQO2tWI

僕にとってここからが本作の本編です。

「This Is It」
Kenny Loggins/Michael McDonald作。The Doobie Brothersのグラミー受賞曲「What A Fool Believes」の共作コンビによる再タッグとして注目の1曲。Michael McDonaldはピアノ&バック・ヴォーカルでも参加しています。アルバムからの1stシングルとして、USチャート第11位のヒットとなったAOR名曲。『Minute by Minute』(1978年)や『One Step Closer』(1981年)といった後期DoobiesやMichael McDonaldのソロ・アルバムに収録されていそうな雰囲気がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=VS52sEUqxMo

Millie JacksonFreddie Hubbard、Jim Bakkum、Josh Kaufmanがカヴァーしています。また、Nas「We Will Survive」、Kirk Franklin「Declaration (This is It!)」、Papoose「Charades Part 1」、Freeway「This Is It」のサンプリング・ソースとなっています。
Millie Jackson「This Is It」
 https://www.youtube.com/watch?v=IhrMqCm0ss8
Freddie Hubbard「This Is It」
 https://www.youtube.com/watch?v=2hiS1j-VNZ8
Jim Bakkum「This Is It」
 https://www.youtube.com/watch?v=06V3F-CoT8Q
Nas「We Will Survive」
 https://www.youtube.com/watch?v=mYiu9fhUleg
Kirk Franklin「Declaration (This is It!)」
 https://www.youtube.com/watch?v=3JurwjWEZyc

「Junkanoo Holiday (Fallin'-Flyin')」
Kenny Loggins作。カリプソ・テイストを取り入れたバカンス・モードのトロピカル・ファンク。陽気なサウンドでカーニバル気分にさせてくれます。後半はファンクネスが増しているのもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Mifq8CfpzaE

「Now and Then」
Kenny Loggins/Jeff Bouchard作。SSWらしいしっとりとすたアコースティック・バラード。Brian Mannのアコーディオンの音色の叙情的な雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DUZnOClQ1qw

「Who's Right, Who's Wrong」
Kenny Loggins/Richard Page作。Pagesヴァージョンは、当ブログでも紹介した『Future Street』(1979年)に収録されています。作者Richard Pageに加えて、あのMichael Jacksonもバック・コーラスで参加しています。Pagesヴァージョンが大好きなので、勿論本トラックもお気に入りです。MJの参加はそれほど目立ちませんが、それだけに今聴くと余計に嬉しいかもしれません。Michael Breckerがテナー・サックス・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=zAnVRbF2dUw

Pagesヴァージョンに加えて、当ブログでも紹介したMarva Kingヴァージョンあたりとも聴き比べてみるのも楽しいのでは?
Pages「Who's Right, Who's Wrong」
 https://www.youtube.com/watch?v=sWqz00dQrPI
Marva King「Who's Right Who's Wrong」
 https://www.youtube.com/watch?v=KZg2VKnrsUA

「Keep the Fire」
Kenny Loggins/Eva Ein作。シングルにもなったタイトル曲は本作と同じ1979年に結婚した奥方Eva Einとの共作。USチャート第36位となっています。ポップ・ロックなAORチューンですが、Kenny Logginsらしい雰囲気で好きです。もう少しで商業ロックという直前に寸止めしている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=R08Rm9T2NWw

「Give It Half a Chance」
Kenny Loggins/Stephen Bishop作。この二人の共作らしい雰囲気のメロウ・バラード。Kennyのジェントルなファルセット・ヴォーカルに魅せられます。Fred Tackettのメロウなアコースティック・ギターも良い味わいです。

Stephanie Millsがアルバム『I've Got The Cure』(1984年)でカヴァーしています。
Stephanie Mills「Give It Half a Chance」
 https://www.youtube.com/watch?v=KH1vUYxzf_U

「Will It Last」
Kenny Loggins/Eva Ein作。ラストは奥方Eva Einとの共作。ラストはメロウ・バラードで締め括ってくれます。前半はメロウ・エレピとアコギをバックにしっとり歌い上げ、終盤はウエストコースト・ロックな雰囲気で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xv4hZil7M18

未聴の方はKenny Logginsの70年代の他作品もチェックを!

『Celebrate Me Home』(1977年)
未来への誓い

『Nightwatch』(1978年)
ナイトウォッチ
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2022年04月13日

Elis Regina & Antonio Carlos Jobim『Elis & Tom』

巨匠二人、一度限りの夢の共演☆Elis Regina & Antonio Carlos Jobim『Elis & Tom』

発表年:1974年
ez的ジャンル:国民的歌手&ボサノヴァの父系MPB
気分は... :一期一会!

今回はブラジルの国民的歌手Elis Reginaがボサノヴァの父Antonio Carlos Jobim(Tom Jobim)と共演した人気作『Elis & Tom』(1974年)です。

これまで当ブログで紹介してきたブラジルの国民的歌手Elis Reginaの作品は以下の13枚。
※Elisの場合、セルフタイトルのアルバムが多数あるので、便宜上、発表年をカッコ内に記載しています。

 『Elis(1966)』(1966年)
 『Elis Especial』(1968年)
 『Elis, Como e Porque(Como & Porque)』(1969年)
 『Aquarela Do Brasil』(1969年) ※Toots Thielemansとの共演
 『Elis Regina in London』(1969年)
 『Em Pleno Verao』(1970年)
 『Ela』(1971年)
 『Elis (1972)』(1972年)
 『Elis (1973)』(1973年)
 『Elis (1974)』(1974年)
 『Falso Brilhante』(1976年)
 『Elis (1977)』(1977年)
 『Essa Mulher』(1978年)

Elis ReginaAntonio Carlos Jobim(Tom Jobim)というブラジル音楽の巨匠二人の一度限りの夢の共演として、名盤の誉れ高い1枚ですね。

これまで13枚もElis Regina作品を紹介してきていますが、本来もっと早く紹介すべきであった1枚でしたね。有名作品を後回しにしたる僕の悪い癖かもしれません(笑)

不仲説も伝えられた二人ですが、Elisが数多くのJobim作品を取り上げてきたのも事実であり、その意味では共演アルバムを制作する運命であったような気もします。

レコーディングはL.A.で行われました。

レコーディングにはElis Regina(vo)、Antonio Carlos Jobim(vo、p、g、arr)以下、Cesar Camargo Mariano(p、arr)、Helio Delmiro(g)、Oscar Castro-Neves(g)、Luizao Maia(b)、Paulo Braga(ds)、Bill Hitchcock(conductor)、Hubert Laws(fl)、Jerome Richardson(fl)、Chico Batera(per)といったミュージシャンが参加しています。

プロデュースはAloysio de Oliveira

当然、楽曲はすべてJobim作品です(共作含む)。

ElisとJobimのデュエットを聴ける「Aguas de Marco」「Soneto de Separacao」、モダンなアレンジのメロウ・チューン「So Tinha de Ser com Voce」、軽やかなメロウ・ボッサの「Triste」「Brigas, Nunca Mais」、メロウ・ジャズな「Fotografia」、小粋なアレンジの「Chovendo na Roseira」、感動的なヴォーカルの「Retrato Em Branco E Preto」、Jobimのピアノをバックに歌い上げる「Inutil Paisagem」あたりが印象的です。

最初で最後の二人の共演作を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Aguas de Marco」
Antonio Carlos Jobim作。名曲「三月の水」をElisとJobimがデュエットします。不仲説が嘘のように、笑い声交じりの楽しげなデュエットを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=QF_Ekf6nHj8

本曲について、当ブログではTania MariaSergio Mendes & Brasil '77
Stacey KentRonald MesquitaElis ReginaAgustin Pereyra LucenaCassandra WilsonBossacucanovaVida Novaのカヴァーも紹介済みです。

「Pois E」
Antonio Carlos Jobim/Chico Buarque作。哀愁チューンを抑えたトーンでしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=WZ1_wNAhukE

「So Tinha de Ser com Voce」
Antonio Carlos Jobim/Aloysio de Oliveira作。エレピが印象的な都会的アレンジのメロウ・チューン。さり気ないですが、いい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=QfMd4qhVkYo

本曲について、当ブログではTitaDuke PearsonSergio MendesSamba Trioのカヴァーを紹介済みです。

「Modinha」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。当ブログではLuciana Souzaのカヴァーも紹介済みです。ストリングスを配した哀愁チューンを情感たっぷりに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=76Se5hxy8hQ

「Triste」
Antonio Carlos Jobim作。モダンなアレンジのメロウ・ボッサは僕好み。Elisのコントロールされたヴォーカルも絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=pNWpquMzJSY

本曲に関して、当ブログではSergio Mendes & Brasil '66Steen Rasmussen Feat. Josefine CronholmCybill ShepherdBeto CalettiJoao Gilbertoのカヴァーも紹介済みです。

「Corcovado」
Antonio Carlos Jobim作。「Quiet Nights」の英題でも知られる名曲をJobim本人とデュエット。美しいストリングスをバックに、Elisが寂しげに歌い上げます。ピアノ&ギターはJobimによる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=mDVXVNm1fpo

本曲に関して、当ブログではJoanie SommersCannonball AdderleyWanda Sa(Wanda De Sah)Mario Castro-Neves & Samba S.A.Diane Denoir/Eduardo MateoEarl OkinDardanellesCassandra WilsonO QuartetoJon HendricksGenaiTilleryLaurindo AlmeidaCharlie ByrdTamba TrioMario Castro Neves & Samba S.A.Clare Fischerのカヴァーも紹介済みです。

「O Que Tinha de Ser」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。Jobimのピアノのみをバックに、Elisが情感豊かな哀愁ヴォーカルを聴かせてくれます。最後、吐息で終わるのがElisらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=IXObeZ8USEE

「Retrato Em Branco E Preto」
Antonio Carlos Jobim/Chico Buarque作。名曲「白黒のポートレイト」。美しいストリングスとJobimのピアノをバックに、Elisが感動的なヴォーカルを聴かせてくれます。円熟味を増したElisの歌声に魅せられる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=i6_dH1rOldI

本曲について、当ブログではThe G/9 GroupTania Mariaのカヴァーも紹介済みです。

「Brigas, Nunca Mais」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。軽やかなメロウ・ボッサを聴いていると、開放的な気分になります。
https://www.youtube.com/watch?v=hYVwJkIsj7M

「Por Toda a Minha Vida」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。当ブログではLenita Brunoのカヴァーも紹介済みです。Elisの情感たっぷりの歌と、美しくも悲しげなストリングスがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=dcNJTJingec

「Fotografia」
Antonio Carlos Jobim作。Helio Delmiroのギターを中心に、メロウ・ジャズ・テイストのバッキングです。ジャズ・サンバ調のアクセントも含めていい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=8p0pxlVqUHk

本曲について、当ブログではNara Leao(アルバム『Dez Anos Depois』および『Os Meus Amigos Sao Um Barato』)、Adam DunningElis ReginaDaniela Basso/Ernesto SalgueiroStacey KentEliane Eliasのカヴァーも紹介済みです。

「Soneto de Separacao」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。Jobimから歌い始めるデュエット。Jobimのヘタウマ・ヴォーカルとElisの凜とした歌声のコントラストがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=2Rvx9UPn_-g

「Chovendo na Roseira」
Antonio Carlos Jobim作。Cesar Camargo Marianoの小粋なアレンジと、Elisならではの豊かな語り口のヴォーカルで、聴く者を軽やかな気分にしてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=QGPc5hOphyM

本曲について、当ブログではOsmar MilitoSergio Mendes & Brasil '77Steen Rasmussen Feat. Josefine CronholmStacey KentJulie Kelly With Tom Garvinのカヴァーも紹介済みです。

「Inutil Paisagem」
Antonio Carlos Jobim/Aloysio de Oliveira作。ラストは名曲「無意味な風景」をJobim自身のピアノをバックに、しっとりと歌い上げて締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=tggzkeOntCg

本曲について、当ブログではTenorio Jr.Quarteto Em CyTitaVinicius CantuariaNu BrazWanda SaSteen Rasmussen Feat. Josefine CronholmThe Girls From BahiaJoyce & Toninho Hortaのカヴァーも紹介済みです。

Elis Regina作品の過去記事もご参照下さい。

『Elis(1966)』(1966年)
Elis

『Elis Especial』(1968年)
エリス・エスペシアル

『Elis, Como e Porque(Como & Porque)』(1969年)
コモ・イ・ポルケ+4

『Aquarela Do Brasil』(1969年)
ブラジルの水彩画

『Elis Regina in London』(1969年)
イン・ロンドン

『Em Pleno Verao』(1970年)
エン・プレノ・ヴァラオン

『Ela』(1971年)
エラ 1971

『Elis (1972)』(1972年)
Elis

『Elis (1973)』(1973年)
Elis 1973

『Elis (1974)』(1974年)
人生のバトゥカーダ

『Falso Brilhante』(1976年)
Falso Brilhante

『Elis (1977)』(1977年)
Elis 1977

『Essa Mulher』(1978年)
或る女(紙ジャケット仕様)
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2022年03月16日

The 8th Day『I Gotta Get Home (Can't Let My Baby Get Lonely)』

ファンク・ロック色の強い2nd☆『I Gotta Get Home (Can't Let My Baby Get Lonely)』

発表年:1973年
ez的ジャンル:Invictus系デトロイト・ファンク・ロック
気分は... :チバ!チーバ!

今回はデトロイトのインスト&ヴォーカル・グループThe 8th Dayの2ndアルバム『I Gotta Get Home (Can't Let My Baby Get Lonely)』(1973年)です。

リード・ヴォーカルMelvin Davisを中心にデトロイトで結成されたインスト&ヴォーカル・グループThe 8th Dayの紹介は、デビュー・アルバム『The 8th Day』(1971年)に続き2回目となります。

本作も『The 8th Day』(1971年)と同じく、Holland-Dozier-HollandInvictusからのリリースです。

この2ndはサイケデリックなファンク・ロックが印象的な1枚に仕上がっています。

前作でプロデュースを務めたRon Dunbarがエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされ、Holland-Dozier-HollandMelvin Davis Antonio Newtonがプロデュースしています。

Melvin Davisのヴォーカルをメインに聴きたい人は、シングルにもなったタイトル曲「I Gotta Get Home (Can't Let My Baby Get Lonely)」がフィットするかもしれません。

本作らしいファンク・ロックを楽しみたいのであれば、「Heaven Is There To Guide Us」「Rocks In My Head」がオススメです。

レア・グルーヴ注目曲「Cheba」Sly & The Family Stoneの影響を感じる「Good Book」も人気が高いのでは?

デビュー・アルバム『The 8th Day』(1971年)からの流れを見ても、捉えどころが難しいグループですが、その訳のわからなさが逆に面白い1枚に仕上がっているのでは?

その意味ではレア・グルーヴらしい作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「I Gotta Get Home (Can't Let My Baby Get Lonely)」
Holland-Dozier-Holland作。シングルにもなったタイトル曲がオープニング。Melvin Davisの濃厚ヴォーカルと混沌としたサウンドの組み合わせが激動の時代らしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=Pz4DHfLkW9Q

「Cheba」
Lyman Woodard作。パーカッシヴ&サイケデリックなインスト。不穏な雰囲気の中でメロウに響くヴァイヴの音色が不気味です。レア・グルーヴ好きの人であれば気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=N87X3daztIM

「Good Book」
Melvin Davis作。個人的には一番のお気に入り。サイケデリックなSly & The Family Stoneといった雰囲気のファンキー・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=7W2KexdZ9BA

「Anythang」
Antonio Newton作。オルガンの音色が印象的なインスト・ファンク・ロック。ロッキン・モードのギター・ソロでも楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=3sn0IzSqsx8

「Rocks In My Head」
Holland-Dozier-Holland作。このギターが唸りを上げるファンク・ロックも人気があるのでは?「Good Book」と並ぶ僕のお気に入り。Melvin Davisのヴォーカルと女性コーラスの絡みもいい感じです。ブレイクもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=a4UHid0nglg

「Faith Is The Answer」
Melvin Davis作。ニューソウル×ファンク・ロックな仕上がり。ラブ&ピースな雰囲気が今の僕の気分にフィットします。

「Get Your Mind Straight」
Larry Hutchison/Antonio Newton作。哀愁モードながらもピースフルなミディアム。ソウル好きよりロック好きの人にフィットするかも?

「Heaven Is There To Guide Us」
Holland & Dozier/Scherrie Payne作。本編ラストはMelvin Davisや女性コーラス隊の躍動するヴォーカルとダイナミックなサウンドの一体感が魅力のファンク・ロックで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=1zeyFLDUiWg

ここまでが本編。僕が保有するCDには以下の4曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

「You Made Me Over」
Melvin Davis名義でリリースされていた楽曲。
https://www.youtube.com/watch?v=XPuKFw_UbTQ

「I'm Worried (Single Version)」
「Just As Long (Single Version)」
『The 8th Day』収録曲のシングル・ヴァージョン2曲。

「It's Instrumental To Be Free」
『The 8th Day』にも収録されていたシングル「You've Got To Crawl Before You Walk」のB面曲。
https://www.youtube.com/watch?v=CXG2yVPwAaM

『The 8th Day』(1971年)
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2022年03月04日

Gato Barbieri『Chapter Three: Viva Emiliano Zapata』

シリーズ第三弾はビッグバンド・ラテン・ジャズ☆Gato Barbieri『Chapter Three: Viva Emiliano Zapata』
Chapter Three: Viva Emiliano Zapata - Originals
発表年:1974年
ez的ジャンル:ビッグバンド・ラテン・ジャズ
気分は... :最後は自由が勝利する!

アルゼンチンを代表するジャズ・ミュージシャンGato Barbieri『Chapter Three: Viva Emiliano Zapata 』(1974年)です。

アルゼンチン、サンタフェ州ロサリオ出身のテナー・サックス奏者/コンポーザーGato Barbieri(1932-2016年)に関して、当ブログで紹介した作品は以下の3枚。

 『Fenix』(1971年)
 『Bolivia』(1973年)
 『Chapter One: Latin America』(1973年)

今回紹介する『Chapter Three: Viva Emiliano Zapata 』(1974年)は、南米をテーマにしたChapterシリーズの第三弾アルバムです。

本作ではキューバ出身の名アレンジャーChico O'Farrillを迎えて、ビッグバンドによるラテン・ジャズを展開します。

レコーディングにはGato Barbieri(ts)以下、Randy Brecker(tp、flh)、Bob McCoy(tp、flh)、Victor Paz(tp、flh)、Buddy Morrow(tb)、Alan Raph(btb)、Ray Alonge(frh)、Jim Buffington(frh)、Howard Johnson(tuba、flh、bcl、bs)、Seldon Powell(piccolo、fl、as、bs)、Eddie Martinez(p、el-p)、Paul Metzke(g)、George Davis(g)、Ron Carter(b)、Grady Tate(ds)、Ray Armando(per)、Luis Mangual(per)、Ray Mantilla(per)、Portinho(per)といったミュージシャンが参加しています。

じっくり聴かせる「Milonga Triste」「Cuando Vuelva a Tu Lado」というラテン名曲のカヴァー2曲と、汎ラテン・アメリカ的な味わいのリズミック/パーカッシヴなオリジナル4曲という全6曲構成です。

特に、タイトル曲「Viva Emiliano Zapata」をはじめ、「Lluvia Azul」「El Sublime」「La Padrida」というオリジナル4曲が凄すぎます!さまざまなエッセンスが濃厚に詰め込まれ、しかも抜群に格好良い!

Gatoの情熱的なブロウを聴いていると、人間にとって本当に大切なものは何かを考えさせられます。

全曲紹介しときやす。

「Milonga Triste」
Homero Manzi/Sebastian Piana作。1905年に書かれたミロンガの名曲をカヴァー。寂しげなギターと共に始まる哀愁ラテン・ジャズ。情感たっぷりにむせび泣くGatoのブロウが胸に響きます。何故だが昭和のレトロ感の残る酒場の光景が目に浮かびます。
https://www.youtube.com/watch?v=M5D9nZQoue4

Gli Inquilini「Terra Promessa」、La Gra$A「How We Do」のサンプリング・ソースとなっています。
Gli Inquilini「Terra Promessa」
 https://www.youtube.com/watch?v=jQJkIsUfgPE
La Gra$A「How We Do」
 https://www.youtube.com/watch?v=UtMuV4-bIXE

「Lluvia Azul」
Gato Barbieri作。Chico O'Farrillのアレンジが映えるビッグバンドによるラテン・ジャズ・アンサンブルを楽しめます。ビッグバンドになっても、ChapterシリーズらしいGatoの美学が貫かれた汎ラテン・アメリカ的な味わいがあるのがいいですね。多彩なラテン・リズムを楽しめるのもサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=6PIW0OudX3A

「El Sublime」
Gato Barbieri作。緩急自在のラテン・リズムによるビッグバンドによるアンサンブルと情熱的なGatoのブロウが見事にマッチした演奏です。重厚なのに軽やかなのが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=sRHhte8EI0Q

「La Padrida」
Gato Barbieri作。パーカッシヴに疾走するアフロ・キューバン・ジャズ。このダイナミックでエキサイティングなグルーヴィー・サウンドはクラブジャズ好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=vRsxDN2YLQM

「Cuando Vuelva a Tu Lado (What a Difference a Day Makes)」
1934年にメキシカン女性コンポーザーMaría Greverが書いた名曲のカヴァー。1959年のDinah Washingtonによる英語ヴァージョン「What a Difference a Day」のヒットでも有名な曲ですね。ムーディーなバッキングをかき消すようなGatoの情熱的なブロウに魅せられます。
https://www.youtube.com/watch?v=1PrhOidmSsI

「Viva Emiliano Zapata」
Gato Barbieri作。ラストはメキシコ人革命家の名を冠したタイトル曲で締め括ってくれます。アドレナリン・ドバドバのアッパーなラテン・ジャズ・グルーヴは格好良いの一言に尽きます。Gatoの男前ブロウに惚れ惚れしてしまいますね!
https://www.youtube.com/watch?v=CvumxfezosE

Gato Barbieriの他作品もチェックを!

『In Search of the Mystery』(1967年)
In Search of the Mystery (Dig)

『The Third World』(1969年)
第三世界 (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『El Pampero』(1971年)
エル・パンペロ (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『Fenix』(1971年)
フェニックス (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『Last Tango in Paris』(1972年)
Last Tango In Paris: Original MGM Motion Picture Soundtrack

『Bolivia』(1973年)
ボリビア (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『Chapter One: Latin America』(1973年)
Chapter One: Latin America (Dig)

『Under Fire』(1973年)
アンダー・ファイアー (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『Chapter Two: Hasta Siempre』(1973年)
Chapter Two: Hasta Siempre (Dig)

『Yesterdays』(1974年)
イエスタデイズ (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

『Chapter Four: Alive in New York』(1975年)
Chapter 4.Live in New York

『El Gato』(1975年)
エル・ガトー (日本初CD化、日本独自企画盤、解説付き)

Gato Barbieri & Dollar Brand『Confluence』(1975年)
コンフルエンス

『Caliente!』(1976年)
Caliente

『Ruby Ruby』(1977年)
Ruby Ruby (Reis) (Rstr) (Dig)

『Tropico』(1978年)
Tropico: Originals (Dig)

『Bahia』(1982年)
Gato Barbieri: Bahia

『Apasionado』(1983年)
Apasionado

『Para Los Amigos』(1984年)
Gato...Para Los Amigos

『Passion And Fire』(1988年)
Passion and Fire
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2022年02月02日

The Sylvers『The Sylvers II』

最高傑作の呼び声も高い2nd☆The Sylvers『The Sylvers II』
シルヴァーズ II [名盤1000円]
発表年:1973年
ez的ジャンル:ファミリー・ソウル・グループ
気分は... :甘酸っぱさがいい…

今回は70年代ファミリー・ソウル作品からThe Sylvers『The Sylvers II』(1973年)です。

テネシー州メンフィス出身のSylvers兄弟姉妹によるファミリー・グループThe Sylversの紹介は、『The Sylvers III』(1974年)に続き2回目となります。

本作におけるメンバーOlympia SylversLeon Sylvers IIICharmaine SylversJames J. SylversEdmund SylversRicky Sylversという6名。

2ndアルバムとなる本作『The Sylvers II』(1973年)は、発売当時のチャート・アクションは振るわなかったものの、今日ではグループの諸作の中でも特に再評価の高い1枚です。

プロデュースはKeg JohnsonJerry Peters

「Let It Be Me」「Yesterday」以外はLeon Sylvers IIIのオリジナルです。

フリーソウル・クラシック「We Can Make It If We Try」、シングルにもなったブラックスプロイテーションのサントラようなファンク「Stay Away from Me」、同じくシングル・カットされた甘酸っぱいメロウ・ミディアム「Through the Love in My Heart」、サンプリング・ソースとして人気の「I'll Never Let You Go」「Cry of a Dreamer」あたりが一般的な聴きどころですかね。

個人的には、「Handle It」「I Don't Need to Prove Myself」の2トラックがオススメです。

グループ名に相応しいギンギラギンなジャケも含めて名盤だと思います。

全曲紹介しときやす。

「We Can Make It If We Try」
オープニングは、フリーソウル・クラシックとして人気の軽快メロウなミディアム・グルーヴ。イントロのギターだけでグッときてしまいます。初々しくも、浮ついていない感じが好きですね。流麗なストリングスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=G8-MN37CT_g

Madvillain「Fluid (Instrumental)」等のサンプリング・ソースとなっています。
Madvillain「Fluid (Instrumental)」
 https://www.youtube.com/watch?v=jqx8ty6DAMs

「Through the Love in My Heart」
アルバムからの2ndシングル。少し甘酸っぱい感じにグッとくるメロウ・ミディアム。アレンジが素晴らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=SBszgkpaqpQ

Wale feat. Big Sean, Kenn Starr and Mike Posner「Wonder Why」、Black Milk「Swing Dat Far」、50 Cent「Emotional」、Knxwledge.「Unkanni」等のサンプリング・ソースとなっています。
Wale feat. Big Sean, Kenn Starr and Mike Posner「Wonder Why」
 https://www.youtube.com/watch?v=KKnzrODeQdI
Black Milk「Swing Dat Far」
 https://www.youtube.com/watch?v=ugvfPw-r14Y
50 Cent「Emotional」
 https://www.youtube.com/watch?v=tWrGNZIb3v8
Knxwledge.「Unkanni」
 https://www.youtube.com/watch?v=1uf5pIgGFmw

「Handle It」
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。ワイルドなワウ・ギターの響きにグッとくる漆黒ファンキー・グルーヴ。キッズ・ソウルなどと侮ってはいけません。
https://www.youtube.com/watch?v=hxk3Uw3EI8g

「I'll Never Let You Go」
サンプリング・ソースとしても人気の哀愁のイントロが人気のメロウ・バラード。澄み切った歌声で、少し抑えたトーンながらも情感たっぷりに歌い上げるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=6wV5ESZDmd8

T.I. feat. P$C「Limelight」、Rakim「The Mystery (Who Is God?)」、Jose James「Visions of Violet」、Actual Proof feat. Geechi Suede「Poison Ivy Gloss」、Terrace Martin feat. Punch「It's Real」、Pac Div「Can't Help It」、Tristate and Oh No「Networth」、Flamingosis「My Lady」、James Pants「Grinder」、Danny!「Temptation」等のサンプリング・ソースとなっています。
T.I. feat. P$C「Limelight」
 https://www.youtube.com/watch?v=y0gmwmvmH84
Rakim「The Mystery (Who Is God?)」
 https://www.youtube.com/watch?v=A8SK-rUtooE
Jose James「Visions of Violet」
 https://www.youtube.com/watch?v=EjBXmZoIlkQ
Actual Proof feat. Geechi Suede「Poison Ivy Gloss」
 https://www.youtube.com/watch?v=-XKG0Hf9Jgk
Terrace Martin feat. Punch「It's Real」
 https://www.youtube.com/watch?v=cXlPhrg13sg
Pac Div「Can't Help It」
 https://www.youtube.com/watch?v=RGQoGxn9nRo
Tristate and Oh No「Networth」
 https://www.youtube.com/watch?v=8Nxk4ItyEos
Flamingosis「My Lady」
 https://www.youtube.com/watch?v=I0U7aHpa2QU
James Pants「Grinder」
 https://www.youtube.com/watch?v=efTGaGmhEEw
Danny!「Temptation」
 https://www.youtube.com/watch?v=lLGHBXFdKYU

「Cry of a Dreamer」
グッと大人びた雰囲気で聴かせてくれるバラード。コーラス・グループの総合力を感じる素敵な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=J3Rq6ec1B-g

Freddie Gibbs and Madlib feat. Pusha T and Killer Mike「Palmolive」、Freddie Gibbs and Madlib「Fake Names」、David Banner and 9th Wonder feat. Big Remo「Strange」、AWAR feat. Nottz Raw, MURS and P. Jericho「Until the End」、Agallah feat. Roc Marciano「Blaze of Glory」、DJ Quik feat. Playa Hamm「R.I.P Mausberg (Mausberg Dedication)」、Nicholas Craven「Ridiculed」、Sum Total「Not a Dream」等のサンプリング・ソースとなっています。
Freddie Gibbs and Madlib feat. Pusha T and Killer Mike「Palmolive」
 https://www.youtube.com/watch?v=NSn_r2w-idg
Freddie Gibbs and Madlib「Fake Names」
 https://www.youtube.com/watch?v=MmvzeR2AFhA
David Banner and 9th Wonder feat. Big Remo「Strange」
 https://www.youtube.com/watch?v=LoIXcXNoVI4
AWAR feat. Nottz Raw, MURS and P. Jericho「Until the End」
 https://www.youtube.com/watch?v=iR31_7ObEKM
Agallah feat. Roc Marciano「Blaze of Glory」
 https://www.youtube.com/watch?v=Qh41ieE-zNU
DJ Quik feat. Playa Hamm「R.I.P Mausberg (Mausberg Dedication)」
 https://www.youtube.com/watch?v=09V4Civpodo
Nicholas Craven「Ridiculed」
 https://www.youtube.com/watch?v=dLiKjs6j7kU
Sum Total「Not a Dream」
 https://www.youtube.com/watch?v=AqKEaXYASmY

「Stay Away from Me」
アルバムからの1stシングル。ドラマティックなホーン&ストリングスが印象的なファンク・グループ。ブラックスプロイテーションのサントラような雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aP1dDEHSSa4

Sampa the Great「Final Form」、Ghostface Killah feat. Trife「Be Easy」、Alex Wiley and Thelonious Martin feat. Scheme and Big Ounce「Game Face」、Dyme Def「Get Down」、Domingo feat. Ras Kass「Machine Gun」等のサンプリング・ソースとなっています。
Sampa the Great「Final Form」
 https://www.youtube.com/watch?v=H2lvgKDpiSA
Ghostface Killah feat. Trife「Be Easy」
 https://www.youtube.com/watch?v=KDhdOOBbFo8
Dyme Def「Get Down」
 https://www.youtube.com/watch?v=UGJMQ14fcss
Domingo feat. Ras Kass「Machine Gun」
 https://www.youtube.com/watch?v=Q99SzVDtIWk

「I Don't Need to Prove Myself」
あまり話題にならないけど、このトラックも大好き!ワイルドでパーカッシヴなファンキー・グルーヴと爽快メロウのマッシュアップ的な感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=hgvZV-uL5sY

9th Wonder feat. King Draft and Swank「Whole Life」、Tyler Woods「Prove Myself」等のサンプリング・ソースとなっています。
9th Wonder feat. King Draft and Swank「Whole Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=KaJOeIVZNIM
Tyler Woods「Prove Myself」
 https://www.youtube.com/watch?v=1Aq9lHBeoPU

「Let It Be Me」
Gilbert Becaud/Mann Curtis/Pierre Delanoe作。The Everly Brothers、Betty Everett and Jerry Butlerのヒットで知られる名曲をカヴァー。英語ヴァージョンのオリジナルは1957年のJill Coreyヴァージョン。当ブログではRoberta Flackのカヴァーも紹介済みです。このグループらしい甘酸っぱいソウル・バラードで楽しませてくれます。ただし、少しやり過ぎのアレンジがビミョーです。
https://www.youtube.com/watch?v=k-EJcMZynh4

Dom Kennedy「I Hate Summers」、Paul Wall「Sittin' Sidewayz (9th Wonder Remix)」、Tanya Morgan feat. Napoleon「Plan B」等のサンプリング・ソースとなっています。
Dom Kennedy「I Hate Summers」
 https://www.youtube.com/watch?v=vvYkNFKD6jA
Paul Wall「Sittin' Sidewayz (9th Wonder Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=7IgF8Tkh_Hw
Tanya Morgan feat. Napoleon「Plan B」
 https://www.youtube.com/watch?v=LoeogH3Uu_M

「Love Me, Love Me Not」
少し背伸びして大人ソウルの世界に足を踏み入れた感じの漆黒ソウル・グルーヴ。必ずしも成功しているわけではありませんが、チャレンジは賞賛したいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ctd2x0FLexg

Black Milk「Nigga What」、Rapper Big Pooh feat. Skyzoo「Keep It to the Side」等のサンプリング・ソースとなっています。
Black Milk「Nigga What」
 https://www.youtube.com/watch?v=umpCEUr9Vz8
Rapper Big Pooh feat. Skyzoo「Keep It to the Side」
 https://www.youtube.com/watch?v=3NEnHtnnCEI

「I Remember」
儚く甘酸っぱいバラード。曇り空が続く中、僅かに晴れ間が見え、それが少しずつ広がっていく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lcKCAeXFcQo

「Yesterday」
The Beatlesの名曲カヴァー(John Lennon/Paul McCartney作)。ラストはア・カペラの「Yesterday」で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=8vKOQHwRTN4

The Sylversの他作品もチェックを!

『The Sylvers』(1972年)
THE SYLVERS+4 (日本独自企画盤、最新リマスター、解説付き、世界初CD化)

Foster Sylvers『Foster Sylvers』(1973年)
フォスター・シルヴァーズ [名盤1000円]

『The Sylvers III』(1974年)
シルヴァーズ III [ソウル名盤980円]

『Showcase/New Horizons』(1975/1977年) ※2in1CD
SHOWCASE / NEW HORIZONS ~ EXPANDED EDITION

『Concept』(1981年)
Concept
posted by ez at 00:08| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする