2021年12月15日

The 28th St. Crew『I Need A Rhythm』

David Cole/Robert Clivillesの匿名ユニット☆The 28th St. Crew『I Need A Rhythm』

発表年:1989年
ez的ジャンル:N.Y.アンダーグラウンド・ハウス
気分は... :アンダーグラウンドorメジャー?

人気ハウス・ユニットC + C Music Factoryで有名なプロデューサー・コンビDavid Cole/Robert Clivillesの別名ユニットThe 28th St. Crew『I Need A Rhythm』(1989年)です。

アルバム『Gonna Make You Sweat』(1990年)と同作からのシングル「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」「Here We Go (Let's Rock & Roll)」「Things That Make You Go Hmmm...」の世界的な大ヒットで、一躍人気アーティストとなったC + C Music Factory

そのC + C Music Factoryのイメージがあまりにも強いので、David Cole/Robert Clivillesのコンビは少し誤解されている部分もあるように思います。

僕が最初にDavid Cole/Robert Clivillesに出会ったのは、アナログ盤で購入した2 Puerto Ricans, A Blackman And A Dominican「Do It Properly」(1987年)でした。

2 Puerto Ricans, A Blackman And A Dominicanは、David Cole/Robert Clivilles、さらにはDavid MoralesJose "Chep" Nunezによるユニットであり、そのシングル「Do It Properly」はアンダーグラウンドな魅力に満ちたハウス・チューンでした。

2 Puerto Ricans, A Blackman And A Dominican「Do It Properly」(1987年)
 https://www.youtube.com/watch?v=ZSENSbNn6Dg

でもC + C Music Factoryとは、かなり違うイメージですよね。

続いて、僕が購入したDavid Cole/Robert Clivilles作品がThe 28th St. Crew名義の『I Need A Rhythm』(1989年)でした。

改めてCDを見直してみると、どこにもDavid Cole/Robert Clivillesのクレジットはなく(プロデュースはThe Done Properly Posse!名義)、当時はDavid Cole/Robert Clivillesプロデュース作という認識もないままに本作を購入していたのだと思います(記憶が曖昧です)。

倒錯の世界に一歩足を踏み入れた感覚になる、匿名性の高いアンダーグラウンドなハウス・ワールドが今聴いても心地好いです。

全曲紹介しときやす。

「I Need A Rhythm」
怪しい魅力に満ちたN.Y.のアンダーグラウンドな夜をイメージさせるタイトル・トラック。Jomanda「Make My Body Rock」、Adeva「Respect」、Maurice Joshua「This Is Acid (K&T Mix)」等がサンプリングされています。当ブログでも紹介したAdeva「Respect」が大好きだったので、そのネタ使いも手伝ってよく聴きました。
https://www.youtube.com/watch?v=r_aFDMG6vWQ

「Inch By Inch」
この時代らしいヒップ・ハウス的なエッセンスを感じられるトラック。当時、こういうサウンド好きだったなぁ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=uTvTJIdyU0o

「Steppin' Out」
妖しいダビー感覚に包まれたトラックには独特の悩殺ムードがあります。

「Get It Up」
ハウス然としたサウンドに悩殺ヴォイスが絡むトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=N3EIhujgWMk

「Where's The Party」
アルバム通して聴き直してみると、このトラックが最もN.Y.アンダーグラウンド・ハウスらしいかもしれませんね。当時、アンダーグラウンド・ハウスのコンピ・アルバムを聴くと、必ずこのタイプのトラックが収録されていた気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=4EEXieETNss

「It's In The Groove (No Games)」
アンダーグラウンドらしさを保ちながらも、キャッチーに聴かせてくれるのが、David Cole/Robert Clivillesのセンスの良さかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=013lOl8SzUc

「Pump It Up (Let's Groove)」
Total Scienceをフィーチャー。アンダーグラウンドな雰囲気の中にも、C + C Music Factoryの登場を予感させるものも感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=Ud66PzAYw3Q

「Sex On The Dance Floor (LP Version)」
このトラックを本作のハイライトに挙げる人も多いのでは?無機質なビートに少しトライバルなアクセントをつけたアンダーグラウンド・ワールドがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=AE9iPm1ZGC4

僕の中では、本作こそがDavid Cole/Robert Clivillesであり、C + C Music Factoryは彼等の仮の姿と思っているのですが・・・
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2021年12月12日

edbl『South London Sounds』

サウス・ロンドンの新星トラックメイカー☆edbl『South London Sounds』

発表年:2021年
ez的ジャンル:サウス・ロンドン系トラックメイカー
気分は... :リヴィングルームの音世界...

新作からサウス・ロンドンの新星トラックメイカーedbl『South London Sounds』です。

edblことED Blackはイギリス、チェスター出身のトラックメイカー/ギタリスト。

現在はサウス・ロンドンを拠点に活動しています。

2019年からedbl名義で作品をリリースしています。

本作『South London Sounds』は、『edbl beats, vol.1』(2020年)、『Boys & Girls Mixtape』(2020年)、『edbl beats, vol.2』(2021年)等これまで発表した作品の中から15トラックをセレクトした日本独自編集CDです。

その意味でedblの魅力が1枚に凝縮されたお得な1枚だと思います。

自宅のリヴィングルームでレコーディングしたローファイな音世界は、メロウ&ソウルフルであり、A Tribe Called QuestJ DillaFKJあたりの影響を感じます。

トラック自体がメロディアスですが、多くの曲でサウス・ロンドンのシンガーをフィーチャーしているので、さらに聴きやすいと思います。

サウス・ロンドンならではの美メロ・トラックを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「I'll Wait」
Kofi Stoneのラップをフィーチャー。イントロのフルートの音色が涼しげなメロウHip-Hopトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=nfgKa0bh5TM

「Charmaine」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。Zach Saidをフィーチャー。ローファイなレイドバック感覚が印象的なトラック。独特の脱力ワールドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ce5ZaAsBNMI

「Symmetry」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーTilly Valentineをフィーチャー。メランコリック・サウンドとTilly Valentineの少し寂しげな歌声がマッチした哀愁メロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=h_bi0knZqY4

「Hard To Tell」
女性シンガーCarrie Baxterをフィーチャー。Amy Winehouseあたりを彷彿させるCarrie Baxterのヴォーカルと、edblのメロウ・ギターの組み合わせがいい感じのメロウ・ポップ・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=RN-Ev7ZaIAU

「Nostalgia」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーTaura Lambをフィーチャー。透明感のあるTauraのヴォーカルを活かしたソフトリーな仕上がり。ここでもedblのメロウ・ギターが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=mmiRbLAzmYw

「What Next?」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。A Tribe Called QuestJ Dillaからの影響を感じるトラックメイカーらしいインスト・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=-92oS1pvCpE

「Less Talkin'」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーJAEをフィーチャー。JAEのコケティッシュなヴォーカルが映えるネオソウル調の仕上がりは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=VkJ_0Hzjywg

「Cigars」
Alfie Neale & Jarki Monnoをフィーチャー。J Dillaプロデュース曲のような佇まいがあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=n9dc5F09f-k

「(Baby Can We) Lift This Up?」
Hemi Mooreをフィーチャー。ローファイならではの抑えたトーンが魅力のメロウ・ポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Wy2RPaoZbBw

「Table For Two」
Tilly Valentineの女性ヴォーカルとBran Mazzのサックスをフィーチャー。ローファイならではのジャジー&メロウ・フィーリングが魅力委の爽快ポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=fxEYOK7Aqyc

「The Way Things Were」
男性シンガーIsaac Waddingtonをフィーチャー。ソウルフル&セクシーなIsaac Waddingtonのヴォーカルを活かした哀愁メロウなソウル・グルーヴ。個人的にもアルバムで一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=xuNMsMpVaho

「Be Who You Are」
男性シンガーJay Alexzanderをフィーチャー。ネオソウル調のメロディアスなミディアム・バラード。派手さはありませんが、なかなかいい味わいです。
https://www.youtube.com/watch?v=MHjAQB4Memg

「Magpies」
『edbl beats, vol.1』収録曲。edblのメロウ・ギターを満喫できるジャジーなインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=cqjPIe-smCQ

「Edbl Guitar」
『edbl beats, vol.1』収録曲。タイトルの通り、edblのギターを聴かせるトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=a77pXLima1c

「Breakfast In Bed」
『edbl beats, vol.2』収録曲。USビートメイカーJoe Baeをフィーチャー。ラストは朝食モードのインスト・メロウで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jlx-LK9GqZQ
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2021年12月10日

『今の気分は...2021年12月10日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は1980年代カテゴリーからブラコン的な10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Dynasty「Do Me Right」
https://www.youtube.com/watch?v=ulPqa3Oekfk
From Dynasty『Adventures in the Land of Music』(1980年)


Zinga「Heartbreak」
https://www.youtube.com/watch?v=d7L_IAdNMyA
From 『Zinga』(1982年)
zinga zinga.jpg

Con Funk Shun「Too Tight」
https://www.youtube.com/watch?v=h4xoL42Ssvw
From 『Touch』(1980年)
タッチ

L.A. Boppers「Perfect Love」
https://www.youtube.com/watch?v=Cgo28JzVbr4
From 『Make Mine Bop!』(1982年)
MAKE MINE BOP

Shalamar「There It Is」
https://www.youtube.com/watch?v=VhNJ-jmgSck
From 『Friends』(1982年)


Dayton「Promise Me」
https://www.youtube.com/watch?v=IMZkfeDlxHY
From 『Feel The Music』(1983年)
Feel the Music

Sunrize「I Need You More Than Words Can Say」
https://www.youtube.com/watch?v=naNvZyoScGc
From 『Sunrize』(1982年)
サンライズ

Starpoint「Angel」
https://www.youtube.com/watch?v=KNKoj-oOx5E
From 『Wanting You』(1981年)


Dazz Band「Gamble With My Love」
https://www.youtube.com/watch?v=uT6jlpBzugo
From 『Keep It Live』(1982年)
Keep It Live

The S.O.S. Band「Are You Ready?」
https://www.youtube.com/watch?v=7i2viMqaHts
From 『Too』(1980年)
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2021年12月08日

Diana Ross『Touch Me In The Morning』

大ヒットしたタイトル曲収録☆Diana Ross『Touch Me In The Morning』

発表年:1973年
ez的ジャンル:キュート・ソウル・ディーヴァ
気分は... :しっとりバラード路線で・・・

今回はキュートなソウル・ディーヴァDiana Rossのヒット・アルバム『Diana Ross (1976)』(1976年)です。
※他のセルフ・タイトル作と区別するため、リリース年を補足しています。

The Supremesのリード・シンガーDiana Rossについて、当ブログで紹介したのは以下の4枚。
 『Diana Ross (1970)』(1970年)
 『Diana Ross (1976) 』(1976年)
 『The Boss』(1979年)
 『Diana』(1980年)

本作はソロとしては4作目のスタジオ・アルバム。
アルバムからはUSチャートNo.1となった大ヒット・シングル「Touch Me In The Morning」が生まれ、アルバムもUSアルバム・チャート第5位、同R&Bアルバム・チャート第1位となっています。

ストリングスを配したバラード中心の構成であり、ソウル・ファン向けというより、ポピュラー・ファン向けの仕上がりかもしれません。でも、それらバラードを通して、Diana Rossのシンガーとしての魅力、特に声質の良さの魅力を満喫できます。アレンジの素晴らしさも光ります。

前述の大ヒット・シングル「Touch Me In The Morning」が目立ちますが、サンプリング・ソースとしても人気の「Medley: Brown Baby/Save The Children」も今日的なハイライトだと思います。

それ以外に、The 5th Dimensionのカヴァー「Leave A Little Room」Carpentersのカヴァー「I Won't Last A Day Without You」あたりもおススメです。

派手さはありませんが、Dianaのシンガーとしての進化を感じる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Touch Me In The Morning」
Michael Masser/Ron Miller作。Michael Masser/Tom Bairdプロデュース。Gene Page/Tom Bairdのアレンジ。前述のようにUSチャートNo.1となった大ヒット・シングル。ビューティフル・バラードの前半から、テンポアップのメリハリの効かせた中盤以降への流れがいいですね。素晴らしいアレンジの勝利といったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=nvZfQzlS9t8

MFSB、Fausto Papetti、Andy Williams、The Lettermen、Big Youth、Anita Harris、Marlena Shaw、The Nolans、John Holt等がカヴァーしています。また、9th Wonder feat. Khrysis「Make It Big」、McGruff「Don't You Know」等のサンプリング・ソースとなっています。
MFSB「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=sOKHh-XKpGU
Fausto Papetti「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=Y57VoXnoihg
Andy Williams「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=v74MJRbdLdg
The Lettermen「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=srGOsXZmHVc
Big Youth「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=Nq5Y2cpqXFk
The Nolans「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=Sqa_R6TMkMg
John Holt「Touch Me In The Morning」
 https://www.youtube.com/watch?v=YZ6vysKg-7g
McGruff「Don't You Know」
 https://www.youtube.com/watch?v=jVktEhjEUic

「All Of My Life」
Michael Randall作、プロデュース&アレンジ。しっとりと歌い上げるラブ・バラード。キラキラしたDianaの声質の魅力が映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=knuuEfPK9Z8

Jaya、Kaye Malana Cantong、Suy Descalsotaがカヴァーしています。
Jaya「All Of My Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=KU9VPxdWDQU

「We Need You」
Deke Richards作&プロデュース。Deke Richards/James Carmichaelのアレンジ。オーセンティックなバラード。荘厳なオーケストレーションとキュートなDianaの歌声の組み合わせがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=2Fn7MI7I9s4

「Leave A Little Room」
The 5th Dimensionのカヴァー。オリジナルは『Individually and Collectively』(1972年)収録。Michael Randall作、プロデュース&アレンジ。感動ドラマのエンディング・テーマといった趣です。Dianaの語り口と素晴らしいヴォーカル・ワークが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=1wc3qvBpuu4

「I Won't Last A Day Without You」
Carpentersのヒット・シングルをカヴァー(Paul Williams/Roger Nichols)。Carpentersのオリジナルが最初にリリースされたのは1972年ですが、USシングル・チャートでヒットしたのは1974年だったので、本作のリリースの方が先となります。その意味では先見の明があったといえるナイス・カヴァーですね。Jerry Marcellino/Mel Larsonプロデュース。Gene Pag/John Bahlerのアレンジ。Carpentersヴァージョンとは異なるDianaならではの語り口で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=7PQcHhuWQpI

Scribe feat. Ladi6「So Nice」、Lil B「Connect the Dots」のサンプリング・ソースとなっています。
Scribe feat. Ladi6「So Nice」
 https://www.youtube.com/watch?v=mwYSd83_c-s
Lil B「Connect the Dots」
 https://www.youtube.com/watch?v=4HeoI29Ctm8

「Little Girl Blue」
ミュージカル『Jumbo』(1935年)のために書かれたRichard Rodgers/Lorenz Hart作品をカヴァー。Gil Askeyプロデュース&アレンジ。素敵なギターの音色を従えたポピュラー・スタンダードらしいロマンティック・バラードに仕上がっています。MC Solaar「Intro (1991)」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ksn3R-rX9VU

「My Baby (My Baby My Own)」
Tom Baird作、プロデュース&アレンジ。艶めかしく歌い上げるセクシー・モードのラブ・バラード。こういうDianaもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iVo2bEvMJSU

MC Solaar「Intro (1991)」、Aasim D'Xplicit「Fly Shit」、Ahwlee「Psalm_Trees.」等のサンプリング・ソースとなっています。
MC Solaar「Intro (1991)」
 https://www.youtube.com/watch?v=_2z_LshdTYE
Aasim D'Xplicit「Fly Shit」
 https://www.youtube.com/watch?v=JvQTLzQwX7Q
Ahwlee「Psalm_Trees.」
 https://www.youtube.com/watch?v=F5bUk7rmdDw

「Imagine」
John Lennonの名曲をカヴァー。あまり仰々しくなく、さらっと歌っている感じがいいですね。Diana Ross自身のプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=uL9Lm2BN-eg

「Medley: Brown Baby/Save The Children」
Oscar Brown Jr.「Brown Baby」とMarvin Gaye「Save The Children」というカヴァー2曲のメドレー。Tom Baird/Diana Rossプロデュース。Tom Baird/Gene Pageのアレンジ。今日的には本曲を本アルバムのハイライトかもしれませんね。僕もその一人です。ニュー・ソウルなDianaを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=_PaukFWdZ4M

Guru「For You」、Soon E MC「Elucider Ce Mystere」、2Pac「If I Die 2Nite」、Real Live「The Gimmicks」、Hard Rock Cartel「If You Wanna」、Flaminio Maphia feat. Riccardo Sinigallia「Le Facce Della Notte」、Cassidy feat. Nas and Quan「Can't Fade Me」、Theory Hazit「Decisions」、Immortal Technique「Harlem Renaissance」、Action Bronson「Imported Goods」等のサンプリング・ソースとなっています。
Guru「For You」
 https://www.youtube.com/watch?v=cc7utSeiCMM
Soon E MC「Elucider Ce Mystere」
 https://www.youtube.com/watch?v=qZl6MAXRClU
Real Live「The Gimmicks」
 https://www.youtube.com/watch?v=5eIuI3r04Oo
Hard Rock Cartel「If You Wanna」
 https://www.youtube.com/watch?v=IOu-GPu9AoE
Flaminio Maphia feat. Riccardo Sinigallia「Le Facce Della Notte」
 https://www.youtube.com/watch?v=01DfQwJz990
Cassidy feat. Nas and Quan「Can't Fade Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=ywj4Z77Pcxs
Theory Hazit「Decisions」
 https://www.youtube.com/watch?v=_opCHr5JVV4
Immortal Technique「Harlem Renaissance」
 https://www.youtube.com/watch?v=yI2O2b6Ap68
Action Bronson「Imported Goods」
 https://www.youtube.com/watch?v=jKpd2Bua3Ug

Diana Rossの他の70年代アルバムもチェックを!

『Diana Ross』(1970年)
Diana Ross

『Everything Is Everything』(1970年)
Everything Is Everything

『Surrender』(1971年)
Surrender, Expanded Edition

『Lady Sings the Blues』(1972年)
ビリー・ホリデイ物語

Diana Ross & Marvin Gaye『Diana & Marvin』(1973年)
Diana Ross and Marvin Gaye

『Last Time I Saw Him』(1973年)
Last Time I Saw Him

『Diana Ross (1976) 』(1976年)
愛の流れに

『Baby It's Me』(1977年)
ベイビー・イッツ・ミー

『Ross』(1978年)
ロス(紙ジャケット仕様)

『The Boss』(1979年)
ザ・ボス

『Diana』(1980年)
ダイアナ
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2021年12月05日

Marisa Monte『Portas』

MPBの歌姫、10年ぶりの新作☆Marisa Monte『Portas』

発表年:2021年
ez的ジャンル:MPBの歌姫
気分は... :どの扉もどこかに向かって開く...

今回はMPBの歌姫Marisa Monte、10年ぶりの最新作『Portas』です。

1967年、リオ・デジャネイロ生まれの女性シンガー・ソングライターMarisa Monteに関して、これまで紹介したのは以下の8枚。

 『Marisa Monte(MM)』(1989年)
 『Mais』(1991年)
 『Verde Anil Amarelo Cor de Rosa e Carvao(Rose and Charcoal)』(1994年)
 『Barulhinho Bom(A Great Noise)』(1996年)
 『Memorias, Cronicas e Declaracoes De Amor』(2000年)
 『Universo Ao Meu Redor』(2006年)
 『Infinito Particular』(2006年)
 『O Que Voce Quer Saber De Verdade』(2011年)

また、Marisa MonteCarlinhos BrownArnaldo AntunesのユニットTribalistasについても紹介済みです。

 『Tribalistas (2002)』(2002年)
 『Tribalistas (2017)』(2017年)

遂に出ました、Marisa Monte、10年ぶり待望の新作『Portas』

ド派手なジャケが示すように、さらにパワー・アップした最新形Marisa Monteに出会える期待以上の充実作です。

プロデュースはMarisa Monte自身。
また、長年、Marisa作品を手掛けてきたArto Lindsayが2曲で共同プロデュースしています。

Tribalistasの同朋であるCarlinhos BrownArnaldo Antunes、今回ソングライティングでも大きく貢献している、Carlinhos Brownの息子Chico Brown(g、p、key)、Dadi Carvalho(b)、Jorginho Gomes(ds)、Pedro Baby(g)、Davi Moraes(g)といった近年のMarisaの公演メンバー、注目のブラジル人シンガー・ソングライターSilva(Lucas Silva)、人気ブラジル人アーティストSeu Jorgeと彼の娘Flor De Maria期待の次世代ジャズ・ドラマーKassa Overall 、MarisaやArto Lindsay作品でお馴染みのベーシストMelvin Gibbs『Tribalistas』(2017年)にも参加していたPretinho da Serrinha(cavaquinho)、リオ出身の人気ロックバンドLos Hermanosの元メンバーMarcelo Camelo等が参加しています。

また、Arthur VerocaiAntonio Nevesがアレンジで参加しています。

Arto Lindsayとの共同プロデュースによるタイトル曲「Portas」Arthur Verocaiの素晴らしいアレンジが映える「Deja Vu」、フォルクローレ的な味わいの「Praia Vermelha」Silvaとの共演作「Totalmente Seu」、ブラジリアン・メロウ「Espaconaves」、僕好みのブラジリアン・フォーキー「Sal」、スペイン、マドリッド在住のウルグアイ人シンガー・ソングライターJorge Drexlerとの男女デュエット「Vento Sardo」、リオの名門エスコーラ・ジ・サンバ、ポルテーラに捧げられた「Elegante Amanhecer」Seu Jorgeとその娘Flor De Mariaをフィーチャーした「Pra Melhorar」あたりが僕のオススメです。

10年待った甲斐があったと思わせてくれる大満足の1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Portas」
邦題「扉」。Arto Lindsayとの共同プロデュース。Marisa Monte/Arnaldo Antunes/Dadi作。タイトル曲はKassa Overall 、Melvin GibbsらUSミュージシャンがバックを務めた、ポジティヴで大きな愛を感じる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=n_b0v9cjAQw

「Calma」
Arto Lindsayとの共同プロデュース。Marisa Monte/Chico Brown作。コロナ禍の暗闇から抜け出すための強い意志を感じる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=2FNwaTHW87A

「Deja Vu」
Marisa Monte/Chico Brown作。Arthur Verocaiの素晴らしいアレンジが映える哀愁チューン。Marisaらしい語り口がいいですね。Davi Moraesのギター・ソロもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=dXsXQmeoEvc

「Quanto Tempo」
Marisa Monte/Pretinho da Serrinha/Pedro Baby作。時が経とうと変わらぬ、歌への情熱が伝わってきます。小気味よさと味わい深さが上手く両立しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vrzUB8ZtvEg

「Medo do Perigo」
Marisa Monte/Chico Brown作。美しい音色をバックに、Marisaが凛とした歌声を聞かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4gisRNa4398

「A Lingua dos Animais」
邦題「動物たちのことば」。Marisa Monte/Arnaldo Antunes/Dadi作。邦題からイメージされるように、何処となくホッコリします。Antonio Nevesらのホーン・サウンドがいい雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=kwnnINWwPME

「Praia Vermelha」
Marisa Monte/Nando Reis作。フォルクローレ的な味わいがある爽やかな仕上がり。こういうの大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=DQ3dHd7aPBk

「Totalmente Seu」
Marisa Monte/Lucas Silva/Lucio Silva作。MarisaとSilvaの共演は大変興味深いですね。Silvaのピアノをバックに、Marisaが素敵なラブ・ソングを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=UlmAYpPt5s8

「Em Qualquer Tom」
Marisa Monte/Chico Brown作。エレガントな雰囲気に包まれています。
https://www.youtube.com/watch?v=YZNaRkRgbio

「Espaconaves」
Marcelo Camelo作。Marisaらしい語り口で歌うブラジリアン・メロウ。成熟したMarisaの魅力を存分に堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=dloBqmYTEdk

「Fazendo Cena」
Marisa Monte/Chico Brown作。哲学的な歌詞が印象的な現代MPBらしい仕上がり。Davi Moraesのギター・ソロもいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=UGcqOmbwPTs

「Sal」
邦題「塩」。Marisa Monte/Marcelo Camelo作。僕好みのブラジリアン・フォーキー。作者Marcelo Cameloがアレンジも手掛けています。Carlinhos Brownも参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=fbSzy6gwpls

「Vagalumes」
邦題「蛍」。Marisa Monte/Arnaldo Antunes作。少しミステリアスな哀愁チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=usrrLePPG1k

「Vento Sardo」
邦題「サルディニアの風」Marisa Monte/Jorge Drexler/Carles "Campi" Camponプロデュース。Marisa Monte/Jorge Drexler作。Marisaとスペイン、マドリッド在住のウルグアイ人シンガー・ソングライターJorge Drexleによる男女デュエット。タイトルのせいか地中海の香りがします。
https://www.youtube.com/watch?v=Wu8GD6mT1pA

「Elegante Amanhecer」
邦題「優美な夜明け」。Marisa Monte/Pretinho da Serrinha作。リオの名門エスコーラ・ジ・サンバ、ポルテーラに捧げられた1曲。Pretinho da Serrinhaのカヴァキーニョを中心としたサンバ・サウンドをバックに、Marisaが躍動するヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bjVRQWeuc3A

「Voce Nao Liga」
Marisa Monte/Marcelo Camelo作。モダンでファンキーなサンバ・ソウルで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wjbOkHAjLgc

「Pra Melhorar」
邦題「より良く生きるために」。Marisa Monte/Seu Jorge/Flor De Maria作。ラストはSeu Jorgeとその娘Flor De Mariaをフィーチャー。タイトルの通り、ポジティヴな空気に包まれてアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=G3SHN7pmDHE

Marisa Monte関連の過去記事もチェックを!

『Marisa Monte(MM)』(1989年)
マリーザ・モンチ

『Mais』(1991年)
Mais

『Verde Anil Amarelo Cor de Rosa e Carvao(Rose and Charcoal)』(1994年)
ローズ・アンド・チャコール

『Barulhinho Bom(A Great Noise)』(1996年)
Great Noise

『Memorias, Cronicas e Declaracoes De Amor』(2000年)
アモール、アイ・ラヴ・ユー

『Tribalistas (2002)』(2002年)
Tribalistas

『Universo Ao Meu Redor』(2006年)
Universo ao Meu Redor

『Infinito Particular』(2006年)
Infinito Particular

『O Que Voce Quer Saber De Verdade』(2011年)
あなたが本当に知りたいこと

Tribalistas『Tribalistas (2017)』(2017年)
tribalistas(2017).jpg
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