2021年11月10日

Troop『Deepa』

名曲「Sweet November」収録☆Troop『Deepa』

発表年:1989年
ez的ジャンル:NJS系男性R&Bグループ
気分は... :Sweet November...

今回はNJSを代表するグループTroopの3rdアルバム『Deepa』(1992年)です。

カリフォルニア州パサデナで結成された男性R&BグループTroopの紹介は、ヒットした2ndアルバム『Attitude』(1989年)に続き2回目となります。

3rdアルバムとなる本作『Deepa』(1992年)は、「Spread My Wings」「All I Do Is Think Of You」Jackson 5のカヴァー)という2曲のUS R&BチャートNo.1ヒットが生まれ、アルバムもゴールド・ディスクに輝いた2ndアルバム『Attitude』(1989年)に続くアルバム。

『Attitude』ほどの商業的成功を収めることはできませんでしたが、『Deepa』からもUS R&BチャートNo.1ヒット「Sweet November」The Deeleのカヴァー)が生まれています。

内容的にも、NJSなアップ、メロディアスなミディアム・グルーヴ、ヴォーカル・グループらしいスロウがバランス良く配された充実作だと思います。

しかしながら、本作はSteve RussellJohn HarreldAllen McNeilRodney BenfordReggie Warrenというオリジナル・メンバー5名が集まった最後のアルバムです。本作の後、JohnRodneyReggieの3名がグループを脱退してしまいます。

その意味ではTroopTroopらしかった最後のアルバムといえます。

メンバーのSteve Russellがメイン・プロデュースを務め、それ以外にDemetrius ShippGregory Cauthen等がプロデュースしています。

The WhispersScott兄弟によるデュオWalter & Scottyがゲスト参加しています。

また、Chuckii Booker(key)、Gerald Albright(sax)といったミュージシャンも参加しています。

残りのメンバー2人で『A Lil' Sumpin' Sumpin'』(1994年)、『Mayday』(1998年)という2枚のアルバムをリリースしますが、かつてのような成功を収めることはありませんでした。

前述のUS R&BチャートNo.1ヒットとなった絶品スロウ「Sweet November」がハイライト。スロウ系であれば、Walter & Scottyを迎えた「I Feel You」、美しいストリングスを配した「Come Back to Your Home」、アコギの音色がいい感じの「You Take My Heart With You」あたりもオススメです。

NJS好きの方は、序盤の「Keep You Next to Me」「She Blows My Mind」「I'm Not Gamin'」という三連発を気に入るはず!

メロディアスなミディアム・グルーヴ「Set Me Free」もかなりいいです。

「Sweet November」以外はメンバーらによるオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Praise」
Steve Russellプロデュース。アルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=rWmPPVlFPjg

「Keep You Next to Me」
Demetrius Shippプロデュース。NJS好きにはフィットするであろうダンサブル・チューン。ヴォーカルワークも含めてキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=WticlrbC7sA

「She Blows My Mind」
Demetrius Shippプロデュース。どこかで聴いたようなNJSであり、当時であればその部分が引っかかったかもしれませんが、今日典型的なNJSとして聴く分には十分楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=5-cZTO1Ss0E

「I'm Not Gamin'」
Demetrius Shippプロデュース。「Keep You Next to Me」から続くNJS三連発。似たようなタイプの曲が続く分、少し不利ですが、NJS好きであれば、むしろワクワクする展開なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=eTd0fLlyo8Q

「Set Me Free」
Steve Russellプロデュース。前3曲から少しテンポを落としたメロディアスなミディアム・グルーヴ。爽快メロウな雰囲気が僕好み!ムーグベースはChuckii Booker。ギター・ソロも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=VMeuDn5njk0

「Strange Hotel」
Gaphlin! Entertainment Groupプロデュース。タイトルの通り、ストレンジな雰囲気のダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=80dGyXSK1M0

「I Feel You」
ここからがスロウ・パート。Gregory Cauthen/Steven Russellプロデュース。Walter & ScottyThe Whispers)との共演(The Scotts名義)。ベテランWalter & Scottyを迎えて、より落ち着いたオトナなTroopを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=aiwQLJw4Tg0

「Sweet November」
Steve Russellプロデュース。The Deeleのカヴァー(Babyface作)。オリジナルは『Material Thangz』(1985年)収録。前述のように、本ヴァージョンはアルバムからの2ndシングルとして、US R&Bチャート第1位のヒットとなった本作のハイライトです。Babyface作品を美しいヴォーカルワークで聴かせてくれる、文句なしの名バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=g52j0mVlVYc

The Deele「Sweet November」
 https://www.youtube.com/watch?v=PmCQHWa0AEk

「Come Back to Your Home」
Steve Russellプロデュース。美しいストリングスをバックに、ヴォーカル・グループとしての彼らの魅力を存分に満喫できるスケールの大きなバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=0pQv3EXOjIQ

「Only When I Laugh」
Gregory Cauthen/Steven Russellプロデュース。ポップなダンサブル・チューンで気分転換といった感じです。前作でプロデュースを手掛けたGerald Levertが作詞でクレジットされています。また、Gerald Albrightがサックス・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=O36H11ziIHA

「Whatever It Takes (To Make You Stay)」
Gregory Cauthen/Allen McNeilプロデュース。アルバムからの1stシングルとして、US R&Bチャート第12位となりました。まるでGerald Levertがプロデュースしたかのようなメロディアスなミディアム・グルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=8tv8KUpCvrg

「You Take My Heart With You」
Steve Russellプロデュース。アコギの音色がアクセントになっている哀愁メロウ・バラード。なかなか雰囲気があって僕好みのバラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=WEhqgz3Ttew

「Deepa」
Gregory Cauthen/Steven Russellプロデュース。タイトル曲はセクシーなミディアム・バラードですが、長尺のせいもあって少し単調な印象も・・・
https://www.youtube.com/watch?v=DLXKa3fNzlU

「Give It Up」
Gregory Cauthenプロデュース。不協和音を織り交ぜたダークな雰囲気を醸し出すバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=QRA6a4lEAJU

「Hot Water」
Gaphlin! Entertainment Group/Allen McNeilプロデュース。打ち込み感を強調したダンサブル・チューンでアルバムを締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=VmsjGmq7ZXY

Troopの他作品もチェックを!

『Troop』(1988年)


『Attitude』(1989年)


『A Lil' Sumpin' Sumpin'』(1994年)


『Mayday』(1998年)
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2021年10月06日

Joyce & Toninho Horta『Sem Voce』

Jobimに捧げた、ブラジル人気アーティストのコラボ☆Joyce & Toninho Horta『Sem Voce』

発表年:1996年
ez的ジャンル:ブラジル人気アーティスト・デュオ
気分は... :枯山水・・・

人気ブラジル人女性シンガー・ソングライターJoyce(Joyce Moreno)とブラジル、ミナス出身の人気ギタリストToninho Hortaによるコラボ作品、Joyce & Toninho Horta『Sem Voce』(1996年)です。

Joyce(Joyce Moreno)について、これまで当ブログで紹介した作品は以下の12枚。

 『Encontro Marcado』(1969年)
 『Feminina』(1980年)
 『Agua e Luz』(1981年)
 『Tardes Cariocas』(1983年)
 『Music Inside』(1990年)
 『Language And Love』(1991年)
 『Ilha Brasil』(1996年)
 『Hard Bossa』(1999年)
 『Gafieira Moderna』(2001年)
 Joyce & Banda Maluca『Just A Little Bit Crazy』(2003年)
 『Bossa Duets』(2003年)
 『Tudo』(2012年)

Toninho Hortaについて、これまで当ブログで紹介した作品は以下の5枚。

 『Terra dos Passaros』(1979年)
 『Toninho Horta』(1980年)
 『Diamond Land』(1988年)
 『Moonstone』(1989年)
 『Harmonia & Vozes』(2010年)

この大物2人によるコラボは、1994年に亡くなったボサノヴァの父Antonio Carlos Jobimに捧げられた1枚であり、全曲Jobim作品のカヴァーです。

ギターとヴォーカルのみの演奏ですが、最初から最後まで全く飽きずに聴けるのは、二人のアーティストの実力と、Jobim作品の素晴らしさの相乗効果だと思います。

Jobimの名曲の数々に、JoyceToninho Hortaが新たな音魂を入れてくれます。

全曲紹介しときやす。

「Ela E Carioca」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。「She's a Carioca」のタイトルでも知られる名曲をカヴァー。
Joyceのさり気ないけど。オトナの気品漂うヴォーカルがいいですね。途中「Garota De Ipanema」(「The Girl From Ipanema」)のメロディが聴こえてくるのもの楽しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=yy6qPRGXERY

本曲について、当ブログではAstrud GilbertoWalter WanderleyCelso FonsecaJoao GilbertoVinicius CantuariaTill BronnerGretchen ParlatoOs Catedraticosのカヴァーを紹介済みです。

「Correnteza」
Antonio Carlos Jobim/Luiz Bonfa作。Hortaの美しいギターとJoyceの透明感のある歌声が調和した素敵な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=q-D-_kUEouU

当ブログではMariana Meleroのカヴァーも紹介済みです。

「Inutil Paisagem」
Antonio Carlos Jobim/Aloysio de Oliveira作。名曲「無意味な風景」のカヴァー。ナチュラルなギターの音色が、シンプルながらも味わい深い音世界を描き出します。
https://www.youtube.com/watch?v=lUvtEPP-46w

本曲について、当ブログではTenorio Jr.Quarteto Em CyTitaVinicius CantuariaNu BrazWanda SaSteen Rasmussen Feat. Josefine CronholmThe Girls From Bahiaのカヴァーを紹介済みです。

「Frevo de Orfeu」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。二人のギターが織り成すリズミックなアンサンブルがいいですね。ここではHortaもヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=9nTb7wwhZP8

当ブログではElis ReginaQuarteto Em Cyのカヴァーも紹介済みです。

「Ligia」
Antonio Carlos Jobim作。枯山水の石庭のような引き算の美学を感じるシンプルかつエレガントな演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=U2a7oPNzzbA

当ブログではTill BronnerOsmar Militoのカヴァーも紹介済みです。

「Vivo Sonhando」
Antonio Carlos Jobim作。この二人ならではの気品溢れるボサノヴァを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=HpWlUuxhmfM

本曲について、当ブログではWanda Sa(Wanda De Sah)Diane Denoir/Eduardo MateoRosalia De SouzaEliane EliasSergio Mendesのカヴァーを紹介済みです。

「Dindi」
Antonio Carlos Jobim/Aloysio de Oliveira作。美しくも儚い雰囲気がたまらないセピア色な音世界を味わえます。
https://www.youtube.com/watch?v=2mUXJ8rKF2Y

本曲について、当ブログではFlora PurimPaprika SoulClaudine LongetLenita BrunoCharlie ByrdWayne ShorterThe Girls From Bahiaのカヴァーを紹介済みです。

「So Danco Samba」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。少し前にカヴァーの特集記事を投稿した名曲をカヴァー。お馴染みの名曲を、シンプルなスタイルながらも、その魅力を余すところなく聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dhWOa-A6P4I

本曲について、当ブログではSergio Mendes & Brasil'66Wanda Sa(Wanda De Sah)Roberto MenescalGimmicksJazzlife SextetStan Getz & Luiz BonfaPeter FesslerTill BronnerA TresCharlie ByrdSergio MendesTamba TrioClare FischerBruno Battisti D'Amarioのカヴァーを紹介済みです。

「Outra Vez」
Antonio Carlos Jobim作。シンプルなメロウ・ボッサですが、実に雰囲気があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=JBcheROFbt0

本曲について、当ブログではElis ReginaNara LeaoJon Hendricksのカヴァーを紹介済みです。

「Sem Voce」
Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes作。タイトル曲はHortaならではの素晴らしいギターをバックに、Joyceが情感たっぷりのヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=yrsu-f5jb-4

「Este Seu Olhar/So Em Teus Bracos」
Antonio Carlos Jobim作。ここでは小気味よいテンポのメドレーで聴かせてくれます。二人のヴォーカル・ワークもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=g64GNp_mNvM

「Este Seu Olhar」について、当ブログではArto LindsayThe G/9 GroupCharlie Byrdのカヴァーを紹介済みです。

「Estrada do Sol」
Antonio Carlos Jobim/Dolores Duran作。二人のギター・アンサンブルに聴き惚れてしまう素敵な演奏です。Joyceらしいスキャットもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XWdUxOrlaXg

本曲について、当ブログではElis ReginaLe Trio CamaraMongo SantamariaGal Costaのカヴァーも紹介済みです。

「Ela E Carioca」
オープニングを飾った「Ela E Carioca」のテイク2。テイク1との違いを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=PeRrkXMZ184

JoyceToninho Hortaの過去記事もご参照ください。

Joyce作品

『Encontro Marcado』(1969年)


『Feminina』(1980年)
フェミニーナ、そして水と光

『Agua e Luz』(1981年)
水と光

『Tardes Cariocas』(1983年)
Tardes Cariocas

『Music Inside』(1990年)
ミュージック・インサイド

『Language And Love』(1991年)
joyce language and love.jpg

『Ilha Brasil』(1996年)
イーリャ・ブラジル

『Hard Bossa』(1999年)
Hard Bossa

『Gafieira Moderna』(2001年)
Gafieira Moderna

Joyce & Banda Maluca『Just A Little Bit Crazy』(2003年)
ジャスト・ア・リトル・ビット・クレイジー(2003年作)

『Bossa Duets』(2003年)
ボッサ・デュエッツ

『Tudo』(2012年)
トゥード

Toninho Horta作品

『Terra dos Passaros』(1979年)
Terra Dos Passaros

『Toninho Horta』(1980年)
トニーニョ・オルタ

『Diamond Land』(1988年)
ダイアモンド・ランド

『Moonstone』(1989年)
ムーンストーン

『Harmonia & Vozes』(2010年)
アルモニア&ヴォゼス
posted by ez at 00:45| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

Glenn Jones『Here I Am』

オーセンティックな魅力に溢れた1枚☆Glenn Jones『Here I Am』
Here I Am
発表年:1992年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bシンガー
気分は... :Give Love A Chance !

実力派男性R&BシンガーGlenn Jonesの7thアルバム『Here I Am』(1994年)です。

1962年、フロリダ州ジャクソンビル生まれの男性R&BシンガーGlenn Jonesの紹介は、6thアルバム『Here I Go Again』(1992年)、4thアルバム『Glenn Jones』(1987年)に続き3回目となります。

本作『Here I Am』(1994年)は、『Here I Go Again』(1992年)に続くstrong>Atlantic移籍第2弾アルバムです。

前作『Here I Go Again』からは、初のUS R&BチャートNo.1ヒット・シングル「Here I Go Again」が生まれたのに対し、本作『Here I Am』からはヒット・シングルは生まれていません。

しかしながら、スロウ〜ミディアム中心のオーセンティックな構成でGlenn Jonesの素晴らしいヴォーカルを満喫できる1枚に仕上がっています。アーバンな雰囲気のトラックが多いのもいいですね。

プロデュースは2曲を除きGlenn Jonesのセルフ・プロデュース。
トラックによって、"Heat" Ray WatkinsCraig KingJimmy Whiteが共同プロデュースしています。

楽曲はすべてGlenn Jonesのオリジナルです(共作含む)。

シングル曲は「Round And Round」「Here I Am」「It's Gonna Be Alright」の3曲。

僕のダントツのお気に入りは「Give Love A Chance」(個人的な思い出込みですが)。

オーセンティックなバラード「Love Song」、アーバンなミディアム・グルーヴ「Coming Back To You」、当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uが参加した「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」もおススメです。

派手さはありませんが、Glenn Jonesがお好きな方は満足できる1枚なのでは?

全曲紹介しときやす。

「Here I Am」
タイトル曲がオープニング。アルバムからの2ndシングルにもなっています。この曲はCraig Kingのプロデュース。メロディアスなミディアム・グルーヴ。ビートを効かせていますが、あくまでGlennの歌メインなのがいいですね。本作らしいアーバンな魅力に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=AwKq6X3ybRE

「It's Gonna Be Alright」
アルバムからの3rdシングル。ムーディーなサックスと共に歌い上げるラブ・バラード。甘く危険な香りのするアーバン・ナイトといったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=4WYbAYijICc

「Love Song」
オーセンティックなバラードですがジワジワと胸に沁みてきます。Randy Bowlandのギターがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=wZJ5uNz57qI

「Round And Round」
アルバムからの1stシングル。US R&Bチャート第24位となっています。アーバン・モードのオーセンティック・バラードです。Randy Bowlandのギターも素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=5V7_qgTl5TA

「Make It Up To You」
ダンサブルなビートのミディアム・グルーヴ。アルバム構成の中でいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ozaKxy-_ZZc

「Coming Back To You」
軽くファンキーなスパイスを効かせたミディアム・グルーヴ。さり気ないですが、アーバンな雰囲気がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=WUg3t2dM_wQ

「Give Love A Chance」
僕の一番のお気に入り。というか僕にとっては思い出のラブ・バラードです。今でも聴いていると、いろいろな思いが込み上げてきて涙腺が緩んでしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=weIJI2iQB1Y

「Everything To Me」
この曲はCraig Kingのプロデュース。哀愁バラードを切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=kZ7l3-Ik1YM

「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」
当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uがバック・コーラスを務めたミディアム・グルーヴ。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=u-KyjoihSsA

「Don't Walk Away」
本編ラストは、Genobia Jeterの女性ヴォーカルをフィーチャーしたゴスペル調の感動バラードで締め括ってくれます。Genobia Jeterのソロ・アルバムも近々取り上げたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=P3hzsi7YTEg

「In You」
CDボーナス・トラック。前作『Here I Go Again』収録曲を再収録。Bernard Belleプロデュースの王道バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=mhmVCoVPEgQ

Glenn Jonesの他作品もチェックを!

『Everybody Loves a Winner』(1983年)
EVERYBODY LOVES A WINNER - 1983

『Finesse』(1984年)
Finesse

『Take It From Me』(1986年)
テイク・イット・フロム・ミー + 7

『Glenn Jones』(1987年)
GLENN JONES

『All for You』(1990年)
All For You

『Here I Go Again』(1992年)
Here I Go Again

『It's Time』(1998年)
glenn jones it's time.jpg

『Feels Good』(2002年)
Feels Good

『Forever: Timeless R&B Classics』(2006年)
Forever: Timeless R&B Classics
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2021年08月21日

Ann Nesby『I'm Here For You』

Jam & Lewisプロデュースの初ソロ☆Ann Nesby『I'm Here For You』

発表年:1996年
ez的ジャンル:Perspective系コンテンポラリー・ゴスペル
気分は... :この歌声が世界を救う!

今回はコンテンポラリー・ゴスペル作品からAnn Nesby『I'm Here For You』(1996年)です。

Ann Nesbyは1955年シカゴ生まれの女性シンガー。

Jam & Lewis(Jimmy Jam/Terry Lewis)が1991年に旗揚げしたPerspective Record第一弾アーティストとなったコンテンポラリー・ゴスペル・グループSounds of Blacknessのリード・シンガーとして活躍します。

Sounds of Blacknessのメンバーとして、『The Evolution Of Gospel』(1991年)、『The Night Before Christmas: A Musical Fantasy』(1992年)、『Africa to America: The Journey of the Drum』(1994年)といったアルバムに参加しています。

そして、Sounds of Blacknessから独立し、同じPerspective RecordからJam & Lewisプロデュースでリリースしたソロ第一弾アルバムが本作『I'm Here For You』(1996年)です。

Sounds of Blackness同様、Jam & Lewis印の洗練されたコンテンポラリー・ゴスペルで楽しませてくれます。

アルバムにはSounds of Blacknessの同僚であったJames "Big Jim" Wright、当ブログでも紹介した姉妹R&BグループPerriMint ConditionStokley Williams、今や人気ドラマーとなったChris Dave、それ以外にFreddie Washington(b)、Ricky Lawson(ds)、Paul Jackson Jr.(g)、Paulinho Da Costa(per)、Gerald Albright(sax)等のミュージシャンが参加しています。

また、Jam & Lewis以外にJoseph PowellJames "Big Jim" WrightSteve "Silk" Hurleyがプロデュースを手掛けています。

Jam & Lewisらしいセンスのコンテンポラリー・ゴスペルを楽しむのであれば、
「Thrill Me」「In The Spirit」「This Weekend」あたりがおススメ。

感動ゴスペルであれば、「I'm Still Wearing Your Name」「(What A) Lovely Evening」「Lord How I Need You」がいいですね。アーバンなタイトル曲「I'm Here For You」もムーディーでいいですよ!

Steve "Silk" Hurleyプロデュースの「Hold On」「I'll Be Your Everything」Joseph Powellプロデュースの「Let The Rain Fall」も好きです。

Jam & Lewis好き、Sounds of Blackness好き、コンテンポラリー・ゴスペル好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Let The Rain Fall」
このオープニングはJoseph Powellプロデュース。Ann Nesbyらしい圧倒的なヴォーカルとCraig Mack「Get Down」ネタのビートを効かせたトラックの組み合わせがコンテンポラリー・ゴスペルらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bHJpLDM4L7Q

「I'm Still Wearing Your Name」
感動的なゴスペル・バラード。コロナ禍の今、こういったバラードを聴くと心に沁みますね。姉妹R&BグループPerriがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=K80wqgjUuNc

「If You Love Me」
さり気ないですが、Jam & Lewisらしいセンスの効いたトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=C4gSf9989vY

「The Invitation」
インタールード的な小曲。

「(What A) Lovely Evening」
コンテンポラリー・ゴスペルならではの感動が込み上げてくる1曲。Annのヴォーカルが聴く者を優しく包み込み、明日への希望へ導いてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EkoccEwnHoE

「I'll Do Anything For You」
オーセンティックなバラードをAnnが丁寧に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=DtuRcISogrw

「String Interlude」
ストリングスによるインタールード。

「Thrill Me」
Jam & Lewis好きには間違いのない1曲。洗練されたR&Bグルーヴ仕様のコンテンポラリー・ゴスペルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TbPAVHpw6io

「Hold On」
シングルにもなった楽曲。 人気ハウス・プロデューサーSteve "Silk" Hurleyプロデュースということで、フロア仕様のダンス・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=JUJxtfK391U

「In The Spirit」
Annのパワフル・ヴォーカルの魅力を存分に満喫できる、Jam & Lewisらしいダンサブル・チューン。これも大好き!Taana Gardner「Heartbeat」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=CLMccNZT1cY

「This Weekend」
シングルにもなった楽曲。ヴィンテージ・ソウルのレトロな味わいを残した仕上がり。Annのヴォーカルが際立っていい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=2Kg0kc-VmRQ

「Can I Get A Witness」
Jam & Lewisプロデュースらしからぬハウス・チューン?と思いきや、しっかりSteve "Silk" Hurleyが共同プロデュースにクレジットされていました。

「I'm Here For You」
タイトル曲はPaul Jackson Jr.、Freddie Washington、Ricky Lawson、Paulinho Da Costa、Gerald Albrightといった名うてのミュージシャン達がバックを務める感動バラード。ムーディーなGerald Albrightのサックスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=01JU7CDhMek

「I'll Be Your Everything」
Steve "Silk" Hurleyプロデュース。Jam & Lewisプロデュース曲とは異なるダンサブル・サウンドで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pNCsTYo4A7U

「Let Old Memories Be」
James "Big Jim" Wrightも共同プロデュースしています。ヴィンテージ感のあるゴスペル・バラード。Perriがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=yuk7IpCXWrY

「Lord How I Need You」
コンテンポラリー・ゴスペルらしいヴォーカル・ワークのバラードが感動のフィナーレを飾ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DKfOIdNsw_4

Ann Nesbyの他作品もチェックを!

『Put It on Paper』(2002年)


『Make Me Better』(2003年)


『In the Spirit』(2006年)


『This Is Love』(2007年)


『The Lula Lee Project』(2009年)


『Living My Life』(2014年)
posted by ez at 03:05| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月13日

Simply Smooth『Nothing But Smooth』

シアトルの男性R&Bグループ☆Simply Smooth『Nothing But Smooth』

発表年:1996年
ez的ジャンル:男性R&Bグループ
気分は... :スムーズに!

90年代男性R&Bグループ作品からSimply Smooth『Nothing But Smooth』(1996年)です。

Simply Smoothはシアトルで結成された男性R&Bグループ。

メンバーはDion McIntoshMartin JonesRaymond Frankという3名。

一時は大手のHollywood Recordsとも契約していたようですが、アルバム・リリースは本国以外でリリースされた本作『Nothing But Smooth』(1996年)です。

プロデュースはAdam ShafronShawn Pierce

アルバム全体としては、時代に左右されないヴォーカルを大切にしたR&B作品に仕上がっています。

Commodoresのカヴァー「Lady (You Bring Me Up)」以外はメンバーらのオリジナルです。

「I Need U」「Teardrops」「Another Night」といったグループの魅力を実感できるバラードや、「Lady (You Bring Me Up)」「Midnight Run」「Secrets」といったメロディアスなダンサブル・チューンがおススメです。

その名の通り、スムーズなR&Bワールドをお楽しみください!

全曲紹介しときやす。

「Smooth's In The House」
アルバムのプロローグ。
https://www.youtube.com/watch?v=Ja2bUoWal5A

「I Need U」
このグループの魅力を実感できるラブ・バラード。奇をてらわないストレートな感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1se4MQIkbng

「Lady (You Bring Me Up)」
Commodores、1981年のヒット曲をカヴァー(Harold Hudson/William King/Shirley Hanna-King作)。オリジナルの雰囲気を90年代R&B仕様にアップデートさせたようなダンサブル・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=BAcSw-LEDQY

「Teardrops」
このグループの歌心を感じるのことのできるバラード。ここでもグループの実直さが伝わってくる。
https://www.youtube.com/watch?v=vzLbMM-hdzQ

「On The Street」
インタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=3lqMBwHHym0

「Another Night」
雨音の効果音と共に始まる素敵なバラード。ヴォーカル・グループとしての実力を満喫できます。名曲の佇まいを感じる1曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jQZ9S1d2ydI

「Midnight Run」
メロディアスなダンサブル・チューン。このタイプの曲でも、グループ名の通りスムーズです。
https://www.youtube.com/watch?v=JSe5jqTwgZY

「Can We Get It On?」
哀愁ミディアムですが、いい雰囲気があります。
https://www.youtube.com/watch?v=2mvi3Fz_TIs

「Tune In」
インタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=WMKj-CesKIs

「Let's Funk」
Mike Desireをフィーチャー。ラップ入りのダンサブル・チューン。正直ラップはなしでもいいですが(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=UoJ3Yhmf05w

「Secrets」
彼らのヴォーカルの巧みさを堪能できるミディアム・グルーヴ。グループにフィットした1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=sk9dmyBP4ms

「If U Need A Friend」
本編ラストは心温まるバラードをしっとりと歌い上げて締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=MkVye86YBnc

「Anothe Night (Smooth Version)」
「Anothe Night」の別ヴァージョン。よりヴォーカルが強調されています。
https://www.youtube.com/watch?v=h2WXAygbBjQ

このアルバム1枚のみというのが惜しいグループ。
posted by ez at 02:19| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする