2020年09月03日

De La Soul『Art Official Intelligence: Mosaic Thump』

AOIシリーズ第一弾☆De La Soul『Art Official Intelligence: Mosaic Thump』

発表年:2000年
ez的ジャンル:Native Tongues系Hop-Hop
気分は... :アオイではありません(笑)

TrugoyPosMaseoの3人組Hip-HopユニットDe La Soul『Art Official Intelligence: Mosaic Thump』(2000年)です。

これまで当ブログで紹介してきたDe La Soul作品は以下の6枚。

 『3 Feet High And Rising』(1989年)
 『De La Soul Is Dead』(1991年)
 『Buhloone Mindstate』(1993年)
 『Stakes Is High』(1996年)
 『AOI:Bionix』(2001年)
 『The Grind Date』(2004年)

本作はArt of Official Intelligence(AOI)シリーズ第一弾としてリリースされた5thアルバムです。

元々Art of Official Intelligence(AOI)シリーズは三部作として企画され、本作に続き『AOI:Bionix』(2001年)が第二弾がリリースされましたが、
Tommy Boy
との契約が切れてしまい、シリーズ完結作となるはずであった第三弾アルバムは未完に終わりました。

シリーズ第一弾となる本作『Art Official Intelligence: Mosaic Thump』(2000年)は、アルバムはUSアルバム・チャート第9位、同R&Bアルバム・チャート第3位となり、チャート・アクション的にもまずまずの結果を残しました。

内容的にも90年代とは異なる2000年代らしさを感じるトラックがく、De La Soulが新ステージに突入したことを実感できる作品に仕上がっています。

Redmanをフィーチャーした1stシングル「Oooh.」Chaka Khanをフィーチャーした2ndシングル「All Good?」をはじめ、キャッチーなトラックが並びます。

どうしても80年代〜90年代前半のイメージが強いDe La Soulですが、AOIシリーズの2枚もなかなか魅力的だと思います。

2000年代ならではのDe La Soulを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Spitkicker.com/Say R. (Intro)」
De La Soulプロデュース。アルバムのイントロ。

「U Can Do (Life)」
Supa Dave Westプロデュース。Chic「Le Freak」、M「Pop Muzik」ネタを使っている割には派手さはありませんが、De La Soulらしさを感じるトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=cRhtB1YnwFg

「My Writes」
Tha Alkaholiks/Xzibitをフィーチャー。Ad Lib/De La Soulプロデュース。アブストラクト感のある硬質なビートが格好良いトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=KeDkxQgSW9k

「Oooh.」
Redmanをフィーチャー。De La Soul/Prince Paulプロデュース。アルバムからの1stシングル。Diana Ross主演、Michael Jacksonも出演した映画『The Wiz』(1978年)をモチーフにしたPVも楽しめます。Lee Dorsey「The Greatest Love」、Fred Wesley & The J.B.'s「Blow Your Head」、Lalo Schifrin「The Human Fly」ネタのトラックに、The Jimmy Castor Bunch「It's Just Begun」、The Fearless Four「Rockin' It」、A Tribe Called Quest「Can I Kick It?」、Sugar Bear「Don't Scandalize Mine」、Run-D.M.C.「Together Forever (Krush-Groove 4)」ネタのリリックが散りばめられています。
https://www.youtube.com/watch?v=uqp33KRndl8

「Thru Ya City」
D.V. Alias Khristをフィーチャー。Jay Dee (J Dilla)プロデュース。Cheri「Come With Me (To My Island)」ネタのトラックに乗って、いきなりLovin' Spoonful「Summer in the City」のフレーズでスタート。De La Soulらしい少しとぼけた雰囲気とJ Dillaらしいセンスのトラックが噛み合った見事な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lKsxi1_UXO4

「I.C. Y'All」
Busta Rhymesをフィーチャー。Rockwilderプロデュース。War「Galaxy」をサンプリングしたスペイシー・トラックに乗って、Busta Rhymes、De La Soulがリリックを繋ぎますが、Bustaの声が加わると彼の個性で持っていかれ、De La SoulメンバーもBustaっぽくなってしまいますね(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=__r_YLFSL4w

「View」
De La Soulプロデュース。Lou Donaldson「Ode To Billie Joe」ネタのビートの印象的です。Roland Kirk「The Inflated Tear」もサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=TeTYTPhxblM

「Set The Mood」
Indeedをフィーチャー。Mr. Khaliylプロデュース。Roberta Flack「25th of Last December」をサンプリングした哀愁トラックに仕上がっています。。
https://www.youtube.com/watch?v=c-wef_So5bc

「All Good?」
Chaka Khanをフィーチャー。De La Soulプロデュース。アルバムからの2ndシングルにもなりました。哀愁メロウなトラックに乗って、Chaka Khanがベテランらしい風格のあるソウル・ヴォーカルで魅せるキャッチーな仕上がり。Kurious「Back With V.I.C.」等のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=KRIc_EjwMp8

「Declaration」
De La Soulプロデュース。James Brown「There It Is」、「Blues and Pants」、The Roots feat. Dice Raw「Don't See Us」、Mobb Deep feat. Big Noyd and Rakim「Hoodlum」、EPMD「Never Seen Before」、Mountain「Long Red」といったヴォーカル/リリック・ネタが散りばめられています。2000年らしいトラック・センスのビートの響きがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=_yZRI8ry_ws

「Squat!」
Beastie BoysのMike D/Ad-Rockをフィーチャー。De La Soulプロデュース。Beside「Change the Beat (Female Version)」をサンプリング。Beastie BoysとDe La Soulの個性のぶつかり合いが面白いトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=p5e4Ep2RnS0

「Words From The Chief Rocker」
Busy Bee Starskiをフィーチャー。De La Soulプロデュース。Fab 5 Freddy「Down by Law」をサンプリング。1分に満たないトラックですが、ドライブ感があってなかなか格好良いです。

「With Me」
De La Soulプロデュース。Marvin Gaye「After the Dance」をモロ使いしたソウルフル・トラック。ある意味、De La Soulらしいかもしれませんが・・・

「Copa (Cabanga)」
Supa Dave Westプロデュース。僕の密かなお気に入り。浮遊感のある軽快なトラックに乗って、De La Soulらしい力の抜けたフロウを聴かせてくれます。

「Foolin'」
De La Soul & Deaf 2 U Inc.プロデュース。Quincy Jones feat. Minnie Riperton, Leon Ware & Al Jarreau「If I Ever Lose This Heaven」をサンプリング。ソウルフルでありながら、2000年らしいセンスで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=odsPr0GzSLs

「The Art of Getting Jumped」
De La Soulプロデュース。Odair Cabeça De Poeta and Grupo Capote「A Dor E Curta E O Nome Comprido」、The Blackbyrds「Rock Creek Park」、Aretha Franklin「Jump to It」をサンプリングしたラテン・フレイヴァーの仕上がり。Stetsasonic「Go Stetsa I」
Ed O.G. & Da Bulldogs「I Got to Have It」ネタも散りばめられています。
https://www.youtube.com/watch?v=s7Dw5i8cgRw

「U Don't Wanna B.D.S.」
Freddie Foxxxをフィーチャー。De La Soulプロデュース。ラストはDe La Soulらしく楽しく締め括ってくれます。

De La Soul作品の過去記事もご参照下さい。

『3 Feet High And Rising』(1989年)
3 Feet High and Rising

『De La Soul Is Dead』(1991年)
De La Soul Is Dead

『Buhloone Mindstate』(1993年)


『Stakes Is High』(1996年)
Stakes Is High

『AOI:Bionix』(2001年)
AOI: Bionix

『The Grind Date』(2004年)
グラインド・デイト
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2020年08月20日

Musiq Soulchild『Aijuswanaseing』

ネオフィリーらしいデビュー作☆Musiq Soulchild『Aijuswanaseing』

発表年:2000年
ez的ジャンル:ネオフィリー系男性R&Bシンガー
気分は... :I Just Wanna Sing!

今回は人気男性R&BシンガーMusiq Soulchildのデビュー・アルバム『Aijuswanaseing』です。

これまで当ブログで紹介したMusiq Soulchild作品は以下の7枚(発売順)。

 『Juslisen』(2002年)
 『Soulstar』(2003年)
 『Luvanmusiq』(2007年)
 『Onmyradio』(2008年)
 『Musiqinthemagiq』(2011年)
 『Life On Earth』(2016年)
 『Feel The Real』(2017年)

デビュー・アルバムとなる本作『Aijuswanaseing』(2000年)は、Def Jam傘下のDef Soulからリリースされ、USアルバム・チャート第21位、同R&Bアルバム・チャート第4位となっています。

また、「Just Friends (Sunny)」(US R&Bチャート第6位)、「Love」(US R&Bチャート第2位)という2曲のR&Bヒットが生まれました。

Musiq Soulchildやネオフィリーの原点のようなものを感じる、力みのない素敵な男性R&B作品です。

Musiq Soulchild自身をはじめ、ScratchAndre HarrisCarvin HagginsIvan "Orthodox" BariasOsunladeKeith PelzerVikter DuplaixJames PoyserEd KingJunius Bervinという面々がプロデュースを手掛けています。

また、Aaries(Ayana & Ayinke)(vo)、Eric Roberson(back vo)、Kindred The Family Soul(back vo)、Vidal Davis(key)、Pete Kuzma(p)、当時The RootsLeonard Hubbard(b)、Pino Palladino(b)、Athena Bussie(back vo)等がレコーディングに参加しています。

「Just Friends (Sunny)」「Love」「Girl Next Door」というシングル3曲が目立つかもしれません。

個人的にはビューティフルなミディアム・バラード「143」、ダンサブルなR&Bグルーヴ「My Girl」The Roots「The Next Movement」をサンプリングした「L' Is Gone」Pat Metheny Group「Into the Dream」をサンプリングした「You And Me」、プロダクションが素晴らしい「Poparatzi」あたりもお気に入りです。

そのアーティスト名に恥じない、素敵なデビュー・アルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Scratch Introlude」
フィリーのヒューマン・ビートボクサーScratchをフィーチャーしたオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=nI2smMrZBJg

「Girl Next Door」
Andre Harris/Carvin Hagginsプロデュース。双子姉妹の女性R&BデュオAariesのAyanaをフィーチャー。アルバムからの3rdシングルにもなりました。Jill Scottがヴォーカル・アレンジを手掛けています。Ramsey Lewis「My Love for You」をサンプリングしたメロウ・トラックに乗って、Musiq SoulchildとAyanaが素敵なデュエットを聴かせてくれるネオフィリーらしい1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=5XJry6RshJo

「You And Me」
Andre Harris/Carvin Hagginsプロデュース。Eric Robersonがバック・コーラスで参加。Pat Metheny Group「Into the Dream」をサンプリングした美しいトラックが印象的な哀愁メロウです。
https://www.youtube.com/watch?v=DtPZvVadvLE

「Just Friends (Sunny)」
Ivan "Orthodox" Barias/Carvin Hagginsプロデュース。記念すべき1stシングル。USチャート第31位、同R&Bチャート第6位となりました。映画『Nutty Professor II: The Klumps』(2000年)のサントラにも収録されました。Pat Martino「Sunny」をサンプリングしたメロウ・トラックに乗って、Musiq Soulchildらしい歌い回しを存分に満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=i7zsG3XFUd8

Ras G「Juju」、Berner feat. Wiz Khalifa, Snoop Dogg and B-Real「Best Thang Smokin」、Kehlani feat. BJ the Chicago Kid「Down for You」、Knxwledge.「Jstfrends.」等のサンプリング・ソースとなっています。
Ras G「Juju」
 https://www.youtube.com/watch?v=llNpa2sZn8Y
Berner feat. Wiz Khalifa, Snoop Dogg and B-Real「Best Thang Smokin」
 https://www.youtube.com/watch?v=MJok3W0CENU

「Mary Go Round」
Osunladeプロデュース。Eric Robersonがヴォーカル・アレンジを手掛けています。美しくも切ないムードにグッときます。Knxwledge.「Marygoround」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=gl1j-owPHSw

「143」
Carvin Haggins/Keith Pelzerプロデュース。さり気なさの中にもジェントルな語り口にグッとくるビューティフルなミディアム・バラード。僕の密かなお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=QFykq0NSJCY

「Love」
Andre Harris/Carvin Hagginsプロデュース。アルバムからの2ndシングル。USチャート第24位、同R&Bチャート第2位となりました。Andre Harrisと名プロデュース・デュオDre & Vidalを組むことになるVidal Davisもキーボードで参加。Aaries、Kindred The Family Soulがバック・コーラスで参加。初期ネオフィリーらしい魅力の詰まった素敵なラブ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=qP7dIfcRR0k

Trin-i-tee 5:7、Sanchez、Jeff Bradshaw feat. Kim Burrellがカヴァーしています。
Trin-i-tee 5:7「Lord」
 https://www.youtube.com/watch?v=tDoeSoEeO1o
Sanchez「Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=rYn6vVM9gAc
Jeff Bradshaw feat. Kim Burrell「Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=pLF77njZDdE

「My Girl」
Vikter Duplaix/James Poyser/Ed King/Junius Bervineプロデュース。このプロデューサー陣らしいダンサブルなR&Bグルーヴに仕上がっています。初期Vikter Duplaixがお好きな人は気に入るトラックなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=F2hAWDRQKj0

「Musiq Soulchild (Interlude)」
Selfプロデュース。Monk Higgins & The Specialties「Gotta Be Funky」をサンプリングというか、まんま「Gotta Be Funky」です。
https://www.youtube.com/watch?v=O9Cw-X5F_OY

「Seventeen」
Andre Harris/Carvin Hagginsプロデュース。Musiq Soulchildらしい歌い回しで哀愁バラードを聴かせてくれます。George Winston「Rain」、Schoolly D「P.S.K. - What Does It Mean?」をサンプリングしています。
https://www.youtube.com/watch?v=zcASO6u-swo

Jay Tyranny「Seventeen (Trayvon)」のサンプリング・ソースとなっています。
Jay Tyranny「Seventeen (Trayvon)」
 https://www.youtube.com/watch?v=IeV97xpW4Wc

「L' Is Gone」
Musiq Soulchildプロデュース。このトラックも僕のお気に入り。The Roots「The Next Movement」をサンプリングしたネオフィリー×The Soulquariansなムードがたまらない1曲。Aariesのバック・コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=aTzNBGER91w

「Speechless」
Scratchプロデュース。ヒューマン・ビートボックスと生演奏の融合がいい感じです。ベースはThe RootsのLeonard Hubbard。
https://www.youtube.com/watch?v=t_1hinDDwE0

「Poparatzi」
Ivan "Orthodox" Barias/Carvin Hagginsプロデュース。キーボード&ストリングスを手掛けたAndre Harrisも含めてプロダクションの素晴らしさを感じるビューティフルなミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=L2IQ2ojJ0oY

「Settle For My Love (Intermission)」
女性キーボード奏者/シンガーPatrice Rushenのカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Pizzazz』(1979年)収録。Osunladeプロデュース。Aariesをフィーチャー。Larry Goldがストリングス・アレンジを手掛けています。ここでは主役の座をAariesに譲り、彼女たちのキュートな魅力を引き立てています。
https://www.youtube.com/watch?v=IOFxuaC0GX4

Patrice Rushen「Settle For My Love (Intermission)」
 https://www.youtube.com/watch?v=Xf5eswg8Vmw

「You Be Alright」
Vikter Duplaix/James Poyserプロデュース。本編ラストはJames Poyser(el-p、org)、Pino Palladino(b)、Vidal Davis(ds)らの生演奏によるソウルフル・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=I2VMdrbkIEw

「Aimewitue」
CDボーナス・トラック。Osunlade/Odysseyプロデュース。Eric Robersonがバック・コーラスで参加。少しミステリアスなアコースティック・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=mH2f6weAGwI

Musiq Soulchildの他作品もチェックを!

『Juslisen』(2002年)


『Soulstar』(2003年)
Soulstar

『Luvanmusiq』(2007年)
Luvanmusiq

『Onmyradio』(2008年)
OnMyRadio

『Musiqinthemagiq』(2011年)
Musiqinthemagiq

Musiq Soulchild & Syleena Johnson『9ine』(2013年)
9ine by Musiq Soulchild & Syleena Johnson (2013-09-24) 【並行輸入品】

『Life On Earth』(2016年)
Life on Earth

『Feel The Real』(2017年)
Feel the Real
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2020年07月24日

Maxwell『Now』

初のUSアルバム・チャートNo.1☆Maxwell『Now』

発表年:2001年
ez的ジャンル:ニュー・クラシック・ソウル系セクシー男性R&B
気分は... :第2波に備えよ!

孤高の官能R&BシンガーMaxwellです。彼の紹介は2回目になります。

1973年N.Y.ブルックリン生まれのMaxwell(本名Gerald Maxwell Rivera)の紹介は、デビュー・アルバム『Maxwell's Urban Hang Suite』(1996年)、2ndアルバム『Embyra』(1998年)に続き3回目となります。

3rdアルバムとなる本作『Now』(2001年)は、USアルバム・チャート、同R&Bアルバム・チャート共に初のNo.1となったヒット・アルバムです。

プロデュースはMaxwell自身(Musze名義)とSadeSweetbackでの活動で知られるStuart Matthewman。デビュー・アルバム『Maxwell's Urban Hang Suite』(1996年)、2ndアルバム『Embyra』(1998年)でもタッグを組んでいたコンビですね。

レコーディングにはStuart Matthewman(b、g、key)、Hod David(g、b、key)、Melvin "Wah Wah" Watson(g)、Bruce Bouton(steel g)、Michael Neal(b)、Michael Bland(ds)、Etienne Stadwijk(key)、Frederico Pena(key)、Bashiri Johnson(per)、Steven Bernstein(tp)、Clark Gayton(tb)、Andre Roberson(sax)といったミュージシャンが参加しています。

個人的には「Get To Know Ya」「Noone」「Temporary Nite」「Now/At The Party」といったダンサブル系のトラックに惹かれます。

シングルにもなった「Lifetime」『MTV Unplugged』(1997年)でも取り上げていたKate Bushのカヴァー「This Woman's Work」といったバラードも魅力的です。ペダル・スティールでアクセントをつけた「For Lovers Only」あたりも面白いのでは?

本作から次作『BLACKsummers'night』(2009年)がリリースされるまで約8年の歳月を要することになります。

その意味で本作『Now』は、ニュー・クラシック・ソウルなMaxwell第1章の集大成と呼べるのではないかと思います。

『Maxwell's Urban Hang Suite』(1996年)、『MTV Unplugged』(1997年)、『Embyra』(1998年)と4枚セットで手元に置いておきましょう。

全曲紹介しときやす。

「[Blank Track]」
約4秒の無音がオープニング・トラック。

「Get To Know Ya」
アルバムからの1stシングル。US R&Bチャート第25位となりました。Maxwellの魅力全開の1曲です。透明感のあるギター・カッティング、重心の低いベースラインと共に疾走するミステリアスなセクシー・ダンサー。僕の一番のお気に入り曲でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=rp8WYwE3LUI

「Lifetime」
アルバムからの2ndシングル。USチャート第22位、同R&Bチャート第5位となりました。ニュー・クラシック・ソウルらしいセクシー・バラード。Maxwellの官能的な魅力を満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=gMAHTZ2nBvk

Mickey Factz「Time of Our Life」、Sonder「Feel」のサンプリング・ソースとなっています。
Mickey Factz「Time of Our Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=LjcwAOr1aAE

「W/As My Girl」
さり気ないですがセクシーな魅力を醸し出す1曲。抑えたトーンの引き算の美学があります。
https://www.youtube.com/watch?v=w7fu9a0s0rY

Chase N. Cashe「Lights Down」、Nemo Achida「Sweat」のサンプリング・ソースとなっています。

「Changed」
音作りへのこだわりを感じるミディアム・バラード。派手さはありませんが、何処か惹かれるものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=YL6MNTI8ta0

「Noone」
Princeに通じる官能ダンサー。こういうのもMaxwellらしくて好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=ituDAbbgdV0

L-Vis 1990「Forever You」のサンプリング・ソースとなっています。
L-Vis 1990「Forever You」
 https://www.youtube.com/watch?v=vTeKtAn30gs

「For Lovers Only」
ペダル・スティールの音色が印象的なバラード。Maxwellとペダル・スティールってミスマッチなイメージもありますが、これが悪くありません。
https://www.youtube.com/watch?v=umbrEOrHgAo

「Temporary Nite」
僕好みの官能的なファンク・グルーヴ。ロッキンなアクセントとのバランスが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=q5YsY8Jz7oY

「Silently」
官能的ファルセットが映えるバラード。彼のミステリアスな魅力を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=xYRGbjNfJ94

「Symptom Unknown」
哀愁バラードを切々と歌います。孤高なムードが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=AksD0dW1o2w

「This Woman's Work」
Kate Bushのカヴァー。オリジナルはアルバム『The Sensual World』(1989年)収録。元々は『MTV Unplugged』(1997年)でカヴァーしていた楽曲を改めてスタジオ録音したものです。アルバムからの3rdシングル。US R&Bチャート第16位となりました。ストリングスを配したビューティフル・バラードに仕上がっています。カヴァーだからこそ余計にMaxwellの美意識が際立ちます。
https://www.youtube.com/watch?v=gkeCNeHcmXY

Da Brat feat. Cherish「In Love Wit Chu」、Rapsody「The Woman's Work」、Troy Ave「Glitter and Gold」、Weep.「I Know U Got Work」、O.T. Genasis feat. Lil Wayne「Do It」、Tone Stith「This Woman's Work/Lifetime」等のサンプリング・ソースとなっています。
Rapsody「The Woman's Work」
 https://www.youtube.com/watch?v=Qv2nynkzsnw
Troy Ave「Glitter and Gold」
 https://www.youtube.com/watch?v=L-zIlj-iOdw
Weep.「I Know U Got Work」
 https://www.youtube.com/watch?v=W3mpZh6wyt0
O.T. Genasis feat. Lil Wayne「Do It」
 https://www.youtube.com/watch?v=1S5h0nlE65I
Tone Stith「This Woman's Work/Lifetime」
 https://www.youtube.com/watch?v=sI2NZ25ObXk

「Now/At The Party」
ラストはMaxwellらしい格好良さの詰まったセクシー・ダンサーで締め括ってくれます。Prince風にも聴こえますが、Maxwellならではの美学が貫かれていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=jxt69wfVfkM

Maxwellの他作品もチェックを!

『Maxwell's Urban Hang Suite』(1996年)


『MTV Unplugged』(1997年)


『Embyra』(1998年)


『BLACKsummers'night』(2009年)


『blackSUMMERS'night』(2016年)
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2020年07月13日

Raheem DeVaughn『The Love Experience』

ネオソウルの新旗手として歓迎されたデビュー・アルバム☆Raheem DeVaughn『The Love Experience』

発表年:2005年
ez的ジャンル:男性ネオソウル
気分は... :愛と希望のネオソウル!

2000年代ネオソウル作品からRaheem DeVaughn『The Love Experience』(2005年)です。

Raheem DeVaughnは、1975年ニュージャージー州ニューアーク生まれの男性R&Bシンガー/ソングライター。

DJ Jazzy Jeff『The Magnificent』(2002年)へのフック・アップを経て、2003年にシングル「Until」でソロ・デビュー。

2005年にはデビュー・アルバムとなる本作『The Love Experience』をリリース。

以降『Love Behind the Melody』(2008年)、『The Love & War Masterpeace』(2010年)、『A Place Called Love Land』(2013年)、『Love Sex Passion』(2015年)、『Decade of a Love King』(2018年)、『The Love Reunion』(2019年)といったアルバムをリリースしています。

2008年には「Woman」がグラミーのBest Male R&B Vocal Performance、2009年には「Customer」が同Best R&B Song、2011年には『The Love & War Masterpeace』が同Best R&B Albumにノミネートされています。

デビュー・アルバムとなる本作『The Love Experience』(2005年)は、ネオソウルの新旗手として多くのR&Bファンに歓迎された1枚です。USアルバム・チャート第46位、同R&Bアルバム・チャート第9位となっています。

バラード系中心にRaheemのヴォーカルを引き立つ、素敵なネオソウル作品に仕上がっています。

DJ Jazzy Jeff率いるフィラデルフィアのA Touch of Jazz(ATOJ)Kev BrownPete KuzmaAnthony Bellという面々、ハウスのレジェンド・プロデューサーMasters At WorkKenny "Dope" Gonzalez、シカゴのハウスDJ Terry Hunter等がプロデュースを手掛けています。

Kenny "Dope" Gonzalezプロデュースの1stシングル「Guess Who Loves You More」、2ndシングルとなった絶品バラード「Believe」、スケールの大きなタイトル曲「The Love Experience」、2003年のデビュー・シングル「Until」、デトロイト出身の実力派男性R&BシンガーDweleがRaheemと共にヴォーカル・プロダクションを手掛けた「Is It Possible」Pete Kuzmaプロデュースの「Where I Stand」Anthony Bellプロデュースの「Who」あたりが僕のおススメです。

2000年代ネオソウルの良さを改めて実感できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「The Voice (Intro)」
アルバムのイントロ。

「The Love Experience」
Supeプロデュース。タイトル曲はSwitch「My Friend in the Sky」をサンプリングしたミディアム。ネオソウルの新旗手らしいスケールの大きな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=6CN4gTKjn9Q

「Guess Who Loves You More」
アルバムからの1stシングル。Masters At WorkのKenny "Dope" Gonzalezプロデュース。Earth, Wind & Fire「Can't Hide Love」をサンプリング。ハウスのレジェンド・プロデューサーKenny "Dope" GonzalezのR&B魂に触れることができるミディアム・グルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=Xli5LqDLmv4

「Who」
ATOJのAnthony Bellプロデュース。ATOJ勢らしい素敵なネオソウルに仕上がっています。Raheemのシンガーとしての魅力も存分に満喫できるミディアムです。

「Where I Stand」
ATOJのPete Kuzmaプロデュース。ストリングスはLarry Gold。Raheemのヴォーカルも含めて抜群の完成度のネオソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=soFVXuPwdT8

「Breathe」
前曲と同じくPete Kuzmaプロデュース、ストリングスはLarry Gold。Larry Goldによる美しいストリングスを生かしたビューティフル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=soFVXuPwdT8

「You」
Terry Hunterプロデュース。アルバムからの3rdシングルにもなったバラード。ハウス系のTerry Hunterですが、ここではRaheemを引き立てるのヴォーカル&メロディ重視の音作りに徹しています。
https://www.youtube.com/watch?v=77z74INm_0s

「Sweet Tooth」
Emmai Alaquivaプロデュース。ダークなシンセ・サウンドをアクセントをつけたダンサブルなミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=rBQWCjvLc0Q

「Ask Yourself」
Fanaticプロデュース。Boyz II Men「Right on Time」を引用したバラードからはRaheemのソウル魂が伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=MjHnTxUcDj8

「Believe」
Isaac Lewis/Levi Stevens/Warren Jonesプロデュース。アルバムからの2ndシングル。抑えたトーンながらもセクシーな魅力が伝わってくる絶品バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=qruJ7M7Ra_o

「Is It Possible」
デトロイト出身の実力派男性R&BシンガーDweleがRaheemと共にヴォーカル・プロダクションを手掛けています。Pete Kuzmaプロデュース。楽曲の良さが伝わってくる素敵なネオソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=MjHnTxUcDj8

「Catch 22」
ATOJのKev Brownプロデュース。ストリングスはLarry Gold。70年代ソウル・テイストとネオソウルが融合したビターな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=LGRcmU4K8nA

「Until」
Cliff Jones/Jerry "Juke" Vines/Big Bob/Captain Curtプロデュース。前述のように2003年のデビュー・シングル。The Isley Brothers「Footsteps in the Dark」のサンプリングが印象的なミディアム・バラード。Raheemが一人Isleysしている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=50H7Tewis3Q

「Cadillac」
Cliff Jones/Jerry "Juke" Vines/Big Bob/Captain Curtプロデュース。ロッキン・ギターが印象的なミディアム・グルーヴ。

「Green Leaves」
Cliff Jones/Jerry "Juke" Vines/Big Bob/Captain Curtプロデュース。ソウルフルな哀愁ミディアムをしみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=jyvfT6b-524

「Thank You」
K-Murdock/Raheem DeVaughn/W. Ellington Feltonプロデュース。本編ラストはW. Ellington Feltonのヒューマン・ビートボックスを駆使したア・カペラで締め括ってくれます。

「Closer (Won't Be Love)」
国内盤CDボーナス・トラック。美しくも切ないバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=w-weQD5efAk&list=RDsoFVXuPwdT8&index=7

「Guess Who Loves You More (Acoustic Mix)」
国内盤CDボーナス・トラック。GREAT 3の片寄明人による「Guess Who Loves You More」のアコースティックなリミックス。

Raheem DeVaughnの他作品もチェックを!

『Love Behind the Melody』(2008年)


『The Love & War Masterpeace』(2010年)


『A Place Called Love Land』(2013年)


『Love Sex Passion』(2015年)


『Decade of a Love King』(2018年)


『The Love Reunion』(2019年)
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2020年07月01日

Fast 3『The Grifter』

美学のあるUKジャズ・ファンク・トリオ☆Fast 3『The Grifter』

発表年:2006年
ez的ジャンル:UKジャズ・ファンク
気分は... :ジャケに思わずニンマリ!

今回はUKジャズ・ファンク作品、Fast 3『The Grifter』(2006年)です。

Fast 3は2002年にロンドンで結成されたジャズ・ファンク・トリオ。

オリジナル・メンバーはPhil Wilkinson(org)、Dave Wilkinson(g)というWilkinson兄弟とイタリア人のAndrea Trillo(ds)という3名。その後、Andrea Trilloに代わり、Caspar St. Charlesがドラマーとして加入しています。

グループは『Pole Position』(2004年)、『The Grifter』(2006年)、『3's Company : A Tribute To Grant Green』(2008年)といったアルバムをリリースしています。

本作『The Grifter』(2006年)は、日本デビュー・アルバムとなります。

The Three Sounds『It Just Got To Be』(1963年)を模したジャケからして思わずニンマリですね。

The Three Sounds『It Just Got To Be』(1963年)


UKジャズ・ファンクを牽引するグループThe New Mastersoundsでお馴染みのOne Note Recordsからのリリースです。

プロデュースはPhil WilkinsonDave Wilkinson

"Melvin SparksJohnny "Hammond" SmithBernard Purdie"と評されたソウル・ジャズ寄りの演奏は派手さはありませんが、通好みのUKジャズ・ファンクといった感じです。

カヴァーはなく全曲オリジナルで固めたところに彼らの自信を感じます。

「Speakeasy」「Heirs To The Throne」「The Grifter」「Brandy Snap」「Souled Out」「The Clap」あたりが僕のお気に入り。

やり過ぎない美学の格好良さにグッとくる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Speakeasy」
Dave Wilkinson作。モッドな格好良さのあるグルーヴィーなオープニング。2000年代のスウィンギン・ロンドンといった雰囲気の格好良さがあります。ドラム・ブレイクもキマっています。サイコー!
https://www.youtube.com/watch?v=2RC786ncTvU

「Tufty」
Fast3作。カリビアン・テイストの開放感が心地好い演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=ezgaOQtfQ3M

「Lamanleman」
Fast3作。少しルーズな雰囲気がいいですね。ここでのDaveはギターに加えて、ハーモニカでアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=aQEdepqw4lo

「Heirs To The Throne」
Phil Wilkinson作。7分超の長尺。"Melvin SparksJohnny "Hammond" Smith+Bernard Purdie"と称される彼らのグルーヴィーなソウル・ジャズ・フィーリングの演奏を満喫できます。特にCasparのパワフルなドラミングがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ns9K4R2nxw0

「The Grifter」
Dave Wilkinson作。タイトル曲はやり過ぎない余白の格好良さを感じます。彼らの美学が詰まった演奏だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=s1FHXojAiLk

「Taste Promise」
Fast3作。グルーヴィーなリフが淡々と演奏されますが、後半のドラムブレイクを機にヒートアップする感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=sn0YlJloVWE

「Brandy Snap」
Dave Wilkinson作。60年代ジャズ・ロック/ラテン調の魅力を持った演奏です。ギター、オルガン、ドラムのみの演奏とは思えない華があります。
https://www.youtube.com/watch?v=Q4QuMESblAg

「Hard Rock Maple」
Fast3作。タイトルにはハード・ロックとありますが、ギター、ハモンド・オルガン、パワフルなドラミングのバランスが絶妙なソウル・ジャズに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=t6NjznxRIJs

「The Lizard Checker」
Phil Wilkinson作。ここでのPhilはエレピを演奏。全体的に抑えたトーンのブルージーなサウンドに仕上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=zpESOEJi-68

「Souled Out」
Fast3作。レア・グルーヴ好きの人も気に入りそうな躍動感のあるサウンドです。ここでもやり過ぎないツボを押さえた演奏がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=fuddZrn-1fU

「The Clap」
Fast3作。ラストはDaveの格好良いギターが炸裂するファンキー・チューン。国内盤ライナーノーツで、"Big" John PattonがGrant Greenと共演した『Got A Good Thing Goin'』(1966年)のオープニング曲「The Yodel」のアップデート版と評されていましたが、聴き比べてみるのも楽しいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=tuJRYFH64Fw

"Big" John Patton「The Yodel」
 https://www.youtube.com/watch?v=rist7_i_GYQ

ご興味がある方はGrant Greenへのトリビュート・アルバム『3's Company : A Tribute To Grant Green』(2008年)もチェックを!

『3's Company : A Tribute To Grant Green』(2008年)


また、メンバーのDave Wilkinson(g)、Andrea Trillo(ds)は、スペイン人のArecio Smith(org、key)、アルゼンチン人のTito Bonacera(b)と組んだユニットPhat Fredとしても作品をリリースしています。

Phat Fred『Don't Spoil The Soup!』(2006年)


Phat Fred『Live In Denmark Hammondbeat Soul & Groove Live Vol. 2』(2008年)
posted by ez at 00:41| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする