2021年01月26日

Men At Large『One Size Fits All』

Gerald Levert発掘の巨漢デュオの2nd☆Men At Large『One Size Fits All』
One Size Fits All
発表年:1992年
ez的ジャンル:巨漢ユニット系男性R&B/NJS
気分は... :チーフス対バッカニアーズ

NFLはAFC/NFCチャンピオンシップが行われ、チーフスとバッカニアーズがスーパーボウル進出を決めました。

チーフス対ビルズは、QBマホームズが万全ではないにも関わらずチーフスの圧勝でしたね。ビルズは挑戦者の立場であったのに、攻守ともに消極的なプレーコールが少し残念でした。

パッカーズ対バッカニアーズはロジャース対ブレイディのQB対決は見応え十分でしたね。ドルフィンズ・ファンの僕にとって、ペイトリオッツ時代のブレイディはAFC東地区ライバルの憎らしいヒール役と映っていましたが、今季NFCのバッカニアーズに移籍したブレイディに対して、不思議と応援している自分がいます。

ベリチックのペイトリオッツだからこそブレイディは活躍できた!と思っていた人は僕も含めて多かったと思います。しかし、今季ブレイディ抜きのベリチックが指揮するペイトリオッツはシーズンを負け越し、反対にベリチックから離れたブレイディは見事なリーダーシップでバッカニアーズをスーパーボウルへ導くという対照的な結果に終わりました。やはり、トム・ブレイディは凄かった!昨シーズンまでとは手のひら返しで、すっかりブレイディ・ファンになってしまいました。

経験値、タレントの豊富さという点では連覇を狙うチーフスが有利だと思いますが、それを乗り越えて、ブレイディ率いるバッカニアーズが史上初のホーム・スタジアムでのスーパーボウル制覇という瞬間を見てみたいですね。

今回は90年代R&Bファンには懐かしい巨漢デュオMen at Largeの2ndアルバム『One Size Fits All』(1994年)です。

オハイオ州クリーブランドで結成されたJason ChampionDave Tolliverという2人合わせて体重300kg超という巨漢男性R&BデュオMen at Largeの紹介は、デビュー・アルバム『Men At Large』(1992年)に続き2回目となります。

以前にも書きましたが、しばらくMen at Largeの存在を忘却していましたが、『ezが選ぶ2008年の10枚』でもセレクトしたJason Championの素晴らしいソロ・アルバム『Reflections』で彼らのことを思い出し、再注目するようになりました。

Gerald Levertのバックアップによるデビュー・アルバム『Men At Large』(1992年)からは「So Alone」「Use Me」といったR&Bヒットが生まれました。

2ndアルバムとなる本作『One Size Fits All』(1994年)もGerald LevertEdwin NicholasMarc Gordon等のLevert人脈がプロデュースし、内容的には『Men At Large』以上に充実した1枚に仕上がっています。

シングルにもなった「Let's Talk About It」「Holiday」Gerald Levert/Keith Sweatをフィーチャーした話題曲「Don't Cry」、僕好みのミディアム・バラード「Funny Feeling」、ウエディング・ソング「Will You Marry Me」などスロウ/ミディアム系が充実しています。ダンサブルな「Feet Wet」もキャッチーでおススメです。

結果的に本作『One Size Fits All』(1994年)を最後にJason Championがグループを離れてしまいます。残ったDave Tolliverは新メンバーEdgar "Gemini" Poterを迎えてMen at Largeを継続させます。

デビュー・アルバム『Men At Large』ほど注目されなかった1枚ですが、中身の充実度でいえば『Men At Large』を凌ぐ90年代R&B好きにはたまらない1枚です。

全曲紹介しときやす。

「I'm In A Freaky Mood」
Alton "Wokie" Stewartプロデュース。彼らの安定したヴォーカルを活かしたミディアム。当ブログでも紹介したアトランタのR&BグループModest Fokの女性リード・シンガーDebra Killingsがバック・ヴォーカルで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=H1Tl172vKPo

「Let's Talk About It」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。シングル・カットされ、US R&Bチャート第16位となりました。ビジュアルからは想像できない爽快ミディアム。2人の素晴らしいヴォーカルを存分に堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Tk6AeGfEQCQ

「Holiday」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。この曲もシングルになりました。オーセンティックな魅力に溢れたミディアム・バラード。彼らのヴォーカルの素晴らしさを実感できる素敵な1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=lEl4_DYFDKc

「Good Things Don't Last」
Alton "Wokie" Stewartプロデュース。この時期のR&Bらしい雰囲気の哀愁バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=zCXyS01XCxU

「Don't Cry」
Gerald Levert/Keith Sweatをフィーチャーした話題曲。Keith Sweat/H.O.P. Productions(Donald Parks/Emanuel Officer/John Howcott)プロデュース。ゲスト2人が目立ちますが、主役の彼らもそれに負けないヴォーカルを聴かせてくれる絶品スロウに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TWU3lNZ9x-A

「Feet Wet」
Gerald Levert/Marc Gordon/Jason Champion/David Tolliverプロデュース。僕好みのキャッチーなダンサブル・チューン。ラップ調ヴォーカルも披露してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=9v3T93-A9ME

「Better Off By Myself」
Alton "Wokie" Stewartプロデュース。スクラッチも織り交ぜたHip-Hop色の強い1曲。アルバムの中のアクセントといった感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=FzX3IOZS7yw

「First Day」
Gerald Levert/Marc Gordon/Jason Champion/David Tolliverプロデュース。実にいい雰囲気のミディアム・グルーヴ。ここでもラップ調ヴォーカルを織り交ぜています。
https://www.youtube.com/watch?v=rJGLGmETnFg

「I Wanna Roll」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。ジワジワと盛り上げていくミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=UyoR9A4yGv0

「Funny Feeling」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。輪郭のはっきりしたサウンドとヴォーカル・ワークが魅力の僕好みのミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=PapeWLEZejE

「Will You Marry Me」
Gerald Levert/Edwin Nicholas/Jason Championプロデュース。本編ラストはウエディング・ソングのバラードを熱唱します。
https://www.youtube.com/watch?v=_Ua5HTQ7Lq4

「Do Ya」
CDボーナス・トラック。Rude BoysのLarry Marcusプロデュース。本編とは少し異なる雰囲気のソウル/ゴスペル・フィーリングの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=hFLzw9k2UCY

Men at Largeの他作品もチェックを!

『Men At Large』(1992年)
Men at Large

『Love Struggle & Progress』(1999年)


『Back On Top Couzan』(2007年)


Men at Large作品とは全くタイプが異なる作品ですが、Jason Champion『Reflections』はぜひチェックして欲しい1枚です。
Jason Champion『Reflections』(2008年)
Reflections
Jason Champion「Find A Reason」
http://www.youtube.com/watch?v=Hhezf-NOcXA
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2021年01月15日

Terri & Monica『Systa』

元The Gyrlzメンバーによる女性R&Bデュオ☆Terri & Monica『Systa』

発表年:1993年
ez的ジャンル:ヒップホップ・ソウル系女性R&Bデュオ
気分は... :女性R&Bで癒されたい!

昨日は今年に入って一番脳みそフル回転させたので、脳に疲労を感じます。
こんなときにはキュートな歌声の女性R&Bが聴きたくなる・・・

90年代女性R&BからTerri & Monica『Systa』(1993年)です。

Terri & Monicaは、Monica PayneTerri Robinsonによる女性R&Bデュオ。

2人はデュオ結成前にはTara Geterを加えた3人組ユニットThe Gyrlzのメンバーでした。

そして、The Gyrlzを発展・解消させるかたちで結成されたのがはTerri & Monicaです。

Terri & Monicaとして、『Systa』(1993年)、『Suga』(1996年)という2枚のアルバムをリリースしています。

メンバーのうち、Terri Robinsonはバック・シンガー/ソングライターとしても売れっ子なのでR&B好きの方ならばご存知かもしれませんね。

僕の場合、Pete Rock & C.L.Smooth「Lots of Lovin」でのバック・コーラスで彼女の名がインプットされたかもしれません。
Pete Rock & C.L.Smooth「Lots of Lovin」(1992年)
 https://www.youtube.com/watch?v=EM-h3OIbbpQ

さて、Terri & Monicaとしての1stアルバムとなる本作『Systa』(1993年)。

Kev "Boogie" SmithGrand PubaBrand Nubian)、
Bryce WilsonGroove Theory、Mantronix)、Kevin DeaneJohn "Funk" AlexanderGordon ChambersHorace BrownDennis "D-Moe: MooreheadSteven "Superman" Whiteといった面々がプロデュースしています。

また、The Gyrlzでの同僚Tara Geterがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ね、Terri、Monicaと共にバック・ヴォーカルで全面参加し、ソングライティングでも大きく貢献しています。Tara Geterは何らかの事情・制約で正規メンバーとして活動できなくなり、裏方に回ったのかもしれませんね。

シングルになったのは「Uh Huh」「Intentions」という、この時代らしいヒップホップ・ソウル2曲。

個人的にはシングル曲以上におススメなのが、後にGroove Theoryを結成するBryce Wilsonプロデュースのヒップホップ・ソウル「Next Time」、僕の大好きなGordon Chambersプロデュースによる素敵なメロウ・ミディアム「I Need Your Love」という2曲。

「Where Are You Now」「When The Tables Turn」といったスロウ系も僕好み。

ヒップホップ・ソウルとメロウ/バラード系のバランスの取れた完成度の高い女性R&B作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Uh Huh」
シングルにもなったオープニング。Kev "Boogie" Smithプロデュース。Blood, Sweat & Tears「Lisa, Listen to Me」、Little Feat「Fool Yourself」をサンプリングしたヒップホップ・ソウル。少ラガ調のラップ・パートも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=QlZh3bDbqdo

「Over It」
Brand NubianのGrand Pubaプロデュース。ファンキー・ギターが印象的なミディアム・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=yZgQaSTTOLs

「Intentions」
この曲もシングルになりました。Kev "Boogie" Smithプロデュース。Ben E. King「Supernatural Thing」、Junior Mance「Thank You Falletin Me Be Mice Elf Agin」をサンプリングしたヒップホップ・ソウル。少し気怠いヴォーカルとヒップホップ・ソウルなダンサブル・サウンドの組み合わせがいい感じ!
有名アーティスト達が参加しているPVも要チェックです。
https://www.youtube.com/watch?v=d5OBseiGQ8Q

「Next Time」
Groove Theory、Mantronixでの活動で知られるBryce Wilsonのプロデュースによるヒップホップ・ソウル。。個人的にはアルバムで一番キャッチーで躍動感のあるシングル向きのトラックだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=iwHZlKjXEDk

「I've Been Waiting」
Kevin Deanプロデュース。Joe Tex「Papa Was Too」をサンプリング。直線的に疾走するダンサブル・サウンドをバックに、キュートなヴォーカルが躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=KMiOGmAD0tY

「I Need Your Love」
John "Funk" Alexander/Gordon Chambersプロデュース。Gordon Chambers好きの僕が思わずニンマリしてしまうメロウなミディアム・バラード。「Next Time」と並ぶ僕のイチオシです。トランペット・ソロもGordon Chambersです。
https://www.youtube.com/watch?v=V_j3smsg6GE

「The Way You Make Me Feel」
ここからHorace Brownプロデュース&バック・コーラス参加曲が続きます。Horace Brownのヴォーカルが目立つので、男女デュエットのような印象も受けるスロウ。
https://www.youtube.com/watch?v=BHVJaB7GQCU

「Temptation」
Horace Brownプロデュース。Terriの素晴らしいヴォーカルを存分に堪能できるバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=dtq_EK82dqU

「Where Are You Now」
Horace Brownプロデュース。甘く切ない恋心が伝わってくるラブ・バラード。ボーイ・ミーツ・ガールな気分になれる素敵な1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=FH8ERi9mTp0

「When The Tables Turn」
Dennis "D-Moe: Moorehead/Steven "Superman" Whiteプロデュース。ラストは90年代女性R&Bユニットらしい魅力を堪能できる哀愁バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=_f2HDJSDYjA

The Gyrlz『Love Me Or Leave Me』(1988年)
posted by ez at 01:40| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月08日

Da Bush Babees『Ambushed』

レゲエ/ラガ色の強いウエストコーストHip-Hop☆Da Bush Babees『Ambushed』

発表年:1994年
ez的ジャンル: Native Tonguesフォロワー系ウエストコーストHip-Hop
気分は... :緊急事態宣言発令!

再び緊急事態宣言が発令されましたね。

昨年4月のときと同じく、ステイホーム用に図書館やネットで書籍を大量に調達。読書できる時間が増えたと割り切って、お家時間を楽しみたいと思います。

今回は90年代Hip-HopからDa Bush Babees『Ambushed』(1994年)です。

Da Bush Babeesは1992年N.Y.ブルックリンで結成されたHip-Hopユニット。メンバーはトリニダード・トバゴ移民のBabe-B-Face KaosLee Majors)とMr. ManKing Khaliyl)、ジャマイカ移民のY-TeeLight)という3名。

Jungle BrothersDe La SoulA Tribe Called QuestらのクルーNative Tonguesのフォロワーとして登場した彼らは、『Ambushed』(1994年)、『Gravity』(1996年)という2枚のアルバムをリリースしています。

The UmmahQ-Tip/Jay Dee/Ali Shaheed Muhammad)、Mos Defらがプロデュースした2ndアルバム『Gravity』(1996年)は、分かりやすくNative Tonguesフォロワー的なアルバムです。

一方、デビュー・アルバムとなる本作『Ambushed』(1994年)は、彼らのルーツを反映したレゲエ/ラガ色の強い1枚に仕上がっています。Repriseからのリリースです。

Jermaine DupriSalaam RemiA Tribe Called Quest(ATCQ)Ali Shaheed Muhammadらがプロデュースを手掛けていますが、メイン・プロデュースはJoe "Prins" Matias

Hip-Hopクラシック「We Run Things (It's Like Dat)」Jermaine Dupriプロデュースの「Get on Down」「Clear My Throat ; Ya Mammy」あたりはNative Tonguesフォロワー的な楽しみ方ができるはず。

また、ラガ/レゲエ的な魅力を楽しむのであれば、「Pon De Attack」「Put It Down」「Original ; Rudeboy's Arrivin'」がおススメ。

さらに「Ruff N' Rugged」「Just Can't Stand It」のジャズ×ラガの組み合わせも面白いです。

Native Tongues好き、レゲエ/ラガ調Hip-Hopがお好きな方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Intro」
ジャングルの中で動物と赤ん坊が鳴き出すイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=MnJi_o5zUWY

「Pon De Attack」
Joe "Prins" Matias/Mr. Manプロデュース。Detroit Emeralds「You're Getting a Little Too Smart」のブレイクを使ったラガ・チューン。Public Enemy「Night of the Living Baseheads」をサンプリング。Tenor Saw「Ring the Alarm」、Ninja Man「Murder Dem」といったレゲエ/ダンスホール・ネタも使われています。Native Tongues×ラガといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=wMV4h_ktyHc

「Put It Down」
Jermaine Dupriプロデュース。Al Green「I'm Glad You're Mine」、Boogie Down Productions「The Bridge Is Over」をサンプリング。Carl Perkins「Blue Suede Shoes」のフレーズ引用もあります。マイルドなBusta Rhymesって感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-JKkC1JBmhg

「Original ; Rudeboy's Arrivin'」
Mark Batson/Babe-B-Face Kaos/Y-Teeプロデュース。前述の「Ring the Alarm」のリディムを用いたレゲエ×Hip-Hopな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=z7-pFVxLA3o

「Ruff N' Rugged」
Nikkie Nikoleプロデュース。Gene Russell「Get Down」、Fat Boys「Human Beat Box」をサンプリング。ジャズ・フィーリングのトラックとラガ調ラップの組み合わせが面白い1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=DRp2sWstXws

「Just Can't Stand It」
Salaam Remiプロデュース。Alice Coltrane「Paramahansa Lake」をサンプリング。このトラックもジャズ×ラガのクロスオーヴァー感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xtl9FtxhXpI

「Da Ignorant No It All」
スキット。
https://www.youtube.com/watch?v=poQHdehhi4c

「Hit 'Em Up」
Nikkie Nikoleプロデュース。Melvin Bliss「Synthetic Substitution」をサンプリング。Native Tongues好きは気に入るであろうパーティー・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=nvBjCPPvcx4

「We Run Things (It's Like Dat)」
Ali Shaheed Muhammadプロデュース。本作のハイライトとなるHip-Hopクラシック。シングルにもなりました。やはりコレはA Tribe Called Questフォロワー的なトラックです。Run-D.M.C.「Here We Go」、Flourgon「We Run Things」をサンプリング。Jerry Butler「Memories Don't Leave Like People Do」ネタも挿入されています。
https://www.youtube.com/watch?v=nzkzl-Kxh_M

Das EFX feat. KRS-One「Represent the Real」等数多くのHip-Hopトラックのサンプリング・ソースにもなっています。

「Get on Down」
Jermaine Dupriプロデュース。ラガ調も入っていますが、De La Soulフォロワー的な仕上がりのパーティー・チューン。Billy Squier「The Big Beat」、Kool & the Gang「Jungle Boogie」Stetsasonic「Go Stetsa I」、The Wailers「Get Up, Stand Up」Herbie Hancock「Watermelon Man」ネタが使われています。
https://www.youtube.com/watch?v=7_FRVzkrnrg

「Remember We ; Bleu Buttaflyze」
Joe "Prins" Matiasプロデュース。シングルにもなりました。定番ブレイクBlack Heat「Zimba Ku」、Hampton Hawes「C & H Sugar」をサンプリング。少しダークな雰囲気が魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=6sJo6XjoXKM

「Clear My Throat ; Ya Mammy」
Joe "Prins" Matias/Mr. Manプロデュース。Native Tonguesの流れを汲むグループらしいトラック。Ruby Andrews「You Made a Believer (Out of Me)」、Mongo Santamaria「Son of a Preacher Man」、Big Daddy Kane「Raw」、James Brown「Blues and Pants」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=mH7DjA9T6Rg

「Swing It (Jazziness)」
Joe "Prins" Matiasプロデュース。シングルにもなったパーティー・チューン。若々しく弾けた感じがいいですね。The Shades of Brown「The Soil I Tilled for You」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=x97IuKfCkIk

2ndアルバム『Gravity』(1996年)もセットでチェックを!

『Gravity』(1996年)
posted by ez at 02:02| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月28日

Colin England『Colin England』

MotownからリリースされたNJS作品☆Colin England『Colin England』
Colin England
発表年:1991年
ez的ジャンル:NJS系男性R&B
気分は... :仕事納め!

今日で仕事納め(に多分なるはず?)。
とりあえずは早く仕事から解放され、自分自身をリセットしたいですね。

今回は90年代男性R&B作品からColin England『Colin England』(1991年)です。

ニューオリンズ出身のUS男性R&BシンガーColin Englandの紹介は、2ndアルバム『Out Of Control』(1993年)に続き2回目となります。

1989年にColin名義でシングル「How It Used To Be」でデビューし、その後Motownとの契約に成功したColin England

そして、Motown期待の大型新人として売り出されたデビュー・アルバムが本作『Colin England』(1991年)です。

国内盤CDの帯には「Jeffrey Osborneの歌唱・アーバン感覚に、Bobby Brownの躍動感・時代感覚を有する」といった謳い文句が書かれています。

プロデュースはColin EnglandJorge "G. Man" Corante

基本的にはこの時代らしいキャッチーなNJSを楽しむ1枚だと思います。

その完成度の高さからNJSクラシックと呼びたくなるシングル曲「I Got What You Need」がハイライト。

それ以外に「Try Me (Try My Love)」「She Blew My Mind」「To Love Her」「Change」といったNJSがおススメです。アーバン・メロウな「I Need Your Love」も僕のお気に入り。

アーバン感覚のNJSワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「I Got What You Need」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングルにもなったアルバムのハイライト。典型的なNJSでハネまくっています。Guy好きの人ならば、必ず気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=o3LN75i9lt4

「She Blew My Mind」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。この曲もキャッチーなNJS。スピーディーな疾走感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=oYW9jaNYwqU

「Say You Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。ヴィヴィッドなダンサブル・チューン。ラップ・パートはorge "G. Man" Coranteです。
https://www.youtube.com/watch?v=GvLMCWOYZW8

「I Need Your Love」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。僕好みのアーバンなメロウ・ミディアム。スロウ系では「Always」の方が人気みたいですが、僕はこっちの方がお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=PSVq6baIL9I

「Try Me (Try My Love)」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante/Gary Jackson作。「I Got What You Need」以外ならばこのNJSがおススメ。キャッチーな疾走感で煽ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Brx4GXNQLRg

「To Love Her」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シンセ・サウンドと共に疾走するNJS。NJSトラックで一本調子にならないようにサウンドを工夫している感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3--kOue22Iw

「What Should I Do」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。哀愁ミディアム・グルーヴ。スパニッシュ・ギター調のラテンなアクセントはラテンにルーツを持つJorge "G. Man" Coranteの影響かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=c4j5LLelo64

「Change」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。シングル向きのキャッチーなNJS。少し落ち着いたアーバンNJSといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Xk1wg4whJpc

「Don't Tell My Why」
Colin England/Jorge "G. Man" Corante作。Colin自身はこのトラックを"New Orleans Hip-Hop"と称しているようですが、そのニュアンスは不明です。この時代らしいダンサブルなR&Bチューンだと思いますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=P1hjgKkAneI

「Always」
Colin England/Greg Monk作。アーバンなミディアム・バラード。Colinと共にツイン・リードをとるのはKirby Coleman。
発売元がJeffrey Osborneのアーバン感覚と評したのは、このタイプを指してのことだと思いますが、Jeffrey Osborneライクではないような・・・でも悪くありませんよ!
https://www.youtube.com/watch?v=JNYPvrfRAj4

「Don't Tell My Why (Instrumental)」
「Don't Tell My Why」のインスト・ヴァージョン。Vincent Larsのサックスがリードします。
https://www.youtube.com/watch?v=tssP8SNbiu4

『Out Of Control』(1993年)
Out of Control
posted by ez at 00:42| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月22日

J. Quest『The Quest Is On...』

男性R&Bの隠れた逸品☆J. Quest『The Quest Is On...』

発表年:1995年
ez的ジャンル:N.Y.男性R&Bシンガー
気分は... :気分は年末モードに突入!

年内の大きな納品がすべて完了し、気分は年末モードに突入!
といっても28日までZoom MTGが設定されていますが・・・

コロナ禍で激動の一年でしたが、何とか持ちこたえた充実感があります。
自分がリモートワーク向きの人間であることを再認識でした一年でした。

今回は90年代R&B作品からJ. Quest『The Quest Is On...』(1995年)です。

J. Quest(本名:John Raimundi)は、1967年N.Y.ブルックリン生まれの男性R&Bシンガー。

Lisa Lisa & Cult JamLisa Lisaを介して、プロデューサーのJunior Vasquezを紹介してもらい、デビューのチャンスを手にした模様です。

こうして制作されたアルバムが『The Quest Is On...』(1995年)です。

Junior Vasquez以外に、J. DibbsAaron LylesIke Lee IIILoRiderRodney JerkinsChad ElliottJames Wrightがプロデュースを手掛けています。

N.Y.のHip-HopデュオIll Al Skratch、ニューヨリカン・ラッパーPudgee Tha Phat Bastard、女性R&BシンガーGina Thompson、N.Y.ブルックリンのラッパーJemini The Gifted Oneがフィーチャリングされ、Kenny Lattimoreがバック・コーラスを務めているトラックもあります。

また、僕の好きなAndrea Martinが2曲でソングライティングに参加しています。

シングルにもなった「Anything (Album Mix)」「Up & Down (Remix)」の2曲が目立ちますね。

個人的には「From Now On」「On My Mind」というバラード2曲がお気に入り。グルーヴィーな「Come & Give It (You Know What I Want)」「Behind The Scenes」A Tribe Called Quest「Verses From the Abstract」をサンプリングした「The Quest Is On」もかなり好きです。

男性R&Bの隠れた逸品をぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Given It All (Interlude)」
J. Dibbsプロデュース。アルバムのイントロ的な小曲。

「The Quest Is On」
Rodney Jerkinsプロデュース。タイトル曲はA Tribe Called Quest「Verses From the Abstract」をサンプリング。アーティスト名からして彼はATCQファンなのかもしれませんね。乾いたビートのメロディアスなミディアム・グルーヴは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=gIbEpi_gwvM

「It's Gonna Be Alright」
Aaron Lyles/Ike Lee IIIプロデュース。Andrea Martinもソングライティングで参加。ヒップヒップ・ソウル的な魅力があるキャッチーなトラック。途中ラガマフィンなアクセントを入れるところがこの時代らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bp_EOROexRU

「Brand New Love」
Junior Vasquezプロデュース。雰囲気のあるミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=7_AQCqqql5c

「Up & Down (Remix)」
N.Y.のHip-HopデュオIll Al Skratchをフィーチャー。Aaron Lyles/Ike Lee III/LoRiderプロデュース。「Anything」と並ぶ本作のハイライト。The O'Jays「Help (Somebody Please)」をサンプリングした哀愁グルーヴ。R&B好きもHip-Hop好きも楽しめる絶妙のバランスでう。
https://www.youtube.com/watch?v=Ahea31KSFUQ

「Anything (Album Mix)」
シングルにもなった本作のハイライト。ニューヨリカン・ラッパーPudgee Tha Phat Bastardをフィーチャー。Aaron Lyles/Ike Lee III/LoRiderプロデュース。Andrea Martinもソングライティングで参加。Wu-Tang Clan「Can It Be All So Simple」をサンプリング。Lionel Richie「Say You, Say Me」のフレーズも引用されています。J. Questの魅力が詰まったキャッチーなダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=E_h-S1DadvY

「Don't Stop Ya Luv」
J. Dibbsプロデュース。いい雰囲気のミディアムでヴォーカル・アレンジも良いのですが、肝心のリード・ヴォーカルが少し弱いかも?
https://www.youtube.com/watch?v=1laGJgq8TWE

「From Now On」
J. Dibbsプロデュース。勝手に名曲だと思っている素敵なバラード。J. Questの声質の魅力を実感できます。Kenny Lattimoreがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=RH2NYRv9bjE

「Come & Give It (You Know What I Want)」
Rodney Jerkinsプロデュース。同じRodney Jerkinsプロデュースでデビュー・アルバム『Nobody Does It Better』(1996年)をリリースすることになる女性R&BシンガーGina Thompsonをフィーチャー。Gina Thompsonの魅力が引き立つキャッチーなヒップホップ・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=OhWSG-GNA6A

「On My Mind」
Chad Elliott/James Wrightプロデュース。「From Now On」と並ぶ僕のお気に入りバラード。甘く切ない感じがたまりません・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Er5V0Qt0vyY

「Behind The Scenes」
N.Y.ブルックリンのラッパーJemini The Gifted Oneをフィーチャー。Junior Vasquezプロデュース。90年代好きにはグッとくるグルーヴィーな仕上がり。聴いていると心躍ります。
https://www.youtube.com/watch?v=atCT11kDEBk

「Up & Down (Original Mix)」
Aaron Lyles/Ike Lee IIIプロデュース。「Up & Down」のオリジナル・ミックス。リミックスのインパクトが大きいですが、オーセンティックなオリジナルも悪くありません。
https://www.youtube.com/watch?v=yY9mK4lSmRQ

この1枚でシーンから消えてしまったのは惜しいですね。
posted by ez at 02:30| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする