2021年09月05日

Bacao Rhythm & Steel Band『Expansions』

ドイツのカリビアン・ファンク・バンド第3弾☆Bacao Rhythm & Steel Band『Expansions』

発表年:2021年
ez的ジャンル:ドイツ産カリビアン・ファンク
気分は... :スティール・ドラムで心を穏やかに!

新作アルバムからドイツのカリビアン・ファンク・バンドBacao Rhythm & Steel Bandの3rdアルバム『Expansions』です。

ドイツの現行ファンク・バンドThe Mighty Mocambosのメンバーらが結成したカリビアン・ファンク・バンドBacao Rhythm & Steel Bandの紹介は、1stアルバム『55』(2016年)、『The Serpent's Mout』(2018年)に続き3回目となります。

スティール・ドラムを使ったカリビアン・ファンクを特長としつつ、The Mighty Mocambosの流れを汲むファンクネスや、この世代らしいHip-Hopのエッセンスを取り込んでいるのが、このバンドの魅力ですね。

本作では、Bjorn Wagner(Hank Dettweiler)(steel drums、g、b、clavinet、el-p、mellotron、glockenspiel)、Ben Greenslade-Stanton(tb、tp、tuba)、Sebastian Drescher(tp)、Sascha Weise(ds)、Victor Kohn(b)というThe Mighty Mocambosのメンバーに加え、Lucas Kochbeck(ds、per)、Paul Elliott(per)、John Reed(b、ds)、Tim Grunwald(b)、Bernhard Hummer(sax)、Hans Christian Stephan(tp)、Shawn Lee(ds)、Guillaume La Cahain(ds)、Simon Gussek(ds)といったミュージシャンが参加しています。

プロデュースはBjorn WagnerSteffen Wagnerが共同プロデュースを務めています。

毎回Hip-Hopカヴァーで楽しませてくれる彼らですが、今回はSlum VillageJay-Zを取り上げています。

それ以外にもGalt MacDermotGrace Jones
SylvesterIke TurnerErykah BaduMinnie Riperton、さらにボーナス・トラックでMtumeをカヴァーしています。

オリジナルと聴き比べるのも楽しいですし、オリジナルを知らなくても楽しめるカリビアン・ファンクです。

唯一無二のカリビアン・ファンク・ワールドを楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Tough Victory」
タイトルの通り、タフネスを感じるパワフルなカリビアン・ファンクがオープニング。少しアフロ・ファンク調な部分もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=SG4uJMGwSkk

「Space」
ミュージカル『Hair』で知られるカナダ人コンポーザー/ピアニストGalt MacDermotのカヴァー。オリジナルは『Woman Is Sweeter』(1969年)収録。オリジナルの雰囲気をうまく活かして、楽園モードのカリビアン・メロウを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=o_W6ZvnShwc

Galt MacDermot「Space」
 https://www.youtube.com/watch?v=wk_dPAs2hzo

「Raise It Up」
J Dillaが在籍していたHip-HopグループSlum Villageのカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Fantastic, Vol. 2』(2000年)収録。J Dillaビートをカリビアン・ファンクと見事に融合させたHip-Hopファンも楽しめる1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=SSMWqpDenF8

Slum Village「Raise It Up」
 https://www.youtube.com/watch?v=QPrmJr0Jj3k

「My Jamaican Dub」
モデル出身のクール・ビューティーGrace Jonesの人気曲「My Jamaican Guy」をカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Living My Life』(1982年)収録。レゲエ/ダブ調のオリジナルをダビーなカリビアン・ファンクで聴かせてくれます。クールな雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=4bejAj8MCic

Grace Jones「My Jamaican Guy」
 https://www.youtube.com/watch?v=0LTzVPCFSY8

「I Need Somebody To Love Tonight」
ディスコ・ヒットで知られるSylvesterのカヴァー。オリジナルは『Stars』(1979年)収録。官能的で儚いメロウ・ファンクであったオリジナルに対して、ここでは力強いビートのカリビアン・ファンクで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=zxjVI1AaUOo

Sylvester「I Need Somebody To Love Tonight」
 https://www.youtube.com/watch?v=3twSNZhB330

「Dirt Off Your Shoulder」
Hip-Hopの帝王Jay-Zをカヴァー。 Timbalandがプロデュースしたオリジナルは『The Black Album』(2003年)収録。この曲がスティール・ドラムの音色が映えるカリビアン・メロウ・ファンクに生まれ変わるとは・・・痛快ですね!
https://www.youtube.com/watch?v=xDy1Lla6wXA

Jay-Z「Dirt Off Your Shoulder」
 https://www.youtube.com/watch?v=Oz_-VaTHpc8

「Getting Nasty」
Ike & Tina Turnerで知られる故Ike Turnerのカヴァー。やや地味な印象さえ受けるオリジナルに対して、本ヴァージョンはスティール・ドラムの音色が華やかなパワフルかつメロウなカリビアン・ファンクに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=2JlEeA0AB9E

Ike Turner「Getting Nasty」
 https://www.youtube.com/watch?v=f8cFpqjr9qo

「Blow Your Cover」
The Mighty Mocambosを思わせる力強いビートがさく裂する重量カリビアン・ファンク。フツーにファンクとしても楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=b2AbUBOVl8c

「Represent」
ホーン・サウンドが印象的な哀愁カリビアン・ファンク。ゆったりなのに鋭いグルーヴがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zEWNOYTSQtA

「The Healer」
Erykah Baduが故J Dillaに捧げた、Madlibプロデュース曲をカヴァー。オリジナルは『New Amerykah: Part One (4th World War)』(2008年)収録。J Dillaトリビュートを受け継ぎつつ、カリビアン・テイストならではの魅力を伝えてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vnqCwROrziQ

Erykah Badu「The Healer」
 https://www.youtube.com/watch?v=XykIswFgLpU

「Les Fleurs」
天使の歌声Minnie Ripertonのカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Come To My Garden』(1970年)収録。この曲自体がスティール・ドラムの音色が似合うのかもしれませんね。実に心地好いカリビアン・メロウに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=KhBfhfEP4GQ

Minnie Riperton「Les Fleurs」
 https://www.youtube.com/watch?v=OQt4e3Odc2c

「Squaring The Circles」
本編ラストは日本人の琴線に触れそうな哀愁カリビアンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=DBmPfvN9lYA

CDに以下の3曲がボーナス・トラックで追加収録されています。

「Juicy Fruit」
Mtumeの名曲「Juicy Fruit」をカヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Juicy Fruit』(1983年)。お馴染みのファンク・クラシックを角が取れて、丸みが出たようなカリビアン・ファンクで楽しませてくれます。

Mtume「Juicy Fruit」
 https://www.youtube.com/watch?v=MucY5wRYByU

「Look Out Baby (Here I Come)」
ファンキー・モード全開のカリビアン・ファンク。スピーディーな疾走感が格好良いですね。

「Kaiso Noir」
エレクトリック色なエッセンスとの組み合わせが面白い、コズミック・カリビアン・ファンクに仕上がっています。

未聴の方はBacao Rhythm & Steel Bandの他作品もチェックを!

『55』(2016年)
55

『The Serpent's Mout』(2018年)
ザ・サーペンツ・マウス
posted by ez at 12:05| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

Thelma Houston『Sunshower』

Jimmy Webbプロデュースのソロ・デビュー・アルバム☆Thelma Houston『Sunshower』
Sunshower
発表年:1969年
ez的ジャンル:ダンヒル系女性ソウル
気分は... :This Is Your Life!

今回は70〜80年代に活躍した女性ソウル・シンガーThelma Houstonのソロ・デビュー・アルバム『Sunshower』(1969年)です。

1946年ミシシッピ生まれの女性ソウル・シンガー/女優であるThelma Houstonについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚(発売順)。

 『Any Way You Like It』(1976年)
 『The Devil In Me』(1977年)
 『Ride To The Rainbow』(1979年)

The Art Reynolds Singersのメンバーとして活動していたThelma Houstonのソロ・デビュー・アルバムが本作『Sunshower』です。

本作以前に1966年と1967年にCapitolから2枚のソロ・シングルをリリースしていましたが、このデビュー・アルバムはDunhillからのリリースです。

プロデュース&アレンジはJimmy Webb
The Rolling Stonesの大ヒット曲カヴァー「Jumpin' Jack Flash」以外は、ソングライティングもすべてJimmy Webbです。

Hal Blaine(ds)、Joe Osborn(b)、Fred Tackett(g)、Mike Deasy(g)、Larry Knechtel(p、org、harpsichord)、Sherlie Matthews(back vo)、Ginger Blake(back vo)、Patrice Holloway(back vo)等がレコーディングに参加しています。

Jimmy Webbプロデュース作らしさを楽しむのであれば、「Everybody Gets To Go To The Moon」「Mixed-Up Girl」「Sunshower (From "His Own Dark City")」がおススメです。

躍動するソウル・シンガーThelma Houstonを楽しむのであれば、「Jumpin' Jack Flash」「Cheap Lovin'」がおススメです。

バラード系であれば、僕の一番のお気に入り、Norman Connorsもカヴァーした「This Is Your Life」をはじめ、「Someone Is Standing Outside」「This Is Where I Came In」がおススメです。

いろいろな意味で聴き所の多いデビュー・アルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Sunshower (From "His Own Dark City")」
オープニングを飾るタイトル曲は2ndシングルにもなりました。ストリングス入りのフォーキー・チューンはJimmy Webbプロデュースらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_Rc3CKmNzoA

「Everybody Gets To Go To The Moon」
アルバムからの1stシングル。エレガントなストリングスを配した躍動するポップ・ソウル。Jimmy Webbのアレンジとスケールの大きなThelmaのヴォーカルが調和したドラマチックな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=lvhF855H7X8

「To Make It Easier On You」
オーセンティックなバラードを情感たっぷりに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=-wGnEmBOZx0

「Didn't We」
Richard Harris、1968年のシングルをカヴァー。しっとり歌い上げるバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=94kqibOSJgc

Skyzoo and 9th Wonder「Come Back」、Daniel Swain「This Time Around」のサンプリング・ソースとなっています。
Skyzoo and 9th Wonder「Come Back」
 https://www.youtube.com/watch?v=qbT5bfsM7c4
Daniel Swain「This Time Around」
 https://www.youtube.com/watch?v=jyIru1jxHKg

「Mixed-Up Girl」
しっとりとしたイントロから一転、軽快に疾走するフォーキー・ポップ・ソウルが展開されます。躍動するThelmaのヴォーカルがいいですね。美しいストリングスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=ZTx3UbtIrjY

「Someone Is Standing Outside」
素晴らしいストリングスを配したポップ・バラードをThelmaが素晴らしい表現力で歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=jEW6UkDNYA4

「Jumpin' Jack Flash」
The Rolling Stonesの大ヒット曲をカヴァー(Mick Jagger/Keith Richards作)。3rdシングルにもなりました。お馴染みのロック名曲のドライヴ感を受け継ぐ、躍動感のあるパンチの効いたカヴァーに仕上がっています。Jimmy Webbらしいストリングスのスパイスもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=2V1Gif8jOdU

「This Is Where I Came In」
味わい深いバラード。Thelmaのソウル・シンガーとしての魅力を存分に満喫できます。終盤のHal Blaine、Joe Osbornによるリズム隊の演奏が格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=F9iMVj1YR7M

Alpha feat. Jarvis Cockerがカヴァーしています。また、Skyzoo and 9th Wonder「The Spirit」、Classified feat. Snak the Ripper and Slug「Never Stop the Show」のサンプリング・ソースとなっています。
Alpha feat. Jarvis Cocker「This Is Where I Came In」
 https://www.youtube.com/watch?v=kjcJpj5jhcw
Skyzoo and 9th Wonder「The Spirit」
 https://www.youtube.com/watch?v=dPA17gAWI3Q
Classified feat. Snak the Ripper and Slug「Never Stop the Show」
 https://www.youtube.com/watch?v=tFdjiScKUdw

「Pocketful Of Keys」
ハープシコードの音色が印象的な哀愁バラードをThelmaがしみじみと歌います。
https://www.youtube.com/watch?v=-VNwbjSgKWc

Jimmy Webb自身のセルフ・カヴァーがアルバム『And So: On』(1971年)に収録されています。
Jimmy Webb「Pocketful Of Keys」
 https://www.youtube.com/watch?v=tSjoQ4ZHw3k

「This Is Your Life」
当ブログではNorman Connorsヴァージョンを紹介済みのバラード。僕の場合、Norman Connorsヴァージョンで本曲を先に知り、名バラードとして認知していたので、このオリジナルを聴き、さらに感動が増しました。
https://www.youtube.com/watch?v=e5tl2qNMaHU

前述のNorman Connorsをはじめ、The 5th Dimension、Billy Paul、Asha Puthliがカヴァーしています。また、M.E.D. feat. Blu「This Is Your Life」のサンプリング・ソースとなっています。
Norman Connors「This Is Your Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=8htjUKV8jBg
The 5th Dimension「This Is Your Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=HjTHSSIXMI0
Billy Paul「This Is Your Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=_MZB4FFKz9k
Asha Puthli「This Is Your Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=y9Q6fhSHvEo
M.E.D. feat. Blu「This Is Your Life」
 https://www.youtube.com/watch?v=wlVhmYCwX58

「Cheap Lovin'」
Hal Blaineの格好良いドラミングと共にスタートするファンキー・グルーヴ。「Jumpin' Jack Flash」と並ぶ格好良さです!Thelmaのヴォーカルも躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=ntCwX62jOzo

Barbara Randolph、The Supremesがカヴァーしています。
The Supremes「Cheap Lovin'」
 https://www.youtube.com/watch?v=vmG4mXhEEjY

「If This Was The Last Song」
ラストはカントリー・ゴスペル調のバラードで感動的なフィナーレを迎えます。
https://www.youtube.com/watch?v=8T9eiqJPWG8

Thelma Houstonの他作品もチェックを!

『Thelma Houston』(1972年)


Thelma Houston & Pressure Cooker『I've Got The Music In Me』(1975年)
I've Got the Music in Me

『Any Way You Like It』(1976年)
エニイ・ウェイ・ユー・ライク・イット

『The Devil In Me』(1977年)
ザ・デヴィル・イン・ミー

Thelma Houston & Jerry Butler『Thelma & Jerry/Two to One』(1977/1978年) ※2in1CD
Thelma & Jerry/Two to One

『Ride To The Rainbow』(1979年)
ライド・トゥ・ザ・レインボウ

『Breakwater Cat/Never Gonna Be Another One』(1980/1981年) ※2in1CD
BREAKWATER CAT + NEVER GONNA BE ANOTHER ONE
posted by ez at 03:05| Comment(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

Glenn Jones『Here I Am』

オーセンティックな魅力に溢れた1枚☆Glenn Jones『Here I Am』
Here I Am
発表年:1992年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bシンガー
気分は... :Give Love A Chance !

実力派男性R&BシンガーGlenn Jonesの7thアルバム『Here I Am』(1994年)です。

1962年、フロリダ州ジャクソンビル生まれの男性R&BシンガーGlenn Jonesの紹介は、6thアルバム『Here I Go Again』(1992年)、4thアルバム『Glenn Jones』(1987年)に続き3回目となります。

本作『Here I Am』(1994年)は、『Here I Go Again』(1992年)に続くstrong>Atlantic移籍第2弾アルバムです。

前作『Here I Go Again』からは、初のUS R&BチャートNo.1ヒット・シングル「Here I Go Again」が生まれたのに対し、本作『Here I Am』からはヒット・シングルは生まれていません。

しかしながら、スロウ〜ミディアム中心のオーセンティックな構成でGlenn Jonesの素晴らしいヴォーカルを満喫できる1枚に仕上がっています。アーバンな雰囲気のトラックが多いのもいいですね。

プロデュースは2曲を除きGlenn Jonesのセルフ・プロデュース。
トラックによって、"Heat" Ray WatkinsCraig KingJimmy Whiteが共同プロデュースしています。

楽曲はすべてGlenn Jonesのオリジナルです(共作含む)。

シングル曲は「Round And Round」「Here I Am」「It's Gonna Be Alright」の3曲。

僕のダントツのお気に入りは「Give Love A Chance」(個人的な思い出込みですが)。

オーセンティックなバラード「Love Song」、アーバンなミディアム・グルーヴ「Coming Back To You」、当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uが参加した「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」もおススメです。

派手さはありませんが、Glenn Jonesがお好きな方は満足できる1枚なのでは?

全曲紹介しときやす。

「Here I Am」
タイトル曲がオープニング。アルバムからの2ndシングルにもなっています。この曲はCraig Kingのプロデュース。メロディアスなミディアム・グルーヴ。ビートを効かせていますが、あくまでGlennの歌メインなのがいいですね。本作らしいアーバンな魅力に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=AwKq6X3ybRE

「It's Gonna Be Alright」
アルバムからの3rdシングル。ムーディーなサックスと共に歌い上げるラブ・バラード。甘く危険な香りのするアーバン・ナイトといったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=4WYbAYijICc

「Love Song」
オーセンティックなバラードですがジワジワと胸に沁みてきます。Randy Bowlandのギターがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=wZJ5uNz57qI

「Round And Round」
アルバムからの1stシングル。US R&Bチャート第24位となっています。アーバン・モードのオーセンティック・バラードです。Randy Bowlandのギターも素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=5V7_qgTl5TA

「Make It Up To You」
ダンサブルなビートのミディアム・グルーヴ。アルバム構成の中でいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ozaKxy-_ZZc

「Coming Back To You」
軽くファンキーなスパイスを効かせたミディアム・グルーヴ。さり気ないですが、アーバンな雰囲気がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=WUg3t2dM_wQ

「Give Love A Chance」
僕の一番のお気に入り。というか僕にとっては思い出のラブ・バラードです。今でも聴いていると、いろいろな思いが込み上げてきて涙腺が緩んでしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=weIJI2iQB1Y

「Everything To Me」
この曲はCraig Kingのプロデュース。哀愁バラードを切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=kZ7l3-Ik1YM

「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」
当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uがバック・コーラスを務めたミディアム・グルーヴ。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=u-KyjoihSsA

「Don't Walk Away」
本編ラストは、Genobia Jeterの女性ヴォーカルをフィーチャーしたゴスペル調の感動バラードで締め括ってくれます。Genobia Jeterのソロ・アルバムも近々取り上げたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=P3hzsi7YTEg

「In You」
CDボーナス・トラック。前作『Here I Go Again』収録曲を再収録。Bernard Belleプロデュースの王道バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=mhmVCoVPEgQ

Glenn Jonesの他作品もチェックを!

『Everybody Loves a Winner』(1983年)
EVERYBODY LOVES A WINNER - 1983

『Finesse』(1984年)
Finesse

『Take It From Me』(1986年)
テイク・イット・フロム・ミー + 7

『Glenn Jones』(1987年)
GLENN JONES

『All for You』(1990年)
All For You

『Here I Go Again』(1992年)
Here I Go Again

『It's Time』(1998年)
glenn jones it's time.jpg

『Feels Good』(2002年)
Feels Good

『Forever: Timeless R&B Classics』(2006年)
Forever: Timeless R&B Classics
posted by ez at 03:25| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月01日

Ronnie Laws『Friends And Strangers』

Lawsファミリー次男の快作☆Ronnie Laws『Friends And Strangers』

発表年:1977年
ez的ジャンル:Lawsファミリー系ジャズ・ファンク
気分は... :未知との遭遇!

有名な音楽一家Lawsファミリーの次男であり、人気サックス奏者Ronnie Laws『Friends And Strangers』(1977年)です。

Ronnie Lawsは1950年、テキサス州ヒューストン生まれ。有名な音楽一家Lawsファミリーの次男であり、兄にフルート奏者Hubert Laws、姉に女性シンガーEloise Laws、妹に女性シンガーDebra Lawsを持ちます。

かつては初期Earth, Wind & Fireのメンバーとしても活動していました。

初リーダー作は『Pressure Sensitive』(1975年)。それ以降コンスタントにアルバム・リリースしています。

本作『Friends And Strangers』(1977年)は、3作目のリーダー作であり、Blue Noteでの最終作。スペイシー&メロウな快作として再評価の高い1枚です。

プロデュースはWayne Henderson

Ronnie Laws(ss、ts、afl、vo)以下、Eloise Laws(vo)、Debra Laws(vo)、Donnie Beck(g、b)、Melvin Robinson(g)、Roland Bautista(g)、Nathaniel Phillips(b)、Steven Gutierrez(ds)、Bobby Lyle(p)、Larry Dunn(syn、clavinet、el-p)、Vance "Mad Dog" Tenort(per、congas)、Saundra "Pan" Alexander(vo)等がレコーディングに参加しています。

人気があるのは、Ronnieがリード・ヴォーカルのメロウ・ファンク「Saturday Evening」、サンプリング・ソースとしても大人気のタイトル曲「Friends And Strangers」、爽快ディスコ・フュージョン「Nuthin' 'Bout Nuthin'」あたりですかね。本作らしいスペイシー・ジャズ・ファンク「Goodtime Ride」も外せないかもしれません。

個人的には「Life In Paradise」「Just Love」といったメロウ・バラード、疾走するジャズ・ファンク「New Day」もおススメです。

アルバム全体としての完成度が素晴らしい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Goodtime Ride」
Ronnie Laws/William Jeffrey作。ジャケをそのまま音にしたようなスペイシー・ジャズ・ファンクなオープニング。ヴィヴィッドな音色がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=ye3VdSOG4hQ

「Saturday Evening」
Ronnie Laws作。姉Eloise、妹Debraのバックアップを受けてRonnieがリード・ヴォーカルをとっています。メロウ・ファンクなサウンドも含めてグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=vKaMhXSJGWo

2Pac「Don't You Trust Me? (Original Version)」のサンプリング・ソースとなっています。
2Pac「Don't You Trust Me? (Original Version)」
 https://www.youtube.com/watch?v=m3-PQh87zEg

「Friends And Strangers」
William Jeffrey作。タイトル曲はサマー・モードのメロウ・チューン。イントロは派手ですが、本編は意外に穏やかなバカンス・ムードです。
https://www.youtube.com/watch?v=nRCun0fCr_U

Knxwledge.「Sellibrate」、Funky DL「Not Yet Known」、Naohirock & SuzukiSmooth「Keep Rock On」、Pudgee「Love Changes」、The Ballers「Saturday」、Cleveland City Crookz「All My Dogs」、2000 Crows「It's Out There」、Techniec feat. L's「I Know They Know」、Kristoff Krane feat. Slug「Work」、Metal Fingers「Myrrh」、Wale「The Friends N Strangers」、Charles Hamilton「Brighter Days」、Bassi Maestro and DJ Shocca「L'amore Dov'e」等のサンプリング・ソースとなっています。
Knxwledge.「Sellibrate」
 https://www.youtube.com/watch?v=20lkaAPl9cw
Funky DL「Not Yet Known」
 https://www.youtube.com/watch?v=z3gOaCyavoI
Naohirock & SuzukiSmooth「Keep Rock On」
 https://www.youtube.com/watch?v=T5HIqwhSOXc
Pudgee「Love Changes」
 https://www.youtube.com/watch?v=ACqOjgu5nOc
The Ballers「Saturday」
 https://www.youtube.com/watch?v=6E51b9M5o1o
Cleveland City Crookz「All My Dogs」
 https://www.youtube.com/watch?v=9Aq6SLc1gTA
2000 Crows「It's Out There」
 https://www.youtube.com/watch?v=pW3HhZ-nkJM
Techniec feat. L's「I Know They Know」
 https://www.youtube.com/watch?v=jiOps0MupSQ
Kristoff Krane feat. Slug「Work」
 https://www.youtube.com/watch?v=lbaNLV9I2ts

「Nuthin' 'Bout Nuthin'」
Eloise Laws/Ronnie Laws/William Jeffrey作。爽快なディスコ・フュージョン。昼間に聴くディスコといった雰囲気です。Ronnieの快調なサックスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=hIF84D2zE_I

「New Day」
Ronnie Laws作。疾走感が格好良いジャズ・ファンク。サマー・フュージョンとしても楽しめる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=g5kpSoytbmM

「Life In Paradise」
Ronnie Laws作。サンセット・モードのロマンティック・バラード。Ronnieがムーディーなサックスを聴かせてくれます。妹Debraらの女性コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=gm32Ev5muTU

Jurassic 5「Hey」、Letherette「Leabs 2」、Mndsgn「Sumdim」のサンプリング・ソースとなっています。
Jurassic 5「Hey」
 https://www.youtube.com/watch?v=h4YnK6qdx4Y
Letherette「Leabs 2」
 https://www.youtube.com/watch?v=nEu1NPDvD6I
Mndsgn「Sumdim」
 https://www.youtube.com/watch?v=wMhWnW2fFgk

「Same Old Story」
Ronnie Laws作。スピード感のあるフュージョン。ノリはいいのですが、少し面白味に欠ける気も・・・
https://www.youtube.com/watch?v=f79iYzjlEyI

「Just Love」
Larry Dunn/Ronnie Laws作。ラストは幻想的なメロウ・バラードでロマンティックに締め括ってくれます。大きな愛を感じる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=0dDi0RIWT2Q

Eto and V. Don feat. Jai Black「Pyrex」のサンプリング・ソースとなっています。
Eto and V. Don feat. Jai Black「Pyrex」
 https://www.youtube.com/watch?v=ou0EhcUfaSw

Ronnie Lawsの他の初期作品もチェックを!

『Pressure Sensitive』(1975年)


『Fever』(1976年)


『Solid Ground』(1981年)


『Mr. Nice Guy』(1983年)
posted by ez at 02:46| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月31日

『今の気分は...Marvin Gayeライクかな』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回はMarvin Gayeライクな10トラックをセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Gordon Chambers「Touch You There」
https://www.youtube.com/watch?v=kwwRr8FK8vA
From 『Introducing Gordon Chambers』(2005年)


Cody ChesnuTT「'Til I Met Thee」
http://www.youtube.com/watch?v=PHBqWnKIZwo
From 『Landing On A Hundred』(2012年)
Landing on a Hundred

Heston「Distant Lover」
https://www.youtube.com/watch?v=3MgPmNbwYIA
From 『Storyteller』(2008年)
Storyteller by Heston

Kindred The Family Soul「Message to Marvin」
https://www.youtube.com/watch?v=qB2ICReI75Q
From 『In This Life Together』(2005年)
In This Life Together

BJ The Chicago Kid「Turnin' Me Up」
https://www.youtube.com/watch?v=KZdJoWm3cHU
From 『In My Mind』(2016年)
In My Mind

Chris Turner「LiquidLOVE」
https://www.youtube.com/watch?v=I19_7qVsTB8
From 『LOVElife Is A Challenge』(2014年)
LOVELIFE IS A CHALLENGE

Carl Thomas「The Baby Maker」
https://www.youtube.com/watch?v=aKXzjxEECcc
From 『Let's Talk About It』(2004年)
Let's Talk About It (Mcup)

Aaron Abernathy「Now A Days」
https://www.youtube.com/watch?v=xeddymN-t28
From 『Dialogue』(2017年)
Dialogue

Gregory Porter「Movin'」
https://www.youtube.com/watch?v=L2R2zQI8efA
From 『Liquid Spirit』(2013年)
リキッド・スピリット

Jazzanova feat. Paul Randolph「Let Me Show Ya」
https://www.youtube.com/watch?v=qDNdFugsw1o
From 『Of All The Things』(2008年)
Of All the Things
posted by ez at 02:27| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする