2021年07月27日

Music Magic『One Man Lady』

ハワイアン・シティ・ポップ☆Music Magic『One Man Lady』

発表年:1981年
ez的ジャンル:ハワイアン・シティ・ポップ
気分は... :みまじゅん!

今回はハワイアン・シティ・ポップからMusic Magic『One Man Lady』(1981年)です。

Music Magicはハワイで結成されたバンド。

『Music Magic』(1979年)、『One Man Lady』(1981年)という2枚のアルバムをリリースしています。

2ndアルバムとなる本作『One Man Lady』(1981年)におけるメンバーは、Al Pascua(p、syn、back vo)、Fred Schreuders(g、vo)、Jay Molina(b、vo)、Darryl Blovin(ds、vo)、Scott Kohler(ds)という5名。

それ以外にLemuriaIra Nepus(tb)、Kalapana作品にも参加しているMichael Paulo(sax)等が参加しています。

アルバム全体はフュージョン、ジャズ・ファンク等をベースとしたハワイアン・シティ・ポップといった印象です。

ハイライトは「One Man Lady」。ハワイアン・シティ・ポップなEW&Fといった雰囲気を楽しめます。

それ以外にディスコ・ファンクな「Let's Jam」、軽快なフュージョン・ファンク「Let's Get It Together」、ハワイアンAORな「I Wonder」、リラックスしたメロウ・グルーヴ「Sing」、アコースティックなメロウ・バラード「Only Ours To Share」もおススメです。

ハワイアンAOR好きの人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Let's Jam」
ハワイアン・シティ・ポップ×ディスコ・ファンクなオープニング。フュージョン感覚のディスコ・ファンクはサマー・モードにフィットします。

「One Man Lady」
本作のハイライト。ハワイアン・シティ・ポップなEW&Fといった雰囲気のメロウ・チューン。ジャケに写るような素敵なハワイアン・レディのイメージそのままです。
https://www.youtube.com/watch?v=K5ByDB0TPh4

「Let's Get It Together」
軽快なホーン・サウンドが印象的なフュージョン・ファンク。灼熱のアーバン・サウンドといった雰囲気がいいですね。

「I Wonder」
ハワイアンAORなメロウ・チューン。少しケバケバしいシンセの音色もこの時代らしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=9QbB3kHW5Tg

「222 (Triple Two)」
サマー・フュージョンなインスト・チューン。作者Fred Schreudersのギターが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=K4DC3G6TauY

「Sing」
リラックスしたメロウ・グルーヴ。夏らしいコーラス・ワーク、ダイナミックなホーン・サウンド、ブリブリのベースで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=A7_jbwo0LuU

「Only Ours To Share」
アコースティックな質感のメロウ・バラード。ハワイアンAOR好きの人は気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=LEnomva_hkg

「Mr. Man」
リラックスしたオトナのファンキー・メロウ。なかなかいい味わいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ho_lmTXVUSg

「Carnival」
本曲のみメンバー以外の作品。ラストはブラジリアン・フュージョンのインストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=I5oz_Me8xRk

本作とセットでGreenwood『Lost In Paradise』(2014年)あたりを聴いてみるのもいいのでは?

Greenwood『Lost In Paradise』(2014年)
posted by ez at 01:44| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月13日

The Clash『Combat Rock』

ミクスチャー・スタイルの完成形☆The Clash『Combat Rock』

発表年:1982年
ez的ジャンル:UKミクスチャー・パンク
気分は... :Rock The Casbah!

UKパンク・ロック・バンドThe Clashの5thアルバム『Combat Rock』(1982年)です。

UKの人気パンク・ロック・バンドThe Clashの紹介は、『Give 'Em Enough Rope』(1978年)、『Sandinista!』(1980年)に続き3回目となります。

本作『Combat Rock』(1982年)は、UKアルバム・チャート第2位、USアルバム・チャート第7位となったグループ最大のヒット・アルバムであると同時に、Joe StrummerMick JonesPaul SimononTopper Headonというオリジナル・メンバー4人によるラスト・アルバムとなりました。

アルバムにはグループ唯一のUSシングル・チャートTop10入りのヒット曲「Rock The Casbah」が収録されています。

こうしたヒット・アルバムでありながら、ダンサブルな「Rock The Casbah」に象徴されるように、パンク・ロック・バンドという姿との乖離に、初期作品からのファンや評論家からは批判的な意見もあったアルバムです。

当時高校生であった僕はThe Jamの大ファンで、The Jamのライバル・バンドとしてThe Clashを聴いていました。

そのためリアルタイムで『Combat Rock』に出会いましたが、同じ年にリリースされたThe Jam『The Gift』(1982年)に夢中で、『Combat Rock』は「The Clashはパンク魂を売り渡してチャート狙いに走ったな」と他人事でアルバムもきちんと聴いていなかった記憶があります。

このようにリアルタイムではThe Clashに全く心動かされることがなかった僕ですが、Mick Jones率いるBig Audio Dynamiteを聴いてから、様々な音楽スタイルをミクスチャーしていた後期Clashの面白に気づき、『Combat Rock』も改めて聴くようになった次第です。

LP3枚組の大作であった前作『Sandinista!』(1980年)で、レゲエ/ダブ、テクノ、ディスコ、モータウン、カリプソ、ロカビリー、トラッドといった多彩の音楽にエッセンスを積極的に取り入れた彼らですが、本作『Combat Rock』『Sandinista!』で行った実験をわかりやすく整理した作品といった印象です。

プロデュースはThe ClashGlyn Johns

アルバムにはメンバー以外に、Allen Ginsberg(vo)、Futura 2000(vo)、Ellen Foley(vo)、Joe Ely(vo)、Tymon Dogg(p)、Poly Mandell(Tommy Mandel)(key)、Gary Barnacle(sax)、Kosmo Vinyl(vo)が参加しています。

「Rock The Casbah」「Should I Stay Or Should I Go」というシングル2曲が目立ちますが、「Know Your Rights」「Straight To Hell」の2曲も彼らを代表する曲ですね。

それ以外であれば、Big Audio Dynamiteを予感させるダンサブルなファンク「Overpowered By Funk」、モロにMick Jones調の「Atom Tan」「Inoculated City」、レゲエ/ダブな「Red Angel Dragnet」「Ghetto Defendant」あたりも僕好み。

様々な音楽スタイルを模索したThe Clashのミクスチャー路線の完成形アルバムを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Know Your Rights」
邦題「権利主張」。Joe Strummer/Mick Jones作。アルバムからの1stシングル。ロカビリー×レゲエ/ダブ×パンクなミクスチャー。これならばパンク好きの耳にも耐えうる仕上がりなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=5lfInFVPkQs

Primal Scream、Lynval Golding and Contra Coup等がカヴァーしています。また、Rip Government「Critical」のサンプリング・ソースとなっています。
Lynval Golding and Contra Coup「Know Your Rights」
 https://www.youtube.com/watch?v=SZqGkwOTrBM

「Car Jamming」
The Clash作。トライバルなビートが印象的な1曲。アフリカン・リズムを意識していたのかも?
https://www.youtube.com/watch?v=Z3Zqf3NTmNY

「Should I Stay Or Should I Go」
The Clash作。アルバムからの3rdシングル。Ukチャート第17位となりました。リード・ヴォーカルはMick Jones。Mick Jones好きの僕としては、とてもしっくりくるロック・チューン。緩急のアクセントもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=BN1WwnEDWAM

Big Audio Dynamite「The Globe」等のサンプリング・ソースとなっています。
Long Tall Texans、Living Colour、Forever Young、Los Fabulosos Cadillacs、Karamelo Santo、Sugarpie and the Candymen、Dub Spencer & Trance Hill等40近いカヴァー・ヴァージョンがあります。
Big Audio Dynamite「The Globe」
 https://www.youtube.com/watch?v=rPrPNpzLHIk
Long Tall Texans「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=jZOaIcx41Sg
Living Colour「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=jEr6DY3MiXQ
Forever Young「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=yuMOyAOgNMM
Los Fabulosos Cadillacs「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=9W_Y8NnxGv0
Karamelo Santo「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=yMtWW284QT4
Sugarpie and the Candymen「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=_fiXu0hY_dU
Dub Spencer & Trance Hill「Should I Stay Or Should I Go」
 https://www.youtube.com/watch?v=YKzGi5IS6S4

「Rock The Casbah」
Joe Strummer/Mick Jones/Topper Headon作。アルバムからの2ndシングル。Ukチャート第30位でしたが、USチャートでは第8位の大ヒットとなりました。良くも悪くもアルバムを象徴するディスコ・ロック・チューン。イントロのピアノとダンス・ビートでKOされてしまいます。ロックが禁止されていた中東の某国をイメージさせるMVも印象的でしたね。このヒット曲の最大の功労者はTopper Headonですが、この後に薬物のためバンドをクビにされてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=bJ9r8LMU9bQ

Will Smith feat. K-Ci「Will 2K」、Def Rock Krew「Let's Party」等のサンプリング・ソースとなっています。また、Rachid Taha、Kristin De Beauvoir、TRUSTcompany、Groovy Waters、Doctor Krapula、The Bogart's Acoustic Trio等がカヴァーしています。
Will Smith feat. K-Ci「Will 2K」
 https://www.youtube.com/watch?v=VT_GG7q3vhs
Def Rock Krew「Let's Party」
 https://www.youtube.com/watch?v=As_-bvwIy4I
Rachid Taha「Rock El Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=-F2sGhQ1CDk
Kristin De Beauvoir「Rock The Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=vW6nKfmXuRQ
TRUSTcompany「Rock The Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=rZDz7jqtJd0
Groovy Waters「Rock The Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=U3kUbfcu1cI
Doctor Krapula「Rock The Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=fMR9M3BsnhY
The Bogart's Acoustic Trio「Rock The Casbah」
 https://www.youtube.com/watch?v=BXfcaNI7nnY

「Red Angel Dragnet」
The Clash作。ヴォーカルはPaul SimononとKosmo Vinyl。映画『Taxi Driver』でのRobert De Niro演じる主人公Travis Bickleのセリフが引用されています。レゲエ×ファンクのミクスチャー・サウンドが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=-2dNAZk0xd0

「Straight To Hell」
The Clash作。「Should I Stay Or Should I Go」とのダブルA面扱いでシングルになりました。レゲエ調の仕上がりですが、Joe Strummerの思い入れが強かった1曲であり、多くのカヴァーがあるように名曲として評価されている1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=t7SvtikTkrM

M.I.A.「Paper Planes」、Charles Hamilton「Nino Del Infierno (Hell Boys)」、Scroobius Pip「Paper Lizards」のサンプリング・ソースとなっています。また、Lily Allen and Mick Jones、Heather Nova and Moby、Horace Andy、LSK、Emm Gryner等がカヴァーしています。
M.I.A.「Paper Planes」
 https://www.youtube.com/watch?v=ewRjZoRtu0Y
Charles Hamilton「Nino Del Infierno (Hell Boys)」
 https://www.youtube.com/watch?v=OpUU5UGBgJ0
Scroobius Pip「Paper Lizards」
 https://www.youtube.com/watch?v=Zg6SYDEmNV4
Lily Allen and Mick Jones「Straight To Hell」
 https://www.youtube.com/watch?v=IQIKPxiUe6M
Heather Nova and Moby「Straight To Hell」
 https://www.youtube.com/watch?v=4mSPfC88Xxs
Horace Andy「Straight To Hell」
 https://www.youtube.com/watch?v=PVjVl1pvTWs
LSK「Straight To Hell」
 https://www.youtube.com/watch?v=1l2d_Ne_X4c
Emm Gryner「Straight To Hell」
 https://www.youtube.com/watch?v=sAj22PXJhgU

「Overpowered By Funk」
The Clash作。ヴォーカルはJoe StrummerとFutura 2000。タイトルの通り、ダンサブルなミクスチャー・ファンク。後のBig Audio Dynamiteを予感させる1曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WhtXEPDuxAY

「Atom Tan」
The Clash作。Mick JonesとJoe Strummerがヴォーカル。モロにMick Jonesっぽい曲調で、Mick Jones好きには嬉しい1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=xTjbioZIbH4

「Sean Flynn」
The Clash作。ハリウッド俳優からジャーナリストに転身し、ベトナム戦争下の1970年にカンボジアで突如として消息を絶ったSean Flynnについて歌われた曲。東洋的なオリエンタル・ムードをダビーな雰囲気にしたサウンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=aSWUKOPTt2g

「Ghetto Defendant」
The Clash作。ビート詩人Allen Ginsbergが朗読で参加したダビーなレゲエ・チューン。レゲエ好きの人が聴いてもグッとくる仕上がりなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=raGsgsuPFAw

Dr Israel等がカヴァーしています。
Dr Israel「Ghetto Defendant」
 https://www.youtube.com/watch?v=W-uCYs77vDg

「Inoculated City」
The Clash作。Mick JonesとJoe Strummerがヴォーカル。「Atom Tan」同様に、モロにMick Jonesっぽい曲調です。勿論、Mick Jones好きの僕はニンマリ。
https://www.youtube.com/watch?v=EX0X0tx0TOU

「Death Is A Star」
The Clash作。ラストはClashらしからぬクラシカルな雰囲気を持った静かな雰囲気でアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=ElgG07-ISWE

The Clashの他作品もチェックを!

『The Clash』(1977年)


『Give 'Em Enough Rope』(1978年)


『London Calling』(1979年)


『Sandinista!』(1980年)
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2021年07月06日

The Blackbyrds『Better Days』

ラスト作でもこの充実ぶり☆The Blackbyrds『Better Days』
blackbyrds action better days.jpg
発表年:1977年
ez的ジャンル:爽快ディスコ/ファンク/モダン・ソウル
気分は... :良き日々よ・・・

今回は70年代に活躍したジャズ・ファンク・バンドThe Blackbyrdsの7thアルバム『Better Days』(1980年)です。

単独CD化が未実現であり、上記ジャケおよびAmazonへのリンクは6thアルバム『Action』(1977年)との2in1CDです。

人気ジャズ・トランぺッターDonald Byrdが教鞭をとっていたハワード大学で、彼の教え子達が結成したバンドThe Blackbyrdsについて、当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『The Blackbyrds』(1974年)
 『Flying Start』(1974年)
 『Action』(1977年)

Fantasyからリリースされた本作『Better Days』(1980年)は、グループのラスト・アルバムです。その後、2012年に復活アルバム『Gotta Fly』をリリースししますが・・・

前作『Action』(1977年)で師匠Donald Byrdとの関係に一区切りをつけたThe Blackbyrds

本作ではGeorge Dukeをプロデューサーに迎えています。

本作でもグループのメンバーはJoe Hall(b)、Keith Killgo(ds)、Kevin Toney(key、syn)、Orville Saunders(g)、Stephen Johnson(sax)という4名。

メンバー以外にJames Garrett(vo)、Carl Carlwell(back vo)、Jim Gilstrap(back vo)、Lynette Stephens(back vo)、Tramaine Hawkins(back vo)、George Duke(syn)、Kevin Toney(key、syn)、Marc Cohen (p、syn、clavinet、as)、Paulinho Da Costa(per)、Sheila Escovedo(per)、Larry Williams(sax)、Bill Reichenbach (tb)、Gary Grant(tp)、Jerry Hey(tp)等がレコーディングに参加しています。

アルバム全体としてはディスコ/ブギー路線が目立つかもしれませんが、このグループらしい爽快メロウな魅力も存分に満喫できます。

ディスコ/ブギー路線であれば、シングルにもなった「Dancin' Dancin'」、エレクトリック・ファンク調の「Better Days」、再評価も高いモダン・ブギー「What's On Your Mind」がおススメ。

個人的には、爽快メロウ・ダンサーの「Without Your Love」「Don't Know What To Say」、シングルにもなったメロウ・ミディアム「Love Don't Strike Twice」、同じくシングル曲のメロウ・バラード「What We Have Is Right」、アーバンなメロウ・バラード「Do It Girl」という5曲がおススメです。

これだけ内容が充実していると、本作で一度グループの歴史に幕を閉じたのが残念に思います。

全曲紹介しときやす。

「Dancin' Dancin'」
Deborah Gordon/Louisa Farmer/Marcus Gordon作。シングルにもなった爽快ディスコ・ファンク。シンセによるアクセントと開放的なホーン・サウンドもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=tetxx-pkT1M

「Lonelies For Your Love」
Orville Saunders/Louisa Farmer作。印象的なギター・ソロと共にスタートする、疾走感が心地好いディスコ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=hM7iKqRphpg

「Better Days」
Dan Stewart/Keith Killgo/Roslyn Monroe作。タイトル曲はエレクトリック・ファンク調のナイス・ブギー。こういったトラックでも爽快なのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-gySBqMzdmw

「Do It Girl」
Roslyn Monroe/Joe Hall/Jo Ann Hall Skehan作。ブラコン好きにはグッとくるアーバンなメロウ・バラード。AOR好きの人も気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=UocDY4uAMG8

Professor P and DJ Akilles feat. Timbuktu「Do What's on Your Mind」のサンプリング・ソースとなっています。
Professor P and DJ Akilles feat. Timbuktu「Do What's on Your Mind」
 https://www.youtube.com/watch?v=vS9GD5s1aLQ

「Without Your Love」
Roslyn Monroe/Joe Hall/Jo Ann Hall Skehan作。爽快ギター・カッティングが心地好いメロウ・ダンサー。フリーソウル好きの人も気に入るであろう仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=MoZIkDTLJC4

「Do You Wanna Dance」
Bell & James(Leroy M. Bell/Casey James)作。少し哀愁モードのダンス・チューン。僕の好みからは少しズレているかな・・・
https://www.youtube.com/watch?v=EDN1Lncs-qg

「Love Don't Strike Twice」
Alvin Alexander/Joe Hall/Roslyn Monroe作。この曲もシングルになりました。僕好みのメロウ・ミディアム。キャッチーなヴォーカル・ワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=e4yMl-Tzihs

Retrogott & Hulk Hodn「Sofunktioniertdiewelt」等のサンプリング・ソースとなっています。
Retrogott & Hulk Hodn「Sofunktioniertdiewelt」
 https://www.youtube.com/watch?v=KMwiDCOl7iA

「What's On Your Mind」
Alvin Alexander/Orville Saunders作。ギター・カッティングとシンセが印象的なモダン・ブギー。ダイナミックなホーン・サウンドもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=DMsYOQfGeTE

「Don't Know What To Say」
Orville Saunders/Louisa Farmer作。アーバン・ナイトな僕好みのメロウ・ダンサー。この曲も爽快ギター・カッティングが心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=CG2wQyVy7dc

「What We Have Is Right」
Orville Saunders/Louisa Farmer作。ラストはシングルにもなった素敵なメロウ・バラードで締め括ってくれます。James Garrettが甘く優しい歌声で魅せてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Eawfzb48OYU

The Blackbyrdsの他作品もチェックを!

『The Blackbyrds』(1974年)
ブラックバーズ

『Flying Start』(1974年)
フライング・スタート

『City Life/Unfinished Business』(1975年/1976年) ※2in1CD
City Life/Unfinished Business by Beat Goes Public Bgp 【並行輸入品】
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2021年06月26日

Al Jarreau『Breakin' Away』

キャリアを代表するヒット・アルバム☆Al Jarreau『Breakin' Away』

発表年:1981年
ez的ジャンル:超絶テクニック系男性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :デフォルマシオン・・・

人気男性ジャズ・シンガーAl Jarreauのヒット・アルバム『Breakin' Away』(1981年)です。

ミルウォーキー生まれの超絶テクニシャン男性ジャズ・ヴォーカリストAl Jarreau(1940-2017年)の紹介は、2ndアルバム『Glow』(1976年)、『All Fly Home』(1978年)に続き3回目となります。

前回『All Fly Home』(1978年)の紹介は2016年のエントリーだったので、まだ彼が存命中でしたが、その後2017年2月に76歳で惜しくも逝去しています。

本作『Breakin' Away』(1981年)は、前作『This Time』(1980年)に続き、Jay Graydonがプロデュースしています。Jay Graydonとのタッグは、本作以降も『Jarreau』(1983年)、『High Crime』(1984年)と続くことになります。

Al Jarreauのキャリアを代表する1枚ですね。アルバムはUSアルバム・チャート第9位、同R&Bアルバム・チャート第1位の大ヒットとなり、グラミーでもBest Pop Vocal Performance, MaleBest Jazz Vocal Performance, Maleの二冠を達成しています。

レコーディングには、Jay Graydon(g、prog)、Steve Lukather(g)、Dean Parks(g)、Tom Canning(p、el-p、syn)、David Foster(p、el-p、syn)、Michael Omartian(syn、el-p)、Michael Boddicker(prog、syn)、J. Peter Robinson(syn)、Larry Williams(syn)、George Duke(el-p)、Milcho Leviev(p)、Abraham Laboriel(b)、Neil Stubenhaus(b)、Steve Gadd(ds)、Steve Lukather(ds)、Bob Zimmitti(per)、Tom Scott(horns)、Lon Price(as)、Bill Reichenbach Jr.(tb)、Jerry Hey(flh、tp)、Chuck Findley(tp)、Richard Page(back vo)、Steve George(back vo)、Bill Champlin(back vo)等の豪華メンバーが参加しています。

このメンバーから想像できるように、AOR方面からの再評価も高い1枚ですね。

ヒット曲「We're in This Love Together」をはじめ、フリーソウルな「Closer to Your Love」Pagesコンビがソングライティング&バック・ヴォーカルのAOR「My Old Friend」、ラテン・フレイヴァーのクロスオーヴァー「Easy」、シングルにもなったメロウ・バラード「Teach Me Tonight」が僕のおススメです。

それ以外にもAORバラード「Our Love」、シングルにもなったタイトル曲「Breakin' Away」、Jarreauらしい語り口の「Roof Garden」、グラミーの>Best Jazz Vocal Performance, Maleを獲得した「(Round, Round, Round) Blue Rondo a la Turk」という充実の全9曲です。

ポップ/R&B/ジャズの3フィールドを包み込む全盛期のAl Jarreauを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Closer to Your Love」
Jay Graydon作。爽快に疾走するフリーソウルなオープニング。本作の適度にポップなクロスオーヴァー・サウンドとJarreauの軽妙なヴォーカルがフィットしていますね。僕の一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=a-QaFbRFYb8

「My Old Friend」
John Lang/Steve George/Richard Page作。Pagesコンビがソングライティング&バック・ヴォーカルということでAORなメロウ・ミディアムに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=AB89MQpJbDo

「We're in This Love Together」
Roger Murrah/Keith Stegall作。USチャート第15位、同R&Bチャート第6位となったヒット・シングル。ハート・ウォーミングなジェントル・メロウ・ポップ。大きな愛に包まれましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=otVH5cv9z1A

George Nooks、Bob Hinz、Allen & Allen、Bitty McLean、Andrew Suvalsky、Johnny Mathis feat. Dave Koz、Pierre Perpall、Boonie "J"がカヴァーしています。
George Nooks「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=eHShrzu8rVk
Bob Hinz「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=5cNAiN0rHHM
Allen & Allen「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=5e3tyz6Nj8w
Bitty McLean「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=o5CMhEVkWXE
Andrew Suvalsky「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=SLpOvBAAZNQ
Johnny Mathis feat. Dave Koz「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=NXcnFXkHjHM
Pierre Perpall「We're in This Love Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=Q2pPqt1YPAw

「Easy」
Jay Graydon作。Jarreauらしいヴォーカル・テクニックを織り交ぜつつ、ラテン・フレイヴァーのコンテンポラリーなクロスオーヴァー・サウンドで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=3ln4vZJz1HM

「Our Love」
Jay Graydon作。AOR好きもグッとくるであろうオーセンティックな感動バラード。Jarreauのジェントルな魅力を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=V3gLpiqOxX8

「Breakin' Away」
Jay Graydon作。タイトル曲はアルバムからの2ndシングルにもなりました。本作らしい適度にポップなクロスオーヴァー・サウンドをバックに、Jarreauがハイトーン・ヴォーカルで優しく歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=aZ67bpvH3_U

「Roof Garden」
Jay Graydon作。Jarreauらしい語り口のジャズ・ヴォーカルを楽しめるクロスオーヴァー・チューン。洗練されたバッキングもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=AD7PQySHAZc

Onder Bilge、Take 6、Chris Walkerがカヴァーしています。
Onder Bilge「Roof Garden」
 https://www.youtube.com/watch?v=thePVaz9jhE
Take 6「Roof Garden」
 https://www.youtube.com/watch?v=p3Avg13fCUc
Chris Walker「Roof Garden」
 https://www.youtube.com/watch?v=Isk0HBO2CUM

「(Round, Round, Round) Blue Rondo a la Turk」
Dave Brubeck作のジャズ・スタンダードをカヴァー。グラミーの>Best Jazz Vocal Performance, Maleを獲得した彼ならではの超絶ジャズ・ヴォーカルを存分に堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=ArXmVGR4hhU

Nas feat. Al Jarreau and Keyon Harrold「Jarreau of Rap (Skatt Attack)」のサンプリング・ソースとなっています。
Nas feat. Al Jarreau and Keyon Harrold「Jarreau of Rap (Skatt Attack)」
 https://www.youtube.com/watch?v=8BEwNkGYkMM

「Teach Me Tonight」
Gene De Paul/Sammy Cahn作のスタンダードをカヴァー。当ブログではElsie Bianchi TrioLaurindo Almeida & The Bossa Nova Allstarsのカヴァーを紹介済みです。アルバムからの3rdシングルにもなりました。しっとりとしたメロウ・バラードでアルバムを締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=BdQC59WYfYM

Al Jarreauの他作品もチェックを!

『We Got By』(1975年)
We Got By

『Glow』(1976年)
Glow

『Look to the Rainbow』(1977年)
Look to the Rainbow

『All Fly Home』(1978年)
風のメルヘン(紙ジャケットSHM-CD)

『This Time』(1980年)
This Time

『Jarreau』(1983年)
Jarreau

『High Crime』(1984年)
High Crime

『L is for Lover』(1986年)
L Is for Lover

『Heart's Horizon』(1988年)
Heart's Horizon

『Heaven and Earth』(1992年)
Heaven & Earth

『Tomorrow Today』(2000年)
Tomorrow Today

『All I Got』(2002年)
All I Got

『Accentuate the Positive 』(2004年)
Accentuate the Positive

George Benson & Al Jarreau『Givin It Up』(2006年)
Givin It Up

『My Old Friend: Celebrating Geo』(2014年)
My Old Friend: Celebrating Geo
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2021年06月19日

Chunky A『Large And In Charge』

コメディアンの珍品R&B/Hip-Hop☆Chunky A『Large And In Charge』

発表年:1989年
ez的ジャンル:コメディアン系R&B/Hip-Hop
気分は... :珍味を召し上がれ!

今回は珍品R&B/Hip-Hop作品、Chunky A『Large And In Charge』(1989年)です。

Chunky AはUSコメディアンArsenio Hallのアーティスト名。

当時彼は「The Arsenio Hall Show」という自身が司会を務める番組で人気を博していました。(多分)そんな人気に便乗して制作されたであろうアルバムが本作『Large And In Charge』です。

Cameo「Word Up!」のパロディ・オマージュ「Owwww!」Fine Young Cannibalsの大ヒット曲「She Drives Me Crazy」のパロディ・リメイク「Ho Is Lazy」Princeのモノマネ・モードの「Very High Key」など、お遊び系のトラックが多いのですが、サウンド面は1989年らしいR&B/Hip-Hopに仕上がっており、それなりに楽しめると思います。

プロデュースはA.Z. GrooveChunky A

レコーディングにはKevin Dorsey(back vo)、Troop(back vo)、Vesta Williams(back vo)、Chuckii Booker(p)、Cornelius Mims(元Tease)(b)、Greg Phillinganes(key)、Gerald Albright(sax)等が参加しています。

ちなみにAmazonへのリンクは上記ジャケですが、僕が保有するCDのジャケはこんな感じです。多分、こちらが標準だと思います。
chunky a large and in charge.jpg

たまにはこんな珍品もいいのでは(笑)

全曲紹介しときやす。

「Owwww!」
本作のハイライトとなるCameo「Word Up!」のパロディ・オマージュ。PVにはLarry Blackmon、Nathan Leftenant、Tomi Jenkinsという本家Cameoメンバーも参加しており、Cameo「Word Up!」好きの人であれば楽しめる1曲なのでは?終盤にはOhio Players「Fire」のフレーズも聴こえてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=cjSJG7Ip_ig

「Large And In Charge」
タイトル曲はオールドスクールHip-Hop調です。NJS系男性R&Bグループとして当時人気を博していたTroopと女性R&BシンガーVesta Williamsがバック・ヴォーカルで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=Hy9r6uLTmjg

「Stank Breath」
James Brownモードのファンクネスを効かせたHip-Hopトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=8xWXraHxTKI

「Ho Is Lazy」
Fine Young Cannibalsの大ヒット曲「She Drives Me Crazy」のパロディ・リメイク。本作らしいおふざけモード全開です。
https://www.youtube.com/watch?v=TUjZDtXypHg

「Sorry」
本トラックを本作のハイライトに挙げる人も多いのでは?意表を突くスウィート・バラードです。スウィート・ソウルをバックに、Chunky Aがしゃべり倒します。
https://www.youtube.com/watch?v=fhdQMQo1jzY

「I Command You To Dance」
お遊びモードのラップですが、それが逆にファンクネスを効かせたHip-Hopトラックにフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=v4rxE_-SDLo

「Very High Key」
この曲はPrinceのモノマネ・モードのミネアポリス・ファンク調。Chuckii Bookerがピアノ、元TeaseのCornelius Mimsがベースで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=coWyDjfDSzs

「Dipstick」
この曲のみKevin Dorseyプロデュース。Greg Phillinganesがキーボードで参加しています。低音の効いたミディアム・ファンクに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=5cZBWuRJhwQ

「Dope, The Big Lie」
ラストはコメディアンらしいラップで楽しませてくれるHip-Hopチューン。
https://www.youtube.com/watch?v=aAQxQE6paMw

こういうアルバムがリリースされた80年代はいい時代だった!
posted by ez at 03:03| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする