2020年06月15日

Anthony Hamilton『Comin' From Where I'm From』

R&Bの流れを変えたリアル・ソウル☆Anthony Hamilton『Comin' From Where I'm From』
カミング・フロム・ウェア・アイム・フロム
発売年:2003年
ez的ジャンル:リアル・ソウル系男性R&Bシンガー
気分は... :肴はあぶったイカでいい・・・

今回はリアル・ソウル・シンガーAnthony Hamiltonが2003年にリリースした出世作『Comin' From Where I'm From』です。

1971年ノースカロライナ州シャーロット出身の男性R&BシンガーAnthony Hamiltonの紹介は、3rdアルバム『Ain't Nobody Worryin'』(2005年)に続き2回目となります。

R&Bファンはご存じのように、Jermaine DupriSo So Defとの契約し、その第1弾アルバムとなった『Comin' From Where I'm From』は、USアルバム・チャート第33位、同R&Bアルバム・チャート第6位となり、プラチナム・ディスクに輝く大ヒット・アルバムとなりました。

さらに、アルバムは2004年グラミーのBest Contemporary R&B Albumにノミネートされ、シングル「Comin' from Where I'm From」は2004年グラミーのBest Traditional R&B Performance、Best R&B Songにノミネート、シングル「Charlene」は2005年グラミーのBest Male R&B Vocal Performanceにノミネートされました。

アルバム『XTC』(1996年)でデビューしたものの、所属レーベルの消滅など不遇の時代を過ごしたHamiltonが、遂にその才能を開花させ、本格派男性ソウル・シンガーの地位を不動のものにした名盤ですね。

Anthony Hamilton自身をはじめ、Jermaine DupriJames PoyserMark BatsonCedric SolomonJunius Bervineがプロデュースしています。

この時代に、これだけ土臭く、イナたいソウル作品を作り上げた信念・心意気に感服します。多くのR&Bアーティストが失敗を恐れて避けてきたアプローチで、果敢に正面突破を図り、結果としてR&Bの流れを大きく変えた点に本作の価値があると思います。

「Comin' from Where I'm From」「Charlene」というグラミー・ノミネートのシングル2曲が目立ちますが、「Better Days」「I'm a Mess」「Lucille」「Float」「My First Love」「I Tried」あたりもおススメです。

あぶったイカとぬる燗で一杯やりたくなるリアル・ソウルです。

全曲紹介しときやす。

「Mama Knew Love」
Jermaine Dupriプロデュース。Jay-Z「Blueprint (Momma Loves Me)」、Al Green「Free at Last」をサンプリング。サンプリングやスクラッチなどHip-Hop的エッセンスも織り交ぜていますが、全体的には土臭く、イナたいのが本作です。
https://www.youtube.com/watch?v=wsT79sIEwtY

「Cornbread, Fish & Collard Greens」
James Poyserプロデュース。ネオ・フィリー系のJames Poyserも、ここではHamiltonのカラーに合わせてアーシーな音作りに徹しています。それでも軽快なグルーヴに仕上がっているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1zU1pgdskbY

「Since I Seen't You」
Mark Batsonプロデュース。オルガンの響きがフィットするいぶし銀のリアル・ソウル。この塩辛さが当時としては逆に新鮮だったのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=RumJIArvFL0

Joe Budden「Are You in That Mood Yet?」、Knxwledge.「SeentYew」のサンプリング・ソースとなっています。
Joe Budden「Are You in That Mood Yet?」
 https://www.youtube.com/watch?v=Zn_RLC891c4
Knxwledge.「SeentYew」
 https://www.youtube.com/watch?v=B1hTNXqczYw

「Charlene」
Mark Batsonプロデュース。アルバムからの2ndシングルとして、USチャート第19位、同R&Bチャート第3位というキャリア最大のヒットとなりました。どこまでも土臭く、リアルなソウル・ヴォーカルが腹の奥まで沁み渡っていきます。これぞAnthony Hamiltonの真骨頂と呼べる名曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=QUmxh7H8vok

Streetwize、Z.Woodsがカヴァーしています。また、MURS「Break Up (The OJ Song)」のサンプリング・ソースとなっています。
Streetwize「Charlene」
 https://www.youtube.com/watch?v=C1cWIMCfMAU
Z.Woods「Charlene」
 https://www.youtube.com/watch?v=TDYnvLg5m1k
MURS「Break Up (The OJ Song)」
 https://www.youtube.com/watch?v=TrIdTxBsmqI

「I'm a Mess」
Cedric Solomonプロデュース。この曲も大好き!切々と歌われる失恋ソングですが、男の哀愁漂うソウル・ヴォーカルがたまりません。女性バック・ヴォーカルとの絡みもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=l097AHixLaI

「Comin' from Where I'm From」
Mark Batsonプロデュース。タイトル曲はアルバムからの1stシングル。ヒットはしませんでしたが、前述のようにグラミーにノミネーションされるなどAnthony Hamiltonというシンガーの存在を知らしめた名曲だと思います。土臭くリアル・ソウルを聴かせるという彼の決意表明のようなタイトル曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=-4LVf9qdFYA

Jay-Z feat. Beanie Sigel「Where I'm From (Remix)、G-Unit「Where I'm From」、Akon「Senegal」、Lupe Fiasco「Comin' From Where I'm From」等のサンプリング・ソースとなっています。
Jay-Z feat. Beanie Sigel「Where I'm From (Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=KfPozdQor54
G-Unit「Where I'm From」
 https://www.youtube.com/watch?v=WYDdcrYNuZ0
Akon「Senegal」
 https://www.youtube.com/watch?v=gj1q_57hMbg
Lupe Fiasco「Comin' From Where I'm From」
 https://www.youtube.com/watch?v=TOPk6uJql7g

「Better Days」
Anthony Hamiltonプロデュース。個人的にはアルバムで一番のお気に入りはコレ。土臭い中にも優しさに溢れた素敵なソウル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9LGz6Pr96FU

「Lucille」
Anthony Hamiltonプロデュース。Kenny Rogers「Lucille」(1977年)の歌詞を一部引用しています。土臭さが目立つ本作において、優しくソフトリーな印象を受けるのがこのトラック。ファンク・ジャム・バンドLettuceのメンバーErick Coomesのギターも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=vhCgFUkIPTY

「Float」
Junius Bervineプロデュース。感動的なソウル・バラード。ジワジワと盛り上がる感じがたまりません後にソロ・デビューするCarol Riddickによる女性コーラスもグッド!
Robert Glasper Experimentのメンバーとしてお馴染みのDerrick Hodgeがベースを弾いています。
https://www.youtube.com/watch?v=P2XIKbccRdo

「My First Love」
LaToiya Williamsをフィーチャー。Anthony Hamiltonプロデュース。本作らしい土臭い温かみを感じるソウル・バラードを素敵なデュエットで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=nsqqN7p6Krs

「Chyna Black」
Anthony Hamiltonプロデュース。(多分)薬物依存をテーマにした歌ですが、ビートを効かせた躍動感のある演奏は本作においては異色。
https://www.youtube.com/watch?v=M0Qc5cmQl-A

「I Tried」
James Poyserプロデュース。Poyserと同じくThe SoulquariansメンバーであったPino Palladinoがベースで参加しています。ヴォーカルワークが素敵なソウル・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=iJkLDdk4oME

Anthony Hamiltonの他作品もチェックを!

『XTC』(1996年)
Xtc

『Ain't Nobody Worryin'』(2005年)
Ain't Nobody Worryin

『Soulife』(2005年)
Soulife

『The Point of It All』(2008年)
The Point of It All

『Back to Love』(2011年)
バック・トゥ・ラヴ

『What I'm Feelin'』(2016年)
What I'm Feelin'
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2020年06月04日

Paula Morelnbaum『Telecoteco』

ボサノヴァ生誕50周年にちなんだアルバム☆Paula Morelnbaum『Telecoteco』

発表年:2008年
ez的ジャンル:モダン・ボサノヴァ/サンバ
気分は... :新世界を楽しむ・・・

東京アラート中ですが、個人的には色々なことが回り始める予兆を感じています。日常を取り戻すというよりも、新世界に足を踏み入れるという感覚があります。不安がないといえば嘘になるかもしれませんが、それ以上に新世界に順応すべく自分をヴァージョン・アップさせるワクワク感が勝っている気がします。

今回はモダンなボサノヴァ・アルバムPaula Morelnbaum『Telecoteco』(2008年)です。

Paula Morelnbaumは1962年リオ・デ・ジャネイロ生まれの女性シンガー。

1980年にCeu da Bocaのメンバーとしてデビュー。その後、夫のチェロ奏者Jaques Morelenbaumと共にAntonio Carlos JobimのグループBanda Novaに参加し、注目されるようになります。

さらに1995年にはJobimの息子Paulo Jobim、孫のDaniel JobimというJobim親子とMorelenbaum夫妻でQuarteto Jobim-Morelenbaum を結成。

2001にはMorelenbaum夫妻と坂本龍一によるトリオMorelenbaum2/Sakamotoを組み、Jobimに捧げるアルバム『Casa』を発表しています。

その後もソロ・アルバムやJoao Donatoとの共演アルバム、Joo KrausRalf SchmidとのトリオBossarenova Trio名義でのアルバムをリリースしています。

本作『Telecoteco』(2008年)は、ボサノヴァ生誕50周年にちなんだアルバムであり、1930〜50年代に作られた楽曲が中心の構成です。

アルバムには夫Jaques Morelenbaum(cello)をはじめ、Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)(p)、Joao Donato(p)、Marcos Valle(vo、el-p)、Leo Gandelman(sax、fl)、Chico Pinheiro(g)、Bajofondo(remix)がスペシャル・ゲストとしてクレジットされています。

もしかしたら、ノスタルジックなボサノヴァ作品をイメージする人も多いかもしれませんが、プログラミング、スクラッチを取り入れた次世代感覚のサウンドや、夫Jaquesをはじめとする優雅な弦の音による実にモダンなボサノヴァ/サンバ作品に仕上がっています。

そんな先入観とのギャップが楽しいアルバムかもしれません。

全曲紹介しときやす。

「Telecoteco」
Murillo Caldas/Marino Pinto作。Beto Villares/Paula Morelenbaumプロデュース。往年のサンバ・ヒットを薄っすらとしたエレクトロニカを織り交ぜて、ブラジル新世代感覚で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=iwYxi6bvJ0g

「Manha de Carnaval」
Antonio Maria/Luiz Bonfa作。お馴染みの映画『Orfeu Negro(黒いオルフェ)』(1959年)挿入歌。Antonio Pinto/Paula Morelenbaumプロデュース。Ryuichi Sakamoto(坂本龍一)のピアノをフィーチャー。オリジナルの雰囲気を受け継ぐサウダージな哀愁ボッサですが、スクラッチでアクセントをつけるなど一筋縄ではいかぬ仕上がりなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=nv7IUrjPa8Q

本曲について、当ブログではDexter GordonGerry MulliganBalancoAstrud GilbertoJack Marshall & Shelly ManneSteen Rasmussen Feat. Josefine CronholmOscar PetersonAkua AllrichClaude Ciari, Bernard Gerard And The Batucada's SevenDiana PantonCountry ComfortIsabelle AubretO QuartetoQuarteto FormaLaurindo AlmeidaCollageNico Gomez & His Orchestraのカヴァーも紹介済みです。ご興味がある方はチェックを!

「Nao me Diga Adeus」
Luis Soberano/Paquito/Joaao Correa da Silva作。当ブログではNara LeaoBossa TresOsmar Militoのカヴァーも紹介済みです。Beto Villares/Paula Morelenbaumプロデュース。Jaques Morelenbaumのチェロ、Chico Pinheiroのギターをフィーチャー。Jaquesのチェロの優雅さ、Pinheiroのギターの躍動感がPaulaのヴォーカルを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=it7d2t-55Ng

「O Samba e o Tango」
Amado Regis作。Juan Campodonico/Pablo Bonilla/Paula Morelenbaumプロデュース。Bajofondoがリミックスを手掛けています。サンバとタンゴをミックスさせた名曲ですが、プログラミングを駆使したミステリアスな雰囲気で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=oee7e-nL2u4

「Love is Here to Stay」
George Garshwin/Ira Garshwin作。Leo Gandelman/Alex Moreira/Paula Morelenbaumプロデュース。Joao Donatoのピアノをフィーチャー。ロマンティックな序盤からリラックスした中盤への緩急がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=Dv6ws40Dqq8

「Um Cantinho e Voce」
Josee Maria de Abreu/Jair Amorim作。Leo Gandelman/Alex Moreira/Paula Morelenbaumプロデュース。Leo Gandelmanのサックス、フルートをフィーチャー。Paulaの優しい語り口が映えるロマンティック・ボッサに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=JGZK-8ytw44

「Ilusao a Toa」
Johnny Alf作。当ブログでは『Ele E Johnny Alf』(1971年)収録ヴァージョンを紹介済みです。Marcos Cunha/Paula Morelenbaumプロデュース。Marcos Valle(vo、el-p)をフィーチャー。哀愁ボッサのデュエットです。
https://www.youtube.com/watch?v=Sjvu6LEyuAo

「Sei La se Ta」
Alcyr Pires Vermelho/Walfrido Silva作。Beto Villares/Paula Morelenbaumプロデュース。Chico Pinheiroをフィーチャー。クールなサンバ・チューン。ここでも薄っすらとしたエレクトロニカがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=aEX6LYEQVcQ

「O Que Vier eu Traco」
Alvaiade/Zee Maria作。Marcos Cunha/Paula Morelenbaumプロデュース。BossacucanovaのMarcelinho da Luaがアレンジ&プログラミングで参加。Bossacucanovaらしいセンスでショーロをクラブミュージック感覚で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bleJ4EaXOtw

「Voce Naao Sabe Amar」
Dorival Caymmi/Carlos Guinle/Hugo Lima作。Beto Villares/Paula Morelenbaumプロデュース。Joao Donato/Jaques Morelenbaumをフィーチャー。落ち着きのあるオトナな雰囲気が実にいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=L9aFLBzCY8g

「Ternura Antiga」
J. Ribamar/Dolores Duran作。Leo Gandelman/Alex Moreira/Paula Morelenbaumプロデュース。ストリングスを配した哀愁ボッサです。
https://www.youtube.com/watch?v=syPAg5939DY

「Luar e Batucada」
Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonca作。Leo Gandelman/Alex Moreira/Paula Morelenbaumプロデュース。Leo Gandelmanのサックス、フルートをフィーチャー。かつて在籍したCeu da Bocaのメンバーもコーラスで参加しています。本編ラストは陽気なサンバで楽しく締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Wyt1P-zihOs

「Manha de Carnaval (Acoustic Verson) 」
国内盤ボーナス・トラック。「Manha de Carnaval のアコースティック・ヴァージョンです。Jaques Morelenbaum/Paula Morelenbaumプロデュース。Ryuichi Sakamotoをフィーチャー。変化球のアルバム・ヴァージョンもいいですが、オーセンティックなアコースティック・ヴァージョンも味があります。

Paula Morelnbaum関連の他作品もチェックを!

Quarteto Jobim-Morelenbaum『Quarteto Jobim-Morelenbaum』(1999年)


Morelenbaum2/Sakamoto『Casa』(2001年)


Morelenbaum2/Sakamoto『A Day In New York 』(2003年)


『Berimbaum』(2004年)


Paula Morelenbaum/SWR Big Band/Ralf Schmid『Bossarenova』(2009年)


Paula Morelenbaum & Joao Donato『Agua』(2010年)


Bossarenova Trio『Samba Preludio』(2013年)


Bossarenova Trio『 Atlantico 』(2020年)

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2020年05月15日

Quantic『An Announcement to Answer』

ラテン路線への助走となったソロ4枚目☆Quantic『An Announcement to Answer』
An Announcement to Answer (TRUCD100)
発表年:2019年
ez的ジャンル:コスモポリタン系クロスオーヴァー
気分は... :二項動態・・・

UK出身のDJ/ミュージシャン/プロデューサーQuantic『An Announcement to Answer』(2006年)です。

QuanticことWill Hollandに関して、これまで当ブログで紹介した作品は以下の11枚。

 Quantic『Apricot Morning』(2002年)
 The Quantic Soul Orchestra『Stampede』(2003年)
 The Quantic Soul Orchestra『Pushin On』(2005年)
 Quantic Presenta Flowering Inferno『Death Of The Revolution』(2008年)
 Quantic & Alice Russell With The Combo Barbaro『Look Around The Corner』(2012年)
 Quantic『Magnetica』(2014年)
 Quantic Presents The Western Transient『A New Constellation』(2015年)
 Quantic Presenta Flowering Inferno『1000 Watts』(2016年)
 Ondatropica『Baile Bucanero』(2017年)
 Quantic & Nidia Gongora『Curao』(2017年)
 Quantic『Atlantic Oscillations』(2019年)

Quantic単独名義では『Mishaps Happening』(2004年)以来となる4枚目のアルバムとなる本作『An Announcement to Answer』(2006年)。

本作はプエルトリコ、ガーナ、北京、ナイジェリア等世界中を巡るツアーの訪問地で得たインスピレーションが詰め込まれた1枚であり、その後のコロンビア移住を予感させるラテン音楽への開眼も垣間見えます。

また、Tru Thoughtsの100タイトル目の作品ということでも話題になりました。

プロデュースはWill Holland自身。

アルバムには、当時はLightheadedのメンバーであったOhmega Watts、L.A.ネオ・ソウル/ジャズ・ファンク・ユニットThe Rebirthの紅一点ヴォーカリストであったNoelle Scaggs、プエルトリコのミュージシャンTempoがフィーチャリングされています。

それ以外にTodd Simon(tp)、Javier Rivera(tp)、Corey Mwamba(vibes)、Mike Simmonds(violin)、Polito Huertas(b)等のミュージシャンがレコーディングに参加しています。

ラテン路線という意味では、「Politick Society」「Sabor」の2曲がハイライトですかね。Ohmega Watts参加の「Blow Your Horn」「Ticket To Know Where」という2曲もいい感じです。

ブレイクビーツな従来のQuanticとエキゾチックな今後のQuanticが交錯する一人クロスオーヴァー感を楽しめる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Absence Heard, Presence Felt」
中国の伝統楽器である二胡の音色と共にスタートするオープニング。オリエンタルな抒情ムードに意表を突かれます。
https://www.youtube.com/watch?v=dxY1MVAbEhI

「An Announcement To Answer」
これまでのブレイクビーツなQuanticとこれ以降のエキゾチックなQuanticが交錯するタイトル曲。
https://www.youtube.com/watch?v=_3pQe1s0_2Y

「Blow Your Horn」
Ohmega Wattsをフィーチャー。今考えるとQuanticとOhmega Wattsのタッグは興味深いですね。Ohmega Wattsの個性を損なわずにQuanticワールドに仕上げているのがいいですね。Todd Simonのミュート・トランペットもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=6qeX4VghDq8

「Bomb In A Trumpet Factory」
ジャズ・フィーリングのブレイクビーツ。これは従来のファン向けのトラックといった感じですね。同時にQuanticのジャズ愛を感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=dHQxwutk-0s

「Politick Society」
The Rebirthの紅一点Noelle Scaggsをフィーチャー。その後のラテン/コロンビア路線のプロトタイプ的なトラックかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=tKoY3DwB6sM

「Meet Me At The Pomegranate Tree」
ブロークンビーツ調のインストは密かに僕のお気に入り。ヴィブラフォン、ヴァイオリンがいい働きしています。
https://www.youtube.com/watch?v=q0m70h4pCxA

「Sabor」
Tempoのヴォーカルをフィーチャー。ラテン路線を前面に打ち出したトラック。ブレイクビーツの名残もあるサウンドは、それ以降の本格ラテン路線のトラックよりもクラブミュージック的であり、この時期だからこその格好良さがあるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=V4jXCsZButY

「Ticket To Know Where」
再びOhmega Wattsをフィーチャー。Quanticの軽快なギターに先導され、Ohmega Wattsがリズミックなフロウを放ちます。Quanticらしいラテン×ジャズ×Hip^Hopのクロスオーヴァーを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=QZ864HzY-8Y

「Tell It Like You Mean It」
ラストはラテン・フレイヴァーな疾走感が格好良いブレイクビーツで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=SqhLstIf0U4

Quantic関連の他作品もチェックを!

Quantic『The 5th Exotic』(2001年)
The 5th Exotic

Quantic『Apricot Morning』(2002年)
Apricot Morning (TRUCD034)

The Quantic Soul Orchestra『Stampede』(2003年)
Stampede

The Limp Twins『Tales From Beyond the Groove 』(2003年)
Tales from Beyond the Groove (TRUCD057)

Quantic『Mishaps Happening』(2004年)
Mishaps Happening

The Quantic Soul Orchestra『Pushin On』(2005年)
Pushin On (TRUCD074)

The Quantic Soul Orchestra with Spanky Wilson『I'm Thankful』(2006年)
I'm Thankful

The Quantic Soul Orchestra『Tropidelico』(2007年)
Tropidelico (TRUCD139)

Quantic Presenta Flowering Inferno『Death Of The Revolution』(2008年)
Death Of The Revolution [日本語解説付き国内盤] (BRTRU163)

Quantic & His Combo Barbaro『Tradition in Transition』(2009年)
Tradition in Transition (TRUCD190)

Quantic Presenta Flowering Inferno『Dog With a Rope』(2010年)
Dog With A Rope [ボーナストラック2曲・日本語解説付き国内盤] (BRC-262)

Quantic & Alice Russell With The Combo Barbaro『Look Around The Corner』(2012年)
Look Around The Corner [解説付 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC325)

Ondatropica『Ondatropica』(2012年)
Ondatropica

Quantic『Magnetica』(2014年)
Magnetica [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC415)

Quantic Presents The Western Transient『A New Constellation』(2015年)
A NEW CONSTELLATION [帯解説・ボーナストラック収録] (BRC477)

Quantic Presenta Flowering Inferno『1000 Watts』(2016年)
1000 Watts [帯解説・ボーナストラック4曲収録 / 国内盤CD] (BRC514)

Ondatropica『Baile Bucanero』(2017年)
バイレ・ブカネロ

Quantic & Nidia Gongora『Curao』(2017年)
Curao [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC547)

Quantic『Atlantic Oscillations』(2019年)
Atlantic Oscillations [解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC599)
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2020年04月30日

Mario Castro Neves & Samba S.A.『On A Clear Bossa Day』

37年ぶりに復活したジャズ・サンバ・ユニット☆Mario Castro Neves & Samba S.A.『On A Clear Bossa Day』

発表年:2004年
ez的ジャンル:名アレンジャー系ジャズ・サンバ・ユニット
気分は... :生活にメリハリを・・・

昨日はGW突入後、初の祝日でしたが、緊急案件で仕事をしていたせいで、全く祝日気分ではありませんでした。

日頃から在宅ワークが多かったので、テレワーク中心のビジネス・スタイル/ワーク・スタイル自体は何も違和感がないのですが、100%在宅ワークになると、曜日感覚が麻痺し、生活のメリハリが奪われるので危険ですね。どうやら5月一杯は緊急事態宣言は続きそうなので、公私含めて1週間にメリハリをつける工夫が必要ですね。

今回は今回はブラジル人キーボード奏者/アレンジャー/コンポーザーMario Castro NevesMario Castro Neves & Samba S.A.名義でリリースした『On A Clear Bossa Day』(2004年)です。

Mario Castro-Neves(1935年リオデジャネイロ生まれ)の紹介は、Mario Castro-Neves & Samba S.A.『Mario Castro-Neves & Samba S.A.』(1967年)、『Stop, Look & Listen』(1977年)に続き3回目となります。

本作『On A Clear Bossa Day』(2004年)は、プロデューサーArnaldo DeSouteiro
が仕掛人となり、『Mario Castro-Neves & Samba S.A.』(1967年)以来37年ぶりにMario Castro Neves & Samba S.A.を復活させた作品です。

勿論プロデュースはArnaldo DeSouteiro

本作におけるMario Castro Neves & Samba S.A.のメンバーは、Mario Castro Neves(p)、Ithamara Koorax(vo)、Ana Leuzinger(vo)、Manuel Gusmao(b)、Cesar Machado(ds)という6名。Manuel Gusmaoは34年前の『Mario Castro-Neves & Samba S.A.』(1967年)にも名を連ねていたメンバーです。

ボーナス・トラック1曲も含めて全14曲。
ボサノヴァ名曲やポピュラー・スタンダードのカヴァー6曲。
残りはMarioのオリジナルです。過去に取り上げた楽曲の再演も数曲含まれています。また、ボサノヴァの歴史に影響を与えた「Mamadeira Atonal」の初レコーディングも含まれます。

37年ぶりというのが信じられない位、瑞々しく透明感のあるジャズ・サンバ/ボサノヴァで楽しませてくれます。Marioのベテランらしいプレイは勿論のこと、キュートな2人の女性ヴォーカルがアルバムの魅力を大きく高めています。

37年という歳月を忘れさせてくれる奇跡の1枚を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Candy」
Alex Kramer/Joan Whitney/Mack David作のスタンダードをカヴァー。当ブログではLee Morganのカヴァーを紹介済みです。2人の女性ヴォーカルの爽快キュート・ヴォーカルが映える素敵なジャズ・サンバ。Marioの軽快なピアノも存分に楽しめます。

「Quiet Nights Of Quiet Stars」
Antonio Carlos Jobim作のボサノヴァ名曲「Corcovado」をカヴァー。『Mario Castro-Neves & Samba S.A.』(1967年)でもカヴァーしていた楽曲の再カヴァーとなります。Marioのピアノによる素敵なイントロと共に始まるロマンティックなボサノヴァでオトナな雰囲気を醸し出します。

本曲について、当ブログではJoanie SommersCannonball AdderleyWanda Sa(Wanda De Sah)Diane Denoir/Eduardo MateoEarl OkinDardanellesCassandra WilsonO QuartetoJon HendricksGenaiTilleryLaurindo Almeidaのカヴァーも紹介済みです。

「Helena And I」
Mario Castro Neves作。『Brazilian Mood』(1973年)収録曲の新ヴァージョン。女性ヴォーカル陣のスキャットが優雅に響く、エレガント・ボッサ。Marioのピアノにも品格が漂います。

「On A Clear Day」
Alan Jay Lerner/Burton Lane作。タイトル曲はミュージカル『On A Clear Day You Can See Forever』(1929年)のために書かれたスタンダードのカヴァー。透明感あふれた瑞々しいメロウ・ボッサに仕上がっています。Marioのピアノ・ソロにもベテランの余裕があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DpLLLnXuLJA

本曲について、当ブログではMario Biondi & The High Five QuintetThe PeddlersFred JohnsonSvante Thuressonのカヴァーも紹介済みです。

「So Nice」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。「Summer Samba」「So Nice」のタイトルでも知られる名曲「Samba de Verao」をカヴァー。Marcos自身のヴァージョンは『Samba '68』(1968年)で聴くことができます。お馴染みの名曲を軽快なテンポで歯切れよく聴かせてくれます。

本曲について、当ブログではWalter WanderleyAstrud Gilberto/Walter Wanderley TrioBebel GilbertoO QuartetoBossa TresDoris MonteiroEliane Eliasのカヴァーも紹介済みです。

「Samba S.A.」
Mario Castro Neves作。涼しげな女声スキャットがナビゲートする軽快ジャズ・サンバ。

「Nice Work If You Can Get It」
George Gershwin/Ira Gershwin作。Gershwin作のスタンダードをカヴァー。女性ヴォーカル陣のキュートな魅力を満喫できる小粋なジャズ・サンバ。

「The Whole Mess」
Mario Castro Neves作。『Brazilian Mood』(1973年)収録曲の新ヴァージョン。女性ヴォーカル陣のダバダバ・スキャットが印象的なメロウ・ボッサ。透明感があっていいですね。

「Muito A Vontade」
Joao Donato/Joao Mello作。Joao Donatoのオリジナルは『Sambou, Sambou(Muito a Vontade)』(1962年)収録。透明感のある女性ヴォーカル陣にグッとくる品の良いジャズ・サンバに仕上がっています。

当ブログではWanda de Sah featuring The Sergio Mendes TrioDoris Monteiroのカヴァーも紹介済みです。

「Lili」
Mario Castro Neves作。ミステリアスな雰囲気のメロウ・ジャズ・サンバ。

「Mamadeira Atonal」
Mario Castro Neves/Ronaldo Boscoli作。ボサノヴァの歴史に影響を与えた伝説の楽曲なのだとか。そんな楽曲をMario自身が初レコーディング。軽快に疾走するジャズ・サンバに乗って、女性ヴォーカルも輝きを放ちます。Marioのピアノも快調です。

「Mara My Love」
Mario Castro Neves作。6分の長尺ですが、Marioのピアノを存分に満喫できるロマンティックなボサノヴァに仕上がっています。

「Tokyo Waltz」
Mario Castro Neves作。国内盤CDボーナス・トラック。タイトルの通り、日本をイメージして書き上げたメロウなワルツ・チューンです。

「My Rio」
Mario Castro Neves作。ラストはキュートな女性スキャットと共に疾走するメロウなジャズ・サンバで締め括ってくれます。7分超の長尺演奏であり、ジャズ・サンバ・トリオとしての演奏も存分に楽しめます。

Mario Castro-Neves関連の他作品もチェックを!

Mario Castro-Neves & Samba S.A.『Mario Castro-Neves & Samba S.A.』(1967年)
マリオ・カストロ・ネヴィス&サンバ・SA(紙ジャケット仕様)

Mario Castro-Neves & His Orchestra 『Brazilian Mood』(1973年)
Brazilian Mood

『The Latin Band of by Mario Castro-Neves』(1975年)


『Stop, Look & Listen』(1977年)
Stop, Look & Listen
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2020年04月21日

Dusko Goykovich『Samba Do Mar』

バルカンの至宝によるジャズ・ボッサ第一弾☆Dusko Goykovich『Samba Do Mar』
サンバ・ド・マー
発表年:2003年
ez的ジャンル:バルカンの至宝系ジャズ・ボッサ
気分は... :必然性のあるジャズ・ボッサ

ジャズ・ボッサ作品からDusko Goykovich『Samba Do Mar』(2003年)です。

1931年に旧ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)のヤイツェ生まれで"バルカンの至宝"と称されるジャズ・トランぺッターDusko Goykovichの紹介は、代表作『Swinging Macedonia』(1966年)に続き2回目となります。

本作『Samba Do Mar』(2003年)は、タイトルから想像できるようにGoykovichがボサノヴァにアプローチした作品です。

本作以降、Goykovichは『Samba Tzigane』(2006年)、『Latin Haze』(2015年)といったジャズ・ボッサ作品をリリースしています。

レコーディング・メンバーはDusko Goykovich(tp)、ハンガリー出身のFerenc Snetberger(g)、マケドニア出身のMartin Gjakonovski(b)、US出身のJarrod Cagwin(ds)という多国籍カルテット。

全10曲。Goykovichのオリジナルが3曲。残る7曲がカヴァー。

Antonio Carlos JobimHeitor Villa-Lobosといったブラジル人コンポーザーの作品に加えて、アルゼンチン人ジャズ・ピアニストSergio Mihanovich(1937-2012年)の作品を4曲取り上げている点が実に興味深いです。東欧からの移民の家系であるMihanovichに対して、Goykovichは何か相通じるものを感じたのかもしれませんね。

"バルカンの至宝"Goykovichが突如ブラジル音楽に目覚めて・・・というイメージもありましたが、本作を聴くと、反対になぜこの人は今までこういったジャズ・ボッサ作品をリリースしなかったのだろうと思ってしまいます。

その位、Goykovichの哀愁トランペットとボサノヴァの相性はバッチリです。加えて、Ferenc Snetbergerの素晴らしいギターも本作の魅力向上に大きく貢献しています。彼のプレイのみを聴いていても飽きないくらいです。

ジャズ・ミュージシャンによるジャズ・ボッサ作品は数あれど、これほど必然性を感じるアルバムはそうは多くないと思います。

"バルカンの至宝"による至極のジャズ・ボッサをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Samba Do Mar」
Dusko Goykovich作。軽やかなリズムとは対照的なGoykovichの哀愁ミュート・トランペットにグッとくるタイトル曲。涼しげなSnetbergerのギター、中盤のGjakonovskiの歌うベースも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=kYGfUDu6X5o

「Jim's Ballad」
Sergio Mihanovich作。しみしみと歌い上げるバラード。憂いを帯びたGoykovichのミュート、優しく語りかけるSnetbergerのギターにウットリしてしまいます。

「Chega De Saudade (No More Blues)」
Antonio Carlos Jobim作品のカヴァーその1。Joao Gilbertoなどでお馴染みの名曲を気品溢れるジャズ・サンバとして聴かせてくれます。甘く切ないGoykovichのフリューゲル・ホーンも味がありますが、それと同じ位目立つのがSnetbergerの技巧派ギター・ソロです。
https://www.youtube.com/watch?v=QvuvH5TYrZs

本曲に関して、当ブログではTania MariaDaniela Basso/Ernesto SalgueiroJon HendricksGretchen Parlatoのカヴァーも紹介済みです。

「Insensatez (How Insensitive)」
Antonio Carlos Jobim作品のカヴァーその2。こちらは哀愁ミュート・トランペットがよく似合うメロウ・ボッサで聴かせてくれます。Snetbergerのギター・ソロも実に雰囲気があります。
https://www.youtube.com/watch?v=JdmCBsZdw1I

本曲に関して、当ブログではTriste JaneroDuke PearsonOscar PetersonEarl OkinStacey KentStan Getz & Luiz BonfaFlora Purimのカヴァーを紹介済みです。

「Bachianas Brasileiras No. 5」
Heitor Villa-Lobos作。哀愁ジャズの美学のようなものを感じる、美しくも寂しげな演奏の序盤・終盤と、いきなりリズミックになる中盤とのコントラストにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=FbilHz77p8g

「The Fish」
Sergio Mihanovich作。これは誰しも好きそうなジェントルなメロウ・ボッサに仕上がっています。Goykovichの伸びやかなソロもいいですが、それ以上にSnetbergerのお洒落なギターに惹かれます。

「Quo Vadis」
Dusko Goykovich作。軽やかで瑞々しいジャズ・サンバ。クールに駆け抜けていく感じがいいですね。『Latin Haze』(2015年)でも再演されています。
https://www.youtube.com/watch?v=TqMNqA9c0Zk

「Love And Deception」
Sergio Mihanovich作。ロマンティックなサンバ・カンサォン。GoykovichやSnetbergerのソロもひらすらロマンティックです。
https://www.youtube.com/watch?v=hhhpyOM94fk

「Danca Comigo」
Dusko Goykovich作。透き通った雰囲気の爽快ジャズ・サンバ。Goykovichのハイ・トーンなソロやSnetbergerの瑞々しいソロも素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=tKPc1So-WJ0

「Sunset」
Sergio Mihanovich作。ラストはまさにサンセット・モードな美しいバラードで締め括ってくれます。Goykovichの素敵すぎるミュートを堪能しましょう。

本作を気に入った方は、『Samba Tzigane』(2006年)、『Latin Haze』(2015年)もチェックを!

『Samba Tzigane』(2006年)
SAMBA TZIGANE

Dusko Goykovich and Bigband RTS『Latin Haze』(2015年)
Latin Haze

他のDusko Goykovich作品もチェックを!

『Swinging Macedonia』(1966年)
スインギン・マケドニア

『Belgrade Blues』(1966年)
ベオグラード・ブルース

『Ten To Two Blues』(1971年)
テン・トゥー・ツー・ブルース

『After Hours』(1971年)
After Hours

『Slavic Mood』(年)
Slavic Mood

『Celebration』(1987年)
セレブレーション(紙ジャケット仕様)

『Soul Connection』(1994年)
ソウル・コネクション

『Bebop City』(1995年)
BEBOP CITY

『Balkan Connection』(1996年)
BALKAN BLUE

『In My Dreams』(2001年)
IN MY DREAMS

『5 Horns And Rhythm』(2002年)
5 HORNS & RHYTHM UNIT

『Samba Do Mar』(2003年)
サンバ・ド・マー

『A Handful o' Soul』(2005年)
ア・ハンドフル・オブ・ソウル
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