2019年11月01日

Jazzinho『Atlas』

Ed Motta全面プロデュースの2nd☆Jazzinho『Atlas』
Atlas
発表年:2006年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ジャズ系ポルトガル人女性シンガー
気分は... :エクソフォニー・・・

今回はポルトガル出身の女性シンガーGuida De Palma(Ghida De Palma)を中心としたブラジリアン・ジャズ・ユニットJazzinhoの2ndアルバム『Atlas』(2006年)です。

Jazzinhoの紹介は、3rdアルバム『Veludo』(2013年)、1stアルバム『Jazzinho』(2003年)に続き3回目となります。

本作『Atlas』の注目すべき点は、ブラジルのAOR職人Ed Mottaが全面プロデュースしている点です。

また、レコーディングにはHamish StuartAverage White Band)(vo、g)、Max Middleton(clavinet)、Harry Beckett(tp)、Jim Mullen(元Brian Auger's Oblivion Express)(g)といった意外な(?)ミュージシャン達も参加しています。

楽曲はすべてGuida De PalmaMarcello AndradeGui TavaresEd Mottaらによるオリジナルです。

Da LataのメンバーChris Frankらがプロデュースした『Jazzinho』(2003年)と比較して、ニュー・ボッサ色は後退している点で好き/嫌いが分かれるかもしれませんが、自然体で落ち着いた雰囲気のブラジリアン・ジャズを楽しめます。

Guida De PalmaEd Mottaの出会いによるケミストリーを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「The Lagoon Monster」
快活なホーン・アレンジとブラジリアン・・リズムが印象的なオープニング。とにかく元気になる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=-2IMzaryRTI

「Cancao De Embalar」
Ed Mottaらしいセンスも加わったブラジリアン・メロウ。Max Middletonのクラヴィネットが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=62iX5vJzTnM

「Da Tempo Ao Tempo」
Guida De Palmaらしいブラジリアン・ジャズ。サマー・モードで爽快に疾走します。Harry Beckettがトランペット・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-2IMzaryRTI

「Humano Desumano」
ダイナミックなサウンドと共にGuidaのヴォーカルが躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=nP07kIMZGBo

「Maria Mulata」
ノルデスチ・フレイヴァーのブラジリアン・ジャズ。さり気ないセンスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lJigLQg_Kzs

「Look Inside」
僕好みのサマー・モードのメロウ・ミディアム。Guidaのヴォーカルの魅力がダイレクトに伝わってきます。Jim Mullenのギターも映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=6D0yrRZj3pc

「Stress」
寛いだ雰囲気の中にもミステリアスな空気が漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=pnzmiU1hT8M

「Symetry」
ギター&クラヴィネットのみのバックで、GuidaとEd Mottaがデュエットしています。雰囲気は歌劇調ですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=2v0x5Y_MJTQ

「Aos Meninos De Angola」
Hamish StuartとGuidaの共作。Hamishはバック・ヴォーカル&ギターでも参加。そのせいかブルーアイド・ソウルの雰囲気も漂うミディアムに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=fN5TbjdcUMM

「Afro Luso Brasileiro」
リラックスしたブラジリアン・ジャズ。Harry Beckettがトランペット・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vuPevHQNH5A

「Tide」
ギター、マンドリン、ストリングスのみのバッキングでGuidaが丁寧に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=2etuuDdZZv8

「Symetrie」
Ed MottaとのデュエットによるAOR的センスのメロウ・ボッサ。
https://www.youtube.com/watch?v=_aGpm3wmwKA

「Da Tempo Ao Tempo (Nicola Conte Rework)」
ラストはNicola Conteによる「Da Tempo Ao Tempo」のリミックス。
https://www.youtube.com/watch?v=y1PhDy7-mOA

Jazzinhoの他作品もチェックを!

『Jazzinho』(2003年)
Jazzinho

『Veludo』(2013年)
ビロード
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2019年10月24日

Dave Hollister『Chicago '85... The Movie』

USゴールド・ディスク獲得の2ndソロ☆Dave Hollister『Chicago '85... The Movie』
シカゴ’85・・・ザ・ムーヴィー
発表年:2000年
ez的ジャンル:男性R&Bシンガー
気分は... :常識なんてぶち壊せ!

今回は元Blackstreetの男性R&BシンガーDave Hollisterの2ndソロ・アルバム『Chicago '85... The Movie』(2000年)です。

Dave Hollisterは1968年シカゴ生まれ。幼少期からゴスペルを歌い、その歌唱力を培ってきました。

Glenn JonesをきっかけにN.Y.へ進出。その後、Teddy Riley率いる人気男性R&BユニットBlackstreetにオリジナル・メンバーとして加入します。ご存知の通り、Blackstreetは大成功を収め、Dave Hollisterの名もR&Bファンに広く知られるようになります。

しかしながら、Blackstreetをあっさりと脱退して、ソロに転向してしまいます。一時はゴスペルに転身していましたが、再びR&B作品をリリースするようになりました。

本作『Chicago '85... The Movie』(2000年)は、『Ghetto Hymns』(1999年)に続く2ndアルバム。前作と同じくDreamWorksからのリリースです。

USゴールド・ディスクに輝き、現時点でのDave Hollister最大のヒット作といえます。

Lil' RickKevin "K-Jack" JacksonTankMike CityTim & Bob(Tim Kelley/Bob Robinson)Steve 'Stone' HuffEugene PeoplesWalter "Lil' Walt" Milsap IIIChucky ThompsonGimel "Young Guru" KeatonVidal Davisといった多様なプロデューサーが起用されています。

とにかくDaveのヴォーカルの安定感が抜群なので、聴いていて安心できる1枚です。

「One Woman Man」「Take Care Of Home」というシングル2曲を聴けば、本作の素晴らしさを実感できるはずです。

それ以外であれば、ダンサブルな「Yo Baby's Daddy」、哀愁ミディアム「Don't Take My Girl Away」Joao Donato「A Ra」をサンプリングした「I Don't Want To Be A Hustler」、感動バラード「I'm Not Complete」あたりが僕のおススメです。

Daveの素晴らしいR&Bヴォーカルの世界を満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Interlude (I'm Not Complete)」
Lil' Rick/Kevin "K-Jack" Jackson/Tankプロデュース。ラスト曲「I'm Not Complete」を使ったアルバムのプロローグ。

「Keep On Lovin'」
Mike Cityプロデュース。重厚なビートによるダンサブルなミディアム・グルーヴ。いきなりDaveが素晴らしい歌いっぷりを見せつけてくれます。

「Take Care Of Home」
Tim & Bobプロデュース。アルバムからの2ndシングルにもなりました。素敵な美メロ・バラード。Daveの歌声が聴く者を優しく包み込みます。
https://www.youtube.com/watch?v=sVsQ2ZMGv_0

Charles Hamilton「Your Girl」のサンプリング・ソースとなっています。
Charles Hamilton「Your Girl」
https://www.youtube.com/watch?v=6Sypk0tcsTc

「One Woman Man」
Mike Cityプロデュース。アルバムからの1stシングルとしてUS R&Bチャート第10位のヒットとなりました。アルバムのハイライトといえるでしょう。力まず丁寧に歌い上げるDaveのヴォーカルを満喫できるミディアム。ジワジワと沁みてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Al7eDvlsU5Y

Roy Jones, Jr. feat. Dave Hollister, Perion and Hahz the Rippa「That Was Then」、Add-2 and Khrysis「Runnin'」等のサンプリング・ソースとなっています。
Roy Jones, Jr. feat. Dave Hollister, Perion and Hahz the Rippa「That Was Then」
 https://www.youtube.com/watch?v=m2Nor32zzss
Add-2 and Khrysis「Runnin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=tEEA2AYKmgw

「We've Come Too Far」
Tim & Bobプロデュース。オルガンの似合う哀愁バラードをソウルフルに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=s9Wkel86nro

「You Can't Say」
Steve 'Stone' Huffプロデュース。哀愁モードのバラードを素晴らしいヴォーカル・ワークで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=iFYcvp4trQc

「Yo Baby's Daddy」
Eugene Peoplesプロデュース。この時代らしいダンサブル・チューンですが、ヴォーカルの安定感が抜群なのでサウンドが浮いていないのがいいですね。

「Don't Take My Girl Away」
Walter "Lil' Walt" Milsap IIIプロデュース。ヴォーカル、サウンドの一体感が素晴らしい哀愁ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=FG6KnXr6dck

「Destiny」
Tim & Bobプロデュース。ピアノ&ストリングスをバックにオーセンティックなバラードを感動的に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=w71na7A9xWI

「Doin' Wrong」
Chucky Thompson/Gimel "Young Guru" Keatonプロデュース。Morrissey Mullen「Cape Wrath」をサンプリングした独特の雰囲気を持ったトラックが印象的なミディアム。

「On The Side」
Tankプロデュース。2000年前後らしい雰囲気のミディアムですが、素晴らしいヴォーカル・ワークで魅了します。

「A Woman Will」
Steve 'Stone' Huffプロデュース。重厚なバラードを余裕っぷりに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=2rFtERmgtQo

「I Don't Want To Be A Hustler」
Vidal Davisプロデュース。Joao Donato「A Ra」をサンプリングしているのが面白いですね。少し怪しげなトライバル感覚が僕好み。

「I'm Not Complete」
Lil' Rick/Kevin "K-Jack" Jackson/Tankプロデュース。ラストは素晴らしいバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=owunGylHqcc

Dave Hollisterの他作品もチェックを!

『Ghetto Hymns』(1999年)
Ghetto Hymns by Dave Hollister (1999-05-25)

『Things in the Game Done Changed』(2002年)
Things in the Game Done Changed

『Real Talk』(2003年)
Real Talk by Dave Hollister (2003-11-11)

『The Book Of David Vol.1 The Transition』(2006年)
The Book of David: Vol. 1 The Transition by Dave Hollister (2006-09-26)

『Witness Protection』(2008年)
Witness Protection

『Chicago Winds...The Saga Continues』(年)
Chicago Winds...The Saga Continues by Dave Hollister

『The Manuscript』(2016年)
The Manuscript
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2019年10月17日

Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』


秋の夜長のジャズ・バラード☆Lisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』
A Sigh A Song
発表年:2002年
ez的ジャンル:ドイツ産女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :面影ジャズ

今回はLisa Bassengeを中心としたドイツのジャズ・ユニットLisa Bassenge Trio『A Sigh, A Song』(2002年)です。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassenge(vo)、Andreas Schmidt(p)、Paul Kleber(b)によるジャズ・トリオ。

『Going Home』(2001年)、『A Sigh, A Song』(2002年)、Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)という3枚のアルバムをリリースしています。

トリオの中心Lisa Bassengeは1974年ベルリン生まれの女性ジャズ・シンガー。Lisa Bassenge Trio解散後、ソロ名義で作品をリリースし続けています。

本作『A Sigh, A Song』(2002年)はLisa Bassenge Trioとしての2ndアルバム。

上記ジャケは国内盤ですが、ドイツのオリジナル盤ジャケはこんな感じです。

『A Sigh, A Song』 ※オリジナル・ジャケ 
A Sigh, a Song

Lisa Bassengeのコケティッシュ・ヴォーカルが魅力のアルバムです。

ドラムレスのシンプルなバッキングでLisaのヴォーカルを引き立てています。

殆どがカヴァー曲ですが、スタンダードからJoni Mitchell、Tom WaitsといったSSW作品、Edu Lobo、さらにはKylie Minogue、Depeche Modeという意外なセレクトまで幅広い選曲でも楽しませてくれます。

秋の夜長のコケティッシュなジャズ・バラード、なかなかいいですよ。

全曲紹介しときやす。

「Can't Get You Out Of My Head」
Kylie Minogueのカヴァー(Cathy Dennis/Rob Davis作)。Lisaの寂しげなコケティッシュ・ヴォーカルがたまらないオープニング。ピアノ、ベースのみのバッキングならではの面影ジャズといった雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=EwUPzxWlYEQ

「Pra Dizer Adeus」
Edu Lobo/Lani Hall/Torquato Neto作。Edu Lobo『Edu E Bethania』収録の人気曲をカヴァー。当ブログではオリジナルに加え、『Sergio Mendes Presents Lobo』収録の英語ヴァージョンも紹介済みです。ここではポルトガル語の男性ヴォーカルも加わったデュエットで聴かせてくれます。この曲がこんなジャズ・バラードになるとは・・一度聴いただけでは、「Pra Dizer Adeus」のカヴァーとは気づかないかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=r99-_EGuWYc

本曲に関して、当ブログではLuciana SouzaMaria BethaniaSebastiao Tapajos/Maria Nazareth/Arnaldo HenriquesAgustin Pereyra LucenaElis ReginaStacey KentFlora Purimのカヴァーも紹介済みです。

「Blue Suede Shoes」
Carl Perkins作のロカビリー名曲をカヴァー。ドラムレス・ジャズ・ユニットならではのセンスで楽しませてくれます。

「It's Now Or Never」
Aaron Schroeder/Eduardo di Capua/Wally Gold作。Elvis Presleyのヒットで知られる名曲をカヴァー。美しいストリングスも加わり、哀愁たっぷりのジャズ・バラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=XyHBao-m_rQ

「Everybody Loves Somebody Sometimes」
Sam Coslow/Irving Taylor/Ken Lane作。Dean Martinの大ヒットで知られる楽曲をカヴァー。お馴染みの名曲ですが、ここではLisaの優しい歌声が映える素敵なロマンティックなバラードを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pj1SDRi53SQ

「Shake The Disease」
Depeche Mode、1985年のシングル曲をカヴァー(Martin L. Gore作)。これは意外なカヴァー・セレクトですね。オリジナルがシンセ・ポップだとは気づかない、キュート&レイジーなジャズ・バラードに仕上がっています。

「My Guy」
タイトルや作者クレジットをみると、Mary Wellsのヒット・シングル「My Guy」をイメージしますが、実際にはThe Temptationsの大ヒット曲「My Girl」のカヴァー(Smokey Robinson/Ronald White作)。ここでは♪My Boy♪と歌われます。

「Blue」
Joni Mitchellのカヴァー。このトリオにフィットするカヴァー・セレクトですね。ここではヴァイヴも加わり、Lisaのコケティッシュ・ヴォーカルを好サポートします。

「A Sigh, A Song」
Lisa Bassenge/Andreas Schmidt/Paul Kleber/Michael Merkelbach作。タイトル曲はオリジナル。秋らしいセピア色のジャズ・バラードを寂しげに歌います。
https://www.youtube.com/watch?v=3-J9RwybClE

「My Heart Belongs To Daddy」
Cole Porter作品をカヴァー。当ヌログではAnita O'DayThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandのカヴァーも紹介済みです。思わせぶりなLisaのヴォーカルが実にキュートです。
https://www.youtube.com/watch?v=FGeVIcGoWiU

「Are You Lonesome Tonight (Intro)」
次曲のイントロ。美しいピアノが本編への期待を高めます。
https://www.youtube.com/watch?v=d_-hKia8VOY

「Are You Lonesome Tonight」
Elvis Presleyのカヴァー(Lou Handman/Roy Turk作)。ストリングス入りのビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RdQHEEH6fvM

「Ol' 55」
Tom Waits、1973年のシングルをカヴァー。このカヴァー・セレクトも納得ですね。Tom Waitsの歌世界をじみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=edsNLLixqq0

「Golden Earrings」
映画『Golden Earrings』(1947年)の主題歌をカヴァー(Jay Livingston/Ray Evans/Victor Young作)。ジャズ・ヴォーカルらしい歌い回しでスタンダードを聴かせてくれます。

「Interlude」
インタールード。

「Junimond」
ドイツのロック・ミュージシャンRio Reiser、1986年のシングル曲をカヴァー。ラストはLisaのコケティッシュ・ヴォーカルの満喫できる小粋なバラードで締め括ってくれます。さらに本編終了後、隠しトラックが収録されています。

Lisa Bassenge TrioLisa Bassengeの他作品もチェックを!

Lisa Bassenge Trio『Going Home』(2001年)
Going Home

Lisa Bassenge Trio『Three』(2004年)
Three

Lisa Bassenge『A Little Loving』(2006年)
Little Loving

Lisa Bassenge『Won't Be Home Tonight... (Live) 』(2008年)
Won't Be Home Tonight

Lisa Bassenge『Nur fort』(2011年)
Und Fort (180gr)

Lisa Bassenge『Wolke 8』(2013年)
Wolke 8

Lisa Bassenge『Canyon Songs』(2015年)
Canyon Songs

Lisa Bassenge『Borrowed and Blue』(2018年)
Borrowed & Blue
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2019年09月27日

Avant『Ecstasy』

エクスタシーな2ndアルバム☆Avant『Ecstasy』
エクスタシー
発表年:2002年
ez的ジャンル:セクシー系男性R&B
気分は... :エクスタシー!

今回はセクシーな男性R&BシンガーAvantの大ヒットした2ndアルバム『Ecstasy』(2002年)です。

これまで当ブログで紹介したAvant作品は以下の6枚。

 『My Thoughts』(2000年)
 『Private Room』(2003年)
 『Director』(2006年)
 『Avant』(2008年)
 『The Letter』(2010年)
 『Face The Music』(2013年)

2ndアルバムとなる本作『Ecstasy』(2002年)は、人気R&Bシンガーの地位を不動のものにしたヒット・アルバムです。

プロデュースは、本作以降も数作でパートナーを組むこととなるSteve "Stone" Huff

楽曲はすべてAvant本人とSteve "Stone" Huffの共作(「What Do You Want」のみCap1を加えた3人の共作)。

デビュー・アルバム『My Thoughts』(2000年)に続き、Avantのハイトーン・ヴォーカルのセクシーな魅力を満喫できる1枚に仕上がっています。

ヒットしたのは1stシングルとなった「Makin' Good Love」ですが、僕の好みは2ndシングルの「Don't Say No, Just Say Yes」

それ以外にも「Thinkin' About You」「Sorry」Charlie Wilsonをフィーチャーした「One Way Street」といったバラードが僕のお気に入り。Sean Donのラップをフィーチャーしたキャッチーな「Six In Da Morning」もおススメです。

エクスタシーな2ndアルバムをぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Call on Me」
ジワジワと高揚してくるダンサブル・チューンがオープニング。抑えたトーンがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GxVmWkmYZi8

「What Do You Want」
Cap1のラップをフィーチャー。妖しい魅力に満ちたダンサブル・チューン。Avantらしいとは思いませんが、2002年らしい雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gBqtM6CBfM0

「Don't Say No, Just Say Yes」
アルバムからの2ndシングル。USチャート第96位、同R&Bチャート第51位となりました。アコギの音色が印象的な美メロ・バラードを切々と歌い上げます。個人的には「Makin' Good Love」以上に好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=UNbaUbhu7W8

Charles Hamilton「The Desired Answer(Say Yes)」のサンプリング・ソースとなっています。
Charles Hamilton「The Desired Answer(Say Yes)」
 https://www.youtube.com/watch?v=_1-OJLNUUEs

「Makin' Good Love」
アルバムからの1stシングル。USチャート第27位、同R&Bチャート第7位となりました。Avantのセクシーな魅力を満喫できるミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=5gzSITRewmw

Tory Lanez「Came 4 Me」、Rick Ross「Take Advantage」のサンプリング・ソースとなっています。
Tory Lanez「Came 4 Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=ZGvkUT-P48g
Rick Ross「Take Advantage」
 https://www.youtube.com/watch?v=cpdML26V96g

「Sorry」
Avantのハイトーン・ヴォーカルが映える切ないミディアム・スロウ。甘酸っぱい感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=-oum5hCbxI4

「No Limit」
良くも悪くも2002年らしいセクシー・ダンサブル・チューン。少しうさんくさいアクセントが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=6bSwme2B6m0

「Thinkin' About You」
僕の一番のお気に入り。素敵なラブ・バラードをジェントルなハイトーン・ヴォーカルで歌い上げます。聴いていると胸が込み上げてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=xjuCwIXGh_4

「Six In Da Morning」
Sean Donのラップをフィーチャー。同じラップものですが「What Do You Want」よりも断然こっちが好きです。キャッチー&セクシーなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=plYtImP9IJg

「You Ain't Right」
シリアス・ムードのバラード。悪くはないですが、僕の好みではないかも?
https://www.youtube.com/watch?v=32HSubmtWLw

「One Way Street」
Charlie Wilsonをフィーチャー。ベテランと期待のホープの組み合わせが上手くハマった濃密バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=9vfXvUa6mcg

「Love School」
Avantらしいセクシー・ミディアム。Avantの声質にはこういう曲が似合いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=qNRHtSpajVw

「Jack & Jill」
哀愁ミディアムを切々と歌いますが、ジワジワと盛り上がっていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=6Pml5FhYXJ4

「Suicide」
タイトルが物語っていますが、ラストは切なく締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=lZCXM8X7hqA

Avantの他作品もチェックを!

『My Thoughts』(2000年)
My Thoughts

『Private Room』(2003年)
Private Room

『Director』(2006年)
Director

『Avant』(2008年)
Avant

『The Letter』(2010年)
The Letter

『Face The Music』(2013年)
Face the Music

『The VIII』(2015年)
VIII
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2019年09月19日

Domu『Discotech』

ハウス/ディスコにアプローチした1枚☆Domu『Discotech』
domu discotech.jpg
発表年:2004年
ez的ジャンル:ウエスト・ロンドン系ハウス/ディスコ
気分は... :何も考えず、音に!

ウエスト・ロンドンを代表する人気DJ/プロデューサーDomu(Dominic Stanton)『Discotech』(2004年)です。

Domu(Dominic Stanton)はUKベッドフォード出身のDJ/プロデューサー。

4HeroDegoに見出され、DomuUmodUmod等のソロ名義作品や、BakuraRimaSonar CircleYotoko等のユニット名義の作品も多数リリースしています。

しかしながら、2009年11月13日付で全音楽活動を停止してしまいました。

Domu名義では『Up & Down』(2001年)、『Return of the Rogue』(2005年)といったアルバムをリリースしていますが、本作『Discotech』(2004年)は元々4曲入りEPですが、CDでは8曲入りのミニ・アルバム的な構成となっています。

ブロークン・ビーツをはじめ、テクノ、ハウス、ヒップホップ、ブラジリアン、ソウル等幅広い音楽性を持っていた人ですが、本作本作『Discotech』は、ハウス/ディスコ寄りのアプローチが目立つ1枚に仕上がっています。

特に80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウス的な雰囲気のトラックが多いのがいいですね。

熱心なDomuリスナーの方からすると、本作よりも他に聴くべき作品があるのかもしれませんが、8曲構成というコンパクトさも含めて手軽に楽しめる感じが好きです。

余計なことを考えず、音に浸っていたい気分にフィットする1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Point Of Entry」
エレクトリックな音像がゆっくりと流れていくオープニング。

「The Boss」
70年代ファンク/クロスオーヴァー的なホーン&シンセのエッセンスを取り入れた低速ハウス。

「Ain't No Girl」
80年代後半〜90年代初めのN.Y.アンダーグラウンド・ハウスのような刹那的な感覚がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=tYGUFbazX4E

「Red Sky」
アンダーグラウンドらしい妖しげな空気感がたまらないディスコ・ハウス。気づけば倒錯の世界へ・・・

「Not In Common」
"普通じゃない"アッパー・チューン。アンダーグラウンドなブギー感覚がたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=gzsdvUsaH80

「The Long Way Up」
ドリーミーな疾走感が心地好い1曲。目を閉じて聴いていると万華鏡を覗いているような気分に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=MRiEQCd2TtM

「Howexchange」
ビートミュージック的な感覚で聴くと楽しめる1曲。無機質なのに爽快なのがいいですね。

「The Long Way Up (Nu Era Remix)」
「The Long Way Up」のリミックス。クラブミュージックとして聴くのならば、
https://www.youtube.com/watch?v=P6epbs16zXg

Domu名義の他作品や他のソロ名義、ユニット名義の作品もチェックを!

『Up & Down』(2001年)
Up & Down

『Return of the Rogue』(2005年)
Return of the Rogue

Umod『Enter the Umod』(2004年)
Enter the Umod

Sonar Circle『Radius』(1999年)
Radius

Rima『This World』(2003年)
This World

Yotoko『Wet Ink』(2003年)
Wet Ink

Bakura『Reach the Sky』(2005年)
リーチ・ザ・スカイ

『Legends Of The Underground: Original Soundtrack』(2005年)
レジェンズ・オブ・ジ・アンダーグラウンド
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