2021年05月04日

The 5th Dimension『The Magic Garden』

Jimmy Webb作品で占められた2nd☆The 5th Dimension『The Magic Garden』

発表年:1967年
ez的ジャンル:ソフト・ロック系黒人コーラス・グループ
気分は... :記憶のトポス!

今回は60年代後半から70年代前代に人気を博した黒人コーラス・グループThe 5th Dimensionの2ndアルバム『The Magic Garden』(1967年)です。

Florence LaRueLamonte McLemoreBilly Davis Jr.Marilyn McCooRon Townsonという5人組グループThe 5th Dimensionの紹介は、ベスト・アルバム『Greatest Hits on Earth』(1972年)に続き2回目となります。

また、グループ脱退後にBilly Davis Jr.Marilyn McCooがリリースした夫婦デュオ・アルバムMarilyn McCoo & Billy Davis Jr.『I Hope We Get To Love In Time』(1976年)も紹介済みです。

本作『The Magic Garden』(1967年)は、ヒット・シングル「Up, Up and Away」を収録した大ヒット・デビュー・アルバム『Up, Up and Away』(1967年)に続く2ndアルバムです。

残念ながら、前作のようなヒットはしませんでしたが、内容的には今聴いても楽しめる1枚です。

プロデュースはBones Howe。また、Jimmy WebbThe Beatlesの名曲カヴァー「Ticket to Ride」以外のソングライティングとアレンジを手掛けています。

また、レコーディングにはHal BlaineJoe OsbornLarry KnechtelMike DeasyTommy TedescoJohnny Riversといったミュージシャンが参加しています。

シングルにもなった「Paper Cup」「Carpet Man」「The Girls' Song」という3曲と、タイトル曲「The Magic Garden」、素晴らしいコーラス・ワークの「Orange Air」あたりがおススメです。

The 5th DimensionJimmy Webbとのタッグが生んだ充実の1枚を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Prologue」
美しいストリングを配したプロローグ。

「The Magic Garden」
タイトル曲はソフトロックな魅力があるポップ・ソウル。躍動する前半としっとり聴かせる後半とのコントラストも鮮やかです。
https://www.youtube.com/watch?v=zEGbbZDoOpE

Dusty Springfieldがカヴァーしています。Phonte feat. Pharoahe Monch「We Go Off」のサンプリング・ソースとなっています。
Dusty Springfield「The Magic Garden」
 https://www.youtube.com/watch?v=gOOttnSY7fQ
Phonte feat. Pharoahe Monch「We Go Off」
 https://www.youtube.com/watch?v=h3PTvN6XC9s

「Summer's Daughter」
流麗なストリングが似合う美しいポップ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=l4SSXfZCvyU

「Dreams/Pax/Nepenthe」
サイケでクラシカルという不思議な雰囲気の1曲に仕上がっています。こういうのが1967年らしいのかもしれませんね。

「Carpet Man」
同時期にJohnny Riversも取り上げていた曲。前のめりな疾走感のあるソフトロック調のグルーヴィー・チューン。シングル・カットされ、USチャート第28位となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=IiHav7FUzJw

Johnny Rivers「Carpet Man」
 https://www.youtube.com/watch?v=qu5fBuJgktE

「Ticket to Ride」
The Beatlesの名曲カヴァー(John Lennon/Paul McCartney作)。オリジナルは『Help!』(1965年)収録。少しテンポを遅くしたポップ・ソウルで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wuX29FBVC6g

「Requiem: 820 Latham」
トリップ感のある哀愁バラード。1967年らしい仕上がりかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=EV4nGEx_5L8

MF DOOM「Lemon Grass」等のサンプリング・ソースとなっています。
MF DOOM「Lemon Grass」
 https://www.youtube.com/watch?v=ubgEOMvHm9U

「The Girls' Song」
女性陣2人がリード・ヴォーカルをとる本曲が僕の一番のお気に入り。エヴァーグリーンな魅力のあるメロウ・ポップに仕上がっていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1ErvZ6lz2AA

Jackie DeShannonがカヴァーしています。
Jackie DeShannon「The Girls' Song」
 https://www.youtube.com/watch?v=yEPh95tVgXo

「The Worst That Could Happen」
Billy Davis, Jr.のヴォーカルの素晴らしさを堪能できるポップ・ソウル・バラード。Jimmy Webbのソングライティングも素晴らしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ALM8OCKXkzY

Brooklyn Bridge、Freddie Ryder、The Lettermen、Sheila Southern、J. Vincent Edwards、Hajji Alejandro等がカヴァーしています。
Brooklyn Bridge「The Worst That Could Happen」
 https://www.youtube.com/watch?v=1Wn04VG_D3g
The Lettermen「The Worst That Could Happen」
 https://www.youtube.com/watch?v=IHSUo0Wd5qA
J. Vincent Edwards「The Worst That Could Happen」
 https://www.youtube.com/watch?v=aERD_9d5Q5Q

「Orange Air」
この曲も大好き!素晴らしいコーラス・ワークで楽しませてくれる、ドラマティックで躍動するポップ・ソウルです。
https://www.youtube.com/watch?v=V0jfxEqEHS8

Arsonists「What You Want」、Jibbs「Yeah Boii」、Wise Intelligent「Mama Cry」、Lloyd Banks「Practice」、Ago「Questa E' Per...」等のサンプリング・ソースとなっています。
Lloyd Banks「Practice」
 https://www.youtube.com/watch?v=h3KDS38e3L0

「Paper Cup」
アルバムからの1stシングル。ソフトロック好きの人は気に入るであろうドリーミーなポップ・ソウル。完成度ではアルバム随一かもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=-IglqUVVR-k

Ray Bryant、Bud Shankがカヴァーしています。
Ray Bryant「Paper Cup」
 https://www.youtube.com/watch?v=x7FkRfiW1k0
Bud Shank「Paper Cup」
 https://www.youtube.com/watch?v=5FCKJbLJ77Y

「Epilogue」
美しいストリングを配したエピローグ。

The 5th Dimensionの他の初期作品もチェックを!

『Up, Up and Away』(1967年)


『Stoned Soul Picnic』(1968年)


『The Age of Aquarius』(1969年)


『Portrait』(1970年)


『Live!!』(1971年)


『Greatest Hits on Earth』(1972年)
posted by ez at 00:45| Comment(2) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月03日

Quarteto Em Cy『Querelas Do Brasil』

美しきブラジルの詩☆Quarteto Em Cy『Querelas Do Brasil』

発表年:1978年
ez的ジャンル:ブラジル女性コーラス・グループの最高峰
気分は... :美しきブラジルの詩!

今回はブラジル女性コーラス・グループの最高峰Quarteto Em Cyの70年代のヒット作『Querelas Do Brasil』(1978年)です。

これまで当ブログで紹介したQuarteto Em Cy作品(The Girls from Bahia名義を含む)は以下の5枚。

 『Quarteto Em Cy』(1966年)
 The Girls from Bahia『Pardon My English』(1967年)
 The Girls From Bahia『Revolucion Con Brasilia!』(1968年)
 『Em Cy Maior』(1968年)
 『Quarteto Em Cy』(1972年)

本作『Querelas Do Brasil』(1978年)は、Quarteto Em Cyらしい透明感のある美しいコーラスを、70年代後半らしいモダンなアレンジで聴かせてくれるメロウMPBに仕上がっています。

本作におけるメンバーは、CyvaCynaraというDe Sa Leite姉妹と、Sonia FerreiraDorinha Tapajosの4名。

プロデュースはMarcos Maynard
アレンジはLuiz Claudio Ramos

レコーディングにはAzymuthJose Roberto Bertrami(p、org、syn)、Banda Black RioJamil Joanes(g)、Sivuca(accordion)、MPB4Miltinho(g)、Luiz Claudio Ramos(g)、Jamil Joanes, Luizao(b)、Neco(cavaquinho)、Antonio Adolfo(p)、Paulinho Braga(ds)、Zequinha(ds)、Wilson das Neves(per)、Mu Carvalho(p)、Raul de Barros(tb)、Netinho(clarinet)等のミュージシャンが参加しています。

ヒットしたタイトル曲「Querelas Do Brazil」、清らかな「Angelica」Caetano Veloso作のメロウな「Love, Love, Love」、透明感のある「Santo Amaro」、感動的な「Sapato Velho」、軽快なサンバ・グルーヴ「Plataforma」あたりが僕のおススメです。

もしかしたら、一番好きなQuarteto Em Cy作品かもしれません。

全曲紹介しときやす。

「Querelas Do Brazil」
Aldir Blanc/Mauricio Tapajos作。ヒットしたタイトル曲。美しいコーラスと素敵なメロディと都会的サウンドが調和したメロウMPBに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=BCATnt7H7Ok

「Angelica」
Chico Buarque/Miltinho作。美しいギターの絃の響きと清らかなヴォーカル&コーラスが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=I7hWRFqwEzI

「Maresia」
Abel Silva/Sueli Costa作。エレガントなストリングスをバックに配したロマンティックな演奏です。でも歌詞は別れの歌なんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=-ZBeOm9bx1E

「Love, Love, Love」
Caetano Veloso作。本作のモダンさを象徴するメロウMPB。透明感のあるヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=E_OQfTCYE4I

「Estrela Guia」
Mauricio Tapajos/Paulo Cesar Pinheiro作。素晴らしいコーラス・ワークを存分に満喫できるビューティフル・ソング。
https://www.youtube.com/watch?v=ZvsqsyDZ61g

「Ultima Cena」
Miltinho/Paulo Cesar Pinheiro作。ある意味Quarteto Em Cyらしい雰囲気の哀愁バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=YdoMZnVf6Bc

「Salve O Verde」
Jorge Ben作。Jorge Benらしいサンバ・ソウル調の楽曲とQuarteto Em Cyの組み合わせが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fiurq_sCbXM

「Santo Amaro」
Aldir Blanc/Franklin da Flauta/Luiz Claudio Ramos作。美しいアコースティック・サウンドをバックに、透明感のあるコーラスを聴かせてくれます。オーセンティックな魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=qAU32YNS9TE

「Sapato Velho」
Claudio Nucci/Mu Carvalho/Paulinho Tapajos作。この曲かなり好き!美しいコーラス・ワークと素敵なメロディに感動が胸の込み上げてくる1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0G-DWsM7NA

「Plataforma」
Aldir Blanc/Joao Bosco作。フォーキーな雰囲気でスタートしますが、次第に軽快なサンバ・グルーヴとなり盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=MBnAOA_XOcQ

「Canudos」
Cacaso/Edu Lobo作。Edu Loboらしいミステリアスな雰囲気と、Quarteto Em Cyらしい爽快コーラスの組み合わせが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zqYXsU0dOcA

「Nao Posso Me Esquecer Do Adeus」
Caetano Veloso作。ラストは美しくも切ない哀愁バラードをしっとり歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=fHXE7OTxIuc

Quarteto Em CyThe Girls from Bahiaの過去記事もご参照下さい。

『Quarteto Em Cy』(1966年)
ペドロ・ペドレイロ

The Girls from Bahia『Pardon My English』(1967年)
Girls From Bahia: Pardon My English

The Girls From Bahia『Revolucion Con Brasilia!』(1968年)
天使のクァルテット <BRASIL SUPERSTAR 1200>

『Em Cy Maior』(1968年)


『Quarteto Em Cy』(1972年)
Quarteto Em Cy
posted by ez at 00:35| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月02日

STR4TA『Aspects』

BlueyとGilles Petersonによる新ユニット☆STR4TA『Aspects』

発表年:2021年
ez的ジャンル:UKジャズ・ファンク・ユニット
気分は... :レジェンド×レジェンド!

新作からIncognitoBlueyとUKを代表するDJ/プロデューサーGilles Petersonによる新ユニットSTR4TAのアルバム『Aspects』です。

二人は、80年代のUKソウル/ファンク・バンドCentral LineやUKジャズ・ファンク・バンドAtmosfearからインスパイアされて、STR4TAの音創りに取り組んだ模様です。

プロデュースはBlueyGilles Peterson
さらに曲によって、元OutsideMatt CooperRichard BullPaul Boothが関与しています。

Bluey(g、vo、Instruments)以下、Matt Cooper(key、ds)、昨日紹介したばかりのThe K-CreativeSki Oakenfull(key)、Richard Bull(Instruments)、Paul Booth(sax、fl)、Francis Hylton(b)、Francesco Mendolia(per)、Ben Epstein(b)、Pete Biggin(ds)、Randy Hope-Taylor(b)、Francesco Mendolia(ds)、Joao Caetano(per)、前述のAtmosfearの元メンバーPeter Hinds(key)、

基本は80年代ジャズ・ファンク/フュージョンをBluey/Gillesのセンスで2020年代仕様にアップデートしたようなサウンドがズラリと並びます。

また、AOR/シティ・ミュージック風やディスコ・ファンク調のトラックもあります。

音自体に特段目新しさはありませんが、洗練されたサウンドに仕上げるセンスはBluey/Gillesならではですね。

レジェンド×レジェンドのコラボを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Aspects」
タイトル曲はBlueyらしいジャズ・ファンク/フュージョンとGillesらしいダンシング・ジャズのエッセンスが融合した、懐かしくて新しい進化形ジャズ・ファンク/フュージョンで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wxtnkyaF5ug

「Rhythm In Your Mind」
80年代ジャズ・ファンク/フュージョン・テイストを2020年代仕様にアップデートしたような1曲。ラテン・フレイヴァーをうまく取り入れて点は、昨日紹介したThe K-Creativeあたりとも共通しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=LUKaRPAvFt4

「Dance Desire」
Gillesらしいセンスを感じる切れ味のあるハイブリッド・ブラジリアン・フュージョン。コズミックな雰囲気もあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=VUOCNFyU8e4

「We Like It」
Incognitoモードの爽快サマー・ジャズ・ファンク。涼しげなギター・カッティングとコズミックなシンセの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=xp6UWG5xXik

「Steppers Crusade」
この演奏も参加メンバーも含めて、ほぼIncognitoといった雰囲気のサマー・フュージョンに仕上がっています。後半からはブラジリアン・フュージョンへと展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=LRFV8HxYYJU

「After The Rain」
Bluey/Gilles流シティ・ミュージックといった雰囲気の仕上がり。目新しさはありませんが、洗練度合いが流石Bluey/Gillesって感じですね。
https://www.youtube.com/watch?v=6RgUq1XqWro

「Give In To What Is Real」
疾走感が心地好い爽快メロウなディスコ・フュージョン。ディスコ・ファンクとフュージョンのバランス感覚が絶妙ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Eulw4s2Y2G4

「Kinshasa FC」
80年代ディスコ・ファンクがベースで、それをフュージョン・テイストを加味してモダンにアップデートした感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=KVIz_YV1Jn0

「Vision 9」
Gillesらしいクラブジャズ/ボッサ感覚のブラジリアン・フュージョン。Paul Boothのフルートが涼しげです。
https://www.youtube.com/watch?v=kKfYd5WvqVc

「Aspects (Demus Dub)」
CDボーナス・トラック。「Aspects」のダビーなリミックス。個人的にはオリジナル以上に面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0JE6U3YzZM

ご興味がある方は、Bluey/GillesがインスパイアされたCentral LineAtmosfearの作品をチェックするのも楽しいのでは?

Atmosfear『En Trance』(1981年)


Central Line『Central Line』(1981年)
posted by ez at 00:07| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月01日

The K-Creative『Q.E.D. (Question Everything Done)』

ジャズHip-Hop寄りのUKアシッド・ジャズ☆The K-Creative『Q.E.D. (Question Everything Done)』

発表年:1992年
ez的ジャンル:UKアシッド・ジャズ
気分は... :モヤモヤGW!

K-Creativeは、1991年にロンドンで結成されたアシッド・ジャズ・ユニット。

メンバーはV-Love(Andrew John Valentine)(rap、g)、The Botanist(Dominic "Ski" Okenfull)(key、el-p、p、org、syn、prog、back vo)、Zen Bromley(Andy Bromley)(syn、key、prog、tp、back vo)、Jim C.(Jim Carmichael)(ds、prog、per、back vo)という4名。

メンバーのうち、特にThe Botanist(Dominic "Ski" Okenfull)Ski Oakenfull名義等で90年代アシッド・ジャズ系作品にプロデューサー/ソングライター/ミュージシャンとして数多く参加しています。

K-Creative唯一のアルバムがTalkin' Loudからリリースされた『Q.E.D. (Question Everything Done)』(1992年)です。

プロデュースはK-Creative自身。

基本はV-LoveのラップをフィーチャーしたジャズHip-Hop寄りのUKアシッド・ジャズに仕上がっています。また、ラテン、ハウス、ブレイクビーツ、ラガなどのエッセンスを貪欲に取り込んだ雑多な感じも本作の魅力だと思います。

「To Be Free (Brother John) (Full Length Version)」「Summer Breeze」あたりが目を引きますが、各種コンピにも収録された「Three Times A Maybe」「Back To The Real World」「Give Ya The Elbow」「K-Spelz Knowledge」あたりもおススメです。

久々に聴き直しましたが、なかなかユニークなアシッド・ジャズ作品だと思います。

『Q.E.D. (Question Everything Done)』
https://www.youtube.com/watch?v=u2ovaEJSTnQ

全曲紹介しときやす。

「To Be Free (Brother John) (Full Length Version)」
ジャズ・ファンク×Hip-Hop×クラブミュージックなクロスオーヴァー感覚が当時のUKアシッド・ジャズらしいですね。ヴァイヴの響きもいいアクセントになっています。

「Remember Where Ya Came From」
軽快なジャズ・ファンク・サウンドに乗って、V-Loveが軽やかなフロウを聴かせてくれます。ラテン・フレイヴァーの隠し味やスクラッチによるアクセントもいい感じです。

「Q.E.D. (Question Everything Done) (Instrumental)」
タイトル曲はラテン・フレイヴァーを効かせたインスト・ジャズ・ファンク。アシッド・ジャズらしいホーン・アンサンブルを楽しみましょう。

「Hook, Line & Sinker」
UKらいしブレイクビーツ・サウンドに乗って、V-Loveがラップで盛り上げます。この節操ない、何でもアリな感じ好きです。

「K-Spelz Knowledge」
コズミック・ジャズ×Hip-Hopな仕上がり。ジャズ・フィーリングのHip-Hop好きの人ならば気に入るのでは?

「Summer Breeze」
シングルにもなった女性ヴォーカル入りの爽快メロウ・ジャズ・ファンク。この時期のUKアシッド・ジャズらしいキャッチーな1曲に仕上がっています。

「Three Times A Maybe」
ブレイクビーツ×ジャズ・ファンク×Hip-Hopなメロウ・クロスオーヴァー。今回久々に聴いて、気に入ったのがこの曲です。

「Tynebomb」
派手さはありませんが、ジャズ・フィーリングのHip-Hopとして聴けば、楽しめる1曲だと思います。

「The New Tower Of Babel」
Hip-Hopというよりラガ感覚に近いかも?こういうのもアシッド・ジャズらしいかもしれませんね。

「Back To The Real World」
Guru『Jazzmatazz』と共振するようなジャズHip-Hop。Chris Bowdenのサックスがいい感じ!

「Give Ya The Elbow」
Talkin Loudのコンピにも収録された、キャッチーな爽快ジャズ・ファンク。ここでもChris Bowdenの涼しげなサックスがグッド!

「To Be Free (Silent Blues Mix)」
「To Be Free」のフロア仕様のリミックス。

「Back To The Real World (Ambient Dub)」
「Back To The Real World」のリミックス。

モヤモヤ状態で5月GW導入ですね。こうなるとGWという呼称自体が虚しい気がします。

まぁ、昨年同様、読書に勤しみながら、ゆったりと過ごしたいと思います。
posted by ez at 04:43| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月30日

Prefab Sprout『Swoon』

青臭さが魅力のデビュー・アルバム☆Prefab Sprout『Swoon』

発表年:1984年
ez的ジャンル:魔法のメロディ系UKロック/ポップ
気分は... :特別な存在であることには耐えられない!

今回は久々のPrefab Sproutです。
セレクトしたのはデビュー・アルバム『Swoon』(1984年)です。

これまで当ブログで紹介してきたPrefab Sprout作品は以下の6枚(発売順)。

 『Steve McQueen』(1985年)
 『From Langley Park to Memphis』(1988年)
 『Protest Songs』(1989年)
 『Jordan:The Comeback』(1990年)
 『Andromeda Heights』(1997年)
 『Let's Change the World with Music』(2009年)

Kitchenware RecordsからリリースされたPrefab Sproutのデビュー・アルバム『Swoon』

本作におけるメンバーは、Paddy McAloonMartin McAloonWendy Smithという三人。次作『Steve McQueen』(1985年)からドラムのNeil Contiが加入することになります。

プロデュースはDavid BrewisPrefab Sprout
ソングライティングはすべてPaddy McAloonが手掛けています。

Thomas Dolbyプロデュースによる次作『Steve McQueen』(1985年)のような完成度はありませんが、逆に完成されていないプリミティブな魅力に溢れています。

シングルにもなった「Don't Sing」「Couldn't Bear to Be Special」、名曲の誉れ高い「Cruel」あたりに注目が集まるかもしれないですが、個人的には「Cue Fanfare」「Here on the Eerie」「I Never Play Basketball Now」あたりも好きです。

アルバムはUKアルバム・チャート第22位となっています。

Prefab Sproutの初期衝動的な魅力を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Don't Sing」
アルバムからの1stシングルにもなったオープニング。ネオアコ風のイントロに続き、彼ららしい独特のメロディ&ヴォーカル・ワークで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=-IpBRMm_QAg

「Cue Fanfare」
大好きな1曲。Wendyの透明感のある女性コーラスが映えるメロウ・ポップ。
https://www.youtube.com/watch?v=NTdssoO6I_s

「Green Isaac」
抑えたトーンの前半から一転、後半は突如テンポアップしてビートを効かせたポップ・ロックへ!
https://www.youtube.com/watch?v=tAE73x1V5RI

「Here on the Eerie」
カッティング・ギターが格好良い、Prefab Sprout流シティ・ポップといった趣の1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=mtDtuPWrFwg

「Cruel」
名曲の誉れ高い人気曲。メロウ・サウンドと優しいメロディが調和したPrefab Sproutらしい音世界が展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=1T_GU1rwkYQ

「Couldn't Bear to Be Special」
アルバムからの2ndシングル。Prefab Sproutらしい少しミステリアスなドリーミー・ワールドが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=cSYLQUcUou8

「I Never Play Basketball Now」
青臭い疾走感が魅力のネオアコ・チューン。こういうのも嫌いじゃありません。
https://www.youtube.com/watch?v=rINf4QczebU

「Ghost Town Blues」
アルバムの中では変化球といった位置づけのポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=EAnB4Zc373c

「Elegance」
Paddy McAloonらしいメロディを楽しめる、Prefab Sproutファンには間違いない爽快ポップ・ワールドが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=xCAhv1wOheA

「Technique」
緩急で遊んでいるような、まさに技巧派ポップに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=uUcdQ6xDyP4

「Green Isaac II」
「Green Isaac」のパート2。こちらはロマンティックな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=gx6_au1-kk0

Prefab Sproutの過去記事もご参照下さい。

『Steve McQueen』(1985年)
スティーヴ・マックイーン

『From Langley Park to Memphis』(1988年)
From Langley Park to Memphis

『Protest Songs』(1989年)
プロテスト・ソングス(紙ジャケット仕様)

『Jordan:The Comeback』(1990年)
Jordan: The Comeback

『Andromeda Heights』(1997年)
Andromeda Heights

『Let's Change the World with Music』(2009年)
レッツ・チェンジ・ザ・ワールド・ウィズ・ミュージック
posted by ez at 07:09| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする