2020年07月04日

The Gablz『The Gablz』

ミディアム〜スロウ中心、実力派男性R&Bグループ☆The Gablz『The Gablz』

発表年:1997年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bグループ
気分は... :動十分心、動七分身!

90年代R&B作品からThe Gablz『The Gablz』(1997年)

The Gablzは、コネティカット州ハートフォードで結成された男性R&Bグループ。

メンバーはGeorge AlstonWillie CottonSamuel L. Johnson, IVの3名。

本作『The Gablz』(1997年)は、グループ唯一のアルバムです。

正直、ヒットはしませんでしたが、個人的に当時かなり愛聴していました。多分、音楽雑誌の輸入盤レビューか何かで気になり購入したような記憶があります。

ミディアム〜スロウ中心の構成で勝負しているあたりにグループの自信を感じます。聴けばわかりますが、自分たちの技巧を強調するのではなく、七分位の力でスムーズなヴォーカルワークを重視している点に惹かれます。ヴォーカルワークで自分たちの必勝パターンを持っているのが強みなのでは?

The UntouchablesNevelle Hodgeがプロデュースしたシングル曲「Shookie Shookie (Gimmie Some Of Your Sweet Cookie)」がグループの代表曲です。

それ以外に「Who's Gonna Love You」「Forgive Me」「Bon Appetit」「Do You Want Me」「Work It Out」あたりが僕のおススメです。

久々に聴いて、改めて再評価されるべき作品だと実感しました。

全曲紹介しときやす。

「Shookie Shookie (Gimmie Some Of Your Sweet Cookie)」
Nevelle Hodgeプロデュース。シングルにもなった代表曲。クラシックの風格を感じる絶品スロウ。このオープニングにThe Gablzの魅力が凝縮されています。
https://www.youtube.com/watch?v=5dnP7QUanLI

「Who's Gonna Love You」
Kevin Jackson/Erik "Lil Rick" Whiteプロデュース。僕好みの美メロ・スロウ。力みのないスムーズなヴォーカルワークがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=9BFYdgfrV9o

「It's Ladies Night At Chocolate City (Remix)」
Terrance Nelson/Brian Williamsプロデュース。ダンサブル・チューンですが、浮つかず余裕のあるヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=hAnHTCL68Bk

「Thanks To The Most High (Interlude)」
Bernard Liltonプロデュース。インタールード。

「Forgive Me」
Maurice Wilcher/Terrance Nelsonプロデュース。実力派グループらしいヴォーカルワークで魅せるスロウ。グイグイ惹き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EjLs3f-qhWs

「Bon Appetit」
Joel Kipnis/David Flemmingプロデュース。ヴォーカルワークの素晴らしさで聴かせるミディアム・スロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=l6mImQjfTFU

「It's About That Time」
Joel Kipnis/David Flemmingプロデュース。ダンサブルなミディアムですが、グループのスキルの高さを見せつけてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=cgVEzmB_5Ho

「Do You Want Me」
Joel Kipnis/David Flemmingプロデュース。ジワジワと盛り上げるスロウ。必殺パターンのヴォーカルワークで魅せます。
https://www.youtube.com/watch?v=dHfA8FKl3CQ

「Work It Out」
Ivan Hampden/Andre Egansプロデュース。この曲も大好き!モロに僕好みの絶品ミディアム・スロウ。リードとコーラスが共に主役な感じがサイコー!
https://www.youtube.com/watch?v=duDyzh8wGsk

「Milk」
Bernard Liltonプロデュース。このミディアム・スロウは実力派グループでなければ表現できない味わいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=2i3PW06wdCQ

「Can't Get Enough」
Nevelle Hodgeプロデュース。ヴィンテージ・テイストのサウンドやラップで変化をつけたミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=1FjNIwFXR8Q

「Don't Let Money Change You」
Maurice Wilcher/Terrance Nelsonプロデュース。ここでもラップ調ヴォーカルでアクセントをつけています。

「Chills」
Joel Kipnis/David Flemmingプロデュース。ラストもステキなミディアム・スロウで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DNuUVYADQ9s

新型コロナの新規感染者がまた増大していますね。
日常の仕事・生活と感染防止の間でどう折り合いをつけるのか、一人ひとりが試されている感じですね。僕もCDショップへの中古品漁りに行けずにフラストレーションが溜まっていますが、しばらくはネットで我慢しなければいけない感じですね。
posted by ez at 02:24| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月24日

Basic Black『Basic Black』

Gene Griffin全面プロデュースのNJS☆Basic Black『Basic Black』

発表年:1990年
ez的ジャンル:NJS系男性R&Bグループ
気分は... :あの頃みんなGuyだった・・・

今回は90年代NJS作品からBasic Black『Basic Black』(1990年)です。

Basic Blackは、Darryl "Dezo" AdamsKelvin BradshawLloyd TurnerWalter "Mucho" Scottの4名がアトランタで結成した男性R&Bグループ。

そのBasic Black唯一のアルバムがMotownからリリースした『Basic Black』(1990年)です。

メイン・プロデュースは、Teddy Rileyと共にGuyを手掛け、NJSの立役者となったGene Griffin

1991年より伝説のパーティーThe Shelterを主宰するレジェンドDJ、Timmy Regisfordがエグゼクティブ・プロデューサーとして、Gene Griffinと共にクレジットされています。

また、The Untouchablesがプロダクションに関与している曲もあります。

さらにPete Rock & C.L. SmoothX-CaliberCocoがラップで参加しています。

「She's Mine」「Nothing But A Party」「What Ever It Takes」というシングル3曲をはじめ、Guyフォロワー的なNJSが印象的なアルバムです。Gene Griffinは"第二のGuy"を送り出したかったのでしょうね。

そういったNJS狙いのアルバムではありますが、個人的には「Special Kind Of Fool」「Baby Can We Talk」「Now Or Never」というスロウ3曲もおススメです。

Guyフォロワーに徹した潔さが魅力の1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「She's Mine」
アルバムからの1stシングルとして、US R&Bチャート第17位となっています。Pete Rock & C.L. Smoothをフィーチャー。The Untouchablesもプロダクションに関与しています。Bobby Byrd「Hot Pants (Bonus Beats)」、Funk, Inc.「Kool Is Back」、Lyn Collins「Mama Feelgood」をサンプリング。充実のプロダクションによるアッパーなNJSは、このグループの代名詞的な1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=E85SHOkKrPw

Pete Rock & C.L. Smooth「The Creator」、Heavy D & the Boyz, Pete Rock & C.L. Smooth and Big Daddy Kane feat. Kool G Rap, Grand Puba and Q-Tip「Don't Curse」のサンプリング・ソースとなっています。

「Give Your Love To Me」
NJSど真ん中な仕上がり。Aaron Hall風にヴォーカルを寄せているのがこの時代らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=8xcpOdnvwqM

「What Ever It Takes」
この曲もシングルになりました。Bobby Byrd「I Know You Got Soul」をサンプリング。個人的にはシングル3曲のなかではコレが一番好き!Guyフォロワー的なNJSですが、時間をあの時代に巻き戻してくれる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=OTHK5-XuPmI

「Nothing But A Party」
アルバムからの2ndシングル。X-Caliberのラップをフィーチャー。Lyn Collins「Think (About It)」をサンプリング。なかなかキャッチーでアッパーなNJSに仕上がっています。堂々とGuyフォロワーしている潔さがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LgnUkXMYi0g

「Special Kind Of Fool」
ここでようやくスロウ。なかなか聴かせる絶品スロウに仕上がっています。その意味では、スロウもう少し多めでも良かった気が・・・。Deep Threatがカヴァーしています。
https://www.youtube.com/watch?v=dtzAU1o7ZXQ

「It's A Man Thang」
他のトラックと比べるとインパクトが弱い気が・・・。その分Aaron Hall風ヴォーカルが目立ちます。
https://www.youtube.com/watch?v=VlIXUM9SscM

「Don't Make Me Fall In Love」
NJSらしい疾走感が格好良い1曲。Parliament「Flash Light」のフレーズが聞こえてくる遊び心もいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=H2rn_4FZkOI

「Baby Can We Talk」
僕好みの素敵なメロウ・バラード。この曲や前述の「Special Kind Of Fool」を聴くと、もっとスロウ〜ミディアムを充実させてほしかったと思うばかりです。
https://www.youtube.com/watch?v=hMU9VWmu2A4

「Now Or Never」
このミディアム・バラードもいい雰囲気です。Guyのスロウ系が好きな人は気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=tBu9UyP9nUI

「Stupid」
ラストはCoco、X-Caliberのラップをフィーチャーしたアッパー・チューン。ESG「UFO」をサンプリング。歯切れのいい躍動感にグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=kCqbM8G4PSQ

グループはこの1枚で解散してしまいますが、Darryl "Dezo" AdamsWalter "Mucho" Scottは、当ブログでもソロ・アルバムを紹介したRAabと3名で男性R&Bグループ9119*1*1)を結成し

Basic BlackDarryl "Dezo" AdamsWalter "Mucho" Scottの3名で男性R&Bグループ9119*1*1)を結成します。911Teddy Rileyプロデュースにより、アルバム『The Pressure』(1994年)を制作しましたが、お蔵入りになってしまいました。しかしながら、2018年にこの幻のアルバムの世界初CD化が日本で実現しました。ご興味がある方はぜひチェックを!

911『The Pressure』(2018年)
posted by ez at 01:31| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

Tricky『Pre-Millennium Tension』

凄みを増した孤高のダーク・ワールド☆Tricky『Pre-Millennium Tension』

発表年:1996年
ez的ジャンル:UKトリップ・ホップ
気分は... :ダークな美意識!

Massive AttackPortisheadと共にUKトリップ・ホップを牽引したTrickyの2ndアルバム『Pre-Millennium Tension』(1996年)です。

1968年イギリス、ブリストル出身のミュージシャン/プロデューサーTricky(本名:Adrian Nicholas Matthews Thaws)の紹介は、衝撃のデビュー・アルバム『Maxinquaye』(1995年)に続き2回目となります。

数日前に紹介したEric B. & Rakim『Follow The Leader』(1988年)の記事内で本作収録の2曲を取り上げた関係で、久々に本作を聴き直したのでエントリーすることにしました。

本作『Pre-Millennium Tension』(1996年)は、『Maxinquaye』(1995年)に続くTricky名義の2ndアルバムです。ただし、この両作品の間にNearly God名義でTerry HallAlison MoyetNeneh CherryBjorkらとのコラボ・アルバム『Nearly God』(1996年)をリリースしています。

本作『Pre-Millennium Tension』は、トリップ・ホップという枠を飛び越えて、Trickyにしか表現できないダークでダウナーな音世界を構築しています。絶望感と緊張感に満ちていますが、そこにTrickyならではのダークな美意識が貫かれているのが魅力です。

プロデュースはTricky自身。

Patrice Chevalier(g)、Martina Topley-Bird(vo)、Rock(vo)、John Tonks(ds)、Pat McManus(violin、p)、Sky(vo)といったミュージシャンが参加しています。

1stシングルとなった「Christiansands」、前述のEric B. & Rakim『Follow The Leader』(1988年)絡みの「Makes Me Wanna Die」「Lyrics Of Fury」の3曲あたりがハイライトだと思います。

それ以外に「Sex Drive」、シングルにもなった「Tricky Kid」Chill Rob Gのカヴァー「Bad Dream」もおススメです。

Trickyが到達した孤高のダーク・ワールド。
この唯一無二のダークな音世界の凄みに圧倒されましょう。

全曲紹介しときやす。

「Vent」
深い闇の世界での叫びといった雰囲気のオープニング。聴く側も緊張感が増します。
https://www.youtube.com/watch?v=apl_Muz7RLg

「Christiansands」
アルバムからの1stシングル。映画『Face/Off』(1997年)でも使われていた楽曲です。ダークな美意識が貫かれた本作らしい1曲。Trickyの振り絞るようなヴォーカルとMartina Topley-Birdの女性ヴォーカルのコントラストがいいですね。Doug E Fresh & Slick Rick「La Di Da Di」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=0vtRiHt73iY

「Tricky Kid」
この曲もシングルになりました。USラッパーRockも参加。地元ブリストルの悪ガキ仲間から"Tricky Kid"と呼ばれていた自身のことを歌います。ここではラガ/ダブ調の雰囲気で聴かせてくれます。The Commodores「Zoom」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=M4ijSxDcJ7c

「Bad Dream」
USラッパーChill Rob Gのカヴァー。オリジナルは『Ride the Rythm』(1989年)収録。The Specials「Housebound」をサンプリング。リード・ヴォーカルはMartina。正に悪夢のようなダークな音世界が展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=9TBCR7ZwUH8

「Makes Me Wanna Die」
Eric B. & Rakim「Beats for the Listeners」をサンプリング。この曲もリード・ヴォーカルはMartina。美しくも儚いダウナーな音世界が展開されます。シングルにもなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=XyFIIUKAOE8

「Ghetto Youth」
ヴォーカルはSky。ダウナーなトリップ・ホップ・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=Vintg6ympcQ

「Sex Drive」
このトラックのグルーヴは純粋に格好良いと思います。Trickyのハーモニカによるアクセントもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=CJ_6AGuRg94

「Bad Things」
押し殺すようなTrickyのヴォーカルとビートレスのサウンドには静かなる怒りを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=ht8fh2f8Qds

「Lyrics Of Fury」
Eric B. & Rakimのカヴァー。Slick Rick「King」をサンプリング。ヴォーカルはMartina。オリジナルの持つスリリングな疾走感を受け継ぎつつも、Trickyらしいダークなトーンで仕上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=w_JSTu2aPhs

「My Evil Is Strong」
Smif-n-Wessun「Sound Bwoy Bureill」をサンプリング。アヴァンギャルドな中にもTrickyの美意識と凄みを感じる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=YqTjDimPEM0

「Piano」
ラストは Pat McManusのピアノをバックに、Trickyが噛みしめるようにリリックを重ねていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=aiBxWu_CAPg

Trickyの他の初期作品もチェックを!

『Maxinquaye』(1995年)
Maxinquaye

Nearly God『Nearly God』(1996年)
Nearly God

『Angels with Dirty Faces』(1998年)
Angels with Dirty Faces

Tricky With DJ Muggs And Grease『Juxtapose』(1999年)  
posted by ez at 04:03| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月05日

Everything But The Girl『Worldwide』

原点回帰の1枚☆Everything But The Girl『Worldwide』

発表年:1991年
ez的ジャンル:UKアコースティック・ポップ
気分は... :爽快サウンドで免疫...

昨日は東京アラート発動後、初めて山手線の駅を乗降しました。
通勤時間帯ではありませんでしたが、電車内も駅周辺も確実に人が増えていると実感しました。
僕自身は当面は在宅ワーク中心で行こうと思います。

Ben WattTracey ThornのユニットEverything But the Girl(EBTG)が1991年にリリースした『Worldwide』です。

これまで当ブログで紹介したEBTGは以下の5枚(発売順)。

 『Eden』(1984年)
 『Love Not Money』(1985年)
 『Idlewild』(1988年)
 『Walking Wounded』(1996年)
 『Temperamental』(1999年)

前作『The Language of Life』(1990年)は、Tommy LiPumaプロデュースによるL.A.録音ということで、初期からのEBTGファンの間では賛否両論あったアルバムでした。

それに対して、セルフ・プロデュースによる本作『Worldwide』(1991年)は"原点回帰"したアコースティック路線のアルバムとして、初期EBTGファンにも満足度の高い1枚ではないかと思います。

ただし、きちんと聴くと、プログラミングを駆使した楽曲も多く、後のクラブ路線への予兆も感じられる点が興味深いですね。

レコーディングにはRalph Salmins(ds)、Vinnie Colaiuta(ds)、Geoff Gascoyne(b)、Steve Pearce(b)、Greg Lester(g)、Damon Butcher(p)、Peter Murray(org)、Martin Ditcham(per)、Ralph Salmins(per)、James McMillan(flh、tp)、Pete Whyman(ts)、Dick Oatts (as、ss)といったミュージシャンも参加しています。

「Twin Cities」「Old Friends」の2曲が僕にとってのハイライト。「One Place」「Politics Aside」あたりもEBTGらしいのでは?

「Understanding」「Talk to Me Like the Sea」「Frozen River」といったプログラミングを駆使したBenのサウンド・センスが冴える楽曲も本作らしくてグッド!

EBTGらしいホッとする1枚ですね。

全曲紹介しときやす。

「Old Friends」
Ben Watt作。原点回帰を印象付けるオープニング。Benのデジタル・ピアノに合わせて、Traceyが瑞々しいヴォーカルを聴かせてくれます。EBTGらしさに溢れた1曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ZRJ60TJbZsY

「Understanding」
Ben Watt/Tracey Thorn作。EBTGらしいグッド・メロディ、グッド・サウンドの仕上がりですが、プログラミングも駆使しており、後のクラブ路線への予兆も感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=YvPW03ne4EU

「You Lift Me Up」
Tracey Thorn作。Traceyがしみじみと歌い上げるバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=JvRn0q8bISI

「Talk to Me Like the Sea」
Ben Watt作。プログラミングを駆使したアーバン・ポップ。ムーディーなサックスもアーバンな雰囲気を盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=B37szr82mkw

「British Summertime」
Ben Watt/Tracey Thorn作。ピアノをバックに、Traceyが丁寧に歌い上げる美しいバラード。Dick Oattsのソプラノ・サックスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=aYrTqYecMCg

「Twin Cities」
Ben Watt作。昔も今も僕の一番のお気に入りはコレ。ポジティブなヴァイヴに溢れた爽快ポップ・チューン。いつ聴いても清々しい気分になります。
https://www.youtube.com/watch?v=SSfiekzxDrI

「Frozen River」
Ben Watt作。Traceyのヒンヤリ・ヴォーカルが映えるメロウ・チューン。プログラミングも含めてBenのサウンド・センスが冴えます。
https://www.youtube.com/watch?v=YofZYf0kUPo

「One Place」
Tracey Thorn作。歌詞の一部はイギリスの作家Bruce Chatwinから引用したもの。EBTGらしい透明感のあるビューティフル・ソングですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LHpzhXVdcVg

「Politics Aside」
Ben Watt作。原点回帰を感じさせるアコースティック・チューン。初期EBTGは歓喜する1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=urQTloydqAI

「Boxing and Pop Music」
Ben Watt作。ボクサーと歌手という2人のFrankieについて歌ったバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=RCP8VpUdBNI

「Feel Alright」
Ben Watt作。アルバムのアウトロ的な小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=ud9OMekAN-w

EBTGの他作品もご参照下さい。

Tracey Thorn『A Distant Shore』(1982年)
遠い渚~ディスタント・ショア

Ben Watt『North Marine Drive』(1983年)


『Eden』(1984年)
エデン(紙ジャケット仕様)

『Love Not Money』(1985年)


『Baby, the Stars Shine Bright』(1986年)


『Idlewild』(1988年)
アイドルワイルド(紙ジャケット仕様)

『The Language of Life』(1990年)


『Acoustic』(1992年)


『Amplified Heart』(1994年)


『Walking Wounded』(1996年)
Title: Walking Wounded

『Temperamental』(1999年)
Temperamental
posted by ez at 01:26| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

James Taylor Quartet『Do Your Own Thing』

ヴォーカル曲を強化した5th☆James Taylor Quartet『Do Your Own Thing』
James Taylor Presents Jtq
発表年:1990年
ez的ジャンル:UKアシッド・ジャズ
気分は... :迷いネコ・・・

今回はUKアシッド・ジャズの牽引者の一人であるオルガン/キーボード奏者James Taylor率いるJames Taylor Quartet(JTQ)の5thアルバム『Do Your Own Thing』(1990年)です。

JTQについて、当ブログでこれまで紹介したアルバムは以下の3枚。

 『Mission Impossible』(1987年)
 『The Moneyspyder』(1987年)
 『Supernatural Feeling』(1993年)
 『In The Hand Of The Inevitable』(1995年)

60年代モッド・ジャズ的なアプローチで人気を博した初期JTQでしたが、5thアルバムとなる『Do Your Own Thing』(1990年)は新たなJTQスタイルを模索する過渡期の1枚といえます。それ故に賛否両論ある1枚かもしれません。

本作のメンバーはJames Taylor(org、p)、David Taylor(g)、John Willmott (sax、fl)という3名。3名でもカルテットを名乗っています。

また、Noel McKoyPiece Of MindLynne Geraldという3名のゲスト・ヴォーカリスト/MCをフィーチャリングしています。前作『Get Organized』(1989年)でCleveland Watkissをフィーチャーしたヴォーカル曲を1曲披露していましたが、本作ではそうしたヴォーカル路線をさらに強化しています。

James TaylorJTQ以外にLeo GrantMat ClarkThe Funky Gingerがプロデューサー陣に加わっています。

また、Ernie McKone(b)、Leo Grant(b、prog)、Sam Craft(b)、Andrew McGuinness(ds)、Mat Clark(prog)、Paul Daley(per)、Snowboy(per)、Alive And Kicking Horns(brass)等のミュージシャンが参加しています。

シングルにもなった「Love The Life」「Killing Time」をはじめ、「The Money」「Peace Song」Side Effectのカヴァー「Always There」といったヴォーカル曲が目立ちますね。

また、日本人には報道ステーションのスポーツコーナーのオープニング曲として知られる「J.T.Q. Theme」も愛着があるのでは?

個人的には、ブラジリアン/ラテン・フレイヴァーの「Samba For Bill & Ben」、ハードボイルドな「Valhalla」、ミステリアスな「Ted's Asleep」といったインストもおススメです。

アシッド・ジャズ好き方はチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Love The Life」
James Taylor/Mat Clarkプロデュース。シングルにもなったオープニング。Noel McKoyのソウルフル・ヴォーカルをフィーチャーし、当時のUKらしいクラブミュージック寄りのダンサブル・チューンで楽しませてくれます。このオープニングを気に入るか否かで本作への賛否が決まるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=Jvboyu1hFgg

「Killing Time」
James Taylor/Mat Clarkプロデュース。Piece Of Mindをフィーチャー。この曲もシングルになりました。全然JTQらしくありませんが、臨場感のあるHip-Hop×アシッド・ジャズなサウンドが格好良いですね。The Brand New Heavies『Heavy Rhyme Experience: Vol. 1』あたりとセットで聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=RuEbGMpw2-k

「The Money」
The Funky Gingerプロデュース。Noel McKoyのヴォーカルをフィーチャー。Noel McKoyのソウルフル・ヴォーカルを活かしたキャッチーなグルーヴィー・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=4hL976KQGMY

「J.T.Q. Theme」
J.T.Q.プロデュース。報道ステーションのスポーツコーナーのオープニング曲として知られるインスト。従来からのJTQらしいスリリングでグルーヴィーな演奏を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=KA4S86xS5XU

「Ted's Asleep」
J.T.Q.プロデュース。ミステリアスなインスト。映画のサントラでありそうな雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LRr-bYhRLxY

「Always There」
J.T.Q./Leo Grantプロデュース。当ブログでも紹介したSide Effectヴァージョンでお馴染みの楽曲をカヴァー(Paul Allen/William Jeffrey/Ronnie Laws作)。オリジナルはアルバム『Pressure Sensitive』(1975年)収録のRonnie Lawsヴァージョンです。ソウルフルな女性コーラス隊やホーン隊を配したアシッド・ジャズらしいファンキー・グルーヴを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=N-RUzD1WZ0w

「Oscar」
James Taylor/Mat Clarkプロデュース。パーカッシヴなリズムとシンセが印象的なスペイシー&ファンキーなインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=JHMXJzKm2Uw

「Samba For Bill & Ben」
J.T.Q.プロデュース。タイトルの通り、ブラジリアン/ラテン・フレイヴァーのインスト。Snowboyあたりの影響もあるかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=bmVQ-qduTmw

「Valhalla」
J.T.Q.プロデュース。従来からのJTQらしいグルーヴィーな格好良さを楽しめるインスト。ハードボイルドな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-O3eNbajTQY

「Fat」
J.T.Q./Leo Grantプロデュース。アシッド・ジャズ×ハウス/クラブミュージック的なサウンドのインスト。ある意味本作らしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=JsbTzsqEH08

「Peace Song」
J.T.Q.プロデュース。Lynne Gerald、Noel McKoyのヴォーカルをフィーチャー。ラストはソウルフルな男女ヴォーカルが映えるアシッド・ジャズで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=iYE0RecVhcw

JTQの他作品もチェックを!

『Mission Impossible』(1987年)
Mission Impossible

『The Moneyspyder』(1987年)
The Moneyspyder

『Wait a Minute』(1988年)
Wait a Minute

『Get Organized』(1989年)
Get Organised

『Absolute: JTQ Live』(1991年)
Absolute - James Taylor Quartet Live

『Supernatural Feeling』(1993年)
Supernatural Feeling

『In The Hand Of The Inevitable』(1995年)
In the Hand of the Inevitable

『A Few Useful Tips About Living Underground』(1996年)
A Few Useful Tips About Living Underground

『Whole Lotta Live 1998』(1998年)
Whole Lotta Live 1998

『Penthouse Suite』(1999年)
ザ・ペントハウス・スイート

『A Bigger Picture』(1999年)
The Bigger Picture

『Swinging London』(2000年)
Swinging London

『Message from the Godfather』(2001年)
Message From the Godfather

『Room at the Top』(2002年)
Room at the Top

『The Oscillator』(2003年)
The Oscillator

『A Taste of Cherry』(2006年)
Taste of Cherry

『Don't Mess With Mr. T - James Taylor Quartet Plays Motown』(2007年)
Don't Mess With Mr T / James Taylor Quartet Plays

『Live at the Jazz Cafe』(2008年)
ライヴ・アット・ザ・ジャズカフェ

『New World』(2009年)
New World

『The Template』(2011年)
The Template

『Closer to the Moon』(2013年)
Closer to the Moon

『The Rochester Mass』(2015年)
The Rochester Mass

『Soundtrack From Electric Black』(2018年)


『People Get Ready (We're Moving On)』(2020年)

posted by ez at 01:42| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする