2022年08月17日

Marcos Valle『Tempo Da Gente』

アーバン・メロウ路線の第三弾☆Marcos Valle『Tempo Da Gente』

発表年:1986年
ez的ジャンル:ブラジル最高のメロディ・メーカー
気分は... :るぷりんでかき氷!

ブラジルを代表するシンガー・ソングライターMarcos Valle『Tempo Da Gente』(1986年)です。

当ブログでこれまで紹介したMarcos Valle作品は以下の13枚。

 『O Compositor E O Cantor』(1965年)
 『Samba '68』(1968年)
 『Viola Enluarada』(1968年)
 『Mustang Cor De Sangue』(1969年)
 『Marcos Valle (1970)』(1970年)
 『Garra』(1971年)
 『Vento Sul』(1972年)
 『Previsao Do Tempo』(1973年)
 『Marcos Valle (1974)』(1974年)
 『Vontade De Rever Voce』(1981年)
 『Nova Bossa Nova』(1997年)
 『Pagina Central』(2009年)
 ※Celso Fonsecaとの共演作
 『Esphera』(2010年)

本作『Tempo Da Gente』(1986年)は、『Vontade De Rever Voce』(1981年)、『Marcos Valle』(1983年)に続く、アーバン・メロウ路線のアルバムです。

『Vontade De Rever Voce』(1981年)
ヴォンタージ・ジ・レヴェール・ヴォセ

『Marcos Valle』(1983年)


前二作と比較して小粒な印象を受ける点や、次作『Nova Bossa Nova』(1997年)まで10年以上の歳月を待たねばならなかったこともあり、必ずしも良い評価のアルバムではありません。

しかしながら、実際聴いてみると、ブラジリアンAOR/アーバン・メロウ作品として十分楽しめる1枚です。

名曲「Samba De Verao」のパート2「Um Tempo Musical (Samba de Verao No 2)」、サンセットなメロウ・バラード「Ah! Voce Mulher」、アーバン・メロウな「Proton, Eletron, Neutron」Eumir Deodatoとのタッグ「Pior Que E」、ブラジリアンAORバラード「No Inicio」あたりが僕のオススメです。

プロデュースはEduardo Lages

ぜひ、『Vontade De Rever Voce』(1981年)、『Marcos Valle』(1983年)とセットで楽しんでください。

全曲紹介しときやす。

「O Tempo Da Gente」
Ary Carvalho/Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。ポップなメロウ・グルーヴでアルバムは幕を開けます。ムーディーなサックスも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=92ZCvBQdzjc

「Sem Voce Nao Da」
Erasmo Carlos/Marcos Valle作。ブリージンなメロウ・ダンサー。良くも悪くもシンセを交えた80年代半ばの音ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GxMTmTweVZM

「Um Tempo Musical (Samba de Verao No 2)」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。サブタイトルにあるように、名曲「Samba De Verao(邦題:サマー・サンバ)」のパート2という位置づけのトラック。前作『Marcos Valle』で「Samba De Verao」を再演していたので、その流れもあるかもしれません。ブラジリアンAORとしても楽しめるアーバン・メロウに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Oq8y_DKVZoE

「Ah! Voce Mulher」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。夏のサンセット・モードがよく似合うメロウ・バラード。ゆっくり時間が流れていく感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3XnQtJPvxNI

「Proton, Eletron, Neutron」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。80年代Marcosらしいアーバン・メロウ。女性コーラスも加わり、華やかな雰囲気です。ブラジリアンAORとしても楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=lc1kVEFhOig

「Ta Tudo Bem」
Marcos Valle/Vinicius Cantuaria作。シンセ・ポップ×メロウ・ダンサーな仕上がり。ある意味、とても80年代的な取り合わせのサウンドだと思います。Vinicius Cantuariaとの共作である点にも注目です。印象的なエレクトリック・ギターも>Viniciusですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=idChIVPPFLs

「Voo No Tempo」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。ピアノ/エレピをバックに、しっとりと歌い上げるメロウ・バラード。中盤以降は良くも悪くも80年代半ばサウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=wycMrJeWxbA

「Pior Que E」
Eumir Deodato/Marcos Valle作。Eumir Deodatoとのタッグで注目の1曲。サマー・ブリージンな仕上がりです。Eumir Deodatoらしいリズムのループには中毒性があります。
https://www.youtube.com/watch?v=I-xtoC4peyU

「Na Rede」
Marcos Valle作。さり気ない雰囲気が魅力のメロウ・バラード。過ぎゆく夏をしみじみと感じながら聴きたい1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=KDXSsO8FDNo

「No Inicio」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。ラストは素敵なブラジリアンAORバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=d_3_rkeZhQI

Marcos Valleの過去記事もご参照下さい。

『O Compositor E O Cantor』(1965年)


『Samba '68』(1968年)
サンバ’68

『Viola Enluarada』(1968年)
ヴィオラ・エンルアラーダ

『Mustang Cor De Sangue』(1969年)
Mustang Cor De Sangue Ou Corcel Cor De Mel

『Marcos Valle(1970)』(1970年)
marcos valle 1970.jpg

『Garra』(1971年)
Garra

『Vento Sul』(1972年)
ヴェント・スル

『Previsao Do Tempo』(1973年)
Previsao Do Tempo

『Marcos Valle (1974)』(1974年)
マルコス・ヴァーリ(1974)

『Vontade De Rever Voce』(1981年)
ヴォンタージ・ジ・レヴェール・ヴォセ

『Nova Bossa Nova』(1997年)
Nova Bossa Nova

『Pagina Central』(2009年)
パジナ・セントラウ [ボーナス・トラック付]

『Esphera』(2010年)
ESPHERA
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2022年07月20日

Crown Heights Affair『Think Positive!』

人気トラック「Somebody Tell Me What To Do」収録☆Crown Heights Affair『Think Positive!』
THINK POSITIVE! +3 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)
発表年:1982年
ez的ジャンル:N.Y.アーバン・ディスコ/ファンク
気分は... :ポジティブにいこう!

80年代アーバン・ディスコ/ファンク作品からCrown Heights Affair『Think Positive!』(1982年)です。

70〜80年代に活躍したディスコ/ファンク・グループCrown Heightsの紹介は、3rdアルバム『Do It Your Way』(1976年)に続き2回目となります。

7thアルバムとなる本作『Think Positive!』(1982年)は、De-Liteでの6枚目となります。

80年代に入り、メンバーのWilliam AndersonRaymond Reidはプロデュース・チームとしても活躍するようになり、Unlimited TouchEnchantmentAmii StewartTerri GonzalezFrance JoliEmpressIntensive Heat等を手掛けています。

そんなプロデュース・チームとしての成果を自らのグループに還元したアルバムが本作です。

勿論、プロデュースはWilliam AndersonRaymond Reidの二人。

本作におけるメンバーは、Philip Thomas(vo、per)、William Anderson(g、vo)、Arnold "Muki" Wilson(b、vo)、Raymond "Sugar Ray" Rock(ds、per、back vo)、James "Ajax" Baynard(tp、back vo)、Raymond Reid(ds、back vo)、Skip Boardley(vo、per)の8名。

メンバー以外にClarence "Blinky" Brice(g)、Frederick "M.C. Count" Linton(rap)、Sammy Figueroa(per、conga)、Charles Morais(key)、Fred McFarlane(key)、Terry Burrus(key)、Daryl Gibbs(as)が参加しています。

シングルになった「Somebody Tell Me What To Do」をはじめ、「Love Rip Off」「I Got Somethin' For Ya」あたりはモロに僕好みのアーバン・ディスコ/ファンクです。

それ以外にも絶品スロウ「Heart Upside Down」、ラップ入りのタイトル曲「Think Positive」もオススメです。

残りの3トラックもキャッチーなディスコ/ファンクに仕上がっており、アルバム全体としての仕上がりとしても相当充実しています。

80年代ならではのモダンなアーバン・ディスコ/ファンクをぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Somebody Tell Me What To Do」
William Anderson作。シングル・カットされてUS R&Bチャート第33位となりました。クラシックの雰囲気漂うキャッチーでモダンなメロウ・ディスコ。華やかなアーバン・ナイトを演出してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ivJfLI8udaA

「Love Rip Off」
Philip Thomas/Skip Boardley作。80年代らしいエレクトリックな質感を楽しめるアーバンなディスコ・ファンク。東西の違いはありますが、Solar系作品がお好きな人は気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=jMFlxn0tgpg

「Heart Upside Down」
James Baynard/Skip Boardley作。ディスコ/ファンクだけではない彼らの魅力を満喫できる絶品スロウ。本作唯一のスロウですが、こんなに素晴らしいのであれば、あと1、2曲入っていても良かったかな(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=ZkRiZSPVsy4

Knxwledge「Bankakkount」のサンプリング・ソースとなっています。
Knxwledge「Bankakkount」
 https://www.youtube.com/watch?v=KPeK6e58Lro

「Think Positive」
Arnold "Muki" Wilson/Frederick "M.C. Count" Linton/James Baynard/Ray Rock/Raymond Reid/Skip BoardleyWilliam Anderson作。タイトル曲はFrederick "M.C. Count" Lintonのラップをフィーチャーしたマッスルなファンク・チューン。オールドスクールHip-Hopとして十分に楽しめるキャッチーな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=6i95HvOZQfk

「I Got Somethin' For Ya」
Ray Rock/Skip Boardley作。このトラックも大好き!軽快なカッティング・ギターと共に始まるRick Jamesスタイルのディスコ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=E9Etnd7utis

「Wine And Dine You」
William Anderson作。ハンド・クラップによる重量ファンク。前曲「I Got Somethin' For Ya」のスマートさとのコントラストで、こちらのトラックは同じファンクでも猥雑な雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=Rxhy577QwQQ

「Your Love Makes Me Hot」
Arnold "Muki" Wilson/Philip Thomas作。モダンなアーバン・ファンク。良いトラック続きで割を食っている感もありますが、コレもなかなかです。
https://www.youtube.com/watch?v=U-QbPcMg7T4

「Let Me Ride On The Wave Of Your Love」
Clarence "Blinky" Brice/Ray Bryant作。本編ラストはN.Y.らしい華のあるアーバン・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=lREmUm93-xI

国内盤CDには「Let Me Ride On The Waves Of Your Love (Original 12" Version)」「Somebody Tell Me What To Do (Original Single Version) 」「Wine And Dine You (Original Single Version)」の3曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

ご興味がある方はCrown Heightsの他作品もチェックを!

『Dreaming a Dream』(1975年)
DREAMING A DREAM +4 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)

『Do It Your Way』(1976年)
DO IT YOUR WAY +4 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)

『Dream World』(1978年)
DREAM WORLD +7 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)

『Dance Lady Dance』(1979年)
DANCE LADY DANCE +3 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)

『Sure Shot』(1980年)
SURE SHOT +3 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)

『Struck Gold』(1983年)
STRUCK GOLD +5 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)
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2022年06月15日

Shalamar『Three for Love』

Shalamarらしさに溢れた4th☆Shalamar『Three for Love』

発表年:1980年
ez的ジャンル:Solar系ソウル/ファンク
気分は... :エラン・ビタール!

今回はダンス・クラシック「A Night to Remember」で知られるR&BグループShalamar『The Look』(1980年)です。

80年代R&B/Soulファンには欠かせない重要レーベルSolarLakesideDynastyMidnight StarThe WhispersKlymaxx等と並びSolarを代表するアーティストであるShalamar

これまで当ブログで紹介したShalamar作品は以下の3枚。
 『Big Fun』(1979年)
 『Friends』(1982年)
 『The Look』(1983年)

4thアルバムとなる本作『The Look』(1980年)は、Solarからの第2弾アルバム。前作『Big Fun』(1979年)からの大ヒット・シングル「The Second Time Around」の成功で自信を持ったHoward HewettJody WatleyJeffrey Danielという最強布陣のメンバー3名が、その魅力を存分に発揮した充実作です。

アルバムはUSアルバム・チャート第40位、同R&Bアルバム・チャート第8位となっています。

Solarのレーベル・メイトであるDynastyLakesideのメンバーがソングライティング面で大きく貢献し、演奏にも参加しています。

まずは軽快なモダン・ソウル「Full of Fire」、ヒットしたモダン・ディスコstrong>「Make That Move」、Babyfaceのリメイクでもお馴染みの「This Is for the Lover in You」というシングル・カットされた3曲ですかね。

シングル曲以外にも、「Attention to My Baby」「Some Things Never Change」「Work It Out」「Pop Along Kid」といった曲ではSolar作品らしい華やかなダンス・サウンドを満喫できます。

また、Howard Hewettがリードをとる魅惑のソウル・バラード「Somewhere There's a Love」も悪くありません。

80年代らしいSolarのダンス・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Full of Fire」
Jody Watley/Joey Gallo/Richard Randolph作。シングルにもなったオープニング。Jody Watleyのキュート・ヴォーカルとHoward Hewettの魅惑のファルセットのツイン・リードによる軽快なモダン・ソウルです。Shalamarらしさ全開の1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=iANN8DiDoys

DJ Mehdi「Have Fun」、Vantage「Came Into My Life」のサンプリング・ソースとなっています。
DJ Mehdi「Have Fun」
 https://www.youtube.com/watch?v=afc-wVz_kX0

「Attention to My Baby」
William Shelby/Kevin Spencer/Wardell Potts作。Howard Hewettがリードをとるアーバン・ディスコ。思わずハンド・クラップしてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=OdrUjWKDfck

「Somewhere There's a Love」
Otis Stokes/William Shelby/Ernest "Pepper" Reed作。Howard Hewettがリードをとる魅惑のソウル・バラード。Poptart「PeteMorning Blunt」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dHSgT5R5bPA

「Some Things Never Change」
William Shelby/Dana Meyers作。これも大好き!100%Solar印のアーバンなモダン・ディスコ。華やかなホーン・サウンドや格好良いFoster Sylversのベース・ラインもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=FAobKcltgZQ

Mike 303「Things Never Change」のサンプリング・ソースとなっています。
Mike 303「Things Never Change」
 https://www.youtube.com/watch?v=uioO5Lgb-xI

「Make That Move」
Kevin Spencer/William Shelby/Ricky Smith作。シングルとしてUS R&Bチャート第6位となったヒット・シングル。Solarサウンドを満喫できるモダン・ディスコ。80年代らしい華やかな雰囲気のダンス・サウンドはモロに僕好み。Three Times Dope「Make Dat Move」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-VVaJYiOR2c

「This Is for the Lover in You」
Howard Hewett/Dana Meyers作。シングルとしてUS R&Bチャート第17位となっています。今日的に本作のハイライトはコレでしょうね。メロウ・クラシックとしての人気を不動にしている素敵なスロウです。Howard Hewettのシンガーとしての魅力を存分に堪能できます。80年代ならではのアーバン・ナイトな雰囲気がサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=UMxxBvGac1A

本曲といえば、大ヒットしたBabyfaceのリメイクも有名ですね。LL Cool Jをフィーチャーし、Jody WatleyJeffrey Danielという本家メンバーも参加したことでも話題になりました。
Babyface feat. LL Cool J「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=R0QtanYBHA0
また、Howard Hewettもアルバム『It's Time』でセルフ・カヴァーしています。それ以外にGerald Albright、Frank Hatchettがカヴァーしています。
Howard Hewett「For the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=z3YvHb_cvZI
Gerald Albright「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=ow_t72ME8YE
Frank Hatchett「This Is for the Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=XJgVSGJAtYA

定番サンプリング・ソースとしても大人気です。Grand Puba「Reel to Reel」、Mackadelics「Power of a Playa」、Simply Mac-N「Lover in You」、A+「All I See」、Compton's Most Wanted「Can I Kill It?」、WC and the Maad Circle「The Creator」、Paula Perry feat. Brian McKnight and Q45「Ghetto Vows」、Ground Floor「For the Hustler in You」、Junkies「What's Going on (Remix)」、Messy Marv「Player in You」、Master P「Mama Raised Me」、II Tru「Shyste」、Daz Dillinger feat. Jagged Edge and Jermaine Dupri「Party People」、Too Short「What She Gonna Do?」、Paul Wall「Swangin in the Rain」、Papa Reu feat. YZ and Gemini「Hold On」、Chalie Boy「Ridin' Slabs 4 Ever」、Torae feat. Phonte and Yahzarah「This Is」、Kenny Lattimore「Real Love This Christmas」、G Soave feat. Emis Killa「Tra Cemento E Club」、Horseshoe G.A.N.G.「I'm on My Grown Up」、Slow Pain「Player in You」等のサンプリング・ソースとなっています。
Grand Puba「Reel to Reel」
 https://www.youtube.com/watch?v=S_XAERbSN6A
Mackadelics「Power of a Playa」
 https://www.youtube.com/watch?v=7rr1EcLZvtA
Simply Mac-N「Lover in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=73hWSfWSLGw
A+「All I See」
 https://www.youtube.com/watch?v=_PIyd22iA8o
WC and the Maad Circle「The Creator」
 https://www.youtube.com/watch?v=UzW33uCdUCI
Paula Perry feat. Brian McKnight and Q45「Ghetto Vows」
 https://www.youtube.com/watch?v=kXQLKI2w8Oo
Ground Floor「For the Hustler in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=DJn0JFcYq70
Junkies「What's Going on (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=GyQKwyNfj8k
Messy Marv「Player in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=WmcTXYYXRCw
Master P「Mama Raised Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=_gIYL_8LujU
II Tru「Shyste」
 https://www.youtube.com/watch?v=FfqZz9PI28k
Daz Dillinger feat. Jagged Edge and Jermaine Dupri「Party People」
 https://www.youtube.com/watch?v=o7fjUm5CKrc
Too Short「What She Gonna Do?」
 https://www.youtube.com/watch?v=3tPK8_UnV2s
Paul Wall「Swangin in the Rain」
 https://www.youtube.com/watch?v=umhdjWZOD98
Papa Reu feat. YZ and Gemini「Hold On」
 https://www.youtube.com/watch?v=EiCU_l-o8qM
Chalie Boy「Ridin' Slabs 4 Ever」
 https://www.youtube.com/watch?v=KpOaTl50864
Torae feat. Phonte and Yahzarah「This Is」
 https://www.youtube.com/watch?v=cQ7ZqL4D278
Kenny Lattimore「Real Love This Christmas」
 https://www.youtube.com/watch?v=zj8tf_w-dPQ
G Soave feat. Emis Killa「Tra Cemento E Club」
 https://www.youtube.com/watch?v=AgKF_2rJ-LA
Horseshoe G.A.N.G.「I'm on My Grown Up」
 https://www.youtube.com/watch?v=MKkLF2qew1g
Slow Pain「Player in You」
 https://www.youtube.com/watch?v=bNysQ1nwA_g

「Work It Out」
Jody Watley/Nidra Beard作。若きJody Watleyのキュートな魅力が弾ける素敵なモダン・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=56fFKoAaS48

「Pop Along Kid」
Jeffrey Daniel/Howard Hewett/Nidra Beard作。Jeffrey Danielがリード・ヴォーカル。甘く妖しげな雰囲気のディスコ・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=PJ_czyiQ_AQ

Def Dames「The King of Romance」のサンプリング・ソースとなっています。
Def Dames「The King of Romance」
 https://www.youtube.com/watch?v=lNJoHO-0too

私の保有する国内盤再発CDには、「Full of Fire (Single Version)」「Make That Move (Single Version)」「This Is for the Lover in You (Single Version)」の3曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。

Shalamarの他作品もチェックを!

『Uptown Festival』(1977年)
Uptown Festival

『Disco Gardens』(1978年)


『Big Fun』(1979年)
Big Fun

『Go for It』(1981年)
Go for It

『Friends』(1982年)
フレンズ

『The Look』(1983年)
Look

『Heartbreak』(1984年)


『Circumstantial Evidence』(1987年)
CIRCUMSTANTIAL EVIDENCE

『Wake Up』(1990年)
Wake Up
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2022年05月04日

Human Body『Cosmic Round Up』

Zappファミリーのヴォーカル・トリオ☆Human Body『Cosmic Round Up』

発表年:1985年
ez的ジャンル:Zapp系エレクトリック・ファンク
気分は... :脱構築せよ!

今回は80年代に活動していたZappファミリーのヴォーカル・トリオHuman Bodyの2ndアルバム『Cosmic Round Up』(1985年)です。

Human Bodyは、Zappファミリーの総帥Roger Troutmanの全面バックアップで結成されたヴォーカル・トリオ。

オリジナル・メンバーはBilly BeckLarry HatcherRay Davis。このメンバーで1stアルバム『Make You Shake It』(1984年)をリリース。同作にはZappファミリーの歌姫Shirley Murdockのカヴァー・ヒットで知られる「As We Lay」のオリジナルも収録されています。

その後、Billy Beckが脱退し、新メンバーとしてShirley Murdockの旦那様Dale DeGroatが加入し、2ndアルバムとなる本作『Cosmic Round Up』(1985年)をリリ−スしました。

結局、商業的には成功を収めることができず、この2枚のみでグループの歴史に幕を下ろすことになります。

Zapp/Roger好きには外せないグループですね。70年代のZappの前身グループがRoger and The Human Bodyを名乗っていた点を見てもRoger TroutmanHuman Bodyへの思い入れが伝わってきます。

さて、本作『Cosmic Round Up』(1985年)ですが、勿論プロデュースはRoger Troutman。ソングライティング面にも全曲にRogerの名がクレジットされています。

レコーディングにはZappファミリーが多数参加しています。

当然Zappらしさに溢れた1枚なのですが、Prince/ミネアポリス・ファンクやHerbie Hancock「Rockit」/Hip-Hopのエッセンスを取り込んでいる点も興味深いです。

Zappらしさを求めるならば、「Cosmic Round Up」「Everything」あたりがオススメです。

Prince/ミネアポリス・ファンク調の「Dreams」「Can We Touch」Herbie Hancock「Rockit」な「Desire」あたりにも注目です。

Zapp×Prince×Hip-Hopな「Let Me Get You Wet」も興味深いです。

Zapp/Roger好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Cosmic Round Up」
Dale DeGroat/Larry Troutman/Roger Troutman作。Ray Davisの低音ヴォーカルと共に始まるタイトル曲。Zappモード全開のエレクトリック・ファンクです。カラフル&ヴィヴィッドな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=yCkdWNPrflA

「Let Me Get You Wet」
Dale DeGroat/Roger Troutman作。
Shirley Murdockのヴォーカルや(多分)Rogerのロッキン・ギターが印象的なエレクトリック・ファンク。Princeを意識している面もあるかも?Hip-Hop感覚も取り入れています。
https://www.youtube.com/watch?v=pnZQNZ7otRE

「Desire」
Dale DeGroat/Roger Troutman作。
Herbie Hancock「Rockit」を意識したものであろうHip-Hop感覚のエレクトリック・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=WIg-OLHISpw

「Can We Touch」
Dale DeGroat/Roger Troutman作。ブラコン×Princeな雰囲気のメロウ・バラード。80年代らしくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=TvvUf5WEoDM

「Everything」
Larry Troutman/Roger Troutman作。曲調・サウンド共にZappファミリーならではの雰囲気があるスロウ・ジャム。
https://www.youtube.com/watch?v=AIlIxyiFSSc

「DX3-T18」
Dale DeGroat/Roger Troutman作。Prince/ミネアポリス・ファンクのエッセンスをうまく取り込んだファンク・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=nJl6qhFoykw

「Gimme What You've Got」
Dale DeGroat/Roger Troutman作。ハードなギター・サウンドが印象的なダーク・トーンのエレクトリック・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=gieR2IvUx6A

「Dreams」
Dale DeGroat/Larry Troutman/Roger Troutman作。ラストはPrinceに通じる妖しげな雰囲気のエレクトリック・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=06zpgV4BfDs

『Make You Shake It』(1984年)


ご興味がある方は、Zappの前身グループRoger and The Human Body名義のアルバム『Introducing Roger』(1976年)もチェックを!

Roger and The Human Body『Introducing Roger』(1976年)
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2022年03月30日

Gilberto Gil『Um Banda Um』

自己のバンドUm Banda Umを率いた初レコーディング☆Gilberto Gil『Um Banda Um』

発表年:1982年
ez的ジャンル:男性MPB
気分は... :俺のバンドだ!

今回はMPBを代表する大物アーティストGilberto Gilが1975年にリリースした『Um Banda Um』(1982年)です。

Caetano Velosoと並ぶブラジル音楽界の牽引者Gilberto Gilについて、これまで当ブログで紹介した作品は以下の5枚。

 『Gilberto Gil(邦題:日曜日の公園で)』(1968年)
 『Gilberto Gil (1969)』(1969年)
 『Gilberto Gil(邦題:イン・ロンドン)』(1971年)
 『Refazenda』(1975年)
 『Realce』(1979年)

本作は彼が初めて自己のバンドUm Banda Umを結成し、レコーディングした第一弾アルバムとなります。

プロデュースはLiminha

Rubens Sabino(b)、Wilson Meirelles(ds)、Jorge Barreto (Jorjao)(key)、Ricardo Silveira(g)、
Celso Fonseca(g)、Givaldo Jose (Repolho)(per)等がバンドUm Banda Umのメンバーとして参加しています。

後の名ギタリストCelso Fonsecaにとっては、本作が実質的な初レコーディングだったらしいです。

「Pula, Caminha」「E Menina」以外はGilberto Gilのオリジナルです。

アルバム全体を通じて、モダンなメロウ・サウンドが印象的です。

AOR/シティ・ポップ調の「Deixar Voce」「Pula, Caminha」、リズミックで開放的な「Banda Um」
ブラジルの伝統リズムとメロウ・フィーリングを融合させた「Andar Com Fe」「Afoxe E」、レゲエ調の「Esoterico」「Drao」あたりが僕のオススメです。

自己のバンドを率いる充実感や喜びがそのままサウンドになったような1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Banda Um」
新たなバンド名と同時に、アフリカ伝来の宗教ガンドンブレから派生したブラジル南部で信仰される心霊主義的習合宗教ウムバンダ(Umbanda)の意味も含むタイトル曲。リズミックで開放的なサウンドが春の訪れのこの時期にフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=x7ukusQ3v0s

「Afoxe E」
ガンドンブレの儀式でのリズムを起源とするアフォシェーを讃えた歌。伝統的なリズムと都会的なメロウ・サウンドが違和感なく融合させているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gbHNay68zZQ

「Metafora」
「隠喩」という邦題が示すように、詩人としてのGilの才を楽しめるSSWらしい仕上がり。終盤にはThe Beatles「Penny Lane」のメロディの口笛が聴こえてくるのが嬉しいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=2lAxQILeg-g

「Deixar Voce」
ムーディーなサックスと共に始まるブラジリアンAOR調のラブ・ソング。アーバン・メロウなGilberto Gilを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=WOX7mqaEA2c

「Pula, Caminha」
Manezinho Araujo/Marino Pinto作。1950年代に書かれたカーニヴァルのマルシャのカヴァー。ここではシティ・ポップ調の爽快チューンで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=8l4jBBj-Kaw

「Andar Com Fe」
本作からのヒット曲。ブラジルの伝統リズムとメロウ・フィーリングを融合させ、リズミックながらもゆったりとした雰囲気を醸し出しているのが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=FCIeFrxgbfM

「Drao」
爽快メロウ・チューンですが、レゲエのようなムードも醸し出します。その意味ではレゲエのラヴァーズ・ロックとセットで聴いてもフィットするかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=LAsAYoZ0aKs

「Esoterico」
Bob Marley & The Wailers「Is This Love」を思わせるイントロが印象的なレゲエ調の仕上がり。「Is This Love」大好きの僕としては大歓迎です。
https://www.youtube.com/watch?v=9eayEjCdiys

「Menina Do Sonho」
このトラックもレゲエ調ですが、フラメンコ調のギターが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=QBrlwnjoY1c

「E Menina」
Joao Donato/Gutemberg Guarabira作品をカヴァー。メロウなシンセ音色や女性コーラス隊、Gilの歌声が一体になったピースフルな雰囲気が好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=kKonyJb3Mls

「Nossa」
ラスト的な感動的で味わい深く締め括ってくれます。シンセの音色のセンスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=2xLh1T_anFg

僕の保有CDには以下の収録曲の別ヴァージョン6曲が追加収録されています。
「Afoxe E (Primeira Versao)」
「Deixar Voce (Primeira Versao)」
「Esoterico (Primeira Versao)」
「Banda Um (Primeira Versao)」
「E Menina (Primeira Versao)」
「Esoterico (Regravacao Take1)」

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Caetano Veloso e Gilberto Gil『Barra 69 - Caetano e Gil Ao Vivo na Bahia』(1972年)
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posted by ez at 00:21| Comment(2) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする