2020年11月28日

Roots Manuva『4everevolution』

Hip-Hopの枠に囚われない1枚☆Roots Manuva『4everevolution』

発表年:2011年
ez的ジャンル:UKオルタナティブHip-Hop
気分は... :変革のとき!

UKオルタナティブHip-Hop作品からRoots Manuva『4everevolution』(2011年)です。

Roots Manuva(本名:Rodney Hylton Smith)は1972年ロンドン生まれ。

Hip-HopユニットIQ Procedureのメンバーとして活動した後、ソロ・アーティストへ転向。

1998年にNinja Tune傘下のBig Dadaと契約し、1999年にデビュー・アルバム『Brand New Second Hand』(1999年)をリリースします。

以来、レゲエ、ダブ、エレクトロニカを取り入れたスタイルでUK Hip-Hopを牽引してきました。

本作『4everevolution』(2011年)は、そんな様々な音楽エッセンスを取り込んだHip-Hopの枠を飛び越えたRoots Manuvaワールドを存分に楽しめる1枚です。

メイン・プロデュースはRoots Manuva本人ですが、何曲かで外部プロデューサーも起用しています。

アルバムにはUKロック・バンドSkunk AnansieSkin(vo)、Richard 'Cass' Lewis(b)、Big Dadaのレーベル・メイトである女性シンガーElan Tamara、ロンドンのラガ系MC Spikey Tee、女性シンガーRokhsan、さらにはRoots Manuva自身が主宰するコレクティヴBanana KlanのクルーであるRicky RankingDJ MKBig Daddy KopeAmazireeが参加しています。

シェフィールド出身のDJ/プロデューサーToddla Tとのコラボ・シングルでも話題になった「Watch Me Dance」Cameo「The Sound Table」をサンプリングしたブギー・ディスコ「Beyond This World」、シングルにもなったダンサブル・トラック「Get The Get」Toddla Tと共作したミクスチャー・トラック「In The Throes Of It」、USとUKのHip-Hopを融合させた「First Growth」Spikey TeeのラガMC をフィーチャーした「Here We Go Again」Skunk Anansieのメンバーが参加した「Skid Valley」、トリップ・ホップ的な「Who Goes There?」、レゲエ・テイストのメロウ・トラック「Wha' Mek」あたりが僕のおススメです。

Hip-Hop好きというよりも、UKクロスオーヴァー/クラブミュージック好きの人にフィットする1枚なのでは?

全曲紹介しときやす。

「First Growth」
USとUKのHip-Hopを融合させたようなオープニング。キャッチーなリズム・トラックがいいですね。プロデューサーとしてのManuvaのセンスを感じるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=ngbklHF8ePM

「Here We Go Again」
Dizz1プロデュース。Spikey TeeによるラガMCをフィーチャー。UKならではのオルタナティブな魅力を持ったハイパー哀愁トラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=xAglv1p9pAE

「Skid Valley」
UKロック・バンドSkunk Anansieから女性ヴォーカルSkinとベースのRichard 'Cass' Lewisが参加した哀愁トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=SjRz--PHUdU

「Who Goes There?」
Monkeymarcプロデュース。レゲエ/ダブのエッセンスを取り込んだトリップ・ホップ的な仕上がり。Ukらしくて好きです
https://www.youtube.com/watch?v=8mb1NYIR5Yk

「Watch Me Dance」
シェフィールド出身のDJ/プロデューサーToddla Tとのコラボ・シングルでも話題になった楽曲の別ヴァージョン。オリジナルのコラボ・トラックはToddla Tのアルバム『Watch Me Dance』(2011年)収録。Manuva流のディスコ・ファンクを楽しめます。Rokhsanがバック・ヴォーカルで華を添えています。
https://www.youtube.com/watch?v=E3Vezcqen_Q

Toddla Tとのコラボ・シングルと聴き比べるのも楽しいと思います。
Toddla T & Roots Manuva「Watch Me Dance」
https://www.youtube.com/watch?v=9rw9yeS6nqA

「Revelation」
Gibbs Kingプロデュース。荘厳なトラックとまさに啓示のようなManuvaのラップが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=-AMIvXNnGmg

「Wha' Mek」
レゲエ・テイストのメロウ・トラックは僕好み。Banana KlanのクルーであるRicky Rankingがバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=E3Vezcqen_Q

「Takes Time To」
アブストラクトな哀愁トラックが印象的です。何ともいえない不気味な雰囲気がありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=z9nnQfmxRgE

「Beyond This World」
Rokhsanの女性ヴォーカルをフィーチャー。当ブログでも紹介したブギー・ディスコCameo「The Sound Table」をサンプリングしたダンサブル・チューン。シングル向きのキャッチーなトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=ebjBTlp3Q0U

「Go Champ」
イントロのヴォーカルはDaddy Kope。重低音を効かせたUKらしいダンサブル・チューン。少しラガ調のフロウを軽快に聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=pMiSmZWA0fU

「Get The Get」
Rokhsanの女性ヴォーカルをフィーチャー。シングルにもなったダンサブル・トラック。Rokhsanの妖艶なヴォーカルとManuvaの扇動的なラップの組み合わせがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=42riyqgQ3IU

「Crow Bars」
Daddy Kope、Ricky Rankingのヴォーカルをフィーチャーした哀愁トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=Jqcnxs0qvqo

「In The Throes Of It」
Toddla Tとの共作。ロック、エレクトロニカとのミクスチャー感が印象的なトラック。なかなかインパクトがあって好きです。Banana KlanのRicky Ranking、Amazireeがバック・ヴォーカルで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=Q-y-UC_HXqY

「Noddy」
ダーク・トーンのアッパー・チューン。こういうのもUKらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=8rlcn2IjGYs

「Much Too Plush」
ベースミュージック的なトラックが印象的です。派手さはありませんがいい感じなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=8ri8apda_Lg

「The Path」
Big Dada所属の女性シンガーElan Tamaraをフィーチャー。重心の低い哀愁グルーヴがManuvaらしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=VANeb3RZHug

「Banana Skank」
Banana KlanのDJ MKとAmazireeが参加。本編ラストは少しラガっぽいラップで煽っています。
https://www.youtube.com/watch?v=YyXv2yEHcbg

「Snakebite」
ボーナス・トラックその1。ダーク・トーンのトラックが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=LYQ2ndfDyFM

「Bust It」
ボーナス・トラックその2。アブストラクトなトラックですが、Manuvaのセンスを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=UkSIwhu6e4E

Roots Manuvaの他作品もチェックを!

『Brand New Second Hand』(1999年)


『Run Come Save Me』(2001年)


『Dub Come Save Me』(2002年)


『Awfully Deep』(2005年)


『Alternately Deep』(2006年)


The Blacknificent Seven『Ridin Thru Da Underground』(2006年)


『Slime & Reason』(2008年)


Roots Manuva Meets Wrong Tom『Duppy Writer』(2010年)


『Bleeds』(2015年)
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2020年11月14日

7 Days Of Funk『7 Days Of Funk』

Dam-FunkとSnoop Doggによるモダン・ファンク・プロジェクト☆7 Days Of Funk『7 Days Of Funk』

発表年:2013年
ez的ジャンル:80年代ファンク・リバイバル
気分は... :7日間では足りません!

今回は80年代ファンク・リバイバルの先駆者Dam-FunkSnoopzilla(Snoop Dogg)の共演アルバム7 Days Of Funk『7 Days Of Funk』(2013年)です。

1971年L.A.郊外のパサディナ生まれDam-Funk(本名:Damon Garrett Riddick)の紹介は、『Invite The Light』(2015年)に続き2回目となります。

Stones Throwとの契約に成功し、『Toeachizown』(2009年)で注目の存在となった80年代ファンク・リバイバルの先駆者Dam-Funk

そんなDam-FunkSlaveの元メンバー
Steve Arringtonとの共演アルバム『Higher』(2013年)に続いてリリースしたのが、Snoopzilla(Snoop Dogg)と共演した7 Days Of Funk『7 Days Of Funk』(2013年)です。本作もStones Throwからのリリースです。

プロデュースはDam-Funk

ソングライティングはDam-FunkSnoop Dogg(フィーチャリング・アーティストとの共作含む)。

アルバムにはBootsy CollinsSteve Arrington(元Slave)、Snoop Dogの従兄弟であるKurupt、さらにKuruptとDaz DillingerによるHip-HopユニットTha Dogg Poundがフィーチャリングされています。

さらにGeorge Clintonに見出され、
80年代にはRick Jamesのバックアップでソロ・アルバムをリリースし、90年代以降はG-Funkをはじめ数多くのHip-Hop作品に参加している女性ソウル・シンガーVal Youngがバック・コーラスで参加しています。

アルバム全体としては、テンポを落としたメロウなモダン・ファンクが魅力の1枚に仕上がっています。

シングルになった「Faden Away」BootzillaBootsy Collins)からSnoopがSnoopzillaの名を授かる「Hit Da Pavement」あたりが目立つかもしれませんが、個人的には「Let It Go」「Ride」「Do My Thang」といったメロウ・ファンクがおススメです。

普段Snoop Doggを聴かない人であっても、メロウ・ファンク/アーバン・ファンク好きの人であれば楽しめると思います。

1週間ファンク三昧を意図した1日1ファンクの全7トラック(本編)ですが、7日間じゃ物足りない!

全曲紹介しときやす。

「Hit Da Pavement」
Bootsy Collinsをフィーチャー。Bootzilla(Bootsy)からSnoopzillaの名を授かってSnoopが登場する!といった雰囲気のオープニングです。G-Funkとモダン・ファンクの融合を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=Cltcs5ge48M

「Let It Go」
Patrice Rushen「Feels So Real (Won't Let Go)」を引用した僕好みのメロウ・ファンク。Val Youngら女性コーラス陣も盛り上げてくれます。後半はシンセのみならずギター・サウンドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=HuismoaZ4Bg

「Faden Away」
先行シングルにもなったトラック。Dam-Funkらしいピーヒャラ・シンセが唸るモダン・ファンク・ワールドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=DVNGfK7gP1M

「1Question?」
本作と同じ年にDam-Funkとの共演アルバム『Higher』をリリースしたSteve Arringtonをフィーチャー。ヴォーカル・スタイルでファンクネスを訴求するトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=eeXLKrZ17N8

「Ride」
Kuruptをフィーチャー。80年代ファンクへのリスペクトに満ちたメロウ・ファンクを聴かせてくれます。アーバン・メロウとしても楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=74VPrtd25jo

「Do My Thang」
80年代ファンク・リバイバルの完成度としてはコレが一番かも?Dam-Funkによるモダン・ファンク・サウンドとSnoopのフロウが見事に融合したキャッチーなトラックに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TCG366PW4mc

「I'll Be There 4U」
本編のラストは、アルバムの余韻を楽しむかのようなトラック。メロウ・ファンクに乗ったSnoopの歌心のあるフロウを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=9dKR6WDMEH4

「Systamatic」
ボーナス・トラックその1。Tha Dogg Poundをフィーチャー。G-Funk×モダン・ファンクなムードを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=yPb598k8b2A

「High Wit Me」
ボーナス・トラックその2(国内盤CDのみ)。USではiTunes限定リリースだったトラックです。タイトルの通り、聴く者を静かにハイにするトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=g-_TLRBlIp8

Dam-Funkの他作品もチェックを!

Dam-Funk『Toeachizown』(2009年)
Toeachizown

Dam-Funk『Adolescent Funk』(2010年)
Adolescent Funk

Steve Arrington & Dam-Funk『Higher』(2013年)
Higher

Dam-Funk『Invite The Light』(2015年)
Invite the Light
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2020年10月26日

Lindstrom & Christabelle『Real Life Is No Cool』

北欧Nu Disco☆Lindstrom & Christabelle『Real Life Is No Cool』

発表年:2010年
ez的ジャンル:北欧Nu Disco
気分は... :幽玄の美・・・

今回は北欧Nu Disco作品、Lindstrom & Christabelle『Real Life Is No Cool』(2010年)です。

Lindstromは1973年ノルウェー生まれのプロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト/DJ。

2002年に自身のレーベルFeedelityを立ち上げ、それ以降コンスタントに作品をリリースしています。

来月には久々にPrins Thomasとタッグを組んだアルバム『Lindstrom & Prins Thomas III』もリリースされます。

本作『Real Life Is No Cool』(2010年)は、女性ヴォーカリストChristabelle Sandooを迎えて制作されたNu Disco作品です。

正直、Lindstrom作品には明るくありませんが、本作はそんな僕でも楽しめるキャッチーな1枚です。

「Music In My Mind」「Baby Can't Stop」「Lovesick」というシングルにもなった3曲がやはりインパクトがありますね。

Vangelisのカヴァー「Let It Happen」、様々なダンス・ミュージックのエッセンスを楽しめる「So Much Fun」も好きです。

北欧ならではのNu Discoを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Looking For What」
Christabelleのセクシー・ヴォイスと電脳サウンドが印象的なオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=f8-tkv3DMfk

「Lovesick」
シングルにもなった悩殺モードのダンス・チューン。アンダーグラウンド・ハウス/ディスコな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=iCsR3go7xJ8

「Let It Happen」
「Chariots of Fire」の大ヒットで知られるギリシャのミュージシャンVangelisのカヴァー(Richelle Dassin/Vangelis作)。シンセ・ポップ×ディスコな魅力があるダンス・チューン。北欧らしいヒンヤリ感がいいですね。

「Keep It Up」
煌びやかでドリーミーなポップ・ダンス・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=lqWhU1fKU3Y

「Music In My Mind」
2003年に2人の初共演となったシングル曲。Christabelleの妖艶なヴォーカルを活かしたコズミックなダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=aJ9ZS3OYsjE

「Baby Can't Stop」
2009年にシングル・リリースされていたディスコ・ブギー。ホーン隊も加わり、本作で最もキャッチーで華やかな仕上がりなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=qEq2SeyiFsI

「Let's Practise」
「Music In My Mind」の同タイプのダンサブル・チューン。トリッピーな魅力があります。

「So Much Fun」
ハウス、ディスコ、ファンク、Hip-Hopなど様々なダンス・ミュージックのエッセンスを融合させたような仕上がり。

「Never Say Never」
アヴァンギャルドなトラックです。

「High & Low」
ラストはコケティッシュ&ドリーミーなミディアムで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=OOnh_zcwz90

Lindstromの他作品もチェックを!

Lindstrom & Prins Thomas『Lindstrom & Prins Thomas』(2005年)


Lindstrom & Prins Thomas『Reinterpretations』(2007年)


『Where You Go I Go Too』(2008年)


Lindstrom & Prins Thomas『Lindstrom & Prins Thomas II』(2009年)


『Six Cups of Rebel』(2012年)


『Smalhans』(2012年)


Todd Rundgren, Emil Nikolaisen, Hans-Peter Lindstrom『Runddans』(2015年)


『It's Alright Between Us As It Is』(2017年)


『On a Clear Day I Can See You Forever』(2019年)
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2020年10月08日

Cola & Jimmu『I Give to You My Love and Devotion』

夫婦デュオ・ハウスの第2弾☆Cola & Jimmu『I Give to You My Love and Devotion』

発表年:2014年
ez的ジャンル:夫婦デュオ系ハウス・プロジェクト
気分は... :禁断のアンダーグラウンド・ハウス・・・

フィンランドのマルチプレーヤーJimi Tenorと彼の公私に渡るパートナーである女性黒人シンガーNicole Willisによる夫婦デュオCola & Jimmuの2ndアルバム『I Give to You My Love and Devotion』(2014年)です。

当ブログでこれまで紹介したJimi Tenor作品は以下の4枚。

 『Intervision』(1997年)
 Jimi Tenor & Kabu Kabu『Joystone』(2007年)
 Cola & Jimmu『Enigmatic』(2013年)
 『Saxentric』(2016年)

ジャズのイメージが強いJimi Tenorとソウルのイメージが強いNicole Willisですが、彼らが夫婦デュオCola & Jimmuでアプローチしたのはハウス。

本作『I Give to You My Love and Devotion』(2014年)は、『Enigmatic』(2013年)に続くCola & Jimmuの2ndアルバムとなります。

プロデュース&ソングライティングもJimi TenorNicole Willisの二人。

本作『I Give to You My Love and Devotion』は、前作『Enigmatic』同様に90年前後のアンダーグラウンド・ハウスを彷彿させる内容となっています。

『Enigmatic』のエントリーの時にも書きましたが、当時聴いていたStrictly RhythmNervous等当時のN.Y.ハウスを代表するレーベルのコンピ作品を思い出します。

万人受けする作品ではありませんが、好きな人はかなりハマると思います。僕もそんな一人です。

全曲紹介しときやす。

「Earthly Pleasures」
Jimiによる幻想的かつ覚醒的なハウス・サウンドとソウルフルなNicoleのヴォーカルが、僕が好きだった90年頃のアンダーグラウンド・ハウスの世界へ誘ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=CYPQI6JexgY

「Immortal Champion」
90年代アンダーグラウンド・ハウスのコンピ作品の1曲といった雰囲気ですが、アフロビート/アフロ・ファンク的なビートやシンセを効かせているあたりがJimi Tenorらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iix1dZq33dQ

「You Keep Me Working」
Nicoleのヴォーカルを匿名的に使っているが90年代アンダーグラウンド・ハウスっぽいですね。サックス、フルートでジャズ・フィーリングのアクセントを効かせています。
https://www.youtube.com/watch?v=Lk4sEmK-MzM

「Fantabulous」
ローファイ感覚ながらも、それが逆にJimiのサウンド・メイキングのセンスの良さを際立たせているトラック。Nicoleのヴォーカルもハウス・ヴォーカリストらしい雰囲気でグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=crld4SxX14g

「Open Up Your Chakra」
アルバムで最もキャッチーで華のあるソウルフル・ハウス。女性バック・ヴォーカルを配し、Nicoleのソウルフル・ヴォーカルを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=6lcBQ2Hmcqg

「Meet You At The Crossroads」
ハウスとアフロ・ファンクを融合させたような電化サウンドが魅力のトラック。Jimi Tenor好きの人ならば楽しめるのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=lrXzHJCHxWI

「No More Wars」
Nicoleのヴォーカルの魅力を前面に打ち出したソウルフル・ハウス。それまでもあくまでアンダーグラウンド・ハウス調なのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=rlXJ3n2w88c

「I Give To You」
ラストはアンダーグラウンド・ハウス色全開の妖しげなトラックで締め括ってくれます。この禁断なムードがアンダーグラウンド・ハウスらしくてサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=-HwWpW-NCNI

Jimi Tenorの他作品もチェックを!

『Sahkomies』(1994年)
Sahkomies by Tenor, Jimi (2001-01-01) 【並行輸入品】

『Europa』(1995年)
Europa

『Intervision』(1997年)
INTERVISION

『Organism』(1999年)
Organism

『Out of Nowhere』(2000年)
Out of Nowhere (WARPCD76)

『Utopian Dream』(2001年)
Utopian Dream

『Higher Planes』(2003年)
Higher Planes

『Beyond the Stars』(2004年)
Beyond the Stars

『Deutsche Grammophon Recomposed』(2006年)
Recomposed By Jimi Tenor

Jimi Tenor & Kabu Kabu『Joystone』(2007年)
Joystone

Jimi Tenor & Kabu Kabu『4th Dimension』(2009年)
4th Dimension

Jimi Tenor & Tony Allen『Inspiration Information, Vol. 4』(2009年)
Inspiration Information, Vol. 4

Jimi Tenor & Abdissa Assefa『Itetune』(2011年)
jimi tenor & abdissa assefa itetune.jpg

Jimi Tenor & Kabu Kabu『The Mystery Of Aether』(2012年)
Mystery of Aether

Cola & Jimmu『Enigmatic』(2013年)
Enigmatic

Jimi Tenor & Umo Jazz Orchestra 『Mysterium Magnum』(2015年)
Mysterium Magnum

『Saxentric』(2016年)
jimi tenor saxentric.jpg

『Order of Nothingness』(2018年)
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2020年09月25日

Laura Mvula『The Dreaming Room』

Nile Rodgersも参加した2nd☆Laura Mvula『The Dreaming Room』

発表年:2016年
ez的ジャンル:ゴスペルデリア系UK黒人女性SSW
気分は... :エラン・ヴィタール!

UKの才能ある黒人女性シンガー・ソングライターLaura Mvulaの2ndアルバム『The Dreaming Room』(2016年)です。

1987年バーミンガム生まれの黒人女性SSW Laura Mvulaの紹介はデビュー・アルバム『Sing To The Moon』(2013年)に続き2回目となります。

"Gospeldelia"あるいは"Nina Simon Sings Beach Boys"とも称された多重ヴォーカルワークを駆使した独自の音楽スタイルを披露したデビュー・アルバム『Sing To The Moon』(2013年)がUKアルバム・チャートの第9位となり、さらには2013 BRIT AwardsのCritics' Choiceへのノミネート、BBC's Sound of 2013で第4位といった高評価を受け、一躍期待のアーティストとしてクローズアップされたLaura Mvula

Metropole Orkestと共演したライブ・アルバム『At Abbey Road Studios』(2014年)を挟み、2016年にリリースされた2ndスタジオ・アルバムが本作『The Dreaming Room』(2016年)です。

プロデュースは『At Abbey Road Studios』(2014年)も担当したTroy MillerLaura Mvula自身。

ソングライティングもこの2人の共作が中心です。また、デビュー・アルバム『Sing To The Moon』(2013年)のプロデュースを手掛けたSteve Brownが2曲でLauraと共作しています。

ChicNile Rodgers、UKのラッパーWretch 32がフィーチャリングされています。

それ以外にJohn Scofield(g、b)、Lionel Loueke(g)、Michael Olatuja(b)、The London Symphony Orchestra等のミュージシャンがレコーディングに参加しています。

アルバム全編を通じて、Lauraのヴォーカルが生き生きとしているのがいいですね。技巧以上に歌への渇望を重視している感じがいいですね。

Nile Rodgersをフィーチャーした「Overcome」、シングルもなったハイパー・ファンク「Phenomenal Woman」の2曲がインパクト大ですね。

素晴らしい多重ヴォーカルワークを楽しめる「Show Me Love」「Angel」、アトモスフェリック&ドリーミーなダンサブル・チューン「Let Me Fall」あたりもおススメです。

前作以上に多彩な音世界を聴かせてくれるゴスペルデリア・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Who I Am」
Laura Mvula作。ドリーミーなアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=zAlS1SN6LCo

「Overcome」
Nile Rodgersをフィーチャーしたアルバムからのリード・シングル。
Laura Mvula/Nile Rodgers作。
Lauraらしいヴォーカル・ワールドとNile Rodgers参加らしいダンサブル・サウンドを上手く融合させたスケールの大きな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=L7u9FpJJtEQ

「Bread」
MvulaMiller/Troy Miller作。多重ヴォーカルワークを駆使した"Gospeldelia"らしい厳かな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=-VtjVJu8vr0

「Lucky Man」
MvulaMiller/Troy Miller作。ゴスペル×クラシック×R&BというLauraらしいクロスオーヴァー感を楽しめる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=rYOnITu_6EI

「Let Me Fall」
MvulaMiller/Troy Miller/Steve Brown作。多重ヴォーカルワークが映えるアトモスフェリック&ドリーミーなダンサブル・サウンドが心地好1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=7D42hKVy3n4

「Kiss My Feet」
MvulaMiller/Troy Miller作。UKらしい雰囲気のバラード。生の躍動が漲ったLauraのヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ITZZDfV3WOo

「Show Me Love」
MvulaMiller/Troy Miller作。アルバムからの2ndシングル。Lauraの素晴らしい多重ヴォーカルワークを前面に打ち出した、大きな愛に満ちた1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=R-l5EIcNyo0

「Renaissance Moon」
MvulaMiller/Steve Brown作。The London Symphony Orchestraによる繋ぎのインスト。

「Angel」
Laura Mvula作。ア・カペラをはじめ素晴らしいヴォーカルワークで魅了するドリーミー・トラック。シタールによるアクセントもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=bFdohKHPjrA

「People」
Wretch 32をフィーチャー。MvulaMiller/Wretch 32作。Lauraらしい音世界と現行R&Bとの融合を感じる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=BpzS0aIWGlo

「Nan」
Laura Mvula作。エンディングへ向かうインタールード。

「Phenomenal Woman」
MvulaMiller/Troy Miller作。アルバムからの3rdシングル。アルバムで最もインパクトのあるハイパー・ファンクで締め括ってくれます。Lauraの最新モデルといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=7---iGdDIBQ

Laura Mvulaの他作品のチェックを!

『Sing To The Moon』(2013年)
SING TO THE MOON

Laura Mvula with Metropole Orkest conducted by Jules Buckley『At Abbey Road Studios』(2014年)
Laura Mvula Withmetropole Orkestconducted: By Julesbuckley At Abbeyroad Studios (Live)
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