2023年10月22日

Jorja Smith『Falling or Flying』

Jorja Smith第二章☆Jorja Smith『Falling or Flying』

発表年:2023年
ez的ジャンル:UK R&B新ディーヴァ
気分は... :飛んでいるのか、それとも落ちているのか?

UK R&Bの新ディーヴァJorja Smithの最新作『Falling or Flying』です。

1997年UKバーミンガム郊外のウォルソール生まれの女性R&BシンガーJorja Smithの紹介は、8曲入りEP『Be Right Back』(2021年)に続き2回目となります。

フル・アルバムとしては、UKアルバム・チャート第3位、同R&Bアルバム・チャート第1位の大ヒットとなったデビュー・アルバム『Lost & Found』(2018年)以来の2ndアルバムとなる本作『Falling or Flying』

前作同様に、UKアルバム・チャート第3位、同R&Bアルバム・チャート第1位となっています。

ただし、デビュー・アルバム『Lost & Found』(2018年)から本作『Falling or Flying』に至るまでは、彼女の大きな心境の変化があったようです。

デビュー後と共にUK音楽シーンの中心地であるロンドンで生活していましたが、その生活に貼り付けた緊張感と生きづらさを感じていたようです。それは本作のアルバム・タイトルのように「転落しているのか、飛んでいるのかわからない」という心境でした。

そこで生まれ故郷のウォルソールに戻り、心の安定を取り戻して制作されたのが本作『Falling or Flying』です。

メイン・プロデュースはDameDame

それ以外にP2JNew MachineBlue MayJodi Millinerがプロデュースを手掛けています。

アルバムは前半の「Flying」、後半の「Falling」という二部構成になっています。

「Flying」パートでは、シングル・カットされ、UKチャート第11位となったハウス調ダンス・チューン「Little Things」、インディー・ロック調の「Go Go Go」、リズミックな「Try Me」、ダークトーンの哀愁グルーヴ「She Feels」が僕のお気に入り。

「Falling」では、レゲエ・シンガーLila Ikeをフィーチャーした「Greatest Gift」、メロウなネオソウル「Lately」、ギターが印象的な哀愁メロウ「Make Sense」がお気に入り。

故郷に戻り新たなステージに入ったJorja Smithの第二章を楽しみましょう。

全曲紹介しときやす。

「Try Me」
DameDameプロデュース。シングルにもなったオープニング。ブレイクしたことによって絶えず大衆の視線に晒されることになった心境を歌ったものです。そのせいか、リズミックながらもJorjaのヴォーカルは何処となく憂いを帯びています。
https://www.youtube.com/watch?v=gUn6i9bfdRA

「She Feels」
DameDameプロデュース。ダークトーンの重く引きずられるような哀愁グルーヴとJorjaの憂いを帯びたヴォーカルの組み合わせにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=drdKVNe9fak

「Little Things」
P2J/New Machineプロデュース。シングル・カットされ、UKチャート第11位となっています。ハウス調のアッパー&パーカッシヴなダンス・チューン。ジャジー・ピアノがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=hqtDXcwX61I

「Flights Skit」
DameDameプロデュース。短いスキット。
https://www.youtube.com/watch?v=KyNALJG3oM0

「Feelings」
UKラッパーJ Husをフィーチャー。JorjaはJ Husの最新作『Beautiful And Brutal Yard』(2023年)の「Nice Body」に客演しています。DameDameプロデュース。ジワジワと沁みてくる哀愁メロウ・グルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=hAxy0xp55Mk

「Falling Or Flying」
DameDameプロデュース。タイトル曲は前述のように、転落しているのか、飛んでいるのかわからないというロンドンでの心境を切々と歌い上げたものです。Jorjaらしい哀愁ネオソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=S_O0lUA_lPw

「Go Go Go」
DameDameプロデュース。シングルにもなっています。インディー・ロック調の力強い1曲に仕上がっています。一気に駆け抜けていく疾走感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=LMMXg_ecrSA

ここまでが前半の「Flying」パートです。

「Try And Fit In」
DameDameプロデュース。後半のの「Falling」パートのオープニングはアンビエントな小曲でスタート。
https://www.youtube.com/watch?v=cACZi1qRThs

「Greatest Gift」
ジャマイカの女性レゲエ・シンガーLila Ikeをフィーチャー。DameDame/P2Jプロデュース。仄かににレゲエ・フィーリングが香るミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=vTiSJ597sRo

「Broken Is The Man」
P2Jプロデュース。しみじみとした哀愁メロウ。Jorjaのヴォーカルが優しく包み込んでくれる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zoGERRdAD0g

「Make Sense」
P2Jプロデュース。ギターの音色が印象的な哀愁メロウ。前曲に続きJorjaの優しい歌声に癒されます。
https://www.youtube.com/watch?v=QozYY23pQOU

「Too Many Times」
DameDameプロデュース。ビートを抑えた荘厳な雰囲気が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=2B-nH8_VK10

「Lately」
DameDameプロデュース。聴いた瞬間、「これ大好き!」と直感したメロウなネオソウル。さり気ないサウンドとJorjaのヴォーカルがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=CibuWV1kGr0

「BT69 JJY」
P2Jプロデュース。次曲へのインタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=UQ_jD7z76LQ

「Backwards」
P2Jプロデュース。ストリングスを配したビューティフルで感動的なミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=bb3I3og-9dA

「What If My Heart Beats Faster?」
Blue May/Jodi Millinerプロデュース。ラストはストリングスを配したバラードで荘厳なムードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=cuJ-PgRC5tQ

Jorja Smithの他作品もチェックを!

『Lost & Found』(2018年)


『Be Right Back』(2021年)
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2023年10月20日

『今の気分は...2023年10月20日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は2010年代カテゴリーからアフロビートを10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Seun Kuti & Egypt 80「Kalakuta Boy」
https://www.youtube.com/watch?v=v9eD-VGbSxY
From 『A Long Way To The Beginning』(2014年)
Long Way to the Beginning

Femi Kuti「Now You See」
https://www.youtube.com/watch?v=aqu6iTNdkNU
From 『Africa For Africa』(2010年)


Antibalas「Dirty Money」
https://www.youtube.com/watch?v=KMXlEqlnAIg
From 『Antibalas』(2012年)
Antibalas

Afro Latin Vintage Orchestra「Presentations」
https://www.youtube.com/watch?v=AFh_zCLj47Q
From 『Ayodegi』(2010年)
Ayodegi

Ariya Astrobeat Arkestra「Towards Other Worlds」
https://www.youtube.com/watch?v=40quDJgjxtQ
From 『Towards Other Worlds』(2012年)
Towards Other Worlds

Afrolicious「Pleasuretime」
https://www.youtube.com/watch?v=aHzSQxAgUK4
From 『California Dreaming』(2013年)
カリフォルニア・ドリーミング

Liquid Saloon「Belibi」
https://www.youtube.com/watch?v=YmRFDeguBTQ
From 『Liquid Saloon』(2019年)
Liquid Saloon (リキッド・サルーン)

No Go Stop「Animal」
https://www.youtube.com/watch?v=Vc9n8XqZtww
From 『Agbara Orin』(2015年)
Agbara Orin

Mabuta「Log Out Shut Down」
https://www.youtube.com/watch?v=XQ0rR0G0LmE
From 『Welcome To This World』(2018年)
Welcome To This World [Daedelusによるリミックス音源のダウンロードコードつき]

Jimi Tenor「Full House」
https://www.youtube.com/watch?v=XRP46MryXzo
From 『Saxentric』(2016年)
jimi tenor saxentric.jpg
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2023年10月18日

John Coltrane『OM』

アヴァンギャルド全開なフリー・ジャズ☆John Coltrane『OM』

録音年:1966年
ez的ジャンル:Coltrane流フリー・ジャズ
気分は... :複雑なものを複雑なままに・・・

久々にジャズの求道者John Coltrane(1926-1967年)です。
セレクトしたのは『OM』です。

これまで紹介してきたColtrane作品は以下の6枚。

 『Blue Train』(1957年)
 『My Favorite Things』(1960年)
 『Ballads』(1962年)
 『Impressions』(1961年、62年、63年)
 『Kulu Se Mama』(1965年)
 『Live At The Village Vanguard Again!』(1966年)

前回『Live At The Village Vanguard Again!』(1966年)のエントリーが2009年なので、14年ぶりのColtrane作品の紹介となります。

特段Coltrane作品を再び聴き直しているとかはないのですが、60年代ジャズから何か1枚とCD棚を眺めていたら、目に留まったのが『OM』でした。

本作『OM』は1966年にレコーディングされ、Coltraneの死後の1968年に未発表音源としてリリースされたフリー・ジャズ作品です。

タイトルの『OM』とは仏教用語でいう『南無(なむ)』のことであり、帰依を意味します。

収録曲は「OM」1曲のみ。LPではA面とB面でPart1,2に分割されていましたが、CDでは1トラックになっているので本来の演奏として楽しめます。

レコーディング・メンバーはJohn Coltrane(ts、ss)以下、Pharoah Sanders(ts)、McCoy Tyner(p)、Elvin Jones(ds)、Jimmy Garrison(b)、Donald Rafael Garrett(b、clarinet)、Joe Brazil(fl)という面々。

TikTokが流行し、タイパが重視され、何事もわかりやすさが過剰に強調される今の時代に、収録1曲のみの難解なフリー・ジャズのアルバムなど敬遠されがちなのかもしれませんね。

しかしそんな時代だからこそ、本作のような作品に価値があるのではないかなとも思います。

毎日聴きたい演奏ではないのは事実ですが、忘れた頃に聴くと創造力が刺激されるのでは?

全曲紹介しときやす。

「OM」
アヴァンギャルド全開なフリー・ジャズ。ColtraneとPharoahのフリーキーなサックスには聖なるエナジーが漲っています。最初聴くと、理解不能にも感じられるかもしれませんが、ちゃんと聴けばTynerのピアノやElvinのドラミングは意外にちゃんとジャズしていて、エネルギッシュなセッションとして楽しめるのでは?考えるな感じろ!というColtraneがサックスで主張しているようにも感じます。イントロとエンディングのスピリチュアル・ジャズな雰囲気も印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=GwrV0qCX1LU

John Coltraneの過去記事もご参照ください。

『Blue Train』(1957年)


『My Favorite Things』(1960年)


『Ballads』(1962年)


『Impressions』(1961年、62年、63年)


『Kulu Se Mama』(1965年)


『Live At The Village Vanguard Again!』(1966年)
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2023年10月15日

Yussef Dayes『Black Classical Music』

UK新世代ジャズ期待のドラマーの初ソロ作☆Yussef Dayes『Black Classical Music』

発表年:2023年
ez的ジャンル:サウス・ロンドン新世代ジャズ
気分は... :空想の翼で駆け 現実の山野を往かん!

新作アルバムからサウス・ロンドンの注目ジャズ・ドラマー、Yussef Dayesの1stソロ・アルバム『Black Classical Music』です。

Yussef Dayesの紹介は、サウス・ロンドンの若き才能Tom Mischとのコラボ・アルバムTom Misch & Yussef Dayes『What Kinda Music』(2020年)に続き2回目となります。

サウス・ロンドン出身のプロデューサー/キーボード奏者のKamaal Williams(Henry Wu)とのユニットYussef Kamaal『Black Focus』(2016年)や、前述のTom Misch & Yussef Dayes『What Kinda Music』(2020年)の印象が強いので、ソロ・アルバムは今回が初というのは少し意外ですね。

その初ソロ・アルバムとなる『Black Classical Music』ですが、レジェンド・ベーシストPino Palladinoの息子Rocco Palladino(b)、Elijah Fox(key、syn)、Charlie Stacey(p、key、syn、el-p)、Venna(sax)といったYussefを支えるミュージシャンをはじめ、UK新世代ジャズのトップランナーShabaka Hutchings(bass clarinet)、Bahia Dayes(vo)レゲエ・アーティストのChronicleを父に持ち、新世代ルーツ・レゲエを牽引するジャマイカ人レゲエ・アーティストChronixx(vo、g、b)、ジャマイカ系アメリカ人男性シンガーMasegoJamilah Barry(vo)、USシンガーLeon Thomas III(vo)といったアーティストがフィーチャリングされています。

さらにYussef Dayes(ds、per、syn)以下、Alexander Bourt(congas、per)、 Miles Jame(g、syn)、Nathaniel Cross(tb)、Sons Of KemetメンバーのTheon Cross(tuba)、新世代UKアフロ・ジャズ・ユニットKokorokoのリーダーSheila Maurice-Grey(tp)Paris Fabienne(vo)、Adrian "Jerks" Henry(b)、Chineke! Orchestra(strings)、Dave Dayes(vo)、Tito Oliveira(ds)、Luzinho Do Jefe(per、vo)、Maxwell Hunter(b)、Alex Bonfanti(b)、Laurie Blundell(key、syn)といったミュージシャンが参加しています。

アルバムはサウス・ロンドン新世代ジャズがお好きな方であれば、間違いなく満足できる多彩なUKジャズ・ワールドが展開されます。フィーチャリング・アーティスト、参加メンバーの豪華さも含めて期待通りの1枚だと思います。

来年2月にはYussef Dayes(ds)、Rocco Palladino(b)、Elijah Fox(key)、Venna(sax)、Alexander Bourt(per)という本作参加メンバーを伴っての来日公演も決まっています。

『Black Classical Music』というタイトルがYussef Dayesの本作への自信を示しているのでは?

全曲紹介しときやす。

「Black Classical Music」
Venna(sax)とCharlie Stacey(p)をフィーチャーしたタイトル曲がオープニング。Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。Charlie StaceyのピアノとVennaのサックスに牽引されながら、Yussef DayesのドラムとRocco Palladinoのベースによるリズム隊が躍動するダイナミックな演奏です。僕がUK新世代ジャズに期待する音がここにあります。
https://www.youtube.com/watch?v=qw6MY45tK6o

「Afro Cubanism」
Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。タイトルからするとアフロ・キューバンですが、よりアフロ・トライバルな印象を受ける演奏です。Vennaのサックスも含めてUK新世代ジャズらしさに満ちています。
https://www.youtube.com/watch?v=1Lf9km7quAk

「Raisins Under the Sun」
Shabaka Hutchingsをフィーチャー。Yussef Dayes/Miles James/Malcom Cattoプロデュース。Shabaka HutchingsとYussef Dayesの共演となれば期待大ですよね。もっと激しい演奏をイメージしていたら、抑えたトーンのアフロ・ジャズといった雰囲気の仕上がりになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=e6JElrU_eZg

「Rust」
Tom Mischをフィーチャー。Tom Misch/Yussef Dayesプロデュース。『What Kinda Music』アゲインといった感じで2人のみで全ての演奏を手掛ける哀愁メロウ・トラック。ローファイ感覚の演奏が逆に生々しくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=YASaUI9bhQY

「Turquoise Galaxy」
Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。タイトルの通り、コズミックな演奏です。特にCharlie Staceyのシンセがコズミックな雰囲気を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=dqXvSXxa-VA

「The Light」
Bahia Dayes(vo)をフィーチャー。Yussef Dayes/Miles James/Rory Cashmere Paganプロデュース。フューチャリスティックなドリーミー感のある演奏です。子どもの無邪気な歌声がよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=h0Ik2z7uq-E

「Pon Di Plaza」
Chronixx(vo、g、b)をフィーチャー。Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。もっとルーツ・レゲエをイメージしていましたが、薄らレゲエを感じるメロウ・フォーキーといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=TAr-Rz5Jmkw

「Magnolia Symphony」
Yussef Dayesプロデュース。昨年リリースされた『Bob Marley & The Chineke! Orchestra』が話題となったChineke! Orchestraによるオーケストレーション。インタールード的なトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=zSaHDp4al3g

「Early Dayes」
Dave Dayes/Yussef Dayesプロデュース。30秒強のインタールード。子どもとドラムでお遊びといった感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=De4in4pskMY

「Chasing the Drum」
Yussef Dayes/Rory Cashmere Paganプロデュース。Yussef Dayesのドラムが先導するトライバル&コズミックなジャズ・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=EtcIC_vgwlo

「Birds of Paradise」
Jason Delton Gray/Yussef Dayesプロデュース。派手さはありませんが、幻想的な雰囲気に引き込まれる演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=bInRR5Pw98I

「Gelato」
Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。アフロ・ジャズなのに、その向こうにレゲエを強く感じる不思議な演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=UKBK8naL174

「Marching Band」
Masegoをフィーチャー。Masego/Yussef Dayesプロデュース。Masegoの変幻自在なヴォーカルを活かしたメロウ・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=SbFMuvF3f7Q

「Crystal Palace Park」
Elijah Fox(key、syn)をフィーチャー。Yussef Dayesプロデュース。Elijah Foxのキーボード/シンセのみの演奏によるコズミック・ジャズ。
https://www.youtube.com/watch?v=0QdSOoFs9ZI

「Presidential」
Jahaan Sweet(vo、key)をフィーチャー。Jahaan Sweet/Yussef Dayesプロデュース。哀愁モードのサウンドがジワジワきます。
https://www.youtube.com/watch?v=gcLU2htD8M4

「Jukebox」
Yussef Dayes/Miles Jamesプロデュース。まさにジュークボックスのように始まるジャズ・グルーヴ。派手さはありませんが、ジャズらしい臨場感を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=GoQerrD6nLc

「Woman's Touch」
Jamilah Barryをフィーチャー。Yussef Dayes/ Rommeプロデュース。Jamilah Barryの透明感がありながらも何処となく儚いヴォーカルが美しく響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=SCsVhj-kODc

「Tioga Pass」
Rocco Palladino(b)をフィーチャー。Yussef Dayesプロデュース。本作では最も長尺の8分近い演奏です。Chineke! Orchestraも加わった壮大なスケールの叙情ジャズが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=zMRTVDZNVQg

「Cowrie Charms」
Leon Thomas III/Barbara Hicksをフィーチャー。Barbara Hicks/Yussef Dayes/Rory Cashmere Paganプロデュース。Leon Thomas IIIは、あのヨーデル唱法の男性ジャズ・シンガーLeon Thomasではありません。ラストはさり気ないですが、かなり凝ったジャズ・ワールドで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=XC7qsI5wtj4

Yussef Dayesの他作品もチャックを!

Yussef Kamaal『Black Focus』(2016年)
Black Focus [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRBW157)

Tom Misch & Yussef Dayes『What Kinda Music』(2020年)
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2023年10月13日

『今の気分は...2023年10月13日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。
今回は70年代カテゴリーからブラジリアン・フォーキーを中心に10曲セレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Sidney Miller「Sombrasileiro」
https://www.youtube.com/watch?v=ObBOwpb1950
From 『Linguas de Fogo』(1974年)
リンガス・ヂ・フォゴ

Alceu Valenca「Molhado De Suor」
https://www.youtube.com/watch?v=WEMjEboMhMY
From 『Molhado De Suor』(1974年)


Jaime & Nair「Reino Das Pedras」
https://www.youtube.com/watch?v=yb2Y-d5tMTU
From 『Jaime & Nair』(1974年)


Ruy Maurity「Pele De Couro」
https://www.youtube.com/watch?v=4ND42xoOzPQ
From 『Safra 74』(1974年)
サフラ74(BOM1458)

Jorge Ben「Morre o Burro Fica o Homem」
https://www.youtube.com/watch?v=6Dcv6SO5-wM
From 『Ben』(1972年)
Jorge Ben - Ben

Burnier & Cartier「Ai E Que Ta」
https://www.youtube.com/watch?v=PFdv8k_Vd9Q
From 『Burnier & Cartier』(1974年)
ブルニール&カルチエール

Heraldo Do Monte「Vou Me Pirulitar」
https://www.youtube.com/watch?v=KJp4yBJintU
From 『O Violao De Heraldo Do Monte』(1970年)
O VIOLAO DE HERALDO DO MONTE (オ・ヴィオラォン・ヂ・エラルド・ド・モンチ)

Di Melo「Pernalonga」
https://www.youtube.com/watch?v=NqThrxwKd3A
From 『Di Melo』(1975年)
ヂ・メーロ

Don Beto「Nao Quero Mais」
https://www.youtube.com/watch?v=Z4DZELYBDEo
From 『Nossa Imaginacao』(1978年)


Arthur Verocai「Sylvia」
https://www.youtube.com/watch?v=qZF1eXsuznA
From 『Arthur Verocai』(1972年)
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