2021年07月02日

Lou Rawls『All Things In Time』

大ヒット曲「You'll Never Find Another Love like Mine」収録☆Lou Rawls『All Things In Time』

発表年:1976年
ez的ジャンル:PIR系男性ソウル
気分は... :魅惑の低音ヴォーカル!

今回は魅惑の低音ヴォーカルでお馴染みの男性ソウル・シンガーLou Rawlsの代表作『All Things In Time』(1976年)です。

この1週間ほどNeil Diamond & Barbra Streisandの大ヒット・シングル「You Don't Bring Me Flowers」(1978年)が個人的なヘビロテで毎日聴いているのですが、Neil Diamondの低音ヴォーカルを繰り返し聴いているうちに、同じ低音ヴォーカルに魅力を持つLou Rawlsを想起し、今回取り上げることにしました。

Lou Rawls(1933-2006)はシカゴ出身の男性ソウル・シンガー。

1961年にレコード・デビューし、以降2006年に逝去するまでコンスタントにアルバムをリリースしています。多分、40枚前後のオリジナル・アルバムをリリースしているはずです。

本作『All Things In Time』(1976年)は、Kenneth Gamble/Leon Huff Philadelphia International Recordsへの移籍第一弾アルバムです。これ以降ライヴ作も含めて7枚のアルバムをPIRに残しています。

本作にはUSチャート第2位、同R&Bチャート第1位となったキャリア最大のヒット・シングル「You'll Never Find Another Love like Mine」が収録され、アルバムもUSアルバム・チャート第7位、同R&Bアルバム・チャート第1位のヒットとなりました。

Sigma Sound Studiosでレコーディングされ、Gamble & Huffをはじめ、Bunny SiglerDexter WanselJack FaithBobby Martinがプロデュースを手掛けています。

大ヒット曲「You'll Never Find Another Love like Mine」がハイライトですが、同タイプのフィリー・ダンサー「From Now On」「This Song Will Last Forever」もおススメです。

彼らしい低音ヴォーカルが映えるバラードの「Need You Forever」「Let's Fall in Love All Over Again」「Time」もいいですね。

Lou Rawlsの持ち味を見事に引き出したフィリー・ソウル名盤を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「You're the One」
Gamble & Huffプロデュース。Kenneth Gamble/Leon Huff作。PIRらしからぬリラックスしたブルージー・サウンドで肩透かしを食らいます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=VDCNQuBLifw

「You'll Never Find Another Love like Mine」
Gamble & Huffプロデュース。Kenneth Gamble/Leon Huff作。USチャート第2位、同R&Bチャート第1位となったキャリア最大のヒット・シングル。Gamble & HuffがLou Rawlsの魅力を完璧に引き出した名曲ですね。メロディアスとダンサブルのバランスが抜群です!
https://www.youtube.com/watch?v=phWBaVpeRcY

当ブログでも紹介したFabiana Passoniヴァージョンをはじめ、John Holt、Hank Crawford、Bob Martin、Gil Dobrica、The Top of the Poppers、Stanley Turrentine、Bill Fredericks、Michael Buble、Urban Mystic等がカヴァーしています。
John Holt「You'll Never Find Another Love like Mine」
 https://www.youtube.com/watch?v=Pd9py40Rn88
Hank Crawford「You'll Never Find Another Love like Mine」
 https://www.youtube.com/watch?v=nlM0zSKpPPY
Bob Martin「Tu Peux Chercher (Un Autre Amour Que Le Mien)」
 https://www.youtube.com/watch?v=9OvDefEWeSQ
The Top of the Poppers「You'll Never Find Another Love like Mine」
 https://www.youtube.com/watch?v=NuEyWXjRnmE
Bill Fredericks「You'll Never Find Another Love like Mine」
 https://www.youtube.com/watch?v=tjD6AMMgPso
Michael Buble「You'll Never Find Another Love like Mine」
 https://www.youtube.com/watch?v=iO_btgNFDlk
Fabiana Passoni「You'll Never Find」
 https://www.youtube.com/watch?v=fwdNy3Z1srk

「Time」
Jack Faithプロデュース。Jack Faith/Allan Felder作。オーセンティックなバラードですが、低音ヴォーカルがよくフィットします。僕が聴きたかったNeil Diamondのような低音ヴォーカルが正にこんな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=s7bUkx83GOY

9th Wonder「Step in Out Soul」、The Game「M.I.A. (3 Heats)」、Chino XL feat. Rakaa Iriscience and Roc Marciano「Take It Back」のサンプリング・ソースとなっています。
9th Wonder「Step in Out Soul」
 https://www.youtube.com/watch?v=TPnVu8Bf6nY
The Game「M.I.A. (3 Heats)」
 https://www.youtube.com/watch?v=b7Y7TowVlDA
Chino XL feat. Rakaa Iriscience and Roc Marciano「Take It Back」
 https://www.youtube.com/watch?v=9jrManfoLyM

「Groovy People」
Gamble & Huffプロデュース。Kenneth Gamble/Leon Huff作。リラックスしたジャジー・フィーリングが心地好い1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Rp-udury7WE

Lee Towersがカヴァーしています。
Lee Towers「Groovy People」
 https://www.youtube.com/watch?v=NYSFPyb6qtk

「Need You Forever」
Bunny Sigler作/プロデュース。アーバンなメロウ・バラードを余裕のある歌唱力で歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=cUdt5KNJQsc

Mareko「Mareko (Here to Stay)」、Kamp and Whizz Vienna「Ein Tag Fur Eva」、Kooley High feat. Median「Somethin' Outta Nothing」のサンプリング・ソースとなっています。
Mareko「Mareko (Here to Stay)」
 https://www.youtube.com/watch?v=TKaIetUc_4g
Kamp and Whizz Vienna「Ein Tag Fur Eva」
 https://www.youtube.com/watch?v=PxUHa1z8GzY
Kooley High feat. Median「Somethin' Outta Nothing」
 https://www.youtube.com/watch?v=buSFRgx9Wnc

「From Now On」
Bunny Sigler作/プロデュース。本作らしいフィリー・ダンサーで楽しませてくれます。低音ヴォーカルが映える大人のフィリー・ダンサーに仕上がっているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LSNE9UEtT24

Freddie Hubbardがカヴァーし、Little Brother「Passionflower」のサンプリング・ソースとなっています。
Freddie Hubbard「From Now On」
 https://www.youtube.com/watch?v=F3v6lIWiqfM
Little Brother「Passionflower」
 https://www.youtube.com/watch?v=SI0Fnd4eVTw

「Pure Imagination」
Dexter Wanselプロデュース。映画『Willy Wonka & the Chocolate Factory』(1971年)でGene Wilderが歌った楽曲のカヴァー(Leslie Bricusse/Anthony Newley作)。オーセンティックな雰囲気ですが、緩急をつけたアレンジがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1tKirSXbK1Y

Stylophonic「Pure Imagination」のサンプリング・ソースとなっています。
Stylophonic「Pure Imagination」
 https://www.youtube.com/watch?v=70qia64QtMM

「This Song Will Last Forever」
Gamble & Huffプロデュース。Kenneth Gamble/Leon Huff/Cary Gilbert作。大きな愛に包まれた爽快フィリー・ダンサー。こういった曲でもサウンドに負けないLouの歌の存在感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iniAr6SyIQY

「Let's Fall in Love All Over Again」
Bobby Martin作/プロデュース。Billy Paulのカヴァー。オリジナルは『Ebony Woman』(1970年)収録。Louの低音ヴォーカルが映えるロマンティックなラブ・バラードでアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=TbT6F6DHXek

Lou Rawlsの70年代、80年代の他作品もチェックを!

『Unmistakably Lou/When You Hear Lou, You've Heard It All』(1977年)※2in1CD


『Let Me Be Good to You』(1979年)


『Sit Down and Talk to Me』(1979年)


『Now Is the Time/Close Company』(1982/1984年)※2in1CD


『Love All Your Blues Away』(1986年)


『At Last』(1989年)
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2021年06月29日

Makaya Ntshoko『Makaya & the Tsotsis』

南アフリカ出身のジャズ・ドラマー☆Makaya Ntshoko『Makaya & the Tsotsis』

発表年:1974年
ez的ジャンル:ENJA系ブラック・ジャズ
気分は... :波乱のEURO2020・・・

南アフリカ出身のジャズ・ドラマーMakaya Ntshokoによるブラック・ジャズ作品『Makaya & the Tsotsis』(1974年)です。

Makaya Ntshokoは、1939年南アフリカ、ケープタウン出身のドラマー。

1959年にDollar BrandHugh MasekelaらとThe Jazz Epistlesを結成し、南アフリカのジャズ・シーンに大きなインパクトを与えます。60年代前半には南アフリカ最高のジャズ・ドラマーの地位を確立し、1962年にはDollar Brandに誘われて渡欧し、ヨーロッパ各地で演奏します。

その後、Dollar BrandがN.Y.に拠点を移すと、そのままヨーロッパに残り、フリーランスのドラマーとして活動します。70年代に入ると、一時期ヨーロッパから離れますが、再び戻りドイツを拠点に活動するようになります。

そんな時期にドイツの新興ジャズ・レーベルENJAで録音したMakaya Ntshokoの初リーダー作が本作『Makaya & the Tsotsis』(1974年)です。

レコーディング・メンバーはMakaya Ntshoko(ds)以下、Heinz Sauer(as、ts)、Isla Eckinger(b)、Bob Degen(p)。

プロデュースはHorst WeberMatthias Winckelmann

フリー・ジャズ調の演奏が多く、決して聴きやすいアルバムではありませんが、研ぎ澄まされたアヴァンギャルドな演奏に惹かれてしまいます。

たまには、こんな硬派なジャズから刺激を受けるのもいいのでは?

全曲紹介しときやす。

「Ode To Tilman」
Bob Degen作。硬派ジャズなオープニング。前半は少しストッパーがかかっていますが、後半はストッパーが外れてよりエキサイティングな演奏を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=n2Q4eOpgmt0

「Tetralogue」
Bob Degen/Heinz Sauer/Isla Eckinger/Makaya Ntshoko作。アヴァンギャルドなフリー・ジャズ調の演奏ですが、スウィンギーなエッセンスもあり、そのコントラストが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9QmZNZzN4-E

「Bridges」
Bob Degen/Heinz Sauer/Isla Eckinger/Makaya Ntshoko作。アフロ・ジャズ調のMakayaの呪術的ドラミングが印象的な演奏です。Sauerのサックスのブロウも呪文のように聴こえます。後半はEckingerがベース・ソロで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=eBWfzjzvL4Y

「Neged」
Bob Degen作。Degenの美しいピアノが印象的なピアノ・トリオによるバラード。美しくもミステリアスな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ynQPM57xOxk

「Suspension」
Bob Degen/Heinz Sauer/Isla Eckinger/Makaya Ntshoko作。Eckingerの不穏なベースと共に始まるフリー・ジャズ調の演奏です。各演奏者の研ぎ澄まされたエナジーを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=oZxv7FtJF8E

ここからの3トラックは国内盤CDのボーナス・トラック。

「Santdec」
Bob Degen/Heinz Sauer/Isla Eckinger/Makaya Ntshoko作。Sauerのサックスをフィーチャーしたスピリチュアルな演奏から、カオス状態のフリー・ジャズへなだれ込みます。
https://www.youtube.com/watch?v=c_0IjENf9YU

「Heboisma」
Bob Degen/Heinz Sauer/Isla Eckinger/Makaya Ntshoko作。Makayaのドラム・ソロから始まるアヴァンギャルドなフリー・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=bFYI8fDd1dk

「Makaya's Song」
Makaya Ntshoko作。スウィンギーなエッセンスとヘヴィ&エキサイティングなジャズ・グルーヴを融合させた演奏はパワフルです。
https://www.youtube.com/watch?v=BtgmdrWmQz8

サッカーのEURO2020決勝トーナメントは、オランダがチェコに敗れるという番狂わせが起きましたね。僕は決勝トーナメント表を見た瞬間、オランダに有利な山で決勝まで行きそうだな!と思っていたのでいきなり予想が大外れとなりました。こうなるとイングランド対ドイツの勝者が、この山から決勝まで行きそうという見方になるのですが、これも外れて意外なダークホースが出てくるかもしれませんね。
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2021年06月22日

Venise『The Best Disco In The City』

Jo Bissoによるディスコ作品☆Venise『The Best Disco In The City』

発表年:1978年
ez的ジャンル:匿名ユニット系フレンチ・ディスコ
気分は... :こういうディスコが聴きたかった!

今回は70年代ディスコからVenise『The Best Disco In The City』(1978年)です。

Veniseは、表向きはLinda HerdersonSharon Criswellという女性シンガー二人によるディスコ・ユニットですが、実体はフランスを拠点に活動していたカメルーン出身のプロデューサーJo Bissoによるディスコ・プロジェクト。

Venise名義で『The Best Disco In The City』(1978年)、『The Body Trip』(1979年)という2枚のアルバムをリリースしています。

第一弾となる本作Venise『The Best Disco In The City』(1978年)において、Jo Bissoはバークリー音楽大学留学時代の友人であり、後にヒット・プロデューサー/リミキサーとなるArthur Bakerとタッグを組んでいます。

アルバムにはArthur Bakerの妻であったTina B.、ボストンで音楽教師をしていたオペラ歌手Pamela Wood、フランスを拠点としていたセッション・シンガーAnn Calvert(Ann C. Sheridan)Jocelyne LacailleMaria Popといったシンガーが参加しています。

DJコンビKon & Amirがコンパイルした『Off Track Volume Two: Queens』(2008年)に収録され、Venise再評価のきっかけとなった「Don't Think About It」、同じくディスコ・コンピに収録された「The Mistery With Me」の2曲がハイライト。

それ以外に、N.Y,ディスコのような「Love Is The Real Thing」、歌謡曲チックなユーロ・ディスコ「My Man」もおススメです。

洗練されたモダンなフレンチ・ディスコをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Love Is The Real Thing」
Arthur Baker/Simon Heiwell作。当時のN.Y,ディスコのような香りのする華やかなディスコ・チューン。キュートながらも主張しすぎない爽快な女性ヴォーカルもサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=g-9MiQc5S9w

「My Man」
Arthur Baker/Keith John Maynard作。ベース・ラインが印象的なポップ・ディスコ。少し歌謡曲チックな感じがユーロ・ディスコらしいかもしれませんね。ホーン・サウンドによるアクセントもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=eKp729HoE8g

「If You Believe」
Keith John Maynard作。本作唯一のメロウ・ポップ・バラード。箸休めにどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=3P8eUe806sc

「The Mistery With Me」
Arthur Baker作。「Don't Think About It」と共に、Venise再評価を高めたフレンチ・ディスコ。コンガのトライバルなリズムが僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=A3XZV1iBups

「Don't Think About It」
Jonathan Klein作。Venise再評価のきっかけとなった爽快ディスコ・チューン。実に洗練されたモダン・ディスコ・ブギーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CO2zv31-CMA

『The Body Trip』(1979年)
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2021年06月18日

Bobbi Humphrey『Freestyle』

フリーソウル人気曲「Sunset Burgundy」収録☆Bobbi Humphrey『Freestyle』

発表年:1978年
ez的ジャンル:ジャズ・フルート系アーバン・グルーヴ
気分は... :フリースタイルで!

今回は女流ジャズ・フルート奏者Bobbi Humphrey『Freestyle』(1978年)です。

1950年テキサス州生まれのジャズ・フルート奏者Bobbi Humphreyに関して、これまで紹介した作品は以下の3枚。

 『Blacks And Blues』(1973年)
 『Fancy Dancer』(1975年)
 『Tailor Made』(1977年)
 『The Good Life』(1979年)

本作『Freestyle』(1978年)は、Epic移籍第2弾アルバムとなります。

Epic移籍後は、フルートのみならずヴォーカルにも挑戦し、ディスコ〜アーバン・メロウ路線を推し進めましたが、本作でもフルートに加え、シンガーとしてのBobbiに出会うことができます。

プロデュースはRalph MacDonald

レコーディングにはRichard Tee(key)、Eric Gale(g)、Steve Gadd(ds)というStaffの面々、Stevie Wonder(harmonica)、Ralph MacDonald(congas、per)、David Spinozza(g)、Anthony Jackson(b)、Marcus Miller(b)、Arthur Jenkins Jr.(clavinet)、Frank Floyd(back vo)、 Gwen Guthrie(back vo)、Lani Groves(back vo)、Ray Simpson(back vo)、Vivian Cherry(back vo)、Zachery Sanders(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

Stevie Wonder参加のアーバン・ファンク「Home-Made Jam」、フリーソウル人気曲「Sunset Burgundy」の2曲がハイライトですね。

また、Bobbiのキュートなヴォーカルを楽しむのであれば、「I Could Love You More」「Good Times」「If You Let Me」の3曲をどうぞ!

それ以外にもStaff勢との共演を楽しめるインストの「My Destiny」「Freestyle」、アーバン・メロウ・グルーヴ「If You Want It」といった充実の全8トラックです。

全曲紹介しときやす。

「Home-Made Jam」
William Eaton作。Stevie Wonderがハーモニカで参加。本作を象徴するアーバン・ファンクがオープニングです。Bobbiのフルート・ソロに続き、Stevieがハーモニカ・ソロを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Q0grjsBsu3I

「My Destiny」
Ralph MacDonald/William Salter作。パーカッシヴになったStaffといった雰囲気のメロウ・フュージョン。Ralph MacDonaldプロデュースらしい1曲なのでは?

「I Could Love You More」
Ralph MacDonald/William Salter作。キュートなBobbiの歌声が優しく包み込んでくれるメロウ・ソウル・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=g_cIS1_h-Oc

「Sunset Burgundy」
Marcus Miller作。フリーソウル人気曲。Bobbiのフルートが軽やかに響く爽快メロウ・グルーヴ。作者Marcus Millerはこの頃まだ十代ですが、自身のベースでも存在感を示します。
https://www.youtube.com/watch?v=TKpcdv681rE

「Freestyle」
Ron Dean Miller作。タイトル曲はStaff feat. Bobbi Humphreyといった雰囲気のクロスオーヴァー・サウンドを楽しめます。

「If You Want It」
Ralph MacDonald/William Salter作。ソウルフルなBobbiのフルートを満喫できるアーバン・メロウ・グルーヴ。

「If You Let Me」
Tom C. James作。自らヴォーカルをとる疾走するメロウ・グルーヴ。軽やかなフルートも含めてフリーソウル好きの人は気に入る1曲だと思います。

「Good Times」
A. Stagg作。ラストはメロウ・ソウル・バラードで締め括ってくれます。ここでのBobbiはシンガーに専念し、キュートなヴォーカルを聴かせてくれます。David Spinozzaが素敵なアコギ・ソロを披露しています。
https://www.youtube.com/watch?v=p6NtER1WDNI

Bobbi Humphreyの他作品もチェックを!

『Flute In』(1971年)
フルート・イン

『Dig This!』(1972年)
ディグ・ジス

『Blacks And Blues』(1973年)
ブラックス・アンド・ブルース

『Live At Montreux 』(1973年)
ボビー・ハンフリー・ライヴ・アット・モントルー

『Satin Doll』(1974年)
サテン・ドール (完全期間限定盤)

『Fancy Dancer』(1975年)
ファンシー・ダンサー (完全期間限定盤)

『Tailor Made』(1977年)
テイラー・メイド(期間生産限定盤)

『The Good Life』(1979年)
The Good Life
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2021年06月15日

Black Ivory『Don't Turn Around』

1stと2ndからセレクトしたコンピ☆Black Ivory『Don't Turn Around』

発表年:1993年
ez的ジャンル:Patrick Adams系甘茶ソウル・グループ
気分は... :コンピですが・・・・

今回は男性ソウル・グループBlack Ivory『Don't Turn Around』(1993年)です。

Russell PattersonStuart BascombeLeroy Burgessの3名によってN.Y.で結成された男性ソウル・グループBlack Ivoryの紹介は、『Feel It』(1975年)に続き2回目となります。

本作はタイトルやジャケを見ると、デビュー・アルバム『Don't Turn Around』(1972年)と同タイトルですが、本CDは『Don't Turn Around』(1972年)と2nd『Baby Won't You Change Your Mind』(1972年)からセレクトしたコンピです。

本来、こういったコンピには手を出さず、オリジナルを入手したいタイプですが、(多分)『Don't Turn Around』は単独CD化されていないので、その意味で本コンピは重宝します。

『Don't Turn Around』Patrick Adams『Baby Won't You Change Your Mind』Patrick Adams/David Jordanのプロデュース。

やはり、このグループにはファルセット・ヴォーカルのスウィート・バラードが似合いますね。

1st『Don't Turn Around』からであれば、シングルにもなったバラード「You And I」が一番のお気に入り。「Surrender」「I Keep Asking You Questions」といったファンキー・ソウルも僕好み。

2nd『Baby Won't You Change Your Mind』からであれば、甘茶ソウル「It's Time To Say Goodbye」「No If's And's, Or But's」、メロウ・ミディアム「Wishful Thinking」あたりがお気に入り。

コンピならではのいいとこ取りを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「It's Time To Say Goodbye」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。ファルセット・ヴォーカルの甘茶ソウル。甘く切ないムードがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=8wpFfbqoxp0

Statik Selektah, Evidence and The Alchemist「Time to Say Goodbye」、Teebs「Goodbye」、Brother Ali「Love on Display」等のサンプリング・ソースとなっています。
Statik Selektah, Evidence and The Alchemist「Time to Say Goodbye」
 https://www.youtube.com/watch?v=3u_ubcJd9bk
Teebs「Goodbye」
 https://www.youtube.com/watch?v=7rrEzvL3cfk
Brother Ali「Love on Display」
 https://www.youtube.com/watch?v=zrOfDvunIcI

「Time Is Love」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。シングルにもなりました。名曲の佇まいを感じる素敵なラブ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=YErWvKY_hnI

J.J. Barnesがカヴァーしています。また、Thelonious Martin「Time Is Love」等のサンプリング・ソースとなっています。
J.J. Barnes「Time Is Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=qo6o8hdFBGI
Thelonious Martin「Time Is Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=25rObshp8fs

「Just Leave Me Some」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。ニュー・ソウル的な雰囲気も感じるミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=FBIHd-IUFBg

「Loveland」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。グルーヴの早熟ぶりを感じる腰の据わったソウル・グルーヴ。

「No If's And's, Or But's」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。素敵なストリングスを配した僕好みのスウィート・ソウル。軽くパーカッシヴなのも僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=X2SNHGMye64

同じ1972年にPatrick Adams/David JordanプロデュースでDebbie Taylorが取り上げています。また、J.J. Barnesがカヴァーしています。さらにAtmosphere「Denvemolorado」等のサンプリング・ソースとなっています。
Debbie Taylor「No If's And's, Or But's」
 https://www.youtube.com/watch?v=dOirMsQvT9M
J.J. Barnes「No If's And's, Or But's」
 https://www.youtube.com/watch?v=UTLGFv40U3w
Atmosphere「Denvemolorado」
 https://www.youtube.com/watch?v=tnuHnrWph3k

「Wishful Thinking」
『Baby Won't You Change Your Mind』収録。Patrick Adams/David Jordan作。これも僕好みのメロウ・ミディアム。イントロのピアノだけでも名曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lu5DtBRPbkQ

本曲もJ.J. Barnesがカヴァーしています。また、Brand Nubian「Where Are You Now」、General Monks feat. Krondon, Phil Da Agony and Rogue Venom「We That Shit」のサンプリング・ソースとなっています。
J.J. Barnes「Wishful Thinking」
 https://www.youtube.com/watch?v=-d0LPZVaiRw
Brand Nubian「Where Are You Now」
 https://www.youtube.com/watch?v=Cvsbaz1kqkw
General Monks feat. Krondon, Phil Da Agony and Rogue Venom「We That Shit」
 https://www.youtube.com/watch?v=ywJ6k4lm9cA

「Our Future」
『Don't Turn Around』収録。Patrick Adams/Terry Philips作。ベースを効かせたインタールード的なソウル・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=JdZt5FpILKI

「Don't Turn Around」
『Don't Turn Around』収録。Patrick Adams作。タイトル曲はシングルにもなりました。オーセンティックな魅力に溢れた甘茶ソウル。ファルセット・ヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=BlfuQRyS7ik

当ブログでも紹介したE.U.のカヴァー・ヴァージョンがあります。
また、Cappadonna「Don't Turn Around」、Ghettosocks feat. Edgar Allen Floe「Don't Turn Around」、Lil B「Hearts Review」等のサンプリング・ソースとなっています。
E.U.<「Don't Turn Around」
 https://www.youtube.com/watch?v=Sr9pNwAIvD0
Cappadonna「Don't Turn Around」
 https://www.youtube.com/watch?v=2LHFAgFlmDA
Ghettosocks feat. Edgar Allen Floe「Don't Turn Around」
 https://www.youtube.com/watch?v=R3zZad47iYw
Lil B「Hearts Review」
 https://www.youtube.com/watch?v=W4_gsPlvDzo

「Surrender」
『Don't Turn Around』収録。Black Ivory,/Patrick Adams作。若々しい魅力が伝わってくるファンキーなダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=f8zZUNvUjik

Lil B「Surrender to Me」のサンプリング・ソースとなっています。
Lil B「Surrender to Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=LQM-UZib4CY

「I'll Find A Way」
『Don't Turn Around』収録。Black Ivory/Patrick Adams作。シングルにもなりました。ファルセット・ヴォーカルの甘茶ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=kglO6DYv2T0

Westside Gunn feat. Benny the Butcher and Boldy James「Buffs vs. Wires」、Boldy James「Nu Wave」等のサンプリング・ソースとなっています。
Westside Gunn feat. Benny the Butcher and Boldy James「Buffs vs. Wires」
 https://www.youtube.com/watch?v=eJnfNMAvWbQ
Boldy James「Nu Wave」
 https://www.youtube.com/watch?v=Ay3PCnr_J9o

「I Keep Asking You Questions」
『Don't Turn Around』収録。Black Ivory/Patrick Adams作。この時代らしいサウンドのファンキー・ソウル。躍動感があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=I8BTYSWp2wE

Kid Frost「Spaced Out」、Raekwon feat. Ghostface Killah「Criminology」等のサンプリング・ソースとなっています。
Kid Frost「Spaced Out」
 https://www.youtube.com/watch?v=pIAIsIFwWrI
Raekwon feat. Ghostface Killah「Criminology」
 https://www.youtube.com/watch?v=l9oS0BFhA30

「She Said That She's Leaving」
『Don't Turn Around』収録。Patrick Adams作。若々しいファルセット・ヴォーカルで切なく歌い上げる哀愁バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=F-Pm1SNoLhY

「You And I」
『Don't Turn Around』収録。Leroy Burgess/Stuart Bascombe作。シングルにもなりました。個人的には名バラードだと思います。ジワジワと胸に込み上げてくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=JFCQQ0-tnhM

当ブログでも紹介したQ-Tip「Gettin' Up」をはじめ、Madlib「Understanding (Comprehension)」、D-Black「Million Dollar Dreams」等のサンプリング・ソースとなっています。
Q-Tip「Gettin' Up」
 https://www.youtube.com/watch?v=su81wn7AyuE
Madlib「Understanding (Comprehension)」
 https://www.youtube.com/watch?v=d8Al6jOopPQ
D-Black「Million Dollar Dreams」
 https://www.youtube.com/watch?v=gJ85MLnOSJA

Black Ivoryの他作品もチェックを!

『Feel It』(1975年)
Feel It

『Black Ivory/Hangin' Heavy』(1976/1979年)
ブラック・アイボリー/ハンギン・ヘヴィー

『Then and Nowt』(1984年)
Then & Now
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