2020年08月12日

Marva Whitney『It's My Thing』

JBファミリーの歌姫☆Marva Whitney『It's My Thing』

発表年:1969年
ez的ジャンル:JBファミリー系女性R&B
気分は... :寝苦しい夜には・・・

今回はJBファミリーの歌姫作品Marva Whitney『It's My Thing』(1969年)です。

Marva Whitney(1944-2012年)はカンザス・シティ出身の女性R&Bシンガー。

Lyn Collinsと並びJames Brownファミリーの歌姫として活躍した女性R&Bシンガーです。

King『I Sing Soul』(未発表)、『It's My Thing』(1969年)、『Live And Lowdown At The Apollo』(1970年 ※ライヴ・アルバム)という3枚のアルバムをレコーディングしています。

また、2006年には日本のOsaka Monaurailと共演した復活アルバムMarva Whitney With Osaka Monaurail『I Am What I Am』をリリースしています。

そんなMarvaの代表作であり、レア・グルーヴ人気作が『It's My Thing』(1969年)です。JB直系のファンク・グルーヴを存分に楽しめる1枚です。

プロデュースはJames Brown

サンプリング・ソースとしての大人気のファンク・クラシック「It's My Thing (Part 1 & 2)」がハイライトです。

それ以外にシングル・ヒットした「Things Got To Get Better (Get Together)」、サンプリング・ソースとして人気の「Unwind Yourself」James Brownとのデュエット「You Got To Have A Job」、ベースラインの格好良い「I'm Tired, I'm Tired, I'm Tired」あたりもおススメです。

JBファミリーの歌姫のダイナマイト・ヴォーカルは夏バテ防止にいいかも(笑)

全曲紹介しときやす。

「It's My Thing (Part 1)」
「It's My Thing (Part 2)」
Marva初のR&Bシングル・ヒット。US R&Bチャート第19位となっています。The Isley Brothersのヒット曲「It's Your Thing」(Ronald Isley/O'Kelly Isley/Rudolph Isley作)へのアンサー・カヴァー。問答無用のファンク・クラシック。JB直系のファンク・グルーヴとMarvaのダイナマイト・ヴォーカルを楽しみましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=nmRVFAFt4O4

本曲はサンプリング・ソースとしても大人気です。N.W.A「Fuck Tha Police」、Full Force「Ain't My Type Of Hype」EPMD「It's My Thing」、Ice Cube「No Vaseline」、Run-D.M.C.「Beats to the Rhyme」、Big Daddy Kane「Mister Cee's Master Plan」Gang Starr「Hardcore Composer」等70曲以上でサンプリングされています。
The Isley Brothers「It's Your Thing」
 https://www.youtube.com/watch?v=Tqc_EhmL8-E
Run-D.M.C.「Beats to the Rhyme」
 https://www.youtube.com/watch?v=Ca5fKP6tM5s

「Things Got To Get Better (Get Together)」
James Brown/Alfred Ellis作。シングルとしてUS R&Bチャート第22位となっています。「It's My Thing」と並ぶ本作のハイライト。シャウトもキマったMarvaのシンガーとしてのスケールの大きさを満喫できるファンキー・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=DdKeaVur1f8

Lyn Collinsもカヴァーしています。また、Fu-Schnickens「Props」、Katch 22「Get Together Now」等のサンプリング・ソースとなっています。
Lyn Collins「Things Got To Get Better」
 https://www.youtube.com/watch?v=K_KscKpwKik
Fu-Schnickens「Props」
 https://www.youtube.com/watch?v=lHhknyoQvx0
Katch 22「Get Together Now」
 https://www.youtube.com/watch?v=Ve0_Byai73k

「What Kind Of Man」
James Brown/Bud Hobgood/Eddie Setser作。軽快なビートに乗って、Marvaのヴォーカルが躍動します。Aretha Franklinあたりと一緒に聴きたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=Xcspfy75fYA

「If You Love Me」
James Brown/Bud Hobgood/Jo Ann Campbell作。少しイナたいバラードをしみじみと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=-4GvqzHDuZc

「In The Middle (Instrumental)」
Alfred Ellis/Bud Hobgood作。主役のMarva不在のインスト・ファンクですが、なかなかいい味わいです。Timbuktu「Plotten Tjocknar」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ONLLd7Tao4Y

「Unwind Yourself」
Charles Spurling/Hank Ballard作。この曲もシングルになりました。グイグイ迫るエキサイティングなファンク・グルーヴは文句なしに格好良いです。
https://www.youtube.com/watch?v=JhAuFt4F-zA

The 45 King「The 900 Number」、Mac Miller「Party on Fifth Ave.」、Beats International「Tribute to King Tubby」、Donald D「Armed and Dangerous」、Public Enemy「Anti-Nigger Machine」、Stetsasonic feat. Force M.D.'s「Do You Remember This」等のサンプリング・ソースとなっています。
The 45 King「The 900 Number」
 https://www.youtube.com/watch?v=__0Lv8W3svE
Mac Miller「Party on Fifth Ave.」
 https://www.youtube.com/watch?v=f3GGN51_pjE
Donald D「Armed and Dangerous」
 https://www.youtube.com/watch?v=TragDTz33sg
Stetsasonic feat. Force M.D.'s「Do You Remember This」
 https://www.youtube.com/watch?v=mXYxH63bGq4

「You Got To Have A Job」
James Brown/Waymon Reed作。James Brownとのデュエット。JB好きにはたまらない迫力満点のダイナマイト・ファンキー・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=12sLp2MqNbU

Chubb Rock「He's Funky」のサンプリング・ソースとなっています。
Chubb Rock「He's Funky」
 https://www.youtube.com/watch?v=TzNKDkuCa8A

「I'll Work It Out」
James Brown/Bud Hobgood/James Crawford作。ストリングスを配したソウルフル・バラード。少し仰々しい気もしますが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=3Hi73Xv7u-0

「Get Out Of My Life」
Alfred Ellis/Wendy Lynn作。Lee Dorseyもカヴァーしたスケールの大きなファンク・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=YRllAW9Hn-E

「I'm Tired, I'm Tired, I'm Tired」
James Brown作。この曲もシングルになりました。ベースラインの格好良さがたまらいファンキー・グルーヴ。Marvaのダイナマイト・ヴォーカルもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=aw2Hd6aJvns

Mr. Lif and Edan「Get Wise '91」、Groove B Chill「There It Is」等のサンプリング・ソースとなっています。
Mr. Lif and Edan「Get Wise '91」
 https://www.youtube.com/watch?v=WDw9qPIAwkk
Groove B Chill「There It Is」
 https://www.youtube.com/watch?v=R1Hhbhydq6w

「Shades Of Brown (Instrumental)」
Bud Hobgood作。ラストはファンキー・ホーンとオルガンによるインスト・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=p7MQfr2I9aQ

Marva Whitney With Osaka Monaurail『I Am What I Am』(2006年)


ご興味がある方は、Marvaと並ぶもう一人のJBファミリーの歌姫Lyn Collinsのアルバムもチェックしてみては?てっきりLyn Collinsのアルバムは当ブログで紹介済みと思い込んでいましたが、未紹介であることに今回気づきました。こちらも近いうちにエントリーしたいと思います。

Lyn Collins『Think (About It)』(1972年)


Lyn Collins『Check Me Out If You Don't Know Me by Now』(1975年)
posted by ez at 02:56| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月17日

Shirley Scott『Soul Song』

Atlantic移籍第一弾アルバム☆Shirley Scott『Soul Song』

発表年:1969年
ez的ジャンル:ジャズ・オルガンの女王
気分は... :ソウルフル時々ブラジル・・・

今回はジャズ・オルガン作品からShirley Scott『Soul Song』(1969年)です。
※レコーデイングは1968年、リリースは1969年

ジャズ・オルガンの女王Shirley Scott(1934-2002年)について、当ブログで紹介したのは以下の4枚。

 『Mucho Mucho』(1960年)
 『Latin Shadows』(1965年)
 『Girl Talk』(1967年)
 『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)

本作『Soul Song』は、Atlantic移籍第一弾アルバムとなり、R&Bやポップス、フォークのカヴァー中心の構成です。

プロデュースはJoel Dorn

レコーデイング・メンバーはShirley Scott(org、vo)以下、当時公私のパートナーであったStanley Turrentine(ts)、Eric Gale(g)、Bob Cranshaw(b)、Roland Martinez(b)、Ray Lucas(ds)、Specs Powell(ds)、Bernard Purdie(ds)という面々。

特に夫Stanley Turrentineのテナー・サックスの貢献が目立ちます。

Percy Sledgeの大ヒット曲をカヴァー「When a Man Loves a Woman」The "5" RoyalesのR&Bヒット・カヴァー「Think」Bernard Purdieのドラミングが冴えるタイトル曲「Soul Song」あたりがAtlantic移籍らしいソウル/R&Bテイストの演奏を楽しめます。

個人的には「Mr. Businessman」「Like a Lover」といったブラジリアン・テイストの演奏もお気に入りです。「Like a Lover」ではShirley自身のヴォーカルを聴くこともできます。

Bob Dylanの名曲カヴァー「Blowin' in the Wind」はそうとは気づかない楽しさがあります。

カヴァー・セレクトや分かりやすい演奏などはAtlantic側の意向を反映した部分もあるのでしょうが、それでもShirleyをはじめ、各プレイヤーが演奏を楽しんでいる雰囲気が伝わってくるのが魅力だと思います。

ジャズ好きでなくても聴きやすいソウルフル時々ブラジルな1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Think」
The "5" Royales、1957年のR&Bヒットをカヴァー(Lowman Pauling)。James Brown & The Famous Flamesのカヴァーでも知られる曲ですね。Eric Galeのソウルフル・ギターと共にスタートするAtlanticらしいR&Bテイストの演奏です。夫Stanley Turrentineもテナー・サックスで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=914vjmGmWHw

「When a Man Loves a Woman」
Percy Sledge、1966年の大ヒット曲をカヴァー(Calvin Lewis/Andrew Wright)。Atlanticの大ヒット曲をカヴァーさせるのは常道パターンですね。お馴染みの名曲をStanley Turrentineのサックスを中心に、あの雰囲気のままで聴かせる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=DmIgSO6nDKk

「Mr. Businessman」
Ray Stevens、1968年のシングル曲をカヴァー。カントリー系ポップスだったヒット曲を、Walter Wanderley調のオルガン・ジャズ・サンバで聴かせてくれます。なかなかキャッチーな演奏なのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=1QWBHpn3P0U

「Blowin' in the Wind」
Bob Dylanの名曲「風に吹かれて」をカヴァー。何の予備知識もなければ、この演奏が「風に吹かれて」のカヴァーと気づかない人も多いと思われるブルージーな演奏です。ここでも夫Stanley Turrentineの好サポートが光ります。
https://www.youtube.com/watch?v=OFuGjG8Fb1c

「Soul Song」
Shirley Scott作。タイトル曲は唯一のオリジナル。Bernard Purdieの格好良いドラミングが牽引するソウルフルな演奏です。Shirleyのオルガンも存分に楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZwsuWVb-I2Y

「Like a Lover」
Dori Caymmi/Nelson Motta作「O Cantador」の英語カヴァー(英詞はMarilyn Bergman/Alan Bergman)。
当ブログではSergio Mendes & Brasil'66Stacey KentFlora Purimのカヴァーを紹介済みです。ラストはオルガン、ギター、ドラムのトリオ演奏をバックにShirley自らがヴォーカルを披露してくれます。歌自体はヘタウマ系ですがいい雰囲気のメロウ・ボッサに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=00NiV7r1UqI

Shirley Scottの他作品もチェックを!

Shirley Scott With The Latin Soul Quintet『Mucho Mucho』(1960年)
ムーチョ・ムーチョ

Shirley Scott & Stanley Turrentine『Blue Flames』(1964年)
Blue Flames

『Latin Shadows』(1965年)
ラテン・シャドゥズ

Shirley Scott & Clark Terry『Soul Duo』(1966年)
Soul Duo

『Girl Talk』(1967年)
Girl Talk: Limited by SHIRLEY SCOTT (2015-05-13)

Shirley Scott & The Soul Saxes『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)
シャーリー・スコット&ザ・ソウル・サックシーズ

『Something』(1970年)
Something

『Superstition』(1973年)
Superstition
posted by ez at 01:52| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月02日

The Friends Of Distinction『Grazin'』

デビュー・ヒット「Grazing in the Grass」収録☆The Friends Of Distinction『Grazin'』

発表年:1969年
ez的ジャンル:黒人男女コーラス・グループ
気分は... :withコロナな夏・・・

いよいよ7月ですね。
withコロナな夏はどうなるのか・・・

60年代後半から70年代初めに活躍した黒人男女コーラス・グループThe Friends Of Distinctionのデビュー・アルバム『Grazin'』(1969年)です。

単独CD化が未実現であり、上記ジャケおよびAmazonへのリンクは2ndアルバム『Highly Distinct』(1969年)との2in1CDです。

The Friends Of Distinctionは、元The Hi-Fi'sのメンバーであったFloyd ButlerHarry Elstonが、Jessica CleavesBarbara Jean Loveという2人の女性ヴォーカリストと1968年にL.A.で結成したグループ。

ちなみにThe Hi-Fi'sには、Lamonte McLemoreMarilyn McCooというThe 5th Dimensionのメンバーも在籍していました。

本作『Grazin'』(1969年)でデビューしたグループは、いきなり「Grazing in the Grass」(USチャート第3位、同R&Bチャート第5位)、「Going in Circles」(USチャート第15位、同R&Bチャート第3位)という2曲のヒットを飛ばし、人気を博しました。

その後、『Highly Distinct』(1969年)、『Real Friends』(1970年)、『Whatever』(1970年)、『Friends & People』(1971年)、『Love Can Make It Easier』(1973年)、『Reviviscence - Live to Light Again』(1975年)といったアルバムをリリースしています。

ソウル好きのみならず、ソフトロック好き、フリーソウル好きからの支持も高いグループですね。

そんなグループの魅力が最も凝縮されたアルバムがデビュー・アルバムとなる本作『Grazin'』(1969年)です。

オリジナル・ジャケはこんな感じです。
『Grazin'』(1969年)
the friends of distinction grazin.jpg

アルバムはUSアルバム・チャート第35位、同R&Bアルバム・チャート第10位となっています。

プロデュースはJohn Florez

レコーディングにはAl Casey(g)、Arthur G. Wright(g)、Max Bennett(b)、Jim Gordon(ds、per)、King Errison(congas)、Gary Coleman(per)、Buddy Childers(tp、flh)、Bud Brisbois(tp)、Plas Johnson(fl、clarinet)、Jim Horn(fl、ts)等のミュージシャンが参加しています。

ハイライトは当然「Grazing in the Grass」ということになりますが、Beatles「And I Love Her」のカヴァー「And I Love Him」Kenny Rankin作のカヴァー「Peaceful」、Ray Charlesのカヴァー「(A) Sweet Young Thing Like You」、ソフトロックな「Help Yourself (To All of My Lovin')」あたりも個人的にはおススメです。

まずは「Grazing in the Grass」を聴いてみてください!
できればPizzicato Five「Happy Sad」とセットで聴きましょう!

全曲紹介しときやす。

「Grazing in the Grass」
Hugh Masekelaのカヴァー(Philemon Hou/Harry Elston作)。Masekelaのオリジナル(インスト)はアルバム『The Promise of a Future』(1968年)に収録されています。シングルにもなり、USチャート第3位、同R&Bチャート第5位の大ヒットとなったグループの代表曲。爽快ハッピーなポップ・ソウルは聴いているだけでスマイルになりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=cjYrski71II

この曲といえば、Pizzicato Five「Happy Sad」の元ネタとしてお馴染みですね。「Happy Sad」大好き人間としては、その意味でも聴き逃せない1曲です。
Pizzicato Five「Happy Sad」
 https://www.youtube.com/watch?v=Pyz6jxodGKs

「I've Never Found a Girl (To Love Me Like You Do)」
Eddie Floyd、1968年のヒット曲をカヴァー(Booker T. Jones/Eddie Floyd/Alvertis Isbell作)。ソウル・コーラス・グループらしい1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ss2n6aZcnuw

「I Really Hope You Do」
The Sophisticates、1967年のシングル曲をカヴァー(Anita Poree/Jerry Peters作)。しっとりとしたバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=Z1JAq1N4AM4

Ghostface Killah feat. Masta Killa and Killa Sin「Revenge Is Sweet (The Brown Tape)」、Panacea「Speak-O-Vision」のサンプリング・ソースとなっています。
Ghostface Killah feat. Masta Killa and Killa Sin「Revenge Is Sweet (The Brown Tape)」
 https://www.youtube.com/watch?v=cjWNTD3i0g4

「(A) Sweet Young Thing Like You」
Ray Charles、1967年のシングル曲をカヴァー(Big Dee Irwin作)。スウィートなポップ・ソウル感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aHdgtfed7JI

Create & Devastate feat. Masta Ace and Stricklin「The Hitman」のサンプリング・ソースとなっています。
Create & Devastate feat. Masta Ace and Stricklin「The Hitman」
 https://www.youtube.com/watch?v=aBL2_tsGuEc

「Going in Circles」
Anita Poree/Jerry Peters作のオリジナル。「Grazing in the Grass」と並ぶグループの代表曲であり、シングルとしてUSチャート第15位、同R&Bチャート第3位のヒットとなりました。「Grazing in the Grass」とは好対照な哀愁バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=vBkYN7wYQFk

The Gap BandIsaac Hayes、Carolyn Franklin、The Natural Four、Wayne McGhie & the Sounds of Joy、Luther Vandross、Dwight T. Ross、Esther Phillips、Carrie Lucas、Tierra等がカヴァーしています。

また、Hocus Pocus「W0:00」、Ideal J「Attaque Contre Attaque」、Reks「Til Ya Hair Turns Grey」等のサンプリング・ソースとなっています。

The Gap Band「Going in Circles」
 https://www.youtube.com/watch?v=meV45IAecW0
Isaac Hayes「Going in Circles」
 https://www.youtube.com/watch?v=ocm8M0BvOhI
Carolyn Franklin「Going in Circles」
 https://www.youtube.com/watch?v=mwJi9lgERGQ
The Natural Four「Going in Circles」
 https://www.youtube.com/watch?v=_j6l2JaWEm0
Wayne McGhie & the Sounds of Joy「Going in Circles」
https://www.youtube.com/watch?v=HYwgxw0VwUk
Luther Vandross「Going in Circles」
https://www.youtube.com/watch?v=BxlYSV2dMY8
Dwight T. Ross「Going in Circles」
https://www.youtube.com/watch?v=rNYOzLnAcNc
Carrie Lucas「Going in Circles」
https://www.youtube.com/watch?v=vWh2_ZSuutI
Tierra「Going in Circles」
 https://www.youtube.com/watch?v=mRM1CZTtGOI
Hocus Pocus「W0:00」
 https://www.youtube.com/watch?v=mxFpjTM8GXs
Ideal J「Attaque Contre Attaque」
 https://www.youtube.com/watch?v=wXDK6Ha1IY0
Reks「Til Ya Hair Turns Grey」
 https://www.youtube.com/watch?v=cZDzHuratus

「Eli's Comin」
Three Dog Nightのヒットでも知られるLaura Nyro作品をカヴァー。オリジナルは『Eli And The Thirteenth Confession』(1968年)収録。コーラス・グループとししての実力の高さを存分に示してくれるドラマティックな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=xHqbDz5jigg

Curren$y「Moe Chettah」のサンプリング・ソースとなっています。
Curren$y「Moe Chettah」
 https://www.youtube.com/watch?v=m36ET0mQC_c

「Help Yourself (To All of My Lovin')」
ソウル・デュオJames & Bobby Purify、1968年のシングル曲をカヴァー(Scott English/Mark Barkan/Jerry Ross作)。ソフトロック好きの人が気に入りそうな仕上がり。

「Baby I Could Be So Good at Loving You」
男性R&BシンガーClyde McPhatter、1968年のシングルB面曲をカヴァー(Buzz Clifford作)。クラリネットの音色が印象的なコーラス・グループらしい1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=CSWftqXp2cU

Black Sheep「Forever Luvlee」のサンプリング・ソースとなっています。
Black Sheep「Forever Luvlee」
 https://www.youtube.com/watch?v=Fm-ttJ55_mo

「And I Love Him」
Beatles「And I Love Her」のカヴァー(John Lennon/Paul McCartney作)。オリジナルは『A Hard Day's Night』(1964年)に収録されています。オリジナルとは異なる魅力を持ったThe Friends Of Distinctionならではの絶品カヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-cSH2Gxv37M

Nas feat. Chrisette Michele「Hope」、Rick Ross feat. Jay-Z「Maybach Music」、Young Chris「Never Die」、Rapsody feat. Raheem DeVaughn and Ab-Soul「Nonfiction」等30トラック以上のサンプリング・ソースとなっています。
Nas feat. Chrisette Michele「Hope」
 https://www.youtube.com/watch?v=zrCcIiz5RBA
Rick Ross feat. Jay-Z「Maybach Music」
 https://www.youtube.com/watch?v=U8phE-QTaQU
Young Chris「Never Die」
 https://www.youtube.com/watch?v=UverNKsE32k
Rapsody feat. Raheem DeVaughn and Ab-Soul「Nonfiction」
 https://www.youtube.com/watch?v=hzOCOQhS_6A

「Peaceful」
Georgie FameやHelen Reddyのヒットでも知られるKenny Rankin作品をカヴァー。Kenny Rankinのオリジナルはデビュー・アルバム『Mind Dusters』(1967年)収録。また、人気作『Like a Seed』(1972年)にニュー・アレンジ・ヴァージョンが収録されています。本ヴァージョンは60年代後半らしいラブ&ピース感があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=aqw7pP7e5Pk

「Lonesome Mood」
Roy Porter作。ラストはムーディーなバラードですが、サイケなアクセントをつけているのはこの時代らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mJTb2waNNDA

Talib Kweli feat. Kanye West and Roy Ayers「In the Mood」、Little Brother feat. Dynas「Deeper」等のサンプリング・ソースとなっています。
Talib Kweli feat. Kanye West and Roy Ayers「In the Mood」
 https://www.youtube.com/watch?v=_hkEFrQk21Q
Little Brother feat. Dynas「Deeper」
 https://www.youtube.com/watch?v=qaVDrrZVmPo

The Friends Of Distinctionの場合、多くのオリジナル・アルバムのCD化未実現なのが残念ですね。
posted by ez at 00:54| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

John Barry『The Knack...And How To Get It (Soundtrack)』

スウィンギン・ロンドンなサントラ☆John Barry『The Knack...And How To Get It (Soundtrack)』

発表年:1965年
ez的ジャンル:スウィンギン・ロンドン系サントラ
気分は... :いよいよ全面解禁!

今回は映画サントラJohn Barry『The Knack...And How To Get It (Soundtrack)』(1965年)です。

映画『The Knack...And How To Get It』(1965年)は、監督Richard Lester、主演Rita Tushinghamの青春コメディ。無名時代のJane Birkinも出演しています。

ロンドンを席捲したスウィンギン・ロンドンのムーヴメントを反映した本作は、1965年のカンヌ映画祭でグランプリ(パルムドール)を受賞しています。

DVD『The Knack...And How To Get It』(1965年)


監督のRichard Lesterは、『A Hard Day's Night』(1964年)、『Help』(1965年)という2本のBeatles映画でもお馴染みですね。

その2本のBeatles映画の間に撮影されたのが『The Knack...And How To Get It』(1965年)です。

音楽を手掛けたのは『007』シリーズでお馴染みのJohn Barry

彼が手掛けた音楽もスウィンギン・ ロンドンを象徴するサントラとして高い人気を誇っています。随所で印象的なオルガンを聴かせてくれるのはAlan Haven

『Blow-Up』(1966年)、『Here We Go 'Round The Mulberry Bush 』(1968年)といった過去に紹介したスウィンギン・ ロンドンのサントラのようなキャッチーさはありませんが、John Barryのセンスの良さが詰まったオーケストレーション・サウンドを楽しめます。

スウィンギン・ ロンドンにご興味がある方は映画とサントラをセットでチェックしてみては?

全曲紹介しときやす。

「The Knack - Main Theme」
メイン・テーマはエレガントなジャズ・ワルツですが、Alan Havenのグルーヴィーなオルガンを隠し味で効かせているのがスウィンギン・ ロンドンらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DRP-4XDVI8M

「Here Comes Nancy Now!」
映画音楽らしいオーケストレーションの中にもJohn Barryらしいスタイリッシュなセンスが感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=mhMt8dzn5Bs

「Photo Strip」
Alan Havenのオルガンを前面に打ち出したスウィンギン・ ロンドンらしい演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=OrkA6qfk2xk

「Three On A Bed」
オーケストレーションによるムーディーな演奏ですが、クールなミュート・トランペットの音色がいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=qW_VzXMcev0

「Blues And Out」
Alan Havenによるブルージーでモッドなオルガンの音色にグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=xfAOFRzndKM

「The Knack」
タイトル曲のJohnny De Littleによるヴォーカル・ヴァージョン。少し哀愁ムードが漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=_TmtNzvSQq8

「And How To Get It」
スリリングなシネ・ジャズとして人気なのが本トラック。オーケストレーション、女性スキャット、Alan Havenのグルーヴィー・オルガンのバランスが絶妙です。
https://www.youtube.com/watch?v=uHAoHKd0prk

「Something's Up!」
格好良いオルガン・ジャズに仕上がっているのがこのトラック。スウィンギン・ ロンドンらしさを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=ReSRtd68lws

「Doors & Bikes And Things」
青春コメディのサントラらしいコミカルな演奏を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=cuTJJO3R4eQ

「Ecstasy!」
リラックスしたオーケストレーションが印象的な演奏ですが、Alan Havenのオルガンが加わると一気にスウィンギン・ ロンドンらしくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=SaKTkLdajDM

「End Title - The Knack」
ラストは青春の甘酸っぱさを感じる美しいオーケストレーションで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4_M5Xea2qSk

ご興味がある方は他のスウィンギン・ ロンドン・サントラ作品の過去記事もご参照ください。

Original Soundtrack『Blow-Up』(1966年)
Blow Up

The Spencer Davis Group/Traffic『Here We Go 'Round The Mulberry Bush (Original Motion Picture Soundtrack) 』(1968年)
posted by ez at 00:44| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

Francoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』

ヒット曲「もう森へなんか行かない」収録☆Francoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』
もう森へなんか行かない
発表年:1967年
ez的ジャンル:イエイエ系女性シンガー・ソングライター
気分は... :もう森へなんか行かない!

1960年代後半から70年代前半にかけて流行したフレンチ・ポップ"イエイエ(Ye-Ye)"を代表する女性アーティストの1人であるFrancoise Hardy『Ma Jeunesse Fout Le Camp』(1967年)です。

女性シンガー・ソングライターであると同時に、モデル、映画女優としても活躍したFrancoise Hardyの紹介は、『Gin Tonic』(1980年)、『Et Si Je M'en Vais Avant Toi』(1972年)に続3回目となります。

タイトル曲「Ma Jeunesse Fout Le Camp(もう森へなんか行かない)」で有名なアルバムです。

バックのオーケストレーションはCharles Blackwell Orchestraがメインですが、2曲ではLed ZeppelinJohn Paul Jonesが手掛けています。

少し寂しげなフレンチ・ヴォーカルがフィットする魅惑のフレンチ・ポップを満喫できます。

タイトル曲以外であれば、「La Fin De L'Ete」「Mon Amour Adieu」「Qui Peut Dire」「Des Ronds Dans L'eau」「Mais Il Y A Des Soirs」あたりがおススメです。

6月はフレンチ・ポップが似合う季節なのでは?

全曲紹介しときやす。

「Ma Jeunesse Fout Le Camp」
Guy Bontempelli作。邦題「もう森へなんか行かない」で知られるタイトル曲。日本でも山田太一脚本のTVドラマ『沿線地図』(1979年)のテーマ曲に使われたらしいです。哀愁メロディと寂しげなフランス語の響きが印象的です。何かを喪失していく悲しみ、寂しさのようなものがしみじみ伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=pBOncEj8Wt0

「Viens La」
Francoise Hardy作。憂いを帯びたHardyのヴォーカルにグッとくる、フレンチ・ポップならではの美しも切ないバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=7YEauPiTe8U

「Mon Amour Adieu」
Francoise Hardy/Tina Hasell作。アコギの響きとキュートなHardyのヴォーカルの組み合わせがいい感じのフレンチ・フォーキー。
https://www.youtube.com/watch?v=uU-E9r8cwXc

「La Fin De L'Ete」
Jean-Max Riviere/Gerard Bourgeois作。フレンチ・ポップならではの愛らしさにグッとくる1曲。個人的に好きな1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=pP2-2Tuid7g

「En Vous Aimant Bien」
Francoise Hardy作。Led ZeppelinのJohn Paul Jonesがオーケストレーションを手掛けている美しいフレンチ・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=QxhrJJAdlAA

「Qui Peut Dire」
Francoise Hardy作。フレンチ・ポップにロック・フィーリングも取り入れてアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=TCugKgvgpTk

「Des Ronds Dans L'eau」
Pierre Barouh/Raymond Le Senechal作。映画『Vivre Pour Vivre』(1967年)挿入歌のカヴァー。美しいオーケストレーションを配したフレンチ・ポップらしいビューティフル・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=32sJszxSgWA

「Il N'y A Pas D'amour Heureux」
Louis Aragon/Georges Brassens作。美しいピアノをバックに切々と歌う寂しげなバラード。
https://www.youtube.com/watch?v=wGKxW9rLWTQ

「Il Est Trop Loin」
Daniel Hortis/Danyel Gerard作。フォーク・ロック調のミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=9MnAxDrXtHA

「Mais Il Y A Des Soirs」
Francoise Hardy作。この曲もLed ZeppelinのJohn Paul Jonesがオーケストレーションを手掛けています。夢の中のフレンチ・ポップといった感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=0Yf_nSKh_LM

「Voila」
Francoise Hardy作。フレンチ・ポップらしい艶めかしいウィスパー・ヴォーカルが映える1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=c1mDUrexTKo

「C'etait Charmant」
Francoise Hardy作。ラストはフランス語の語感の響きがよく似合う、寂しげなバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-lhqyU7W3qU

他のFrancoise Hardy作品もチェックを!

『Francoise Hardy』(1962年)
フランソワーズ・アルディ

『Le premier bonheur du jour』(1963年)
Le Premier Bonheur Du Jou

『L'amitie』(1965年)
L'amitie

『La Maison Ou J'ai Grand』(1966年)
La Maison Ou J'ai Grandi

『Comment Te Dire Adieu』(1968年)
さよならを教えて

『En Anglais』(1969年)
En Anglais

『Soleil』(1970年)
アルディのおとぎ話

『La question』(1971年)
La Question (Fra)

『Et Si Je M'en Vais Avant Toi』(1972年)
Et Si Je M'En Vais Avant Toi

『Message personnel』(1973年)
私小説

『Entr'acte』(1974年)
夜のフランソワーズ

『Musique saoule』(1978年)
J'Ecoute De Musique Saoule

『Gin Tonic』(1980年)
Gin Tonic
posted by ez at 03:25| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする