2020年02月19日

Paula Lima『Sinceramente』

サンバ・ソウルのディーヴァ☆Paula Lima『Sinceramente』
シンセラメンチ
発表年:2006年
ez的ジャンル:サンバ・ソウル系ブラジリアン女性シンガー
気分は... :サンバ・ソウルで免疫力アップ!

今回はブラジルのサンバ・ソウル作品Paula Lima『Sinceramente』(2006年)です。

1971年サンパウロ生まれの女性シンガーPaula Limaの紹介は、毎年恒例の『ezが選ぶ2013年の10枚』にもセレクトした『O Samba E Do Bem』(2013年)に続き2回目となります。

また、彼女を大きくフィーチャリングしたFunk Como Le Gusta『Roda de Funk』(1999年)も紹介済みです。

本作『Sinceramente』(2006年)は、初めて国内盤がリリースされたアルバムであり、当時のハイブリッドな最新型サンバ・ソウルを提示してくれたアルバムです。

プロデュースはLuis Paulo SerafimBruno CardozoPaula LimaWalmir Borges

レコーディングにはWalmir Borges(cavaquinho、banjo、g、shaker、surdo)、Bruno Cardozo(org、el-p、clavinet、p、key)、Marcos "xuxa" Levy(key、syn、el-p)、Sizao Machado(b)、Robinho(b)、Laercio da Costa(conga、banjo、per)、Beto Vai-Vai(pandeiro、per effect)、Wilson Teixeira(fl)、DJ Marco(scratches、sampling)といったミュージシャンが参加しています。

Fundo de QuintalのメンバーArlindo Cruz、人気アーティストSeu Jorge、女性サンバ・シンガーAna Costa、大御所Joao Donato等の楽曲を取り上げています。

作者Ana Costaヴァージョンもお気に入りだった「Novos Alvos」、艶やかなメロウ・サンバ・グルーヴ「Tirou Onda」、70年代ジャズ・ファンク調のコズミック・サンバ「Negras Perucas」、サンセット・モードのSeu Jorge作品「Let's Go」、ダンサブルなブラジリア・ファンク「Eu Ja Notei」、ハイブリッドなモダン・サンバ・ソウル「Quero Pegar」あたりがおススメです。

今聴いて実にモダン&ハイブリッドなサンバ・ソウル作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Novos Alvos」
Mart'nalia/Ana Costa/Zelia Duncan作のメロウ・サンバがオープニング。。当ブログではアルバム『Novos Alvos』(2009年)に収録された作者Ana Costaのヴァージョンも紹介済みです。スタイリッシュなAna Costaヴァージョンが大好きでしたが、メロウネスの効いたサンバ・ソウルの本ヴァージョンも絶品です。この1曲を聴くだけでも本作をゲットした価値があります。
https://www.youtube.com/watch?v=TFNHbqvMwrs

Ana Costa「Novos Alvos」
 https://www.youtube.com/watch?v=06wFNJdjQps

「Como Diz o Ditado」
Edu Tedeschi作。ファンキーなハイブリッド・ジャズ・サンバ。スクラッチのアクセントがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=TqR5zEqugi0

「Tirou Onda」
Acyr Marques/Arlindo Cruz/Mauricao作。艶やかなメロウ・サンバ・グルーヴ。モダンなアレンジで僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9KvLhXeqvwk

「Negras Perucas」
Marcus Vinicius/Nilo Pinheiro作。70年代ジャズ・ファンク調のクラヴィネットが格好良い1曲。コズミック&ダイナミックなサウンドとスケールの大きなPaulaのヴォーカルがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=1Sra3lf24YY

「Tudo Certo ou Tudo Errado」
Arlindo Cruz/Mauricao作。さり気ないですが実にモダンなサンバ・ソウルに仕上がっています。少し抑えたトーンの軽やかな語り口で歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=vX0X0kxKd1I

「Let's Go」
Seu Jorge/Tatta Spalla作。ビーチでのサンセット・モードが似合いそうなメロウ・チューン。実にロマンティックです。
https://www.youtube.com/watch?v=txBs3eeUGB4

「Eu Ja Notei」
Ana Carolina/Totonho Villeroy作。ダンサブルなブラジリア・ファンク。サウンド・センスが実に巧妙です。ファンク/ディスコ好きの人も気に入りそうな1曲なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=T7Ffiun9qgQ

「Cuidar de Mim」
Seu Jorge/Roge/Gabriel Moura作。切ないラブ・ソングを情感たっぷりに歌い上げる哀愁メロウ・サンバ。
https://www.youtube.com/watch?v=5gEXj7EIFYI

「Ja Pedi pra Voce Parar」
Arlindo Cruz/Babi作。軽妙な語り口が印象的なモダン・サンバ。サウンドも実にお洒落です。
https://www.youtube.com/watch?v=bCLFz81XrkY

「Flor de Maracuja」
Joao Donato/Lysias Enio作。当ブログでも紹介したGal Costaヴァージョンでもお馴染みの1曲。ファンキーなGal Costaヴァージョンと対して、Paulaヴァージョンは落ち着いたモダン・サンバに仕上がっています。シンセやスクラッチのアクセントもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=nc0FyujUH1M

Gal Costa「Flor de Maracuja」
 https://www.youtube.com/watch?v=OCGYBrg5CAk

「Quero Pegar」
Totonho Villeroy作。R&Bテイストのモダン・サンバ・ソウル。本作らしいハイブリッド感覚を存分に楽しめます。抜群のサウンド・センスがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=0eaE2dXsLls

「Saudacoes」
Leci Brandao/Paulo Henrique作。本編ラストは哀愁サンバでしっとりと締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vsdhC63szgk

「Eu Ja Notei (Versao Maxpop Radio Mix)」
国内盤ボーナス・トラック。「Eu Ja Notei」のリミックス。フロア仕様のハウス・チューンで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=n-0R5qY3eHo

ご興味がある方はPaula Limaの他作品もチェックを!

Funk Como Le Gusta『Roda de Funk』(1999年)
Roda De Funk

『E Isso Ai』(2001年)
E Isso Ai

『Diva Paulista』(2003年)
Diva Paulista

『Paula Lima』(2003年)
Paula Lima

『Samba Chic』(2008年)
Sambachic

『Outro Esquema』(2011年)
Outro Esquema

『O Samba E Do Bem』(2013年)
サンバの贈りもの
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2020年02月10日

DKD『Future Rage』

西ロンドンの最強トリオ☆DKD『Future Rage』
Future Rage
発表年:2003年
ez的ジャンル:西ロンドン系フューチャー・ソウル/ブギー/ブロークンビーツ
気分は... :センスメイキングが大事!

2000年代西ロンドンのクラブ・ミュージック/ブラック・ミュージックを隆盛を象徴する1枚、DKD『Future Rage』(2003年)です。

DKDは、4Heroでの活動を皮切りに、ロンドンの音楽シーンにインパクトを与えてきたDegoDennis McFarlane)、Bugz In The Atticの活動に加え、Degoとのタッグでもお馴染みのKaidi Tatham、同じくBugz In The AtticDaz-I-KueDarren Benjamin)によるユニット。

ユニット名はメンバー3名の頭文字です。

結局、DKD名義の作品は本作『Future Rage』(2003年)のみでしたが、西ロンドンの強力トリオによるフューチャー・ソウル/ブギー/ブロークンビーツは、今聴いて魅力的です。

プロデュースはDKD

アルバムにはLady AlmaBembe Segueといった西ロンドンの歌姫、4HeroMondo Grosso作品への参加で日本でもお馴染みの女性シンガーFaceRasiyahTammariah LewisMotet、さらにはUS男性ネオソウル・シンガーDonnieといったシンガーがフィーチャリングされています。

フューチャリスティックなブギーの「Future Rage」、Lady Almaをフィーチャーしたアーバン・フューチャー・ファンク「Getaway」、Bembe Segueをフィーチャーしたアーバン・メロウ「You Know It」、Degoらしさ全開のダンサブル・チューン「Super Amazing」、フューチャリスティックなアフロビート「Breakers Yard」Donnieをフィーチャーしたフューチャー・ソウル「We Can Make It」あたりが僕のおススメです。

2000年代西ロンドンの勢いを感じたい方はぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Getaway」
Lady Almaをフィーチャー。ブロークンビーツなフューチャー・ファンク。アーバンな雰囲気がLady Almaの艶やかなヴォーカルともフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZNEdtjqlZXc

「Brighter Day」
Rasiyah/Tammariah Lewisをフィーチャー。80年代エレクトリック・ファンクを2003年西ロンドン仕様にアップデートした仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=p_Fj1o4WDks

「You Know It」
Bembe Segueをフィーチャー。アーバン・メロウなフューチャー・ソウル。薄っすらとしたブラジリアン・フレイヴァーがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=hsLR70Pw6t4

「No Time」
コズミック・ジャズ・ファンク調のインスト。70年代ジャズ・ファンクを西ロンドン仕様にしたような仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=V9CTJQKhSOQ

「Interlude: The Gravitational Pull Of Her (X3)」
インタールード。

「Future Rage」
タイトル曲はブロークンビーツなフューチャー・ブギー。ヴォーカルはFace、Dego、Kaidi Tatham。フューチャリスティックなファンキー・サウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fVS09se27Is

「Natty Head」
Rasiyahのヴォーカルをフィーチャー。印象的なビートのダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=tTnaO1aiedI

「Super Amazing」
ヴォーカルはFace、D.T.X.(Dego)。今聴くとDegoらしさ全開のダンサブル・チューン。西ロンドンならではのフューチャー・ブギーといった趣です。
https://www.youtube.com/watch?v=_THq28PSM5I

「Breakers Yard」
フューチャリスティックなアフロビートといった雰囲気のインスト・チューン。近未来的なトライバル・サウンドは刺激的です。

「Look Who's Talking」
本編ラストはMotetをフィーチャー。Adam Rockのスクラッチ入りのサウンド・システム的な仕上がりです。

「We Can Make It」
国内盤ボーナス・トラック。この曲のみBugz In The AtticのOrin Waltersとの共同プロデュース。US男性ネオソウル・シンガーDonnieをフィーチャー。ミッドナイトな疾走感がたまらないフューチャー・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=yzjyEJ2AEBY

DegoKaidi Tatham関連の過去記事もご参照ください。

4Hero『Parallel Universe』(1994年)
Parallel Universe

Tek 9『Simply』(1999年)
Simply (+ Bonus Tracks)

Neon Phusion『The Future Ain't the Same as It Used 2 B』(1999年)
The Future Ain't the Same as It Used 2 B

4Hero『Creating Patterns』(2001年)
Creating Patterns

Silhouette Brown『Silhouette Brown』(2004年)
シルエット・ブラウン

Bugz In The Attic『Back In The Doghouse』>(2006年)
Back in the Doghouse

4Hero『Play with the Changes』(2007年)
Play With the Changes (Dig)

2000Black『A Next Set A Rockers』(2008年)
ア・ネクスト・セット・ア・ロッカーズ

Dego『A Wha' Him Deh Pon?』(2011年)
A Wha Him Deh Pon ?

Dego『The More Things Stay The Same』(2015年)
The More Things Stay The Same (ザ・モア・シングズ・ステイ・ザ・セイム)

Dego & Kaidi『A So We Gwarn』(2017年)
ソー・ウィー・グワン (SO WE GWARN)

Kaidi Tatham『It's A World Before You』(2018年)
イッツ・ア・ワールド・ビフォア・ユー

Dego『Too Much』(2019年)
トゥー・マッチ
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2020年02月03日

Five Deez『Kinkynasti』

キャッチーなトラックの☆Five Deez『Kinkynasti』
キンキーナスティ
発表年:2003年
ez的ジャンル:シンシナティ産アングラ・ジャジーHip-Hop
気分は... :キンキー・ナスティ!

今回はアングラ・ジャジーHop-Hopの人気ユニットFive Deez『Kinkynasti』(2003年)です。

Fat JonPase RockKyle DavidSonicの4名がオハイオ州シンシナティで結成したHip-HopユニットFive Deezの紹介は、1stアルバム『Koolmotor』(2001年)、『Kommunicator』(2006年)に続き、3回目となります。

本作『Kinkynasti』(2003年)は、1stアルバム『Koolmotor』(2001年)に続く2ndアルバムです。

プロデュースはFat Jon。1曲のみSonicがプロデュースしています。

アルバムにはRebel CliqueFat Jonのパートナーを務める女性R&BシンガーAmleset SolomonVenus MaloneGeorgia Anne Muldrowの公私のパートナーDudley Perkins、Fat JonとHip-Hopユニット3582を組むJ. RawlsArnyka Harrisといったアーティストがフィーチャリングされています。

アルバム全体としては、キャッチーながらもFive Deezらしい美学が貫かれたアングラ・ジャジーHop-Hopに仕上がっています。

シングルにもなった「Kinkynasti」「Funky」をはじめ、「Another Love Affair」「The Boostin Jam」「Kissy Face」「Sextraterrestrial」「Hey Young World」「We Rock On」「I Like It」あたりが僕のおススメです。

アングラ・ジャジーHop-Hop好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「A Wonderful Place」
Fat Jonのピアノのバックに、Georgia Anne Muldrowの公私のパートナーDudley Perkinsが泣き出しそうな哀愁ヴォーカルをとるオープニング。Fat JonとHip-Hopユニット3582を組むJ. Rawlsもバック・ヴォーカルで参加しています。

「Kinkynasti」
Venus Maloneをフィーチャーしたタイトル曲はシングルにもなりました。The Jones Girls「At Peace With Woman」をサンプリングしたキャッチーなトラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=-I2USNWwWPw

「The Boostin Jam」
Gino Vannelli「Appaloosa」Gang Starr feat. Melachi the Nutcracker「Words From the Nutcracker」をサンプリング。不穏な疾走感のあるトラックが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7Ilsnj-2Arg

「Another Love Affair」
Venus Maloneをフィーチャー。メロウなジャジーHip-Hop好きにはピッタリのトラック。David Oliver「I Wanna Write You a Love Song」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=YXTirrfTyTo

「Four Black Dudes」
Minnie Riperton「Oh by the Way」をサンプリングしたダイナミックなトラックが印象的です。

「Funky」
Rebel CliqueでのFat JonのパートナーAmleset Solomonをフィーチャー。シングルにもなったアッパーなダンサブル・チューン。The Whispers「Planets of Life」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=M2gNj8e6IRM

「The Ocean」
ジャジー&アブストラクトなインスト・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=ELoAy4-7YUU

「Tonight」
Venus Maloneをフィーチャー。淡々とライムを捲くしたてるスピーディー&クールな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=5aMaZ8-h2yo

「Kissy Face」
ミステリアスな雰囲気な中にもFive Deezらしい美学が貫かれたトラックに仕上がっています。

「Sextraterrestrial」
Arnyka Harris、Venus Maloneをフィーチャー。フューチャリスティックなメロウ・トラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=Lc_maB29f7w

「Hey Young World」
Clarence Reid「Living Together Is Keeping Us Apart」Slick Rick「Hey Young World」をサンプリングしたソウル・トラックがいい感じです。

「We Rock On」
Deodato「Pavane for a Dead Princess」をサンプリングした美しいトラックをバックに、格好良くフロウをキメてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=UuNULZCQJkE

「The Rain」
この曲のみSonicのプロデュース。スペイシーなアクセントが印象的な近未来的インスト・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=14YYpfqX5A8

「B Girl」
1990年前後のHip-Hopトラックのような仕上がり。直線的なダンサブル・トラックは懐かしい感じがします。
https://www.youtube.com/watch?v=KtR47IvVblU

「I Like It」
Amleset Solomonをフィーチャー。Amleset Solomonの女性ヴォーカルが映えるアングラ・ジャジーHip-Hopらしいメロウ・トラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ob0scR__mV8

Five Deezの他作品やFat Jonのソロ作、Fat Jonがシンシナティの仲間J. Rawlsと組んだユニット3582やFat JonがAmleset Solomonと組んだユニットRebel Cliqueのアルバムもチェックを!

『Koolmotor』(2001年)
Koolmotor

『Slow Children Playing』(2005年)
Slow Children Playing

『Kommunicator』(2006年)
コミュニケーター

Fat Jon『Humanoid Erotica』(2001年)
Humanoid Erotica

Fat Jon『Wave Motion』(2002年)
Wave Motion

Fat Jon『Lightweight Heavy』(2004年)
Lightweight Heavy

Nujabes/Fat Jon『Samurai Champloo Music Record: Departure』(2004年)
samurai champloo music record impression

Force of Nature/Nujabes/Fat Jon『Samurai Champloo Music Record: Impression』(2004年)
samurai champloo music record departure

Fat Jon『Afterthought』(2004年)
Afterthought

Fat Jon & Styrofoam『The Same Channel』(2006年)
the same channel

Fat Jon『Repaint Tomorrow』(2008年)
Repaint Tomorrow

Fat Jon As Maurice Galactica『Rapture Kontrolle』(2012年)
Rapture Kontrolle

3582『The Living Soul』(2001年)
THE LIVING SOUL

3582『Situational Ethnics』(2003年)
SITUATIONAL ETHICS

Rebel Clique『Unique Connection』(2005年)
Unique Connection by Rebel Clique

Rebel Clique『Still Curious』(2007年)
スティル・キュリアス
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2020年01月23日

Bah Samba『4』

Alice Russellを大々的にフィーチャー☆Bah Samba『4』
Four
発表年:2004年
ez的ジャンル:UKラテン・ハウス/ブラジリアン・グルーヴ
気分は... :キノコ鍋!

今回はUKラテン・ハウス・ユニットBah Sambaの2ndアルバム『4』(2004年)です。

Julian Bendallを中心としたラテン・ハウス・ユニット。

1996年に12"シングル「Carnival」でデビュー。
UKの人気女性ソウル・シンガーAlice Russellをフィーチャーした「Reach Inside」「So Tired Of Waiting」等のシングルが話題となりました。

こうした初期シングルが収録されたデビュー・アルバム『Bah Samba』(2002年)と2ndアルバムとなる本作『4』(2004年)の2枚は、Alice Russellを大々的にフィーチャーしたアルバムとして人気ですね。

本作『4』(2004年)はCD2枚組。

《Disc1》はラテン・ハウス、《Disc2》はブラジリアン・グルーヴという二部構成になっています。

本作における主要メンバーはJulian BendallAlice RussellMark RalphTimmy Walkerの4名。

プロデュースはJulian BendallMark Ralph

《Disc1》であれば、Teena Marieのカヴァー「Portuguese Love (Album Version)」、The Fatback Bandのカヴァー「Let The Drums Speak」、個人的にはアルバムで一番のお気に入り「You! You! You!」、パーティー・モードのラテン・ハウス「Everybody Get Up」がおススメです。

《Disc2》であれば、
ボッサな「Inner Soul」、Isabel Fructuosoがヴォーカルをとる「Calma」、サマー・モードのアーバン・グルーヴ「Don't Let Them Get You Down」がおススメです。

Alice Russell好きの人には、彼女のソロ作品と同じ位、彼女の魅力を満喫できる作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

《Disc1》

「Portuguese Love (Album Version)」
Teena Marieのカヴァー。オリジナルは『It Must Be Magic』(1981年)収録。Alice Russellの少し憂いを帯びたヴォーカルがフィットするBah Sambaらしいラテン・ハウスです。
https://www.youtube.com/watch?v=fFkHxBmYkzE

「Soul King」
Alice Russellのソウルフル・ヴォーカルが躍動する爽快ダンス・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=OOk5RYmiLok

「Everybody Get Up」
パーティー・モードのアッパー感がたまらないラテン・ハウス。Alice Russellのパンチの効いたヴォーカルがハマっていますね。開放的なホーン・サウンドも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5c7bIPVBbBA

「Let The Drums Speak」
The Fatback Bandのカヴァー。オリジナルはアルバム『Yum Yum』(1975年)収録。そのThe Fatback Bandのメンバーであり、作者であるBill Curtis(ds、vo)とJohnny Flippin(b、vo)で参加しているのも話題です。70年代ファンクの魅力を継承しつつ、2000年代UKクラブミュージックらしいサウンドに仕上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=HGg4B7msq2Q

「Have You Got Your Bootz On?」
ラテン・テイストのパッションを感じるUKジャズ・ファンク調のディスコ・チューン。Alice Russellのヴォーカルもサウンドと調和しています。
https://www.youtube.com/watch?v=aQJuQJCTzr8

「Doober」
フルートの音色が印象的なドリーミーなインスト。
https://www.youtube.com/watch?v=ErPa3WQtg80

「You! You! You!」
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。Alice Russellがエネルギッシュに躍動するソウルフルなアッパー・グルーヴ。Phil Asherrestless soul Fun Bandあたりに通じる格好良さがありますね。

「Portuguese Love (Phil Asher's Restless Soul Mix)」
「Portuguese Love」のPhil Asherによるリミックス。メリハリの効いたリミックスで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=q8BJNAYBhHs

《Disc2》

「Inner Soul」
ボッサ・サウンドとAlice Russellのハスキー・ヴォーカルの組み合わせがオトナな雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=FsMeIodLbmU

「Calma」
この曲ではIsabel Fructuosoがリード・ヴォーカル。少しミステリアスなブラジリアン・グルーヴ。透明感のあるIsabel Fructuosoのヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ms9mUo8s7Zo

「Don't Let Them Get You Down」
ストリングスがエレガント・ムードを醸し出すサマー・モードのアーバン・グルーヴ。Alice Russellの艶やかなヴォーカルがフィットします。Mark Ralphのギターもいい味出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=pQAy20YUmgw

「Just Want To Love You」
Alice Russellが抑えたトーンのヴォーカルで聴かせるメロウ・ボッサ。

「So Many People」
キーボード&ギターのサウンドでAlice Russellがしっとりと歌い上げるバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=eVfOaM-R0rU

「Intermission」
国内盤ボーナス・トラック。インタールード的な短いインストです。

「Coming Home」
Alice Russellが艶やかに歌うアコースティック・メロウ。

「Far Away」
抑えたトーンのブラジリアン・メロウ。夏の終わりの思い出といった趣です。
https://www.youtube.com/watch?v=nQshHszQgNQ

「Morris」
ラストは美しい弦の音色とAlice Russellのソウルフル・ヴォーカルを活かしたビューティフル・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=cm7c7YCRTCU

「Portuguese Love (Seamus Haji Mix)」
国内盤ボーナス・トラック。「Portuguese Love」の Seamus Hajiによるリミックス。
https://www.youtube.com/watch?v=HcNMCg8-pv8

Bah Sambaの他作品もチェックを!

『Bah Samba』(2002年)
Bah Samba

『Latin Lounge Session』(2004年)
The Latin Lounge Session

『The Summer Of Love』(2011年)
Bah Samba presents THE SUMMER OF LOVE

『Live』(2011年)
LIVE(and new track)

『Shake The Dog (A Bah Samba Production) 』(2011年)
SHAKE THE DOG-A Bah Samba Production

『Here For Now』(2013年)
ヒア・フォー・ナウ

ご興味がある方はJulian BendallIan Priceと組んだユニットOver StreetJulian Bendallの別プロジェクトBeleza Musicaの作品もチェックを!

Over Street『No Name Yet 』(2003年)
OVERSTREET

Beleza Musica『Beleza Musica』(2003年)
ベレーザムジカ
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2020年01月15日

Stacey Kent『Dreamsville』

スタンダードのバラード集☆Stacey Kent『Dreamsville』
ドリームズヴィル [日本語帯・解説付] [輸入CD]
発表年:2000年
ez的ジャンル:ロマンティック系女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :キュートで優しい歌声に包まれたい・・・

今回は大好きな女性ジャズ・ヴォーカリストStacey Kent『Dreamsville』(2000年)です。

キュートな歌声の女性ジャズ・ヴォーカリストStacey Kentに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の5枚。

 『Breakfast On The Morning Tram』(2007年)
 『Raconte Moi』 (2010年)
 『The Changing Lights』(2013年)
 『Tenderly』(2015年)
 『I Know I Dream:The Orchestral Sessions』(2017年)

本作『Dreamsville』(2000年)はスタンダードのバラード集です。

プロデュースはAlan Bates

レコーディング・メンバーはStacey Kent(vo)、Jim Tomlinson(ts、cla、fl)、Colin Oxley(g)、David Newton(p)、Simon Thorpe(b)、Jasper Kviberg (ds)。

Stacey Kent好きにはたまらない、素敵なバラード集です。

特に「I've Got A Crush On You」「Isn't It A Pity?」「Polka Dots & Moonbeams」「Little Girl Blue」「You're Looking At Me」「Violets For Your Furs」が僕のおススメです。

毎日、こんなキュートで優しい歌声に包まれたい・・・

全曲紹介しときやす。

「I've Got A Crush On You」
George Gershwin/Ira Gershwin作。ギター&ピアノのみのバッキングでStaceyのキュートな歌声が優しく語りかけてくるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=m7VRx29Q2yg

「When Your Lover Has Gone」
Einar Aaron Swan作。当ブログではThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandのカヴァーも紹介済みです。哀愁バラードをノスタルジックな雰囲気で歌い上げます。公私のパートナーJim Tomlinsonのサックスがムードを盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=hutV87MEIjw

「Isn't It A Pity?」
George Gershwin/Ira Gershwin作。Staceyのキュートな歌声が映える甘く切ないバラード。たまりません!
https://www.youtube.com/watch?v=unABMyG4ivk

「You Are There」
Dave Frishberg/Johnny Mandel作。美しいピアノをバックに、ジャズ・ヴォーカリストらしい歌い回しでしみじみと歌い上げます。

「Under A Blanket Of Blue」
Al J. Neiburg/Jerry Livingston/Marty Symes作。ジャズ・バーでお酒片手に・・・といった雰囲気の小粋な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=GswmFj7-HFs

「Dreamsville」
タイトル曲はAndy Williamsのヒットでお馴染み、Ray Evans/Jay Livingston/Henry Mancini作のスタンダードをカヴァー。当ブログではShirley Scottのカヴァーも紹介済みです。夢の中のジャズ・バラードといった趣がStaceyのキュートな歌声によくフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=CEfxUm5rd-0

「Polka Dots & Moonbeams」
James Van Heusen/Johnny Burke作。当ブログではBasso Valdambrini Quintetのカヴァーも紹介済みです。Staceyの優しい語り口にグッとくるロマンティックな仕上がり。Jim Tomlinsonのクラリネットもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0xE5QQjmnco

「Hushabye Mountain」
Richard M. Sherman/Robert B. Sherman作。哀愁バラードを寂しげに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=Sn6Tol70BjU

「Little Girl Blue」
Richard Rodgers/Lorenz Hart作。作のスタンダード。ブロードウェイ・ミュージカル『Jumbo』の挿入歌です。当ブログではJanis JoplinLincoln Brineyのカヴァーも紹介済みです。しみじみと噛みしめるようなヴォーカルにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=EnN-kGRDsyA

「You're Looking At Me」
Bobby Troup作。思わせぶりなヴォーカルにKOされてしまうラブ・バラード。Colin Oxleyの素敵なギターも含めて実にいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=TgRL6C7H8vA

「Violets For Your Furs」
Matt Dennis/Tom Adair作。僕の大好きなStacey Kentに出会える1曲。健気でキュートな雰囲気がたまらないピアノ・バラード。Jim Tomlinsonのサックス・ソロもロマンティックです。
https://www.youtube.com/watch?v=AQmvfZwi4wI

「Thanks For The Memory」
Leo Robin/Ralph Rainger作。ラストはDavid Newtonの素敵なピアノをバックに、さらっと歌い上げるスタンダード・カヴァーらしい演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=sIVt6ByPxWg

他のStacey Kent作品もチェックを!

『Close Your Eyes』(1997年)
Close Your Eyes

『Love Is...The Tender Trap』(1998年)
Love Is...The Tender Trap

『Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire』(2000年)
Let Yourself Go: Celebrating Fred Astaire

『In Love Again: The Music of Richard Rodgers 』(2002年)
In Love Again

『The Boy Next Door』(2003年)
The Boy Next Door

Jim Tomlinson Feat. Stacey Kent『The Lyric』(2005年)
The Lyric featuring Stacey Kent

『Breakfast On The Morning Tram』 (2007年)
Breakfast on the Morning Tram

『Raconte Moi』 (2010年)
パリの詩

『Dreamer in Concert』(2011年)
Dreamer in Concert

『The Changing Lights』(2013年)
Changing Light

Marcos Valle & Stacey Kent『Ao vivo』(2014年)
Marcos Valleとの共演ライブ
マルコス・ヴァーリ&ステイシー・ケント・ライヴ~マルコス・ヴァーリ・デビュー50周年記念

『Tenderly』(2015年)
Tenderly

『I Know I Dream:The Orchestral Sessions』(2017年)
アイ・ノウ・アイ・ドリーム
posted by ez at 00:17| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする